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不登校の子供の将来が不安!中学生の子供が不登校になったの時の進学・就職と不登校になる理由

      2018/09/11

ある日突然子供が「中学校に行きたくない」と言い出し、それをきっかけに不登校になってしまったら、子供の将来がどうなってしまうのか不安に感じてしまいますよね。私にも中学2年生の子供がいますが、子供の学校にも不登校になって学校に来られない生徒がいるようです。

子供が不登校になってしまったとき、親は子供の将来に不安を感じ心配してしまうのは当たり前のことです。不登校になると、高校や大学への進学は難しいのでしょうか。子供に合った就職先を見つけることはできる?

そこで今回は、中学生の子供が不登校になって学校に行けなくなった時の将来の選択肢と、中学生で不登校になってしまう理由についてお伝えします。



中学生で不登校になったら高校は行ける?

中学生で不登校になり、ほとんど学校に行かずに卒業を迎える子供たちは、高校に進学することはできるのでしょうか。不登校にならずに学校に通った中学生は、受験勉強をして自分の進学したい高校を受験し、結果の合否を経て高校へと進学します。では、不登校の子供の場合は、一体どのような進路があるのでしょうか。

不登校になってしまった場合でもみんなと同じように高校を受験して進学することができるのか、高校進学の選択肢について調べてみました。

通信制の高校への進学

中学校で不登校になってしまった子供たちが選択する進学先の一つとして、通信制の高校への進学というものがあります。

中学生の頃に学校へ通うことができなくなってしまった子供たちは、普通の高校を受験して進学できたとしても、また学校に通えなくなって不登校になってしまうこともあります。

ですが、通信制の高校は主に自宅で勉強を行うため、決められた登校日以外は学校に行く必要がありません。普通の高校のように、学校で決められた授業に出席して勉強をすることもなく、自分のペースで勉強を進めることができるというメリットもあります。

その一方、通信制の高校に進学する場合は、学校に通学すると決められた日にきちんと学校に行く必要がり、自分で勉強のスケジュールを立てなくてはなりません。この点を管理して勉強をする必要があります。

また、修学旅行などのようなイベントがある通信制の高校もありますので、それをしっかりと調査してから進学する先を選ぶと良いです。

定時制高校への進学

定時制の高校には以下の2種類の卒業条件があります。

定時制高校の卒業条件

  • 単位制の高校・・・決められた期間の間高校に在籍することで必要な単位を修得することで卒業条件を満たす
  • 学年生の高校・・・学年ごとに必要な単位を修得して卒業条件を満たす

定時制の高校は、年齢に関係なく進学することができる高校です。日中に仕事をして夜間に高校に通い、働きながら高校卒業を目指す様々な年代の人がいます。

また、仕事をしながら学業を学ぶ人もいれば、不登校で中学校に通うことができなかった人・全日制の高校を中退した人など、色々な事情の人が通っています。

学校に行く時間帯や行事、普通科の高校や工業高校などの専門知識を学ぶ高校など、定時制の高校にも種類がありますので、自分の目的に合った高校をあらかじめ選んで進学する高校を決めると良いです。

全日制高校への進学

不登校になってしまったら、全日制の高校に進学することはできないのではないかと心配する保護者の方も多いのではないでしょうか。

不登校で中学校に通うことができなくなってしまった子供の中には、学校には行けなくても塾に通いながら勉強をして高校受験に挑み、合格することができたという人もいます。

高校受験では入試の点数以外に内申点も合否に含まれることが多いため、不登校でない子供に比べると不利になってしまうこともあります。

ですから、全日制の高校を受験しようと思っている場合は、入試の合否の判断基準が何なのかをあらかじめ調べておく必要もあります。

また、合格してもまた不登校になってしまう可能性も否定はできません。同じ中学校から進学する人が少ない高校や、子供に合った高校を選んで受験をすることも大切なポイントです。

不登校だった子供の大学進学

中学校で不登校だった子供は大学進学をあきらめたほうが良いのではないか?と思う人もいるかもしれません。ですが、中学校で不登校だった子供でも、大学に進学するための受験資格を得ることができます。

