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赤ちゃんの突然の高熱は突発性発疹?不機嫌病と呼ばれることもある突発性発疹の症状と完治にかかる期間

      2018/08/07

赤ちゃんが産まれて初めてかかることが多い病気が「突発性発疹」です。急に38度以上の高熱を出し、その後熱が下がると体に発疹が出て、赤ちゃんの機嫌も悪くなります。

「どうしてこんなに不機嫌なの?」と思ってしまうほど赤ちゃんがずっとぐずったり、なかな機嫌が良くならないことに頭を悩ませるママも多くいます。

そこで、突発性発疹の症状がいつまで続くのか、赤ちゃんの機嫌がいつ治るのかについてまとめてみました。受診の目安やホームケアについてもお伝えしますので、是非参考にしてみてください。


突発性発疹はまたの名を「不機嫌病」という

突発性発疹になると不機嫌になってしまう赤ちゃんが多くいます。このため、突発性発疹のことを「不機嫌病」と呼ぶこともあります。

赤ちゃんが突発性発疹になってしまうと、いつも機嫌が悪い状態になってずっとグズグズしていたり、泣きわめいてしまうこともあります。突発性発疹が良くなっていくと同時に、赤ちゃんの機嫌も段々良くなっていきます。

赤ちゃんがなんだか不機嫌!突発性発疹の症状は?

赤ちゃんが初めて熱を出したとき、その原因が突発性発疹のことも多いです。今まで熱を出したことがなかった場合、赤ちゃんの熱や不機嫌に動揺を隠せないママも多いでしょう。

赤ちゃんが熱を出している間はまだ、熱の原因が突発性発疹だと判断することは出来ません。熱が下がってから、赤ちゃんの体に発疹が出てから「突発性発疹」と診断されます。

突発性発疹の症状

38度~40度の突然の高熱が4日前後続き、お腹を下すこともあります。突然の高熱以外の主な症状はあまり見られず、それほど食欲が落ちることもなく、高熱の割には元気に過ごすことができます。

突発性発疹の主な症状は、高熱と全身の発疹です。突然の38度から40度近い高熱が出て3~4日続き、熱が下がっていくのと同時に、お腹や背中を中心にして全身に赤い発疹が現れます。

引用元:認定病児保育スペシャリスト(財)日本病児保育協会

赤ちゃんの初めての発熱のが突発性発疹だということも多く、高熱が下がってからお腹を中心に背中や胴体などに赤い発疹が出ます。生まれて半年くらいから1歳代の赤ちゃんがかかることが多いです。

突発性発疹で見られる症状

  • 38度~40度の4日前後の発熱
  • 首のリンパの腫れ
  • 軽度の喉の痛み
  • 鼻水
  • 下痢
  • 不機嫌になる

上記の症状全てがあるわけではありませんが、こうした症状が起きることもあります。

突発性発疹の原因

突発性発疹は、「ヒトヘルペスウイルス6型」や「ヒトヘルペスウイルス7型」に感染することによって発症する病気です。このウイルスに感染すると、突然38度以上の高熱を出してしまいます。

赤ちゃんの家族や、身近にいる人から飛沫感染・経口感染・接触感染で感染するもので、1週間~10日程度の潜伏期間を経て発症します。赤ちゃんの周りに発熱している人や風邪をひいている人がいなかったのに赤ちゃんが熱を出すとき、初めての発熱の場合は突発性発疹の可能性があります。

突発性発疹はどのくらいで症状が良くなるの?

突発性発疹は、突然の高熱の後にお腹や背中などに赤い発疹が出るものです。この発疹は5日ほどでだんだん薄くなっていき、その後に症状が良くなって完治に至ります。

突発性発疹の症状が良くなって発疹が治まっていくと、それまで不機嫌だった赤ちゃんの機嫌も良くなっていきます。

赤ちゃんのグズグズに頭を悩ませるかもしれませんが、このくらいの期間で症状が良くなる事がほとんどですので、根気よく赤ちゃんの看病をしてあげてくださいね。

突発性発疹の発疹の受診の目安は?

