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小学生の子供のお漏らし・おねしょの原因や病気の可能性は?対策はあるの?中学生までお漏らしは続く?

      2018/07/11

本来とっくに終わっているはずのトイレトレーニング。でも、小学校に入学したのに、「うちの子はまだお漏らしやおねしょをしている」と悩んでいませんか?小学生でお漏らし・おねしょをする子は実は多くいるのです。

「このままずっと続くのではないか」「学校でお漏らししていじめられないだろうか」と不安を抱えるママもたくさんいます。「何かストレスを溜めているのではないか」「愛情が足りないのだろうか」と自分を責めるママもいます。でもどうか自分を責めないで下さい。お漏らしやおねしょはママのせいではありません。

「お漏らしやおねしょの原因」「病気の可能性」「対策」「いつまで続くのか」について、詳しく調べてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。



小学生のお漏らしの原因は?

小学生が日中お漏らしをしてしまう原因には、以下の3つが考えられます。

1.膀胱の容量が他の子より大きい

おしっこは膀胱に溜まってから出されます。おしっこを溜めすぎて膀胱の容量が他の子より大きくなってしまうことがあります。おしっこが溜まっているという自覚がなくて知らず知らずのうちに溜まりすぎてしまい、お漏らししてしまうのです。

2.膀胱が緊張

膀胱の機能がまだ完全には発達しておらず、常に膀胱が緊張状態にあります。そのため、トイレに駆け込んでも間に合わずに漏らしてしまったり、またすぐにトイレに行きたくなったりということが起こります。

また、おしっこをするときには括約筋という筋肉を緩めておしっこをします。ですが、この括約筋がおしっこをしている最中に緊張状態になってしまい、おしっこを最後まで出し切れないことがあります。そのため、おしっこをしてしばらくすると括約筋の緊張がふと緩み、尿漏れのようなお漏らしをすることがあります。

3.病気

上記2つの原因にはそれぞれ病気の可能性が潜んでいます。病気については後ほど詳しく説明します。

小学生のおねしょの原因は?

画像出典元:https://tamagoo.jp/childcare/bed-wetting-of-primary-schoolchild/

4~5歳になると、膀胱の機能が発達して昼間の1.5~2倍の量のおしっこを膀胱に溜められるようになります。それでも夜におねしょをしてしまうことがあり、以下の4つの原因が考えられます。

夜のおねしょはなぜ起きるの?

  1. 膀胱の機能が未発達で膀胱が小さいのでおしっこが溜められない
  2. 夜の尿量を調整して少なくするホルモン「抗利尿ホルモン」の分泌量が少なく、夜の尿量が多くなってしまう
  3. 睡眠が深すぎて尿意に気がつかない
  4. 病気(後ほど詳しく説明)


おねしょ・お漏らしはストレスが関係しているの?

画像出典元:https://papimami.jp/50837/2/

昔は小学生になってもお漏らし・おねしょをするのは「ストレス」「しつけが厳しい」「愛情不足」など言われ、ママのせいにされることが多いものでした。ですが、最近ではストレスやママやパパの影響が原因ではないということがわかってきました。

ただし、今までお漏らし・おねしょがなかったのに、小学校入学前後位の年齢から突然お漏らし・おねしょが始まるような場合には、ストレスの影響も可能性として考えられます。小学校入学前後位の年齢のおねしょを「夜尿症」と呼ぶこともあります。

心理的ストレスによる夜尿は半年~1年以上といったある程度の長期感覚で無くなっていた夜尿が突然始まる場合に多く有ります。

脳には感情や情緒を司る視床下部と呼ばれる総合中枢が有りますが、この視床下部は自律神経と深い関わりが有り、ストレスにより自律神経が上手く働かず夜尿の原因になるようです。

引用元:医療法人香久会 泌尿器科 後藤クリニック「夜尿症の原因と対策」

小学生のお漏らし・おねしょは病気?

画像出典元:https://iko-yo.net/articles/2179

小学生のお漏らしやおねしょは病気が原因ということもあります。お漏らしとおねしょの場合に分けてそれぞれ説明します。

お漏らしをしてしまう病気とは?

  • 尿道が狭くなっていて、おしっこを最後まで出し切れない
  • 腎臓・尿管に異常があって、おしっこの回数が少なくおしっこが溜まりすぎる
  • 脊髄や骨盤の神経に異常があって、おしっこが間に合わない

おねしょをしてしまう病気とは?

  • 脳腫瘍
  • 腎盂炎
  • 糖尿病

ただし、おねしょの原因は、先ほど述べた「膀胱の機能の未発達」「抗利尿ホルモンの分泌が少ない」「睡眠が深すぎる」などが多く、病気の可能性は低いと言われています。

病院は何科を受診すればいい?

病院は「小児科」や「泌尿器科」を受診します。泌尿器科が近くにない場合は、小児科を受診します。その後小児科の先生が必要と判断したら泌尿器科を紹介してくれます。

診察内容の例

  • 問診
  • 触診
  • 血液・尿検査
  • レントゲン
  • エコー

上記全ての検査をするわけではなく、診察をして必要な検査をしてもらいます。診察・治療・検査は全て保険が適用されます。初診の際は1万円前後を持っていくといいでしょう。

治療内容は?