通信制・定時制の高校を卒業

通信制や定時制の高校を卒業することで、最終学歴が「高卒」になります。高校を卒業した資格を得ることができるため、その後の大学受験資格を得ることができます。

通信制の高校や定時制の高校で勉強をしながら高校卒業資格を得て、その後に大学受験をして大学に合格した人もいます。

高等学校卒業認定試験に合格する

高等学校卒業認定試験(旧大検)に合格すると、高校を卒業することができる程度の学力があると認定され、大学の受験資格を得ることができます。

中学校で不登校になり、通信制の高校への進学も、定時制の高校への進学も、全日制の高校への進学も選ばなかったという人が大学に進学したいと思ったとき、この高等学校卒業認定試験に合格することで大学の受験資格を得ることができるのです。

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。

引用元:文部科学省



中学で不登校だった場合の就職について

中学生で不登校になり、高校に進学できなかった場合、将来仕事を見つけることができないのではないか?という不安を抱える人もいるでしょう。ですが、世の中には、最終学歴が中学校卒業であっても、きちんと仕事に就いて人生を謳歌している人もいます。

大切なのは「諦めないこと」です。「自分は中卒だからきっとまともな仕事に就くことができない」こんなふうに決めつけては、自分の将来を諦めてしまうことになります。世の中には色々な仕事があり、自分に合った職業も見つかるはずです。

職業適性検査について

自分にはどんな仕事が合っているか、どんな職業が向いているのかわからないという人は、職業適性検査を受けることで自分にどんな資質があるのかを知ることができます。

職業適性検査は、各地のハローワークで受けることができる場合もあります。自分にどんな職業が向いているのか知りたいという人は、こういった検査を利用して自分の将来を考えてみるのも良いですね。

中学生で不登校が増える傾向にある

文部科学省の発表によりますと、平成25年度に30日以上の長期間学校を欠席した子供のうち、不登校を理由に欠席した子供の数は約12万人だったということです。そのうち2万4千人が小学生だったのに対し、中学生の数は9万5千人にもなりました。

平成25年度間の長期欠席者(30日以上の欠席者)のうち,「不登校」を理由
とする児童生徒数は12万人。
①小学校 2万4千人(前年度より3千人増加)
②中学校 9万5千人(前年度より4千人増加)

引用元:文部科学省

中学生で不登校になる子供が増える理由は?

上記の調査結果からもわかるように、小学生のころに比べて中学生になると不登校になってしまう子供の数が増加する傾向にあります。中学生になって不登校の子供が増えるのには以下の理由が考えられます。

中学生で不登校が増える理由

  • 小学校の頃よりも生徒数やクラスの数が増加するため人間関係を築くのが大変になる
  • 部活動などで先輩・後輩との上下関係を意識する必要がある
  • 学級担任の制度から教科担任の制度に変化するため、教師との関係も変わる
  • 授業時間が長くなり、さらに授業内容も難しくなる
  • 勉強が難しくてついていくことができなくなってしまう
  • 受験のプレッシャーでストレスを感じる
  • 思春期になり、心と体の状態が変化する

中学生で不登校が増加するのには、上記のような色々な理由が考えられます。小学校の頃にはなかった人間関係が増えたり、勉強の内容が難しくなる・学ばなくてはならない内容が増える・受験というプレッシャーやストレスを感じることなどが不登校になる理由として考えられます。

不登校の基準について

文部科学省の不登校の定義によると、不登校の基準となる欠席日数は年間で30日間というように定められています。

ですが、この欠席日数の中には経済的や健康上の理由で欠席した場合の日数は含まれていません。心の問題や社会的要因によって登校したくない・または登校したいと思ってもできない状況での欠席が年間30日以上の場合に不登校となります。

また、不登校かどうかの判断をすることについては、各学校や教育機関にゆだねられています。



まとめ

中学生の子供が不登校になってしまったとき、通信制の高校への進学や定時制高校への進学という道を選択することにより、高校の卒業資格を得ることができます。また、高校卒業認定試験(旧大検)に合格することで、大学の受験資格を得ることもできるため、中学校で不登校になってしまった場合でもこれらを選ぶことで大学に進学することが可能なこともあります。

また、自分にどんな仕事が合っているのかわからないという人も、ハローワークなどで職業適性検査を受ければ、自分にどんな資質があるのかを知ることもできます。

中学生は小学生の頃に比べて人間関係や勉強・受験などを理由に、不登校になってしまう子供が増えるのも事実です。

ですが、子供が不登校になってしまっても将来を悲観しすぎずに、色々な選択肢があることを知っておくのも大切です。

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