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排卵日に感じる腹痛は排卵痛?腰痛が起きることも!排卵痛が起きる原因と対処法

      2018/07/15

毎月生理と生理の間くらいになると腹部に痛みを感じるという人もいますよね。チクチクと下腹部が痛んだり、お腹全体が重いような鈍い痛みを感じたり、辛い症状に悩まされている人もいるでしょう。

生理と生理の間に感じる腹部の痛みは「排卵痛」の可能性があります。これは、排卵によって感じる痛みなのですが、排卵痛が起きてしまう原因は一体何なのでしょうか。辛い痛みの対処法はある?

そこで、今回は排卵日近辺に感じる辛い排卵痛の原因と、対処法についてお伝えします。



排卵痛が起きる原因は?

排卵日近辺になると腹部に痛みを感じる人もいますよね。生理の時のような痛みを感じたり、下腹部が張るような感覚になることで「そろそろ排卵日かな」と思う人もいるでしょう。

排卵痛は排卵日の前後や最中に痛みを感じるものです。生理と生理の間の中間くらいに起きることが多く、前回の生理が開始した日から数えて13日~15日経った頃が排卵の時期になります。

排卵とは、卵巣で卵子が成熟し、それが卵巣から飛び出してくる現象です。その際に、卵胞液や少量の出血が腹膜を刺激して生じる痛みの事を、排卵痛と言います。

引用元:コミコミクリニック みんなの家庭の医学

排卵が起きていることが原因で排卵痛を感じているかどうかは、基礎体温を記録することで確認できます。排卵日近辺の痛みが排卵が原因かどうかを知りたい場合は、毎日基礎体温を記録すると良いです。

排卵前に痛みを感じる原因

排卵前の痛みは卵巣が腫れて大きくなっていることが原因として考えられます。排卵される前の卵巣は腫れた状態になってきます。このため、排卵される日が近くなると腹部に痛みを感じることがあるのです。

排卵日に痛みを感じる原因

排卵日の痛みは、卵子が卵胞を破って出てきた時の出血が腹膜に刺激を与えて痛みを感じたり、流れ出た卵胞液が腹膜を刺激することで痛みを感じるようになります。出血の量が多かった場合は痛みを強く感じることもあります。

また、卵子が卵管を通過するときに痛みを感じたり、卵子が卵胞から飛び出した時に卵巣が傷ついて痛みを感じることもあります。

排卵の後に痛みを感じる原因

排卵された直後は卵巣の腫れが引いていないことが多く、排卵前に感じた痛みと同じような痛みを感じることがあります。また、排卵の時に起きた出血が原因で引きつるような痛みを感じることもあります。

排卵を境にして、分泌されるホルモンがエストロゲンからプロゲステロンに変化するため、このことが原因で体内バランスが崩れて痛みを感じることもあります。

排卵した方の卵巣側に痛みを感じる

私もそうなのですが、排卵日に腹痛を感じる時の痛みはいつも同じ場所ではありません。卵巣は二つありますが、排卵が起こる卵巣は毎月決まった側ではないからです。

その月によって排卵される卵巣が違うので、先月は右側の下腹部が痛かったのに今月は左側が痛い・・・ということも起こります。どちら側の下腹部が痛いかによって、「今月は右側の卵巣から排卵されたのだな」とわかることもあります。

排卵日に感じる痛み

  • 左右どちらかの下腹部がチクチクと痛む
  • 腹部全体が重い感じに痛む
  • 腹部全体または片方に鈍痛がある
  • 下腹部に腫れを感じる

痛みの感じ方は人それぞれですが、チクチクとした痛みや下腹部全体が重くなるような痛みを感じることがあります。

排卵日は腰痛が起きることもある

排卵日に感じる痛みは腹痛だけではありません。腰痛を感じる人もいます。排卵日にはホルモンバランスが変化するため、体の色々なところに影響を及ぼします。このため、骨盤周辺の筋肉の動きが鈍くなって腰痛を引き起こしてしまうこともあるのです。

排卵に伴い、卵巣の被膜が破綻するために、排卵痛を感じるかたがいらっしゃいます。排卵痛は、軽い腹痛のことが多いようですが、なかには腰痛を訴えるかたもいらっしゃいます。

引用元:一般社団法人 日本女性心身医学会

腰痛のほかにも、頭痛やむくみ・冷え・吐き気・めまい・胸の張り・イライラ・便秘・下痢・出血・肌荒れなどといった症状を引き起こすこともあります。

排卵痛で痛みを感じる時の対処法

排卵は病気とは違うものですので、特に治療をする必要はありません。ですが、毎月排卵痛が酷くて歩くこともできないような状態になるなど、生活に支障が出る場合は症状を改善する必要があります。

