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赤ちゃんはいつから歩くの?歩きはじめの時期と歩く練習方法

   

ハイハイができるようになり、つかまり立ちができるようになると、いよいよひとり歩きができるようになるのが待ち遠しくなりますよね。赤ちゃんのひとり歩きは赤ちゃんの成長を実感できる大きな節目です。それゆえになかなかひとり歩きができないと赤ちゃんの成長に不安を抱いてしまうお母さんも少なくありません。今回は赤ちゃんがひとり歩きができるようになる時期と歩く練習の方法をご紹介します。



1.赤ちゃんが歩きはじめる時期

まずは赤ちゃんが歩きはじめる時期を知ることからはじめましょう。ある日、いきなりひとりでスタスタと歩けるようになる赤ちゃんはいません。いろいろな成長過程を経て、少しずつ歩けるようになっていくのです。歩きはじめるまでの成長過程や具体的な時期に関して詳しく説明しますね。

1.1歩きはじめるまでの成長過程

冒頭でも記載した通り、いきなりひとりで歩けるようになる赤ちゃんはいません。ひとり歩きができるようになるまでには、いろいろな成長過程があります。たとえばハイハイやつかまり立ちができるようになった時期が遅ければ、ひとり歩きできるようになる時期も自然と遅くなる傾向があります。まずはひとり歩きができるようになるまでの成長過程について説明します。

1.1.1首がすわる

赤ちゃんはお母さんのお腹のなかから出てきた瞬間から、ずっと少しずつ成長しています。生後2ヶ月頃になると自分の首の力で首を持ち上げられるようになり、後3ヶ月頃に首がすわるようになります。うつぶせの状態から自分の力で顔を上げられるようになり、首周りの筋肉が発達してきているのがわかります。

1.1.2寝返りをうつ

生後5ヶ月頃になると下半身の筋肉が発達してきます。それまでも足をバタバタさせることがありましたが、そのような動きによって下半身の筋肉が発達し、腰回りが安定してきます。腰をひねったり、足をばたつかせたりして寝返りをしようとするのもこれくらいの時期です。生後6ヶ月頃には足腰の動きが活発になり、寝返りをうてる赤ちゃんが増えてきます生後7ヶ月頃には多くの赤ちゃんが寝返りをうてるようになります。その後、自由に寝返りをうちながら全身の筋肉を使った遊びをしはじめます。

1.1.3おすわりをする

生後8ヶ月頃になるとおすわりができる赤ちゃんが増えてきます。おすわりはお腹や背中、首の筋肉で全身を支えなければいけないため、すわっている状態でもさまざまな部分の筋肉を鍛えることに繋がっています。おすわりができるようになると両手を使った遊びが活発になるため、少しずつ手先が器用になっていく成長もみられるようになります。

1.1.4ハイハイをする

生後9ヶ月頃になると手のひらや足の裏を使って移動するズリバイができるようになり、少しずつハイハイへと変わっていきます。生後10ヶ月頃になると多くの赤ちゃんがハイハイをマスターし、自分の好きなように移動できるようになります。ハイハイができるようになると腕や足の筋肉が発達し、歩くための筋肉が少しずつ成形されていきます。

1.1.5つかまり歩き

生後11ヶ月頃になるとつかまり立ちができるようになります。テーブルやソファのふちに手をつき、下半身だけで自分の体を支えられるようになります。つかまり立ちに慣れてくると少しずつそのまま歩けるようになり、つかまり歩きをマスターするようになります。生後12ヶ月頃になると数秒であれば手を離して、自分の力だけで立てるようになります

1.2歩きはじめる時期

赤ちゃんがひとりで歩けるようになる時期の平均は生後12ヶ月頃です。しかし、早い子では生後8ヶ月頃から歩けるようになる赤ちゃんもいますし、遅い子では1歳6ヶ月頃から歩けるようになる赤ちゃんもいます。歩きはじめの時期は個人差がありますので、お子さんのペースを温かく見守ってあげましょう

1.3歩きはじめる時期は体の成長と関係している

歩きはじめる時期と赤ちゃんの体の成長は密接に関係しています。赤ちゃんが歩けるようになるためには、足腰の筋肉の発達や全身の骨の発達、バランス感覚などが十分に成長している必要があります。これらの成長はハイハイやおすわりなどの歩きはじめる前の成長段階で少しずつ鍛えられていきます。そのためハイハイやおすわりなどの時期が遅れれば、自然と筋肉をつかう時期も後ろ倒しになっていくので歩きはじめる時期も遅れるというわけです。厳密にいえば「遅れている」のではなく、その子にとってのタイミングがたまたまその時期だったというだけなのです。

