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妊娠28週ごろの胎児の平均的な体重、大きさは?28週の逆子は治る?

      2018/09/14

妊娠28週といえば、いよいよ妊娠「後期」に入る時期です。妊娠後期に入るとママのお腹もどんどん大きくなり、腰痛やお腹の張りなどのトラブルも出てきます。

そんなママの変化はもちろんありますが、お腹の中の赤ちゃんはどんな成長をしているのでしょうか。妊娠8ヶ月に入ったころの妊娠28週の赤ちゃんの様子を紹介します。



妊娠28週の胎児の体重

妊娠28週ごろの胎児の体重は、おおよそ1,000g~1,300gです。1kgを超えて皮下脂肪がつき丸みを帯びてきます。皮膚のシワもなくなるので、赤ちゃんらしい体つきになります。

大きめと言われたら?

妊婦健診で胎児の体重を測定したときに、1,300gを超えていて「私の赤ちゃんはもしかして巨大児!?」と思った人はいませんか?

出産時の赤ちゃんの体重はその子によって様々です。2,500gで生まれてくる子もいれば3,500gで生まれてくる子もいます。

赤ちゃんの体質やママの体質にもよりますので、体重が1,300gを超えていてもかかりつけの医師に何か言われない限りはあまり気にしすぎることはありません。

医師によって測定値が違うことも

実はエコーでの体長や体重の測定は、測定する産婦人科の医師によっても測定値が変わってきます。

私が妊娠中にかかりつけの産婦人科の医師に聞いた話ですが、そのかかりつけの医師は大きさを計るときに大体の場合は少し大きめに測っているそうです。そのため、体重が測定した実際の週数の平均値よりも少し大きめに出るとのことです。

実際に我が子が測定されたとき、いつも診てもらっている医師の診断では「大きめだね」と言われていたのが、たまたま他の医師に診てもらったときは「週数より小さいね」と言われました。

妊娠28週の胎児の成長

妊娠28週に入ると、赤ちゃんがお腹の外で生きていくための機能が揃い始めます。

五感の発達

視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚の五感が28週になると発達してきます。触覚と聴覚にいたっては、この週にはほぼできあがっています。

視覚と嗅覚は未発達

聴覚や触覚のようにお腹の中でほぼできあがるものとは違い、視覚と聴覚はお腹の中ではあまり発達しません。

視覚はまぶたを開いて眼球が動くようにはなりますが、光に反応はするものの見たものを認識することはまだ難しく、生まれてからその能力は養われます。実際に生まれたての赤ちゃんの視力は弱く、光には反応しますがママとも目が合うことはあまりありません。

嗅覚はお腹の中では鼻から息を吸い込むことがないため、他の聴覚などに比べるとあまり発達しません。

お腹の外からでも赤ちゃんは感じている

前述の通り、聴覚と触覚は妊娠28週にはほぼ完成しているので、お腹の外からのアプローチも赤ちゃんは感じています

たとえば、お腹の中でつながっているママの声はもちろん、外からのパパの声も赤ちゃんには聞こえています。また、お腹をポンポンと軽く叩くとそれが赤ちゃんにも伝わります。

妊娠28週は胎動もはっきりと感じるので、胎動があったら赤ちゃんに話しかけてみる、お腹をポンポンと叩いて応えてみるといったコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。



妊娠28週の逆子

妊娠27週までは赤ちゃんはママのお腹の中で動き回り、さまざまな姿勢をとっています。それが妊娠28週に入ると赤ちゃんが大きくなって子宮内が窮屈になってくるので、頭を下にした「頭位」の姿勢をとるようになります。

逆子とは、この頭位の姿勢とは逆の頭を上にした姿勢をとっている赤ちゃんのことです。逆子といっても膝を立てていたり、両足を上げていたりと色々な姿勢の逆子がありますが、出産まで逆子が治らなかった場合は帝王切開での出産になることがほとんどです。

逆子は治る

前述の通り逆子は帝王切開での出産の可能性があるので、心配になるママもいますよね。しかし、妊娠28週のころに逆子と言われても心配しすぎることはありません。

赤ちゃんの頭は週数を増すと大きく重くなり、重力によって下を向きます。そのため、逆子はこれから先自然に治ることが多いのです。

実際私も第二子を妊娠中に28週で逆子と言われましたが、30週にはもう頭位の姿勢を取っていて、それ以降はずっと頭位のままでした。また、私の知人も9ヶ月で治った、臨月の生まれる直前で治ったという人もいますので、あまり心配しすぎることなく医師の指示に従いましょう。

逆子を治すには?

逆子を治すと言われる方法はいくつかあり、逆子なおし体操や鍼灸、外回転術などがあります。外回転術は、以下のとおりです。

妊婦様に仰向けに寝て頂き、頭側を下げ下肢側を挙上し、胎児が母体頭側に上がるような体勢をとります。また、手技前からお腹の張り止めの薬を点滴投与させて頂き、子宮筋の緊張を和らげて胎児を回転させやすくします。また、同時に麻酔をかけて(無痛分娩や帝王切開の時と同様の麻酔法です)腹筋の緊張を和らげて回転しやすくさせています。張り止めの点滴と麻酔は現在では全例に行っています。
術者(1~2人)が超音波で胎児の向きを確認し、胎児の頭部と臀部にあたる部分を経母体的に把持し、児を前回り(場合により後ろ回り)になるように回転させ頭位に矯正します。骨盤内に児の臀部がはまりこんでいるケースでは、場合により内診して児の臀部を持ち上げた上で回転させます。おおむね手技に伴う時間は2-3分、長くても一回の手技は10分程度です。

引用元:国立成育医療研究センター(https://www.ncchd.go.jp/hospital/pregnancy/senmon/kotsubani.html#03)

ただし、外回転術は行っている施設も限られ、まれに早産や常位胎盤早期剥離(胎児が子宮内にいるにも関わらず、胎盤が剥がれてしまう症状で母子ともに危険)が起こるリスクがあるので、積極的に行われていないのが現状です。

また、鍼灸や逆子なおし体操も確実に逆子がなおるという根拠があるわけではありません。

特に逆子なおし体操は動画や本などでも紹介されていて簡単にできてしまいますが、事前に医師や助産師の指導を受けることが必要です。勝手にやらずに、妊娠28週に逆子と言われたら焦らず医師の指示を仰ぐようにしましょう。

まとめ

妊娠後期に入った妊娠28週は、胎児がますます赤ちゃんらしくなってきます。大きさもこれからぐんぐん大きくなっていき、ママのお腹の外でも生きていけるように成長していきます。

その一方で赤ちゃんが週数よりも大きい、体重が多いといった不安がある人ももちろんいるでしょう。しかし、赤ちゃんの大きさは人それぞれです。

赤ちゃんが元気に育っていて医師から何も指導がない限りは、平均値にはあまり惑わされずゆったりとした気持ちで妊娠後期を過ごしましょう。

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