  • 食事・水分摂取・睡眠などの改善の指示
  • トイレの仕方のトレーニング
  • 必要あれば投薬

投薬はおねしょに対して「抗利尿ホルモン」の分泌を増やす薬が出されます。

受診の目安

  • お漏らし:週1回以上あったら
  • おねしょ:週1回以上あったら

お漏らしもおねしょも放っておくと尿路感染や腎機能の低下を引き起こす恐れがあります。病院を受診しましょう。



お漏らし・おねしょの対策はある?

画像出典元:http://shinchou-okite.com/grow-up/bedwetting/

お漏らし・おねしょに対して私たち親はどのような対策を取ればいいでしょうか?

まずは日誌をつけましょう。お漏らし・おねしょを「いつ」「どこで」「何回」「どのぐらい」したのかを毎日付けます。また、食べた物・飲んだ物の内容・量についても記録しておきます。この記録を付けることで、お漏らしやおねしょをどんなときにするのか予測することができます。

この日誌は病院を受診するとき、お医者さんに見せることで普段の様子を理解してもらえます。とても役に立ちますのでぜひ日誌をつけてみて下さい。

お漏らしの対策

  • 水分をしっかり摂る:おしっこが出やすくなるからといって水分摂取を控えると、脱水症や膀胱炎になってしまうことがある
  • 時間を決めてトイレに行く:「朝起きたら」「ご飯の前」「出かける前」「就寝前」など決まった時間にトイレに行く
  • リラックスして排尿する:膀胱が緊張状態になると、おしっこを最後まで出せずに尿漏れ・お漏らしの原因になる

男の子の場合は、立ってするのではなく座っておしっこをするとよりリラックスしてゆっくりとおしっこをすることができます。我が家の長男(4歳)も、幼稚園から帰ってきて、家に到着するまでにトイレが間に合わないことが何回かありました。

幼稚園を出る前にトイレには行っていたのですが、立ってしていたので力が入ってしまい、おしっこを全部出し切れなかったようです。先生が次の日から座ってさせてくれ、「たくさんおしっこが出ていました」と報告を受けました。

おねしょの対策

  • 就寝時間の2時間前から水分摂取は控える
  • 寝ているときトイレに行くようにと起こさない:寝ているときに抗利尿ホルモンが分泌されるので、起こすとその分泌を邪魔してしまう
  • 夜遅くまで起きていないで早く寝る:遅くまで起きていると飲食をしてしまい、おねしょにつながる
  • お腹を冷やさない:膀胱が冷えるとトイレが近くなるので、お腹をしまって寝る

おねしょを必要以上に心配してしまうお子さんに対して、どう対応すれば良い?

例えば高学年になっても「おねしょしてしまうのではないか」とお子さん本人が気にしてしまう場合があります。こういったお子さんは、親戚の家に泊まりに行ったときに、おねしょを心配してパンツを2枚重ねで履いて寝るなどすることがあります。

学校行事である「修学旅行」やお友達のお家へでの「お泊まり」などを避けたがることが多いです。実際に行ってみればおねしょすることなく楽しく過ごせる場合がほとんどです。お子さんが修学旅行やお泊まりに行く前に親としてはどのように対応すれば良いでしょうか?

基本的には大らかに接して安心させてあげて下さい。不安な気持ちがおねしょを引き起こしてしまうこともあります。ママやパパが「大丈夫だよ」と笑顔で安心させて、「楽しんでおいで」と温かく送り出してあげることが大切です。パンツを2枚履いてそれでお子さん自身が安心するのであれば、そうさせてあげましょう。

お漏らし・おねしょは中学生になっても続いてしまうの?

画像出典元:https://iko-yo.net/articles/1282

まれに中学生になってもお漏らし・おねしょが続くお子さんもいます。そういった場合は、先ほど述べた膀胱や腎臓・脊椎などの異常があることがほとんどです。お漏らし・おねしょをして一番つらいのはお子さん自身です。小学生のうちに病院を受診させ、原因を突き止めて治療を受けさせましょう。

まとめ

まとめると、小学生のお漏らしの原因は、

  • 膀胱の容量が他の子より大きい
  • 膀胱が緊張
  • 病気(尿道、腎臓、尿管、脊髄や骨盤の神経の異常など)

があることがわかりました。また、小学生のおねしょの原因には、

  • 膀胱の機能が未発達で膀胱が小さい
  • 抗利尿ホルモンの分泌が少ない
  • 睡眠が深くて尿意に気がつかない
  • ストレスによる夜尿症
  • 病気(糖尿病、腎盂炎、脳腫瘍など)

があります。病院は小児科もしくは泌尿器科を受診しましょう。お漏らしの対策は、

  • 水分をしっかり摂取
  • 時間を決めてトイレに行く
  • リラックスして排尿する

ということです。おねしょの対策は

  • 就寝2時間前から水分摂取を控える
  • 早く寝る
  • トイレに夜中起こさない

ということが大切になります。

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