日常生活の中でできる、排卵痛の対処法について確認してみましょう。

体を冷やさないようにする

体が冷えてしまうと痛みを感じやすくなります。特にお腹や腰周りは冷やさないように注意しましょう。お風呂に入るときはシャワーだけで済ませるのではなく、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かって体を温め、血行が良くなるようにしましょう。温めることで痛みが和らぎます。

季節によって温度の目安は変わりますが、37度~42度のぬるめのお湯にじっくりと浸かることで、血圧や体温がゆっくりと上昇していきます。

そうすると、副交感神経が優位な状態になって心も体もリラックスすることができるのです。短くても10分、30分程度はお湯に浸かるようにしましょう。

温度の目安

  • 春~夏・・・37度~39度
  • 秋~冬・・・40度~42度

ストレスを溜めない

ストレスを感じてしまうと、ホルモンの分泌に悪影響を与えてしまいます。ストレスのせいで心や体が緊張状態になると、自律神経の乱れを引き起こしたり、交感神経も緊張状態になって血流が悪くなることもあります。

なるべくストレスを溜めないように生活することを心がけましょう。

栄養バランスの良い食事と睡眠

栄養バランスの良い食事を心がけ、早寝早起きをして生活のリズムを整えましょう。不規則な生活はホルモンバランスの乱れを引き起こすこともあります。

また、大豆などに含まれるイソフラボンは女性ホルモンの働きを整える効果がありますので、排卵日の身体の不調を整えるためにも積極的に摂取するようにしましょう。日頃から摂取すると良いですが、一日の摂取量の目安は約75mgです。納豆であれば約2パック、豆腐であれば1丁ほどになります。

イソフラボンが多い食べ物

  • 豆腐
  • 納豆
  • ピーナッツ
  • アーモンド
  • ピスタチオ
  • 豆乳

市販の鎮痛剤は飲んでもいいの?

排卵日の痛みが辛いという場合は、市販の鎮痛剤を飲むことで痛みを緩和できる可能性もあります。

効果は人それぞれ違いますので、一概に効果があると言い切ることはできません。また、排卵痛は病気による痛みとは別のものになるため、なるべく薬に頼らずに過ごす方が良いという意見もあります。

ですが、痛みが酷い場合は日常生活に支障をきたしてしまうこともあるため、用法・用量を守って鎮痛剤を服用して辛い痛みを和らげると良いです。

立ち上がれない、痛みが1週間以上良くならないという場合は、症状が毎月でなくても産婦人科を受診すると安心です。

私も以前夜中に眠れないほどのひどい排卵痛に襲われ、夜間の救急外来を受診したことがあります。この時に診察してくださったお医者さんに、耐えられないほどの痛みがある場合は我慢をせずに産婦人科を受診したほうが良いと言われました。

排卵痛の痛みが酷くて動くこともできない、体調不良が続くという場合は、我慢をせずに産婦人科を受診して適切な対処をしてもらうことをおすすめします。

痛みがひどい場合は低用量ピルを処方されることも

排卵痛の痛みがひどくて産婦人科を受診した場合、低用量ピルを処方されることもあります。ピルを服用することによって排卵を起こさないようにして、辛い痛みを改善する方法になります。

ですが、低用量ピルの服用を中止するとまた同じように排卵痛が起きてしまうこともあります。

妊娠を望んでいる場合は、ピルを服用することによって妊娠できなくなってしまいますので、服用する場合はしっかりと考えてから使用するようにしましょう。

まとめ

排卵日近辺に腹痛を感じた場合は排卵痛の可能性があります。排卵痛は、卵子が卵胞を破って飛び出してきたことによって刺激を受けて感じる痛みです。前回の生理から13日~15日前後に腹部に痛みを感じる場合は排卵痛かもしれません。

排卵による痛みかどうかを確認したいときは、毎日基礎体温をつけることで調べることができますよ!

また、排卵日に腰痛を感じる人もいます。腹部や腰を温めるようにすると、痛みを緩和することができます。

市販の鎮痛剤を使用しても良いですが、痛みが酷い場合は産婦人科を受診して適切な対処を行いましょう。痛みがひどい場合は低用量ピルを服用して排卵が起こらないようにし、辛い痛みを改善するという方法もあります。

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