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経産婦さんは出産が早い?特徴は?2人目と3人目の出産に違いはあるの?気になる疑問を解決します

      2018/07/10

経産婦さんは初産婦さんに比べて「出産が早い」「陣痛が痛くない」そんな話を聞いたことはありませんか?2、3人目の出産を控えるママにとっては「本当なの?」とつい真相が気になってしまいますよね。筆者本人も出産を3回経験したママであり、出産前は「経産婦の出産は早いの?陣痛は痛くないのか?」と同じような不安を抱いていました。

そこで今回は1人目よりも2、3人目の出産の方が早いのか?経産婦さんの出産の特徴や傾向について解説しますまた経産婦でも2、3人目の出産で何か違いはあったのか、3人目を出産した先輩ママの体験談も合わせて紹介します。ぜひ参考になさってください。



陣痛がくるまでは早いの?

陣痛が始まるまでの時期について、初産婦さんより経産婦さんの方が早いということはありません。経産婦でも予定日を過ぎることはあります。そのときの妊娠によって異なりますので経産婦だから出産までの週数が早くなることはありません。

陣痛がくるまでの兆候についても初産婦さんと経産婦さんに違いはありません。例えばおしるし、お腹の張り、腰の痛みは初産婦さんだけでなく、経産婦さんにも見られる兆候です。

※ここでの陣痛は10分間隔に規則正しくおこる、または1時間に6回以上の陣痛がおこることを意味し、この状態で分娩開始とみなされます。

分娩時間は早いの?

画像出典元:https://junkonishikawa.com/?attachment_id=47391

上の円グラフは、こそだてハックの読者による「陣痛開始から分娩までにかかったのは?」のアンケート結果です。「第一子」と答えたママは66%と、半分以上のママが1人目の方が分娩時間が長かったと答えています。しかし「第一子と第二子以降であまり差がなかった」と答えたママが15%、「第二子以降の方が長かった」と答えたママが11%います。

実際にお産を迎えてみないと分かりませんが、2、3人目の方が1人目より分娩時間が短くなる傾向があります。ではなぜ経産婦さんの方が初産婦さんよりも分娩時間が早いと言われているのでしょうか?初産婦さん、経産婦さんの分娩所要時間の違いや、体の状態の違いについて見ていきましょう。

1.分娩にかかる時間

分娩第1期 分娩第 2 期 分娩第 3 期  計
初産婦  10 ~ 12 時間 1 ~ 2 時間 15 ~ 30 分 11 ~ 15 時間
経産婦  5 ~ 6 時間 30 分~ 1 時間 10 ~ 20 分 6 ~ 8 時間

日本産婦人科学会によると、分娩時間は上記の表のような結果がでています。経産婦さんの分娩時間は初産婦さんの分娩時間のおよそ半分といえます。

  • 分娩第1期・・・分娩開始から子宮口全開大までの期間、分娩時間を左右する時期といえます
  • 分娩第2期・・・子宮口全開大から胎児娩出までの期間
  • 分娩第3期・・・胎児娩出から胎盤娩出までの期間

2.産道が広がりやすい

赤ちゃんの通り道である「産道」は、経産婦さんの場合だと1人目の出産のときに一度広がったことがあるため、2人目以降の出産においても産道が広がりやすくなっています。そのため経産婦さんの方が初産婦さんに比べて分娩時間が短い傾向があります。

3.子宮口が開きやすい

初産婦さんの子宮口はお産の進行に合わせて少しずつ開くのに対し、2人目を出産する経産婦さんの子宮口は開きやすい状態になっています。子宮口や産道が柔らかく、開きやすい状態になっていることでお産の進行が早く、分娩時間に大きな差をもたらします

2、3人目の出産の特徴とは?

1.出産経験があるので心に余裕がある

出産を一度経験することで、出産までの流れを把握でき、リラックスして出産に挑むことができます初めて出産を迎えるママは、どんな痛みなのか、いつどんなことに気をつければ良いのか全く分からない状態です。

それに比べて出産経験があるママは、強くなる陣痛に対し少しでも自分が楽になれる体勢を探ったり、呼吸法を行ったりと、どう対処すればよいのかを経験しています。出産準備においてもどんなものをいつまでに用意すればよいのか、経験しているだけでも慌てることなく落ち着いた状態で出産を迎えることができます

気持ちに余裕が生まれる

「経験がある」ことがママにとって大きな強みになります。そのため気持ちに心の余裕が生まれることでリラックスした状態で出産を迎えることができます。

  • 出産までの流れを把握している
  • 出産準備がスムーズである

2.後陣痛が辛い!

「後陣痛」とは妊娠で大きく伸びた子宮が、産後に元の状態に戻ろうと収縮するときに発生する痛みのことをいいます出産が2回目以降の経産婦は、初産のときよりも子宮が伸びやすく大きくなっているため、後陣痛の痛みが強くなる傾向があります

■後陣痛の特徴・初産婦さんより経産婦さんの方が痛みを強く感じる場合が多いようです。そして、二人目より三人目が強いという方もあります。

引用元:第64回:後陣痛(こうじんつう)って、なぁに?

 

後陣痛はいつからいつまで?

