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前駆陣痛の痛みの症状とは?強さ、時間の間隔など本陣痛との違いを教えます!

      2018/07/30

前駆陣痛と言葉を聞いても、初産婦さんにとっては「どのくらいの痛みなのか?」「いつ頃から始まるのか?」とイメージがわきづらく不安になりますよね。出産を経験した経産婦さんでも「前駆陣痛の痛みってどんな感じだったっけ?」と記憶が薄れている方も多いかと思います。

そこで今回は前駆陣痛の痛さの特徴や時間の間隔など、本陣痛との違いについて解説します。前駆陣痛がいつ頃から始まるのか、気をつけるべきポイントなどについてもまとめました。痛みの症状には個人差がありますが、前駆陣痛の特徴を知っておくことで、いざ前駆陣痛がきたときに慌てることなく落ち着いて対応することができます。ぜひ参考になさってください。


前駆陣痛の痛みの特徴とは?

駆陣痛とは「偽陣痛」ともいわれており、本当の陣痛(本陣痛)ではありません。初産婦さんにとっては本陣痛と見分けることが難しく、つい慌ててしまう場合があります。経産婦さんでも本陣痛がきた後から前駆陣痛がきていたことに気付いた方もいます。ここでは前駆陣痛と本陣痛の痛みの違いについて紹介します。

前駆陣痛とは、子宮収縮が起こる間隔が不規則で結局は痛みが消える(分娩に発展しない)陣痛です。痛みの強弱も安定せず陣痛の予行練習、ウォーミングアップとも言われています(偽陣痛ともいう)。

引用元: e-妊娠 「 妊娠用語辞典 」より

1.痛みが弱い

前駆陣痛が始まると、赤ちゃんが出産のとき通りやすくしようと子宮口や子宮頚管が柔らかくなります。一般的に前駆陣痛では子宮口を開くほどの力はないとされており、前駆陣痛は本陣痛に比べて痛みが弱い傾向があります。

痛みがあるけど、動くことができる

本陣痛が始まると座り込んで立つのことが辛いほどの痛みがきます。しかし前駆陣痛ではお腹に張りや痛みがあり、普段より動きが鈍くなるものの、歩いたり簡単な家事ができたりなど動くことができる場合は前駆陣痛の可能性があります。ですが、痛みやお腹の張りを感じたら体を休めて無理をしないよう過ごしましょう。

  • 前駆陣痛→痛みが弱い・歩く、家事など身動きができる
  • 本陣痛 →痛みが強い・1人で立つこと、歩くことが辛い

2.痛みの強さが一定ではない

前駆陣痛には生理痛のような弱い痛み、少し圧迫感を感じるような強い痛みなど、痛みの強さに波があります痛みの度合いが少しずつ強くなっている場合なら本陣痛が近づいている可能性があります。

強さに波がある

  • 前駆陣痛→痛みが一定ではなく、強弱の波がある
  • 本陣痛 →痛みがどんどん強くなる

こんな痛みがあったら前駆陣痛かも?

筆者本人は1人目を妊娠中、ドラマで出産間近の妊婦さんがよくお腹を抱えて座り込んでいたシーンのイメージから”前駆陣痛はお腹が痛くなるもの”と勝手に思っていました。そのため時々痛くなる腰の痛みが前駆陣痛だと気付いておらず、近くにいた母親に前駆陣痛が始まっていると教わり、出産が近づいていると自覚することができました。

痛みの症状には個人差があります。以下のような痛みが現れたら前駆陣痛が始まっているかもしれません。

  • 軽い生理痛のような痛み
  • 腰痛
  • 下痢に似た痛み
  • チクチクした痛み
  • 圧迫感を感じるような強い痛み
  • 下腹部が張るような痛み

前駆陣痛の間隔とは?

