ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

いじめっこの特徴や心の状態は?家庭環境が心理面に与える影響といじめっこの撃退方法

      2018/08/05

小学校のお友達の中に意地悪なことを言う子や嫌なことをしてくる子供がいる、小学校で子供が意地悪をされているなど、子供の周りにいるいじめっこに頭を悩ませている人もいますよね。

「キモイ」「ウザい」「汚い」など、口に出して言ってはいけないような発言をする子供。そういったことを言ういじめっこにはどんな特徴があるのでしょうか。

意地悪な発言や態度を取ることは決して良いことではありません。自分の子供が加害者、または被害者にならないように、いじめを増やさないように、いじめっこの特徴や心理を知って対策を行いましょう。

今回は、小学生のいじめっこの特徴や心理、撃退方法についてお伝えします。



小学生のいじめっこに見られる6つの特徴について

友達や同級生に対して意地悪やいじめをしてしまう子供もいます。いじめをしてしまういじめっこには一体どんな特徴があるのでしょうか。いじめっこの中には、心に問題を抱えていたり、親の愛情に飢えている子供もいます。

特徴1.自己肯定感が低い傾向

成長していく段階で、小さなころから自分を否定される言葉を言われて育ってきた子供は、自己肯定感が低い傾向があります。「自分はダメな人間なんだ」「みんなから愛されていないんだ」と思ってしまうと、自己肯定感が育たずに自分を否定して生きるようになってしまいます。このため、自分よりも弱い立場の人に意地悪をすることで、「自分の存在は必要なのだ」「自分は強いのだ」と感じようとして、友達や同級生をいじめてしまうようになるのです。

特徴2.プライドが高い

「周りの友達よりも自分の方が上の立場でいたい」「自分はみんなのリーダーでいたい」と思っているプライドの高い子供は周りの友達のことを見下してしまうようになります。

自分が中心になって周囲の友達を動かし、いじめの中心やリーダー格になって友達に意地悪をしてしまいます。友達の中でも優位な立場に立ちたいと思うプライドが高い子供のなかには、いじめっこになってしまう子供もいるのです。

特徴3.嫉妬をする

自分よりも目立つ子や頭が良い子、運動ができる子、人気がある子に対して嫉妬心を抱いてしまう子供はいじめっこになってしまうことがあります。

自分にはないものを持っている友達に対して「羨ましい」という感情が芽生え、それがきっけとなっていじめをしてしまうのです。

特徴4.自分を必要としてもらいたい

友達をからかうことで注目を集めたり、みんなのことを笑わせたい・楽しんでもらいたいという気持ちから友達のことをからかって意地悪をしてしまう子供は、自分では気づかないうちにいじめっこになってしまうことがあります。

こういったタイプの子供は調子に乗りやすいため、周りの友達や周囲の人が喜んでくればそれでよしとしてしまう傾向があり、からかっている対象の友達が嫌な思いをしていることに気が付かないこともあります。

特徴5.親との関りが少ない

親とコミュニケーションを取る事が少ない子供はいじめっこになってしまうことがあります。親からの愛情を十分に受けることができずに育ってきた子供は、誰かに意地悪をすることで自分の存在や価値を見つけるようになります。

意地悪をしている相手が自分に従うようになることに満足感を感じて、親から愛情を受けられなくても自分は価値のある人間なんだと思うようになり、いじめっこになってしまうのです。

特徴6.過去にいじめられた経験がある

過去に自分がいじめのターゲットになっていた経験がある子供は、自分がまたいじめられてしまう立場に戻ることが嫌で、自分が自らいじめをして自分の身を守ろうとします。

また、自分と同じ思いを誰かにしてほしいと感じたり、自分だけが辛い経験をするのは嫌だと感じていじめっこになってしまうこともあります。

家庭環境が子供の心理面に影響を与えることも

家庭の中に問題がある場合、子供の心理面に影響を与えてそのことが原因となっていじめっこになってしまうこともあります。

子供は家の中の空気を敏感に感じ取っています。親の不仲や暴力などが子供の心理面に悪影響を与えて、家庭内で感じたストレスを友達をいじめることで発散するようになってしまうのです。

「子供だからわからないだろう」と思って子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったり、子供のことに無関心、または過干渉になってしまうなど、恵まれない家庭環境の中で生活をしている子供はいじめっこになる事もあります。

家庭内の人間関係に不和があったり、親が過度に過干渉だったり、兄弟が不登校だったり家庭ない暴力があったり…
こうした家庭環境に置かれていると、子供は心理的に強い不安を感じてしまいます。

その結果、自分の攻撃性をコントロールできなくなってしまったり、
思うように自分を表現できなくなってしまったりするのです。

引用元:いじめゼロを目指して



抱えている障害が原因でいじめっこになってしまうケース

障害を抱えている子供は、その障害が原因でいじめっこになってしまうことがります。友達の物を盗んでしまったり、動物をいじめる、親に反抗的な態度を取るなど、問題行動をする子供は「行為障害」という障害が原因となっていじめをしてしまうこともあるのです。