後陣痛の痛さは出産直後から始まり1~2日がピークといわれています。少し長くても1週間程度で痛みが収まります。筆者本人の記憶としても、入院中は授乳中、横になったとき、笑ったときなど、痛みが不規則にありましたが退院してからは痛みはほとんど感じませんでした。

  • 産後1~2日がピーク、長くても一週間程度
  • 子宮が完全に元通りになる産後6週前後まで軽い後陣痛を感じる場合もある

筆者体験談

筆者本人も後陣痛において初産では気にしたことがありませんでした。しかし2人目の出産が終わった後にお腹が痛くなり、「これが後陣痛か!」と感じたことをハッキリ覚えています。3人目のときは後陣痛に対して”こんな感じの痛みがあった!あった!”と受け止められる余裕があったので、2人目と3人目で後陣痛の差があったかどうかは覚えていません。

3.上の子がいるので、上の子のケアを怠らない

経産婦さんが初産婦さんと違うところは、お産だけではありません。上の子供についてもしっかり考えておく必要があります。小さな子供にとって妊娠・出産はイマイチ理解が難しいものです。ママの体調や気分がいつもと違う、自分に構ってもらえないと感じると、上の子が精神的に不安定にる場合があります。赤ちゃんも上の子も、”どちらも大切だよ、大好きだよ”と伝えるようなケアをしてあげましょう。

上の子がいる場合、出産が始まったとき”誰がどこで上の子供の面倒を見るのか?”を事前に決めておく必要があります。例えば陣痛がきた場合はどうする?もし深夜に陣痛がきたら?分娩が始まったら?と幾つか状況に合わせて対応できるよう家族間で相談しましょう。

上の子がいる場合、気をつけること

2人目の出産は1人目と同じ里帰り先の病院だったけど、3人目の出産になったら上の子が幼稚園・小学校に入園入学していることを理由に里帰り出産をやめて、初めての病院で出産をする場合もあります今までなら里帰り先で両親が助けてくれたけど、3人目になったら助けてくれる人を他に探す可能性もあります。周りの方との協力が必要ですので事前の相談が大切です。

  • 上の子供のケアを心掛ける
  • 出産のとき、上の子供を誰がどこで面倒みるのか決めておく

筆者体験談

筆者本人は1人目はAの病院で、2、3人目は同じBの病院で出産しました。Bの病院では事前に伝えておくと、出産時に上の子の立会いが可能でした。2人目の出産は夕方だったため主人・母・上の子の3人が立会いました。上の子はとても驚いた様子でしたが母と静かにソファーで見守ってくれてました。

3人目の出産では深夜だったため、子供は寝かせたまま母にお願いし、主人と2人で病院に向かいました。病院によって上の子の立会いを許可しているかどうかは異なりますが、分娩室の外でおばあちゃんと子供が待機している姿も見られました。上の子がいる場合は出産時にどうしたらよいのか出産先の病院に相談してみましょう。

4.陣痛が軽い、痛くないって本当?

痛みの感じ方は人により異なり、経産婦さんだから陣痛が軽い、痛くないということはありません筆者本人も3回の出産を経験していますが、どの出産も本当に痛かったです。但し、経産婦さんは初産婦さんに比べて分娩時間はおよそ半分と、分娩時間が短い傾向があります。

その結果、分娩時間が短い=陣痛がくる時間も短いとなり、2、3人目の方が陣痛が軽かったと感じる経産婦さんが多いと考えられます。

5.肥立ちが早い

「肥立ち」とは産後、体が出産前の正常な状態に回復することをいいます。経産婦さんは子宮が伸びやすく後陣痛が辛いと先ほど説明しました。子宮がよく伸びるということは、子宮が元に戻ろうとする収縮するスピードが早いということです。つまりそれだけ経産婦さんの方が体の回復が早いといわれています

筆者体験談

筆者本人も1人目より2人目、2人目より3人目の方が体の回復は早かった記憶があります。また2、3人目のときは産後の経験があったことから家事・育児の合間に休養を取るタイミングが上手くなっていました。これも回復が早くなった一つの理由かもしれません。

3人目を出産した先輩ママの体験談

経産婦さんのなかでも、2人を出産する場合と3人を出産する場合では何か違いがあったのでしょうか?ここでは3人目を出産した経験がある先輩ママの体験談を紹介します。先輩ママの体験談をもとに自分の出産はどうなるのだろう?と想像してみるのもいいですね。

出産が早かった!

  • 1人目は3時間、2人目は1時間、3人目は本当に早かったです
  • 3人目を産みましたが、かなり早くてびっくり!3人目は陣痛がきたらすぐに病院に行ったほうがいいです!
  • 1人目は予定日より10日遅れ、2人目は6日遅れ、3人目は2日早く生まれました。だんだん予定日より早くなってきました

3人目が1番大変だった!

  • 1人目は9時間、2人目は4時間、3人目は1日かかりました。3人目が1番辛かったです。
  • 年齢を重ねれば重ねるほど体力が無くなります。そのため1人目より2人目、2人目より3人目の出産のほうが大変でした

まとめ

出産を経験したことがあっても、いざ出産が近づくとわくわく・どきどきした気持ちでいっぱいになります。「出産を経験したことがあるから大丈夫!」と余裕な気持ちは禁物です。特に2、3人目を出産するママは上の子に気を取られてしまい、つい無理をしてしまう傾向もあります。

筆者本人も子供を3人出産しましたが、何度経験しても出産は素晴らしい経験であり、ママの特権といえます。家族と共に助け合いながら、体に無理をせず、リラックスした状態で出産を迎えてくださいね。

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