前駆陣痛の場合は痛みの強さが一定しておらず強弱があるのと同様に、痛み時間や間隔においても一定していません。回の痛みが1分で終わる場合もあれば3~5分ほど続く場合もあります。次の痛みのくる時間に関しても短い場合もあれば、翌日までこない場合など不定期な間隔で痛みがきます。本陣痛の場合は痛みの間隔は一定しており、痛みも徐々に強くなる傾向があります。

本陣痛?前駆陣痛?迷ったら時間の間隔を計ってみよう

痛みの強さで前駆陣痛と本陣痛を見分けるのが難しい!という方は、ぜひ痛みの時間の間隔を計ってみましょう。もしも20分、15分、10分と痛みが規則的に短くなるようなら本陣痛の可能性があります。

  • 前駆陣痛→1回目と2回目の間隔が1時間以上も空いている
  • 本陣痛 →1回目と2回目の間隔が20~30分、3,4回目も同じような間隔が続き、痛みが増してくる

陣痛中、睡眠できたら前駆陣痛

筆者本人は3人目の前駆陣痛は真夜中に始まりました。痛みと同時に目が覚め、1時間に何度も強い痛みが不規則にくるため本陣痛かも?と思いながら、楽な体勢を探りながら横になって様子をみていました。気付くと朝になっており痛みも消えている、そんなことが三日続きました。

病院で助産師さんに話したところ、「1時間以上寝た場合は本陣痛が始まったとカウントしないから、前駆陣痛だったんだね」といわれたことがあります。本陣痛ならウトウトすることがあっても1時間以上は寝れないほどの痛みが押し寄せてきます。

  • 前駆陣痛→1時間以上の睡眠がある
  • 本陣痛 →ウトウトすることがあっても1時間以上の睡眠ことができない

前駆陣痛で病院に行く必要はあるの?

前駆陣痛がくると、”もうすぐ出産!?”、”病院に連絡した方がいいかも!?”とつい焦ってしまいますよね。前駆陣痛がきたらどのような対処をすれば良いのでしょうか?ここでは前駆陣痛から出産までの目安、病院に行くべき注意してほしいポイントについて紹介します。

1.前駆陣痛から出産まで

前駆陣痛が始まったからといっても、必ずしもすぐ(当日)に本陣痛がくるということはありません。前駆陣痛から本陣痛までは一般的に2週間~一1ヶ月ほど続き、前駆陣痛からおしるし、本陣痛といった順番で出産を迎える方が多いです。そのため前駆陣痛がきたとしても病院に急いで連絡する必要はありません。

前駆陣痛からすぐに本陣痛がくる人もいる

前駆陣痛が2週間~1ヶ月ほど長く続くことが多いですが、なかには前駆陣痛の翌日~2.3日で本陣痛がくる方もいます。「前駆陣痛のあとすぐに本陣痛がきた!」、「前駆陣痛に気付かずに本陣痛がきた!」など、前駆陣痛から本陣痛までの流れは人によって様々です出産間近になったら体調の変化に敏感になり、いつ本陣痛がきても大丈夫なように出産準備を整えておきましょう。

2.こんな症状はすぐに病院へ!

前駆陣痛がきた場合、以下のような症状がみられたら要注意です!急いで受診しましょう。破水かどうか判断できない、お腹の張りが不規則だけど痛みがおさまらずどんどん強くなる、違和感を感じるなど、不安ことがあるならまずは病院へ相談するとよいでしょう。症状を伝えることで病院から詳細な指示を聞くことができます。

  1. お腹の張り(バレーボールのような硬い状態)、痛みがおさまらない
  2. 陣痛の間隔が規則的に初産婦さんなら10分、経産婦さんなら15~10分になる
  3. 破水がある
  4. 胎動が全く感じられない
  5. 出血(生理、おしるし以上の出血がある)

