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なんでわかってくれないの⁉ こんなハズじゃなかったのに! 産後のイライラを乗り越える為の5つの方法

      2018/07/29

産後、毎日が思い通りにいかない事の連続…。赤ちゃんとの初めての生活でとまどい、どんどん溜まっていく疲れとストレス。そこにきて、思うように動いてくれない旦那さんの態度や言動に「なんでわかってくれないの⁉」とイライラが爆発ー‼ついきつい口調で当たってしまったり、そんな余裕のない自分にもっとイライラしてしまったり…。そんな風に感じている人は少なくないのではないでしょうか?

ここでは産後のイライラの原因とそれを乗り越えていく方法についてまとめてみました。是非参考にしてください。



産後になぜイライラするのか? 原因は?

 

 

 

 

 

 

 

 

1年弱のあいだ、お腹の中で大切に育てた小さな命。大きなお腹に手を当て「この子が無事に生まれてきたら、どんなに幸せな日々がはじまるのだろうか」ーーそんな風に、期待に胸を膨らませていた人は多いのではないでしょうか?

そして出産後の今、慣れない育児と家事に追われる日々の中で、うまくいかない事だらけ。思い通りにいかないストレスが募り、「こんなハズじゃなかったのに…」と自分の感情がコントロール出来ずに、思い悩むママも多いのではないでしょうか? ここではまず産後になぜイライラするのか、その原因をお伝えいたします。

ホルモンバランスのくずれ

妊娠中ママの体内では、妊娠状態の維持や赤ちゃんの発育の為に大量の女性ホルモンが分泌されていますが、出産後この女性ホルモンは急激に減少します。加えて次に挙げる睡眠不足やママを取り巻く環境の変化などが影響し、ホルモンバランスはさらに乱れてしまいます。

睡眠不足

赤ちゃんの月齢が浅いうちは昼夜の区別が無く、2~3時間間隔の授乳やオムツ交換や夜泣きで、ママは慢性的な睡眠不足に陥ります。育児に対しての不安やママとしての責任感から、神経が過敏になり眠りの質はよくありません。

睡眠不足は自律神経(体調を整える神経)をくるわせ、リラックス出来なくなるなどのイライラ状態を引き起こします。

自分の時間が持てない

はじめての出産の場合とくに、妊娠中はある程度自由になっていた時間が、出産後は1日のほとんどが赤ちゃんのお世話でいっぱいになり、ママが自分の為に使える時間などありません。

睡眠時間どころか、お風呂や食事の時間もゆっくり過ごせる事などほとんど無いのではないでしょうか。気付けば髪はボサボサ、肌はボロボロになり、鏡に映る自分にため息が出ます。

達成感が得られない

まず子育てには終わりがありません。仕事のように今日はここまで~とか、区切りをつける事もむずかしいです。子供が産まれる前には簡単に出来ていたことも、何一つ満足に出来ない。

洗濯や掃除、食事の準備の最中にも、泣き出してしまう赤ちゃんのお世話が最優先で、振り返ると他はすべてが中途半端になってしまいます。部屋を片付けても、オモチャや食べこぼしですぐにぐちゃぐちゃ…なんてことも。

人間関係の変化

出産前は会社勤めをしていたり、友達と遊びに出掛けたり、外で人に会ったり話したりが当たり前に出来ていたのに、段々と関心のズレなどから、友達や同僚たちと疎遠になってしまう事もあります。

自分だけが置いて行かれるような孤独感・焦燥感にさいなまれるようになります。また年上の家族には子育てで違った意見を押し付けられたりして不快感を感じることもあります。

そして何よりイライラの原因になるのは、子育てのパートナーであるはずの旦那さんに対して「わかってくれない」と感じることです。

旦那さんの態度・言動

ではどんなときに、みなさんは旦那さんに対して「わかってくれない」と感じているのでしょうか? イライラしてしまう旦那さんの態度・言動をあげてみました。

一日のほとんどを赤ちゃんと2人きりで過ごし、疲れ切ったところへ帰宅してきた旦那さんに「メシは?風呂は?部屋ちらかってんなー」なんて言われたら、ギリギリのところで抑えていたイライラが大爆発‼ーーなんてことも。

何も言わない旦那さんでも、帰るなりすぐにソファでだらだらされたりしてら「なんか手伝ってよ‼」と言いたくなります。 言ったら言ったで、「仕事で疲れてるんだ」なんて返されたら…ーーー、は? 私も疲れてますけど⁉

子供と戯れる一見微笑ましいシーンでも「ママはいいな。ずっと子供と遊んでいられて。」ーー⁉ きっと悪気はないんだろうけど言われてイライラする言動って、結構多いんですよね。

少し理解のある旦那さんの場合、良かれと思って慣れない家事を手伝ってくれることも。「ありがたいなー」そう思った次の瞬間、汚れの取り切れていない食器が⁉ シワシワの洗濯物が⁉ テーブル拭いても、食べカスを床に落としているだけだったり…。

「二度手間ぁぁ…」イライラしてつい口にしてしまったりしたら、一気に険悪な空気に…。そんな余裕のない自分自身に、さらにイライラしてしまう事もあります。

 

ガルガル期・産後クライシスって?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「産後 イライラ」のキーワードでネット検索をすると『産後うつ』『ガルガル期』『産後クライシス』などのワードが多く出てきます。『産後うつ』はよく耳にする言葉ですが、『ガルガル期』や『産後クライシス』とは一体何なのでしょうか?

ガルガル期って何?

