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2台目のチャイルドシートは必要?どこにつける?2台目を選ぶときのポイントは?おすすめ3選

      2018/09/02

小さなお子さんがいるご家庭で、車を利用される方にはチャイルドシートは必須ですよね。では2人目のお子さんが生まれた場合、チャイルドシートはどのようにすればよいのでしょうか?

「2台目のチャイルドシートは必要?」「どこにつければいいの?」など、2人以上のお子さんがいる方は頭を悩ませていらっしゃるのではないでしょうか。お子さんの安全のために、2台目のチャイルドシートの選び方や設置場所、意外と知られていないチャイルドシートのルールと正しい設置方法についてご紹介いたします。



2台目のチャイルドシートは必要?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人目のお子さんが生まれた場合、本当に2台目のチャイルドシートは必要なのでしょうか?

チャイルドシートの着用義務とは?

今やご存知の方も多いでしょうが、チャイルドシートの着用は義務化されています。2000年4月1日より道路交通法の改正によって義務化され、着用義務を怠った運転手は着用義務違反となり、罰則金・反則金はありませんが交通違反の点数加点があります。

チャイルドシートに関する法律は、道路交通法第7条3項に記載されています。

自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

引用元:警察庁ホームページhttps://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html

この法律の定めるところの「幼児」とは、道路交通法第14条の一文に「幼児(六歳未満の者をいう。以下同じ。)」と記載があることから「6歳未満」と定義されています。つまり、6歳未満の子供には全てチャイルドシートの着用義務があるということになります。

このことから、もちろん2人目であろうと6歳未満のお子さんはチャイルドシートは着用しなければいけません

上の子の年齢によっては必要のない場合も?

上記の道路交通法の内容でご紹介したように、6歳未満のお子さんにはチャイルドシートを着用させなければならない義務があります。逆を返すと、6歳以上のお子さんの場合には着用義務がないということになります。

2人目のお子さんが生まれてチャイルドシートが必要になるときに、上のお子さんが6歳以上であれば法律上2台目のチャイルドシートは不要だということになります。しかしこれはあくまでも法律上義務がないというだけで、安全だということではありません

このことはお子さんの体を守る上でとても重要なことですので、後ほど別項目にて詳しくご紹介いたします。

2台目のチャイルドシートはどこにつける?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで、2人目のお子さんが生まれた場合に、2台目のチャイルドシートが必要なのか記載いたしましたが、必要だと判断された場合、2台目のチャイルドシートはどうつければよいのでしょうか?そもそも、チャイルドシートをつける一番良い場所はどこなのでしょうか?

1台だけならどこがいい?

法律上は運転席以外であればどの座席にチャイルドシートを設置しても違反にはなりません助手席に設置することも可能です。ではどこが一番安全なのでしょうか? これは車種やチャイルドシートの種類によって多少の違いはありますが、万が一の事故の場合を想定すると、運転席側の後部座席がより安全な設置場所だといわれています。

まず、事故のときにエアバッグによる衝撃や、フロントガラスからの飛び出しの危険性のある助手席は安全とは言えません。5人乗り以上の車の場合、後部座席の中央という選択肢もありますが、シートの構造上、車のメーカーがチャイルドシートの取り付けを想定していない車種もあります。

最も多くの方が悩まれるのは「後部座席の助手席側」「後部座席の運転席側」かの2パターンですが、それぞれのご家庭のライフスタイルで決められるといいです。駐車スペースの構造やお子さんの乗せ降ろし、同乗される人数によって利便性や安全性は左右されます。

運転手が1人でお子さんをチャイルドシートに乗せる場合は、すぐに顔が見える助手席側の後部座席が安心するという声もあります。万が一の事故の場合だけでなく、運転手がより運転に集中できるように設置することをおすすめいたします。

2台目はどこにつける?

