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4歳児ではどんな運動遊びができるの?特徴やもたらす効果、おすすめの外遊び・室内遊びを紹介!

      2018/08/17

4歳児になると、体力がついてくるだけでなく手先も器用になり出来る遊びが増えてくる時期です。例えば自転車に乗れるようになる、ボール遊びが上手になるなど「できた!」という経験が嬉しくて、ますます体を動かすことが楽しくなってきます。

一方で、「4歳児ってどんな遊びができるようになるのだろう?」と周りの子供と比べて不安になったり、一緒に遊ぶときにどんな遊びをしたら良いのか悩んだりする方も多いのではないでしょうか。

今回は4歳児における運動能力の特徴や、元気に体を動かして遊べるおすすめの外遊びや室内遊びについて紹介します。また幼児期の運動には身体的以外にも精神的な効果があるのをご存知ですか?どんな効果があるのか併せて説明しますのでぜひ参考にしてみてください。



4歳児の運動能力にある特徴とは?

4歳児になるとどんな遊びができるようになるのでしょうか。子供にできることをもっと増やしてあげたいけど、4歳児の運動能力の目安が分からないという方も多いと思います。ここでは4歳児における運動能力の特徴について紹介します。どんなことができるようになるのか分かれば、友達や親子で遊ぶときに楽しくコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。

1. バランス感覚が身につく

片足でバランスを取ることが難しかった3歳児に比べて4歳児になると、片足で立つ・片足でジャンプができるようになったりします。右に左にふらふらしながら走っていた姿から真っすぐ走れるようになり、走り方が安定してきます。そのため走るスピードが調節できるようになり、怪我や事故を防ぐ力が身についてきます

バランス感覚によって出来るようになる運動例

バランス感覚が養われると以下のような運動ができるようになってきます。

  • 片足立ちになり、バランスが取れる
  • 片足でジャンプができる
  • 平均台の上を一人で歩けるようになる
  • 走り方がなめらか、スピードも調節できるようになる
  • 補助輪なしの自転車に乗れるようになる

2. リズム感覚が身につく

音楽に合わせて体を動かすのが上手になってきます。先生やテレビを見ながら体操をしたり踊ったりと、上手に真似することができるようになります。他にもスキップができるようになるだけでなく、リズムに合わせて手を叩きながらスキップができるようにもなります。

リズム感覚によって出来るようになる運動例

  • スキップが出来る
  • 両足でジャンプができる
  • 音楽に合わせて「走る・歩く・止まる・スキップ・ジャンプ」ができる
  • 体操や踊りを見て真似することができる

3. ルールのある遊びができる

遊びのルールが理解できるようになるのも4歳児の特徴です。ただ走っていただけの遊びから「鬼ごっこやケイドロ」ができるようになったり、友達が困っているときにはルールやヒントを教えてあげたり、みんなでルールを守って遊ぶ習慣がついてきます。またルールに対しても「次はこうしてみよう!」といったアイディアを出して遊びを自分たちで広げていくこともできます

ルールがある遊びによって出来るようになる運動例

例えば鬼ごっこをするとき、「〇〇くんばかり鬼だから交代しよう!」「ここは危ないから入ったらだめだよ」と自分たちで状況に合わせてルールを作る力が身に付きます。ルールを通して友達を思いやる気持ちや協調性を育てることができます。

  • ルールを展開して遊びの幅を広げていくことができる
  • 相手を思いやり、みんなで楽しく遊ぶことができる

4.集団で遊べるようになる

4歳児の誕生日を迎える年中の時期になると、保育園や幼稚園での集団生活にも慣れ、たくさんの友達と遊ぶ楽しさを学んでいきます。友達の集まる公園や遊び場にも積極的に行きたがる姿も見られるでしょう。

時には自分の考えが思い通りにならず、友達とけんかになってしまう場合もあるかもしれません。しかし4歳児は自分の考えを自分の言葉で伝えようとする姿が増えてきます。そのため子供たち同士で話し合ったり、譲り合ったり、自分たちで問題を解決できるようになります。