簡単にいうと、『赤ちゃんを守るためのママの本能』が過剰に働いている時期だと思ってください。動物のママは赤ちゃんが生まれると、外敵から我が子を守るため近づくものを威嚇し、攻撃的になります。つまり『産後のイライラ=ガルガル期』なのかもしれません。

上に兄・姉がいる家庭では、身近な上の子供や旦那さんに対しても攻撃的になってしまうママも少なくないようです。

産後クライシスって何?

「産後クライシス」とは、2012年にNHKの番組内で提唱された現象の造語で、出産後2年の間に夫婦間の愛情が激減してしまう現象のことをいいます。

番組内で取り上げられた調査によると、全体の74%の夫婦両方が、妊娠当初はパートナーに対しての愛情を実感していると答えたのに対し、子供が2歳になる頃には、夫は51%、妻に至っては34%にまで、パートナーへの愛情を実感していると答えた人が減少したという結果になってしまいました。

また平成23年の厚生労働省の調査によると、母子家庭のうち母子世帯になった時の末子(一番下の子供)の年齢は0~2歳が34.2%にものぼる事がわかりました。つまり産後2年以内に離婚に至ってしまったという事です。

以前は『産後うつ』という大きな括りでまとめられてしまっていた症状ですが、『産後クライシス』は出産後のママの多くが陥ってしまう状況なのではないでしょうか。



イライラはいつまでつづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

イライラがおさまってくる時期には個人差があり一概には言えませんが、赤ちゃんがまとまった時間眠ってくれるようになる生後3~6ヵ月には、少し余裕が出てくるかもしれません。

ホルモンバランスのくずれがおさまってくるのにも個人差がありますが、産後はじめての月経を迎える頃にも落ち着きが出るかもしれません。

ですが、旦那さんが育児に非協力的なケース、または妻がそう感じているケースは長引くことがあります。先に述べた産後クライシスから抜け出せずにいる状態です。

イライラの解消法は? とるべき5つの方法

 

 

 

 

 

 

 

 

1.睡眠時間の確保

子供の月齢が浅いうちはまとまった睡眠をとることは難しいように思うかもしれませんが、子供が寝ているときは例え10分でも眠るようにしましょう。浅い眠りでも脳は一時的に休むことが出来るので、気持ちを落ち着かせることに繋がります。

2.家事はそこそこで良しとする

完璧に家事をこなしたいと思うママも多いかと思いますが、赤ちゃんがいれば出来ないことが出てくるのは当たり前のことです。やらなくてはいけない事ばかり考えるのではなく、今やらなくていいことは後回しにして、気持ちと時間に余裕が持てるようにしましょう。

3.外出

家事をそこそこで良しと思えるようになり、時間に少し余裕が出来たら、子供を連れて散歩にでるのもいいかもしれません。地域のコミュニティなどを利用すれば、同じ悩みを持つママに出会えることもあります。

いつもと違う場所で他人と話をする事で違った考え方を出来るようになる事もあります。このとき気を付けて欲しいのは、ママ友との関わりが余計にストレスにならないよう、浅い関係性で付き合えるといいですね。

少しの時間でも家族や旦那に子供を見ててもらって、美容院に行ったり、友達や知人とカフェに行ったり出来るといいですね。

4.旦那さんとの対話

昼間赤ちゃんとママがどのように過ごしているかを旦那さんは知りません。家事をしたくても赤ちゃんのお世話で手がいっぱいな事や、赤ちゃんが眠っているときは、ママも一緒に休むようにしなければいけない事はうまく伝えるようにしましょう。

対話の際に気を付けて欲しいのは、「赤ちゃんがいるから出来ない」など、やらない言い訳に聞こえてしまわないように「やりたいから協力してほしい」「一緒に育児をしたい」という気持ちが伝わる言い方をしましょう。

以外に、ママの状況や気持ちがわからず、どうしていいかわからずに困っていた旦那さんも多いようです。「わかってくれない!」と責める前に、受け入れやすい言い方で『わかって欲しいこと』を伝える努力も必要です。

5.あたりまえだと開き直る

産後のイライラはママなら当たり前のこと。「なんでイライラしてしまうんだろう」と悩む必要はないのです。イライラしている自分自身をまず受け入れ八つ当たりや旦那にきつく当たってしまったときには、時間を置いてからでも素直に謝りましょう。

イライラしているから必要以上にきつく当たってしまったのだと、自分も旦那さんも認めることが出来るようになります。これが出来るようになると、事態は少しずつでも改善していくことでしょう。



専門家の助けが必要なことも

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでに挙げたような解消法を試しても、一向に改善がみられない、感じられない場合には、専門家の力を借りることも必要です。心療内科やカウンセリング、地域の保健センターなどでも相談できます。

専門家に相談することには抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、ストレス社会の現代において、カウンセリングを受けることは決して珍しいことではありません漢方薬やお薬を処方されることによって、楽に早く良くなるケースもあります。無理に我慢せず、早めに相談されることをおすすめ致します。

まとめ

今回ここでは、産後のイライラの原因とその解消法についてお伝え致しましたが、この記事に目を止め、お読みいただいたあなたは、まだ破綻的な考えには至っておらず、より良い未来の為にその方法を模索している前向きな考えの出来る人です

産後のイライラは誰もが感じる当たり前の感情で、それがあなたやあなたの周りの人が悪いわけではない事もお気付きではないでしょうか。家族や子供のことを大切に思えばこその感情であることも忘れないでください。

数ヶ月、数年後、「あの時はこんなことがあったね~」なんて、笑って思い出せる日もそう遠くない未来です。私自身、今は旦那さんとの笑い話になっています。

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