2.歩く練習の準備

赤ちゃんの歩く練習をはじめる前に、赤ちゃんが安心して練習できる環境を整えてあげることも非常に重要です。次は歩く練習の準備について説明します。

2.1物を床に置かない

まずは赤ちゃんが転ばないように床に置いてある物を片付けましょう。小さいものは誤飲をしてしまう可能性がありますし、おもちゃなどは踏んでしまうと滑って転んでしまう危険性があります。赤ちゃんが歩きはじめる時期になったら日常的に物を床に置かないように習慣化しましょう。常に自由に歩ける環境をつくってあげることで、赤ちゃんが好きなタイミングで歩く練習ができるようになります。

2.2ジョイントマットを敷く

歩きはじめの赤ちゃんはすぐに転んでしまいます。怪我を防ぐためにもジョイントマットを敷きましょう。ジョイントマットは弾力性があり、万が一赤ちゃんが転んでも頭を床に強くぶつけてしまうのを防いでくれます。怪我防止だけではなく、防音性にも優れているため大きな尻もちをついてしまっても下に音が響きにくいので非常に便利です。お部屋の広さに合わせてパーツを組み合わせることができるので、簡単に敷くことができます。

2.3おもちゃをバラバラに置く

赤ちゃんが歩く練習をするスペースには、おもちゃの位置を工夫しましょう。おもちゃが一か所に集中して置かれていると、赤ちゃんはおもちゃの近くに座り込んで遊んでしまいます。おもちゃを離れたところに置くことで自らおもちゃを取りにいくようになり、あちこち移動することで体の筋肉が鍛えられます。赤ちゃんの気分が乗らない場合は、おもちゃを振りながらハイハイやつかまり立ちをするようにうながしてあげましょう。

2.4好きな環境で練習する

歩く練習をする場所はどこでも構いません。ご家庭の室内からはじめてもいいですし、公園で練習するのもよいでしょう。あまり慣れない環境で練習をしても、赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうことがあります。赤ちゃんが興味を持ちやすい環境であれば楽しく練習をはじめることができます。ただし、いきなりコンクリートや床のうえで練習をはじめると転んだときに怪我をしてしまう危険性があります。室内で練習をする際はジョイントマットを敷き、屋外であれば芝生など転んでも痛くない場所を選ぶようにしましょう。

3.歩く練習方法

それではいよいよ歩く練習方法について説明します。ただし、歩く練習は強制的に行っても意味がありません。やればやるほど早く歩けるようになるわけでもないので、赤ちゃんのペースに合わせながらゆっくりと進めていきましょう。

3.1立つ練習

まずは立つ練習からはじめましょう。いきなりテクテク歩くのは難易度が高いため、最初は自分の力で立つ練習をすることが大切です。立つ練習をすることでバランス感覚が養われ、つたい歩き、ひとり歩きができるようになっていきます。

3.1.1両手を持って支える

赤ちゃんと正面から向き合い、両手を持ち、体を支えてあげましょう。赤ちゃんは自分で立つ練習をすることで足の裏が刺激され、バランス感覚が養われていきます。すぐに尻もちをついてしまっても大丈夫。自分で立つという経験を少しずつ積んでいくことで感覚が育っていくのです。最初は赤ちゃんの気分に合わせて立つ練習をし、少しずつ10秒、20秒とひとりで立てる時間が長くなるようにしていきましょう。もちろん、なかなかひとりで立てないからといって焦る必要はありません。

3.1.2物につかまって立つ

テーブルやソファのふちに手をつき、立てるように練習しましょう。練習する際はテーブルやソファのうえにお気に入りのおもちゃを置くと、赤ちゃんの興味を引きやすくなります。手や腕の力で体を支え、好きなおもちゃを取る、という行動を繰り返していくと足腰の筋肉が発達し、ひとりで立つための筋肉が成長していきます。

3.2つたい歩きの練習

ひとりで立てるようになったら、つたい歩きの練習をしましょう。つたい歩きとは、お母さんやお父さんに手を持って持ってもらったり、テーブルやソファにつかまったりしながら歩くことです。自分の力で足を動かし、前進する練習をすることができます。

3.2.1両手を持って歩く

つかまり立ちの応用で、赤ちゃんの両手を持って歩いてみましょう。自分の腕で体を支えられるようであれば、膝立ちになって赤ちゃんと同じくらいの目線になり、手を引くように支えてあげましょう。まだ腕で体を支えられないようであれば、赤ちゃんがバンザイをした状態で上から釣るように支えてあげましょう。ただし、思い切り引っ張ると肩や腕を痛めてしまう恐れがあるため、無理に引っ張らないように注意しましょう