3.前駆陣痛がきたらするべきこと

前駆陣痛がきたら、本陣痛がくるのも目の前になってきます。本陣痛がくると身動きができなくなるため、前駆陣痛の動けるうちにできることを済ませ、出産を迎えましょう。

するべきこと4つ

本陣痛がきたとき、病院へ連絡する人が病院の連絡先を知っているか、入院準備に忘れ物がないか、前駆陣痛のうちに最終確認をしておきましょう。

  1. 入院準備をする
  2. 前駆陣痛の間隔を計る
  3. 病院まで誰がどうやって連れて行くのか、連絡先・移動手段を確認する
  4. 上の子供がいる場合は上の子供の面倒を誰が見るのか決めておく

するとよいこと3つ

前駆陣痛が辛い場合は体を温めることで痛みが緩和されます。また出産後はシャワーを浴びたくても早くて翌日以降となるため前駆陣痛のうちに入浴を済ませることをおすすめします。また痛みが軽くて食欲があるようなら軽食(おにぎりなど)を取り、体力をつけておくことも大切です。

  1. 入浴する(痛みを緩和するため)
  2. 食事ができるなら食事をする(体力をつけておくため)
  3. スクワット・階段の上り下り(本陣痛を促すため ※安定期に入った妊娠五か月以降から行うことができますが、本陣痛を促すために臨月に特におすすめです。)

前駆陣痛はいつから始まる?

お腹が大きくなるにつれ、前駆陣痛がいつ頃から始まるのか気になりますよね。ここでは前駆陣痛が始まる時期や、初産婦さんと経産婦さんの違いがあるのか説明します。

1.前駆陣痛が始まる時期とは?

前駆陣痛は平均して臨月に入る妊娠36週~妊娠38週頃に始まることが多く、早い方ですと妊娠32週頃から始まります。また前駆陣痛に気付かず本陣痛や出産が始まった妊婦さんもいます。万が一に備えて出産予定日の一ヶ月前になったら遠方の外出は控えましょう。

  • 平均は妊娠36週~妊娠38週頃
  • 早い方なら妊娠32週頃から始まる

2.初産婦さんと経産婦さんで違いはあるのか?

初産婦さん・経産婦さんだからといって前駆陣痛に大きな違いはありません初産婦さんの場合、前駆陣痛がイメージしにくく気付きにくい傾向があります。経産婦さんの場合でも、本陣痛がきているにもかかわらず「本陣痛はもっと痛かった気がするから今の痛みは前駆陣痛だろう」と思っていたら本陣痛だった!ということもあります。

しかし経産婦さんが前駆陣痛が軽くなる医学的根拠はありません。経産婦さんであっても妊娠するたびに前駆陣痛や本陣痛がどのように始まるかは誰にも分かりません。初産婦さん、経産婦さん問わず、前駆陣痛が始まったらリラックスできるよう心掛けましょう。

経産婦さんも注意!(筆者体験談)

筆者本人も出産を3回経験していますが、前駆陣痛と本陣痛を見分けるのは難しかった印象があります。3人目に関しては長引く前駆陣痛に本陣痛との区別が分からなくなり、病院で一度見てもらおうと行ったことがあります。すると子宮口がすでに5cmほど開いており「陣痛始まっているけど気付かなかったの?」と驚かれました。

筆者本人の場合は本陣痛が強くなりにくい傾向があり、前駆陣痛から本陣痛になったとき区別が難しかったのだと思います。その後、本陣痛が強まらず、体力がもたないと判断され破水することで強い痛みの本陣痛を経験しました。このように前駆陣痛・本陣痛と個人差はあります。心配な場合は一度病院に相談することをおすすめします。

まとめ

前駆陣痛が始まるということは、お産が少しずつ近づいてきている証です赤ちゃんに会えるまでの時間もそう遠くはありません。お産は体力勝負です!前駆陣痛のうちは体を休められるときは体を休め、リラックスした状態を保てるよう心掛けましょう。

10ヶ月の妊婦生活もいよいよラストスパートです。出産が近づいているときは、お腹の様子、自分の体調に違和感や変化がないか、今まで以上に丁寧に向き合いましょう。お産は大変ですが赤ちゃんに会える喜びを目指して頑張ってくださいね。

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