突発性発疹は予防することが難しい病気です。最初の症状が発熱のことがほとんどですので、病院を受診するママもたくさんいるでしょう。ですが、突発性発疹になっても時間が経てば徐々に症状は治まってきますので、慌てて病院を受診しなくても大丈夫です。

しかし、赤ちゃんに以下のような症状が見られた場合は小児科を受診して相談してみましょう。

受診の目安

  • 発熱が1週間以上続く
  • 38度~40度の高熱が1日以上下がらない
  • 発疹が3日以上良くならない
  • ぐったりしている
  • 水分補給や母乳・ミルクを飲むことができない
  • けいれんを起こす
  • 顔色が悪い
  • 呼吸がおかしい

突発性発疹の治療について

突発性発疹自体に効果のある薬はありません。ですから突発性発疹と診断されても、その時の症状に対する対処療法で治療を行うようになります。

ヒトヘルペスウイルス6型及び7型による感染です。唾液(だえき)の中のウイルスを通じてうつります。
特別な予防法や治療はありません。症状に応じた治療をします。

引用元:東京都福祉保健局 東京都こども医療ガイド

突発性発疹は赤ちゃんの初めての発熱のことが多いですから、不安になってどうしたら良いのかわからないママもいると思います。でもママは落ち着いて赤ちゃんの様子を観察し、赤ちゃんのお世話をしてあげましょう。

突発性発疹の時のホームケア

不機嫌病と言われることもある突発性発疹ですが、赤ちゃんの機嫌が悪くて泣き止まない、ずっとぐずっていることでママも大変な思いをしてしまうこともあります。

先ほど、突発性発疹に効果のある薬はないとお伝えしましたが、家庭で突発性発疹のホームケアをしてあげることで、赤ちゃんの不機嫌を少しは改善することもできます。

水分補給

高熱を出している時は、体の中の水分が不足して脱水症状を起こしてしまうこともあります。このため、こまめに水分補給を行って赤ちゃんが脱水を起こさないようにする必要があります。

赤ちゃんの体調が少しでも良くなるように、こまめな水分補給を心がけましょう。

赤ちゃんが母乳を飲んでいる場合であれば母乳を飲ませたり、子供用のイオン飲料、野菜スープなどを、赤ちゃんが普段飲んでいる量よりも少し多めに・回数を増やして飲ませてあげるようにしましょう。

体温調節

赤ちゃんは自分で体温調節をすることができません。ですから、赤ちゃんが暑がったり、反対に寒がったりしている時は、ママが赤ちゃんの着るもので体温の調節をしてあげてください。

赤ちゃんは手足で体温調整を行いますので、寒がっている場合は靴下を履かせてあげる、暑がっている時は脱がせてあげると良いです。また、家の中なのに外で過ごすような恰好をしていると暑すぎることもあります。

暑すぎたり寒すぎたりすると、大人でも不機嫌になってしまいますよね。これは赤ちゃんも同じですから、赤ちゃんが快適に過ごせるように体温調節をしてあげましょう。

汗はこまめに拭く

赤ちゃんが汗をかいてしまったら、こまめに汗を拭いてお肌を清潔な状態にしてあげましょう。赤ちゃんは汗をかきやすいため、清潔な状態にしてあげないと、そこからお肌のトラブルを起こしてしまうこともあります。

突発性発疹で不機嫌になっているのに、あせもなどができてお肌のトラブルを起こしてしまうと、余計に不機嫌になってしまうこともあります。

熱が37度くらいであまり高くない場合や、38度前後でも元気に過ごしている場合は、軽くシャワーをして汗を流してあげても良いです。

ですが、熱が高い・元気がない・嘔吐しているなど、明らかに体調が悪そうな場合は、お湯に浸けてしぼったガーゼや、柔らかくて肌触りの良いタオルで汗を拭ってあげましょう。

特にオムツの中は蒸れやすいので、オムツかぶれを予防するためにも清潔にしてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんが急に38度以上の高熱を出し、その高熱が4日前後続いた後に体に発疹が出たときは突発性発疹の可能性があります。突発性発疹になってしまうと、赤ちゃんが不機嫌になる事も多く、ママが何をしても赤ちゃんは泣いたりぐずったりすることもあります。ですが、症状が良くなると赤ちゃんの不機嫌も治りますので、心配せずに看病してあげましょう。

突発性発疹は赤ちゃんが初めてかかる病気のことが多く、ママも戸惑ってしまうかもしれません。症状が重篤化することは稀ですので、落ち着いて看病してあげましょう。

赤ちゃんの様子がおかしいと感じたときは、小児科を受診してくださいね。

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