3.2.2おもちゃを動かして追いかける

こちらも物につかまって立つ練習の応用です。テーブルやソファなど赤ちゃんの身長よりやや低い場所におもちゃを置き、それを取る練習をしましょう。ずっと同じ場所におもちゃを置いてしまうと立ったり座ったりの練習になってしまうため、時々おもちゃを上下、左右に動かしながら赤ちゃんが歩くきっかけをつくってあげましょう。おもちゃを動かすことで赤ちゃんの興味を引きやすくなりますし、自分から動くきっかけを自然につくることができます。

使用するおもちゃはゴムボールや小さなぬいぐるみ、ガラガラなど赤ちゃんが片手で持てるくらいの大きさのものが望ましいです。あまり大きく、重いものだと赤ちゃんが上手につかめず、取りに行くことに飽きてしまう可能性があるので注意しましょう。

3.3ひとり歩きの練習

立つ、つたえ歩きができるようになったら、いよいよひとり歩きの練習に移りましょう。ひとり歩きの練習をする際は今まで以上にバランスが取りづらくなるため、赤ちゃんの転倒に注意しましょう。テレビや充電器のケーブルは足を引っかけてしまう危険性がありますし、チラシや新聞紙は足を滑らせてしまう危険性がありますので取り除いてください。練習する環境には十分注意しましょう。

3.3.1距離を取って呼びかける

ひとりで立てるようになったら、赤ちゃんと少し距離を取って「おいで」と呼びかけてみましょう。その際、赤ちゃんが転倒してもすぐに支えられる(30cm~1m)くらいの距離を保つようにしましょう。距離を取ったら両手を広げ、赤ちゃんに向かって「こっちだよ」「おいで」などと呼びかけてみます。赤ちゃんがなかなか興味を示してくれない場合は音の出るおもちゃやお気に入りのおもちゃを振りながら呼びかけてあげると効果的です。

3.3.2手押し車で練習する

赤ちゃんの歩く練習の強い味方である「手押し車」。人気のキャラクター物や可愛らしい動物が描かれているものなど、さまざまな手押し車があります。手押し車には大きく分けて木製やプラスチック製のものがあります。木製のものは木のぬくもりが魅力的ですし、プラスチック製のものは軽いので持ち運びに便利です。それぞれの魅力があるため、お気に入りの商品を探してみましょう。

また、手押し車のなかには押して歩くと音が鳴ったり、キャラクターが動いたりするものもあります。押して歩くことでいろいろなアクションがあると赤ちゃんも飽きずに楽しみながら歩く練習をすることができます。手押し車を使用する場合はカーペットや敷居などの段差に注意しましょう

3.3.3歩行器を使って練習する

赤ちゃんの歩く練習グッズの代表として「歩行器」が挙げられます。歩行器の下にはキャスターがついており、上の円盤で体を支えることで自由に歩けるようになります。手押し車とは異なり、体がすっぽりとはまるタイプが多いため、転ぶ心配があまりないのが特徴です。

一方、歩行器を使うと赤ちゃんのバランス感覚がつきづらくなるという意見もあります。歩く練習といっても常に体を支えてくれいるため、足や背中の筋肉を使って体を支える練習がしづらい面もあります。また、歩けるようになるまでのほんの少しの時間しか使わないため、近年では購入しない家庭も多くあります。

3.3.4ペンギン歩きで練習する

ペンギン歩きとはお母さんやお父さんの足の甲に赤ちゃんを立たせ、一緒に歩く歩き方です。一緒に足を動かすことで足を上下させながら歩くという基本的な動作を身につけることができます。ペンギン歩きは屋内だけでなく、屋外でもできます。特にはじめて靴を履いて歩く赤ちゃんは裸足で歩くときと感覚が異なるため、バランスが取りづらいことがあります。そのような場合はペンギン歩きで靴を履いて歩くことに慣れさせてあげましょう

4.赤ちゃんが歩かない理由

赤ちゃんがなかなか歩かないと心配になってしまいますよね。赤ちゃんがなかなか歩かないのにはいくつか理由があります。次は赤ちゃんが歩かない理由について説明します。

4.1赤ちゃんの性格

赤ちゃんにもそれぞれ個性があり、性格が異なります「好きなおもちゃがあれば、少し遠くても自分で取りに行ってみよう」と思う子もいれば、「好きなおもちゃが遠くにあるなら、近くのおもちゃで遊べばいいや」と思う子もいます。そのため、もともとの性格が活発な赤ちゃんはよく動き、体の発達も早いですが、マイペースな赤ちゃんはいろいろなことがゆっくりとできるようになります。

また、なかなか歩かない赤ちゃんのなかには慎重なタイプの子怖がりなタイプの子もいます。歩きはじめる時期が早いのがいい、遅いのが悪いというわけではありませんので、赤ちゃんのペースを温かく見守ってあげましょう