集団での遊びによって出来るようになる運動例

年齢が近い友達と遊ぶときは、けんかをしてもすぐに保護者が仲裁に入らず、子供たちの様子をそばでじっと見守ることも大切です。ただし相手にけがをさせるような危険性がある場合は速やかに注意しましょう。

  • たくさんの友達と遊ぶ楽しさを学ぶ
  • 競い合う楽しさを学ぶ
  • 友達と相談したり、相手に合わせたりすることができる
  • けんかをしても自分たちで解決することができる

おすすめの外遊び4つ

4歳児の運動能力を活かすような遊びにはどんな遊びがあるのでしょうか。ここでは外遊びにぴったりの遊びについて4つ紹介します。4歳児はまだ夢中になるとよそ見をしながら走って物や人にぶつかったり転んだりしてしまうことがあります走り方が安定することいっても個人差があり、まだまだ転びやすい年齢ですので注意が必要です。

1.だるまさんがころんだ

鬼が背を向けた状態で「だるまさんが転んだ」といい終わると同時に後ろに振り返り、鬼に近づこうとしていた子供たちは動きをピタッと止めます。鬼が振り向いている間は少しでも動くと鬼に捕まってしまうため、どんなポーズでも動きを止めなくてはなりません。不安定な状態で動きを止めることを繰り返すことでバランス能力の向上や体幹を鍛える効果があります。

効果

「だるまさんがころんだ」では鬼に近づく時の「動く、止まる、動く」動作を繰り返すことで体幹を鍛える効果があります鬼がいつ振り向くのか、誰が鬼にタッチしていつ走って逃げるのか、タイミングに合わせて瞬時に動く力も身に付けることができます。

  • 反射神経が身につく
  • 俊敏性が身につく
  • バランス感覚の向上
  • 体幹が鍛えられる

2.ボール遊び

4歳児になると大きなボールを両手でキャッチできるようになります。1m以上離れた相手に向かってボールを投げられるようになるので、簡単なキャッチボールをして楽しむことができます。また普通に走るよりボールを追いかけて走ることで、楽しみながら自然とたくさん走り回ることができます。

ボールの他にも縄跳びやリボンなどを上手に掴み、回したり、揺らしたりとコントロールができるようになります。ぜひ用具を使った遊びを積極的に取り入れてみましょう。

ボール選びのポイント

子供が恐怖心を持たずボールを受け止めれるような、安心して遊べるような素材選びがポイントです。大きさは目安ですので、子供にボールを持たせてみて持ちやすいかどうか確認してみるのもおすすめです。

  • 柔らかい素材(ゴムやスポンジ素材)
  • 両手で持てるサイズ(円周およそ50~60㎝)
  • 軽い(およそ150~220g)

効果

キャッチボールをするとき、いつ、どこにボールがどこにくるのか、相手の動きやボールの動きに注意することで観察力を養うことができます。慣れてきたらボールを早く投げたり、ゆっくり投げたり、変化をつけて遊ぶのもおすすめです。

  • 「持つ・投げる・取る・運ぶ・転がす・蹴る」といろんな動きを身に付けらる
  • 距離感覚を体で学ぶことができる
  • 観察力を養うことができる

3.鬼ごっこ

男の子、女の子と性別関係なくみんなで楽しく遊べる鬼ごっこは子供たちに大人気の遊びです。走り方が安定してくる4歳児ではただ走り回るだけでなく、ルールのある遊びができるようになります鬼ごっこに慣れてくれば、こおり鬼、色鬼など様々な鬼ごっこで遊べるようになります。

効果

鬼に掴まらないように鬼の位置を確認しながら、友達とぶつからないように気を付けながら、素早く動きを切り替えることが必要になります。瞬時の判断力や予測力、瞬発力を養うことができます。

  • 瞬間的な判断力を養う
  • 先を読む力、予測する力を養う
  • 瞬発力を鍛える
  • 競争心が芽生える
  • ルールに従った遊びができるようになる
  • 団体で遊べるようになり、協調性を身に付けることができる

