ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

小学生の子供のおねしょの原因、病気の可能性は?対策は?

      2019/02/22

本来とっくに終わっているはずのトイレトレーニング。でも、小学校に入学したのに、「うちの子はまだおねしょをしている」と悩んでいませんか?小学生でおねしょをする子は実は多くいるのです。

「このままずっと続くのではないか」「学校でお漏らししていじめられないだろうか」と不安を抱えるママもたくさんいます。「何かストレスを溜めているのではないか」「愛情が足りないのだろうか」と自分を責めるママもいます。でもどうか自分を責めないで下さい。おねしょはママのせいではありません。

「おねしょの原因」「病気の可能性」「対策」「いつまで続くのか」について、詳しく調べてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 


小学生のおねしょの原因は?

画像出典元:https://tamagoo.jp/childcare/bed-wetting-of-primary-schoolchild/

4~5歳になると、膀胱の機能が発達して昼間の1.5~2倍の量のおしっこを膀胱に溜められるようになります。それでも夜におねしょをしてしまうことがあり、以下の4つの原因が考えられます。

夜のおねしょはなぜ起きるの?

  1. 膀胱の機能が未発達で膀胱が小さいのでおしっこが溜められない
  2. 夜の尿量を調整して少なくするホルモン「抗利尿ホルモン」の分泌量が少なく、夜の尿量が多くなってしまう
  3. 睡眠が深すぎて尿意に気がつかない
  4. 病気(後ほど詳しく説明)

おねしょはストレスが関係しているの?

画像出典元:https://papimami.jp/50837/2/

昔は小学生になってもおねしょをするのは「ストレス」「しつけが厳しい」「愛情不足」など言われ、ママのせいにされることが多いものでした。ですが、最近ではストレスやママやパパの影響が原因ではないということがわかってきました。

ただし、今までお漏らし・おねしょがなかったのに、小学校入学前後位の年齢から突然おねしょが始まるような場合には、ストレスの影響も可能性として考えられます。小学校入学前後位の年齢のおねしょを「夜尿症」と呼ぶこともあります。

心理的ストレスによる夜尿は半年~1年以上といったある程度の長期感覚で無くなっていた夜尿が突然始まる場合に多く有ります。

脳には感情や情緒を司る視床下部と呼ばれる総合中枢が有りますが、この視床下部は自律神経と深い関わりが有り、ストレスにより自律神経が上手く働かず夜尿の原因になるようです。

引用元:医療法人香久会 泌尿器科 後藤クリニック「夜尿症の原因と対策」

小学生のおねしょは病気?

画像出典元:https://iko-yo.net/articles/2179

小学生のおねしょは病気が原因ということもあります。おねしょの場合に分けてそれぞれ説明します。

お漏らしをしてしまう病気とは?

  • 尿道が狭くなっていて、おしっこを最後まで出し切れない
  • 腎臓・尿管に異常があって、おしっこの回数が少なくおしっこが溜まりすぎる
  • 脊髄や骨盤の神経に異常があって、おしっこが間に合わない

おねしょをしてしまう病気とは?

  • 脳腫瘍
  • 腎盂炎
  • 糖尿病

ただし、おねしょの原因は、先ほど述べた「膀胱の機能の未発達」「抗利尿ホルモンの分泌が少ない」「睡眠が深すぎる」などが多く、病気の可能性は低いと言われています。

病院は何科を受診すればいい?

病院は「小児科」や「泌尿器科」を受診します。泌尿器科が近くにない場合は、小児科を受診します。その後小児科の先生が必要と判断したら泌尿器科を紹介してくれます。

診察内容の例

  • 問診
  • 触診
  • 血液・尿検査
  • レントゲン
  • エコー

上記全ての検査をするわけではなく、診察をして必要な検査をしてもらいます。診察・治療・検査は全て保険が適用されます。初診の際は1万円前後を持っていくといいでしょう。

治療内容は?

  • 食事・水分摂取・睡眠などの改善の指示
  • トイレの仕方のトレーニング
  • 必要あれば投薬

投薬はおねしょに対して「抗利尿ホルモン」の分泌を増やす薬が出されます。

受診の目安

  • おねしょ:週1回以上あったら

お漏らしもおねしょも放っておくと尿路感染や腎機能の低下を引き起こす恐れがあります。病院を受診しましょう。

おねしょ対策はある?

画像出典元:http://shinchou-okite.com/grow-up/bedwetting/

おねしょに対して私たち親はどのような対策を取ればいいでしょうか?

まずは日誌をつけましょう。おねしょを「いつ」「どこで」「何回」「どのぐらい」したのかを毎日付けます。また、食べた物・飲んだ物の内容・量についても記録しておきます。この記録を付けることで、おおねしょをどんなときにするのか予測することができます。

この日誌は病院を受診するとき、お医者さんに見せることで普段の様子を理解してもらえます。とても役に立ちますのでぜひ日誌をつけてみて下さい。

おねしょの対策

  • 就寝時間の2時間前から水分摂取は控える
  • 寝ているときトイレに行くようにと起こさない:寝ているときに抗利尿ホルモンが分泌されるので、起こすとその分泌を邪魔してしまう
  • 夜遅くまで起きていないで早く寝る:遅くまで起きていると飲食をしてしまい、おねしょにつながる
  • お腹を冷やさない:膀胱が冷えるとトイレが近くなるので、お腹をしまって寝る

おねしょを必要以上に心配してしまうお子さんに対して、どう対応すれば良い?

例えば高学年になっても「おねしょしてしまうのではないか」とお子さん本人が気にしてしまう場合があります。こういったお子さんは、親戚の家に泊まりに行ったときに、おねしょを心配してパンツを2枚重ねで履いて寝るなどすることがあります。

学校行事である「修学旅行」やお友達のお家へでの「お泊まり」などを避けたがることが多いです。実際に行ってみればおねしょすることなく楽しく過ごせる場合がほとんどです。お子さんが修学旅行やお泊まりに行く前に親としてはどのように対応すれば良いでしょうか?

基本的には大らかに接して安心させてあげて下さい。不安な気持ちがおねしょを引き起こしてしまうこともあります。ママやパパが「大丈夫だよ」と笑顔で安心させて、「楽しんでおいで」と温かく送り出してあげることが大切です。パンツを2枚履いてそれでお子さん自身が安心するのであれば、そうさせてあげましょう。

おねしょは中学生になっても続いてしまうの?

まれに中学生になってもおねしょが続くお子さんもいます。そういった場合は、先ほど述べた膀胱や腎臓・脊椎などの異常があることがほとんどです。おねしょをして一番つらいのはお子さん自身です。小学生のうちに病院を受診させ、原因を突き止めて治療を受けさせましょう。

まとめ

まとめると、小学生のおねしょの原因には、

  • 膀胱の機能が未発達で膀胱が小さい
  • 抗利尿ホルモンの分泌が少ない
  • 睡眠が深くて尿意に気がつかない
  • ストレスによる夜尿症
  • 病気(糖尿病、腎盂炎、脳腫瘍など)

があります。病院は小児科もしくは泌尿器科を受診しましょう。おねしょの対策は

  • 就寝2時間前から水分摂取を控える
  • 早く寝る
  • トイレに夜中起こさない

ということが大切になります。

 - 小学生, 暮らし ,