4.2歩く気分ではない

大人と同じように赤ちゃんにも気分が乗らない日があります。歩行だけに限らず、寝返りやハイハイ、離乳食、発語などの進み具合も赤ちゃんの気分によって変わるケースが多々あります。これも赤ちゃんの性格やその時の気分によって左右されるものなので、気分が乗らない日は無理に歩く練習をさせる必要はありません。まずは赤ちゃんが楽しめることを第一に考えてあげましょう

4.3体が大きい

体の大きい赤ちゃんが歩くためには、大きな体を支えるための筋肉が必要です。しかし、体が大きいからといって自然と必要な筋肉がつくわけではありません。ひとり歩きができるくらいの筋肉をつけるためには少し時間がかかります。体の大きさと筋肉量は必ずしも比例するわけではありませんので、その差によって歩きはじめる時期がゆっくりになる場合もあります。その場合は無理に歩かせようとするのではなく、日常的な遊びや今できるハイハイ、つかまり立ちの練習などを通じて必要な筋肉をきたえてあげましょう

4.4歩くよりも抱っこがいい

赤ちゃんのなかには自分で歩くよりもお母さんに抱っこしてほしいという子もいます。生後12ヶ月~1歳6ヶ月頃は自分でいろいろなことができるようになる一方、まだまだ甘えたい時期なのでお母さんに抱っこをせがむ子も多くいます。そのような場合はぎゅっと思う存分抱きしめてあげましょう。昔は子どもが甘えてくるからといって、たくさん抱っこしてしまうと「抱き癖」がつくといわれていましたが、現在は関係ないとされています。甘えたい欲が満たされ、赤ちゃんが歩きたい気分になったら一緒に歩く練習をはじめれば問題ありません。

4.5障害がある

歩かない原因に赤ちゃんの障害が挙げられます。身体的な障害が原因であるケースもありますが、発達障害や知的障害があることによって歩きはじめる時期が遅れることもあります。ただし、歩く時期だけで障害の有無を判断することは非常に難しく、専門的な知識がないと正しい判断をすることができません。逆に発達障害や知的障害を持っていても早い時期から歩きはじめる赤ちゃんもいるため、歩きはじめる時期だけで障害の有無を判断するのはひかえましょう2歳頃になっても歩く様子が見られないようであれば、一度病院に相談してみるのもよいでしょう

5.歩く練習で注意すること

赤ちゃんの歩く練習をはじめる際は安全面の方かにも注意するべきことがいくつかあります。赤ちゃんの成長を温かく見守るためにも注意点をおさえておきましょう。

5.1練習を無理強いしない

まず大切なことは、歩く練習を無理強いしないことです。大人でも気分が乗らないことを強制されたら嫌な気持ちになりますよね。赤ちゃんも同じです。赤ちゃんがぐずったり、手押し車や歩行器に興味がなくなったら一回練習をお休みしましょう。練習をいやいややらせてしまうと、赤ちゃんにとって歩くことが苦痛になってしまいます。歩く練習は赤ちゃんと遊ぶ感覚で楽しく取り入れてみましょう

5.2歩けなくても叱らない

歩けないことは悪いことではありません。上手く歩けないからといって叱らないようにしましょう。上手く歩けないことに対して「なんでできないの?」「もっとこうやるんでしょ!」と強く責めてしまうと赤ちゃんは自信を失くしてしまいます。まだ小さい赤ちゃんではありますが、お母さんが怒っていることや自分が責められていることは雰囲気で理解することができます。歩く練習は赤ちゃんのペースに合わせ、焦らずに進めていきましょう。

5.3ほかの子と比較しない

歩けるようになった時期が早ければいい、遅ければ悪いということはまったくありません。周囲を見渡せば我が子よりも早く歩けるようになった子もいれば、遅い時期に歩けるようになった子のどちらも必ずいます。それは赤ちゃんの個性や成長の個人差なので早さを競う必要はありません。あまりお母さんが赤ちゃんのことを急かしてしまうと赤ちゃんが委縮してしまうこともあるので、赤ちゃんの成長するペースを尊重してあげましょう

 

まとめ

赤ちゃんがひとりで立てるようになると、いよいよ歩けるようになるのでは?とワクワクしますよね。しかし、赤ちゃんの成長スピードにはそれぞれ個人差があります。早い段階でハイハイやひとりで立てるようになっても、なかなかひとり歩きができない赤ちゃんもいます。成長スピードは赤ちゃんの個性にも大きく関係しているため、早い遅いを気にする必要はありません。赤ちゃんの個性を尊重し、一人ひとりにあったペースを温かく見守ってあげましょう。

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