結論からいいますと、チャイルドシートは全て後部座席に設置することをおすすめいたします。助手席に1台設置するという方も中にはおられますが、やはり走行中と万が一の事故の場合、両方を考えてもこれは安全とはいえません

「助手席側」と「運転席側」どちらに2台目を設置するのかは、1台目の設置場所と同様にそれぞれのご家庭のライフスタイルにより変化します。

仮に運転手が1人だと想定すると、上のお子さんが言葉でのやり取りができるようであれば、運転席側に上のお子さんが乗るチャイルドシートを設置し、助手席側の見えやすい位置に下のお子さんが乗るチャイルドシートを設置すると車内の状況が把握しやすいでしょう。

運転手以外に大人が同乗する場合には、「運転席側」「助手席側」どちらに設置しても、後部座席の中央に大人が座れば両サイドのお子さんのお世話がしやすくなりますし、助手席に大人が座る場合にも、目は届きやすくなります。

2台目のチャイルドシートの選び方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では2台目のチャイルドシートを購入する場合は、どんなものを選べばいいのでしょうか?

チャイルドシートの種類

1台目のチャイルドシートを購入された方はご存知の方が多いかもしれませんが、チャイルドシートには大きく分けて3つの種類があります。一般的には車に取り付ける幼児用補助装置全般を総称して「チャイルドシート」と呼びますが、実際には子供の成長段階にに合わせて呼び方が変わります。

新生児~乳児まで使用する「ベビーシート」1歳頃~4歳頃までが使用する「チャイルドシート」3・4歳以上が使用する「ジュニアシート」などがあり、メーカーによっては、乳幼児兼用のものや幼児~学童兼用のものなど、広い成長幅で使用できる製品もあります。

お子さんの体格には個人差がありますので、対象は年齢だけでなく身長・体重なども目安にしてください。以下は種類別の対象年齢・体格の目安です。(メーカーや製品ごとに異なりますのであくまでも目安としてご参照ください。)

ベビーシート 新生児~乳児 原則後ろ向きに使用し、首や腰の座っていない赤ちゃんのために、寝かせられるタイプのシートになっています。 身長:70㎝以下 体重:13㎏未満
チャイルドシート 1歳頃~4歳頃 前向き・後ろ向き・切り替えられるタイプのものがあります。 身長:60~100㎝ 体重:9~18㎏
ジュニアシート 4歳頃~10歳頃 シンプルな構造で、主に座席をかさ上げする目的で使用します。 身長:140㎝以下 体重:15~36㎏

選び方のポイント

2台目のチャイルドシートの購入を検討されている場合には、様々な視点から商品を比較する必要があります。失敗しないシート選びには、とくに次の3つのポイントに注目してください。

1.上のお子さんの年齢

上記でご紹介したように、対象となるお子さんの年齢・体格などからシートのタイプを選んでいただきたいのですが、2台目のシートは1台目の(現在使用されている)シートと上のお子さんの年齢・体格を考慮して購入されることをおすすめいたします。

例えば現在1台チャイルドシートをお持ちで、下のお子さんがチャイルドシートを必要とされるときに、上のお子さんが3歳で体重が15㎏になるようでしたら2台目はジュニアシートを購入し、上のお子さんは新しく購入したジュニアシートに、下のお子さんは既存のチャイルドシートに乗せるといったようにスライドすることができます

また最近ではどのメーカーも1歳頃~11歳頃(体重9㎏~36㎏)まで対象を広げたタイプのシートを販売していますので、そういったシートをご購入されると長くご使用いただけます

2.安全基準を満たしているか

国の定めた安全基準を満たしたチャイルドシートには、製品に「Eマーク」が添付されています。このマークは2012年7月以降の新基準を満たしている証なので、このマークがついている製品を選びましょう。

日本自動車部品工業会の調べにより、インターネット上において国の安全基準を満たさない未認証のチャイルドシートが販売されている事が明らかになっています。

未認証のチャイルドシートを使用し6歳未満のお子さんを乗せて運転すると、ドライバーは道路交通法に抵触する可能性がありますので注意が必要です。

 

 

 

 

出典:国土交通省HP

また、中古製品の購入や知人から譲り受ける場合、2012年6月30日以前の製品については「自マーク」が添付されていますので確認してください。

 

 

 

 

 

出典:国土交通省HP

3.マイカーへの取り付けができるか

「せっかく購入したチャイルドシートが自分の車に取り付けられない」なんてことのないように、必ず購入前に自車への取り付けが可能かどうか確認しましょう。販売店やメーカーのHPなどには車種の適合表がありますし、販売店の店員の方に確認すれば間違いないでしょう。

とくに、このあとご紹介する「ISOFIX」については、ISOFIXのみに対応しているチャイルドシートの場合シートベルトでの固定ができないため、ISOFIX非対応の車種には取り付けができませんので注意が必要です。