行為障害の特徴

  • 友達や動物に攻撃的な態度をとる(暴力をふるう・バッドなどの凶器で攻撃するなど)
  • 物を壊す(窓ガラスをわざと割る、友達の持ち物を壊すなど)
  • 物を盗む(友達の物やお店の物を盗むなど)
  • 嘘をつく(嫌なことから逃れるために嘘をつく、簡単に約束を破るなど)
  • 飲酒や喫煙、性行為(早い年齢から飲酒や喫煙、性行為を繰り返すなど)

WHOの診断ガイドライン「ICD-10」に記載されている「行為障害」は、反社会的、攻撃的、反抗的な行動を、何度も繰り返すことが6ヵ月以上持続する障害です。

引用元:ハートクリニック

いじめっこの撃退方法は「意思表示」

いじめっこには自分の気持ちをはっきりと意思表示することが大切です。いじめをしてしまう子供は、自分よりも弱い立場の相手に対して意地悪をする傾向があります。

意地悪なことを言われたり、嫌なことをされたときには、はっきり大きな声で相手に「やめて!」と伝えるようにします。

自分の気持ちを声に出して伝えることは勇気がいることですが、いじめっこは何も言わない相手に対して攻撃をすることが多いです。勇気を出してはっきりと「やめて!」と自分の気持ちを伝えましょう。

いじめっ子は勝てない相手に意地悪をしない

いじめっ子がいじめる相手は自分よりも弱い相手です。ですから、気毅然とした態度をとって理論的に自分の考えを伝えることは有効な手段です。

例えば、持ち物のことでからかわれたとき「僕がこれを持っていることの何がいけないのか教えてほしい」などというように、いじめっ子が受け答えできないような質問をみんなの前ですることが効果を発揮します。

いじめっ子はターゲットをからかって、反応を見て楽しんでいます。いじめっ子が答えることができないような質問をすると、みんなの前で恥をかくことになりますので、毅然とした態度で相手の間違いを指摘するような発言をすると効果的です。

自分が恥をかくような質問をされると、その経験から相手に意地悪を言わなくなることもあります。

いじめられてる子供の親ができること

いじめっ子に対して、子供が自分で対処をできないこともあります。いじめっ子のことが怖くて、自分で強く言えない、今まで意地悪をされていた相手に、強く言えないことがあっても当然かもしれませんね。

そんな時は、親が子供を支えてあげることが大切です。いじめっ子には自分で言うのが効果的ですので、子供に対して「いつでも味方だよ」ということをしっかりと伝え、何かあったら必ず助けるという姿勢を見せることが大切になります。

また、子供と一緒にいじめっ子に対して「やめて」と伝える練習をしたり、学校の先生にサポートをお願いする・子供がされたことを書き留めたり、証拠を残しておくなどして対処するようにしましょう。



低学年のいじめと高学年のいじめ

低学年の場合も高学年の場合も、いじめっ子に対して自分の気持ちをはっきりと伝えることが大切になります。

低学年の場合

低学年のいじめの場合は、いじめっ子が「自分のしている行動がいじめなのだ」とはっきりと認識せずにいじめをしています。また、軽い気持ちで相手をからかっているだけのこともあります。ですが、いじめのターゲットにしている相手は自分よりも弱い相手のことが多いです。

このため、いじめっ子にやられるがままにしているのではなく、「やめてほしい」ということを大きな声ではっきりと伝えることが大切になるのです。年齢が小さい場合は難しいかもしれませんが、そういったときは親が一緒に練習する・支えてあげるなどして、子供のサポートしてあげるようにしましょう。

高学年の場合

高学年の場合は、自分が相手に意地悪をしていることを認識していじめをしていることが多いです。低学年のいじめと比べると、言葉だけではなく暴力をふるう子も出てきます。

ですが、いじめのターゲットになる相手はやはり自分よりも弱い子のことが多く、いじめっ子に対して歯向かってこない・自分よりも立場が下の相手に対していじめを行います。

高学年のいじめの場合も「やめてほしい」「どうしてそういうことをするのか」「嫌だ」ということを言葉に出していじめっ子に伝えることが大切になります。

暴力を振るわれる可能性がある場合は、助けてくれる大人がいる前でしっかりと意思表示をするようにしましょう

まとめ

いじめっこの特徴には、自己肯定感が低く親との関りが少ないというものがあります。嫉妬心が強くてプライドの高い子供や、自分のことを必要としてほしいと思う子供がいじめっこになってしまうことがあるのです。

家庭環境が悪い中で生活していると、家の中で感じたストレスを友達をいじめるという行為で発散することもありますので、子供の前で夫婦喧嘩をしたり暴力を振るうなど、子供の心に悪影響を与える行動を取ることはやめましょう。また、行為障害という障害が原因となっていじめをしてしまう子供もいます。

いじめっこにははっきりと自分の気持ちを伝え、嫌なことをされないように対処をしましょう。自分の気持ちを言葉にすることは勇気がいることですが、強い態度を取ることがいじめっこを撃退するために有効になります。

 - 生活 ,