4.けんけんぱ

「けんけんぱ」は、ジャンプと着地を繰り返す遊びです。膝を曲げた状態で着地をするところに大きなポイントがあり、膝周りの筋肉や骨を鍛える効果があります。はじめはバランス良く、リズム良く着地することが難しく感じるかもしれませんが、繰り返すうちに自然とバランス能力を養うことができ、4歳ごろを目安に出来る子が多くなります。

けんけんぱが出来るようになるコツ

けんけんぱではバランス感覚と脚力・跳躍力が必要になります。まずは片足バランスを行い、1〜3秒位しか出来ない場合には歩く習慣を増やし、体の重心育てましょう。他にもこんなことをしたら出来るようになった!事例を紹介します。

  • 片手をつないであげる
  • 布団やマットの上で行う(転んでも大丈夫と安心させ、思いっきり跳ぶことができる)
  • 両足ジャンプから始めて、片足ジャンプに挑戦する

効果

子供のうちに骨を強く鍛えることは、大人になったとき骨粗しょう症の予防にも繋がります。カルシウムを摂取するだけでなく、運動することも骨を強くするために大切なことです。「けんけんぱ」は骨を強くするための運動遊びとして非常におすすめです。

  • 下半身(脚)の筋力を強くする
  • 骨が強くなる
  • 足のバランスが良くなる
  • リズム感が良くなる

おすすめの室内遊び4つ

室内で体を動かしてできる遊びを知っていれば、天気の悪い日でも子供たちは楽しく過ごすことができます。ここでは幼稚園や保育園だけでなく、家庭でも簡単にできるおすすめの室内遊びを4つ紹介します。

1.マット運動

パパ・ママが幼いころ、布団の上や畳のある部屋で前回りを練習したなんて経験はありませんか?4歳のころはまだ後回りは難しく、前回りを行うときは横で大人が補助をしてあげると良いでしょう。前回り以外にも、座った状態であごを引き、背中を丸めて前後にゴロゴロ動く「ゆりかご」や、横向きに寝転んで回転する「丸太遊び」もおすすめで

効果

マット運動の前回りや後回りには、回ることで三半規管を強化しバランス能力の向上することができます。他にも頭でイメージした動きを体を使って実践することで身体をコントロールする力を養うことができます

  • バランス能力の向上
  • 身体をコントロールする操作性の向上
  • 危機回避能力の向上

2.音楽に合わせて体を動かす

4歳になると大人や周りの友達の動きを見ながら、上手に真似をすることができるようになります。はじめは音楽に合わせて元気よく歩き、慣れてきたら手を叩いてみる、ジャンプする、スキップするなど動きに変化をつけてみましょう。

テレビを見ながら、歌を歌いながら、親子で体を動かしたり踊ったりするのもおすすめです。体を動かすときは手にボンボンやリボンを持たせてあげると子供のテンションが上がり、より楽しく遊べますよ。

効果

  • リズム感覚を養う
  • お手本を見て動けるようになる

3.ごっこ遊び

4歳のごっこ遊びになると、自分を含め一緒に遊ぶ友達と役やシーンなど設定を決めて遊ぶようになります想像力も豊かになるのでテレビの真似をするだけでなく、様々なシチュエーションでストーリーを展開することもできます。

ごっこ遊びは運動遊びになるの?と思う方もおられるかもしれませんが、男の子の場合になると、飛んだり跳ねたり、前回りをしてみたり、ちゃんばらごっこに発展したりと、室内でもドタバタと元気いっぱいに遊びます。筆者本人も4歳の男の子がいますが、広い場所でなるべく遊ぶようにしたり、少し隠れたり、力加減を考えたりと室内でも子供たちで工夫をしながら遊ぶ姿が見られます。

効果

  • 想像力を養う
  • 友達と遊ぶときに協調性を養う

4.かくれんぼ

鬼になって隠れている子を探すワクワク感も、見つからないように隠れる緊張感も、かくれんぼは昔から子供たちに大人気の遊びの一つです。隠れていても「きっと見つけてくれる」と思う安心感から、一緒に遊ぶ仲間との信頼性が深くなります4歳になると数も10ぐらいまでなら数えられるようになるので、鬼役も上手にできるようになります。家族で遊んでみても楽しいですよ。

効果

隠れているときに、体を動かさないようする動きには体幹を固定させる効果があります体幹が固定することではじめて手足をしっかり動かすことができます。

  • 体幹を固定させる→四肢がのびのびと動くために必要
  • 隠れた人を探す推理力や想像力を養う
  • 安心感を感じられる
  • 信頼性を養う

幼児期における運動遊びの効果とは?