ISOFIX(アイソフィックス)とは

ISOFIXとは、チャイルドシートを自動車の座席に固定する方式の国際標準規格です。ISOFIXの取り付けはチャイルドシートと自動車の座席を直接金具同士で固定する方法です。

従来のシートベルトを用いた固定方法はシートベルトのかけ方の間違いや緩みなど、ミスユース(誤った取り付けによる使用)が多く、その状態では製品本来の安全性能が発揮されず危険を及ぼす可能性が大きくありました。

そのため、2012年10月1日より道路運送車両の保安基準改正が施行され、2012年7月以降発売の新車にはISOFIX(アイソフィックス)取付金具の装備が義務化されています。

現在販売されているチャイルドシートには「ISOFIX対応」「ISOFIX非対応」「ISOFIX・シートベルト両対応」の3タイプがあります。現在お持ちの車(チャイルドシートを取り付けようとしている車)が「ISOFIX」に対応しているかどうかを確認してください。

2台目のチャイルドシートおすすめ3選

以下は2台目のチャイルドシートの購入を検討されている方へ、製品の安全性能や使い勝手の良さ、コストパフォーマンスなどを考慮し、筆者がおすすめしたいチャイルドシートをピックアップしました。

Combi ジョイトリップ エアスルー GG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長に合わせて3ステップにシートを変えられ、1歳頃~11歳頃まで長く使用できます。チャイルドモードは1歳頃~4歳頃で背もたれ付き5点式ベルトで使用し、ジュニアモードは3歳頃~7歳頃で背もたれ付きのハイバックシートとして使用します。

ブースターモードは6歳頃~11歳頃で、背もたれを外してブースターとして使用できます。また、シートは洗濯機で丸洗いできるので清潔に保つことができます。

takata 312 アイフィックスジュニア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュニアシートとしては珍しく「ISOFIX対応」なので、取り付けが簡単で固定も確実です。お子さんの身長に合わせて、スケールウィンドウで確認しながらサイズの調整ができ、背もたれの高さと幅が連動して動くので調整も簡単です。

簡単に折りたたむことができるので、使わないときには車のトランクに収納したり家の中でも場所を取らずにしまっておけます。

Aprica エアライド AB

 

 

 

 

 

 

 

 

お子さんの成長に合わせてシートを変えられ、3歳頃~11歳頃まで長く使えます。メッシュシートで、熱がこもりにくく快適です。気になる座部も、厚みのあるクッションとサラサラメッシュで、長時間のドライブでも心地よく過ごせます。

シートカバーは丸洗いできるのでいつも清潔に使用できます。

6歳になったらチャイルドシートは要らない?

 

 

 

 

 

 

 

はじめにご紹介したように、6歳以上の子供についてはチャイルドシートの着用義務はありません。なので「2台もチャイルドシートをつけていたら車内が狭くなるし、子供が6歳以上になったら早く外してしまいたい」と考える方は多いのではないでしょうか?

でもちょっと待ってください。お子さんの体格によっては6歳以上も使い続けた方が安全です。そもそも一般的に自動車に搭載されている大人用シートベルトは、身長が140㎝以上の体格に対して安全性を発揮できるよう設計されています。

つまりお子さんがたとえ6歳になっても身長が140㎝に満たない場合は使い続けるべきです。140㎝以下のお子さんがチャイルドシート等を設置せずに、大人用のシートベルトを着用した場合、本来の肩ベルトはお子さんの首に、腰ベルトはお腹にかかった状態となります

万が一この状態で事故に遭遇した場合、首や腹部の内臓部分に大きな衝撃がかかり、思いもよらない事態を引き起こす危険性があります。このような状況を回避するためにも、6歳以上のお子さんにもジュニアシート等の着用を強くおすすめいたします

まとめ

いかがでしたでしょうか?ここでは2台目のチャイルドシートの設置についてご紹介いたしましたが、参考になりましたでしょうか?チャイルドシートの設置場所や製品選びはご家庭によって様々な考え方がありますが、お子さんはまだ自分で自分の安全を確保することはできません。

お子さんの安全を守ってあげられるのは周りの大人だけです。正しい知識と判断で、安全・快適なドライブを楽しんでください。

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