幼児期に運動をすることは、「身体」だけでなく「心」の発育においても重要です。ここでは運動能力が生涯にわたってどのような影響をもたらすのかについて説明します。

※ここでの幼児期とは3歳から6歳までの未就学児を意味します

1.体力・運動能力の向上

幼児期には、生涯にわたって運動の基盤となる様々な動きを身に付ける時期になります3、4歳児では力加減やコントロールが上手にできずに動きにぎこちない様子から、経験を積み重ねていく中で無駄な動きが無くなり、目的に合った動きができるようになります。特定の動きばかりを行うのではなく、多様な動きを心掛けましょう。

ポイント

多様な動作の例として「走る、跳ぶ、投げる、蹴る、転がる、しゃがむ、ぶら下がる」などがあります公園で走り回ったり、遊具で遊ぶうちに自然と身につくような動きが多いため、体を動かして遊べるような場所へ積極的に連れていくと良いでしょう。

  • 多様な動作ができるようになると、運動の基礎を築くことに繋がる
  • 特定の動きに捉われず、様々な運動遊びを行う

2.健康的な体をつくる

生きていくうえで健康的な体は必要不可欠です。幼児期における運動は丈夫でバランスの取れた体を作ります。運動の習慣を身に付けることで、心肺機能や骨形成など身体機能の発達を促し、将来成人してからも肥満になりにくい体をつくる風邪などを引きにくい丈夫で疲れにくい体をつくる効果があるといわれています。

ポイント

元気で丈夫な体であることは、体調を崩しにくい身体的効果だけでなく、疲労感を残さない精神的効果も期待できます

  • 肥満・痩身・生活習慣病のリスクを下げる
  • 体調を崩しにくい身体的効果
  • 疲労感を残さない精神的効果

3.意欲的な心を育てる

由にのびのびと「楽しい」と感じながら、体を思いっきり動かすことが心の育成に繋がります4歳児では「補助輪なしの自転車に乗れるようになった!」「上手にボールが投げられるようになった!」など体を使って”できた!”という経験が自分に自信を与えるようになります。そして「もっと〇〇してみたい!」と自ら目標を掲げて意欲的に取り組む姿が見られます。

ポイント

  • 目標に向かって意欲的に挑戦する気持ちが芽生える
  • 成功を重ねることで自分に自信を持てるようになる

4.社会性を育てる

4歳児になればルール遊びや集団遊びにより友達とコミュニケーションを図りながら遊ぶことで協調性を身に付けていきます運動能力を高めていくことで、がまん強さ、リーダシップ、協調性を養い、社会適応力の発達に繋がります。

5.認知能力の発達

状況に合わせて予測する力、判断する力、子供は遊びながら思考をめぐらせ瞬時に動きを変えていきますまた自分たちに合わせたルールに変化させたり創造力を育むことに繋がります。これらの運動には、脳の運動制御機能や知的機能の発達に効果があります。

まとめ

ママ・パパにくっついていた2、3歳児に比べると、4歳児は友達と仲良く外で遊ぶことも増えてきます。想像力豊かなごっこ遊びをしたり、面白いルールを作ったり、怪我をしながら何度も自転車やスポーツに挑戦する姿に子供の成長を感じる方も多いのではないでしょうか。

運動遊びには「体」だけでなく「心」の成長にも大きく繋がっていきます。「〇〇をしなさい」と遊びを絞るのではなく、まずは子供がどんなものに興味を持つのか温かく見守ってあげましょう「体を動かす=楽しい!」と思う子供の気持ちをたくさん育ててくださいね。

 - 幼児, 生活, 遊び