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子供の声がうるさい!子供が大声を出す・奇声をあげる理由は?発達障害の可能性もあるの?

      2018/05/28

「子供の声がうるさい」と感じてしまう人もいますよね。元気に遊んでいる子供の声や、楽しそうにはしゃいでいる子供が急に奇声をあげると、その声に嫌悪感を感じてしまうこともあるでしょう。特に、小学校に入学する前の0歳~5歳くらいまでの子供は急に奇声をあげることがあります。

子供が元気に遊んでいるのはとても良いことなのですが、元気過ぎてその声のトーンを抑えることができずに大声を出してしまったり、突然奇声をあげてしまうこともあります。子供が大声を出して奇声をあげるのには、一体どんな理由があるのでしょうか。また、子供に直接の原因がないのに、公園や幼稚園・保育園・学校周辺に住んでいる人から「子供の声がうるさい」とクレームをが出ることもあります。

自分の子供が大声や奇声をあげたときはどうしたらいいの?病気の可能性はある?どんな対処をしたらいいの?

子供が大声や奇声をあげる理由と、実際に出来る対処法についてお伝えします!



子供がうるさいのはどうして?

子供は大人と違って周囲の状況を判断して行動することができません。このため、大きな声を出してはいけない場所や状況で大声を出してしまうことがあります。また、子供は楽しくなるとテンションが上がって感情を抑えることが難しくなります。そうすると大きな声を出してはしゃいでしまうことになるのです。

子供は喜怒哀楽の表現がはっきりしていますので、楽しいときは楽しい、悲しいときは悲しい、腹が立つときは腹が立つというように、感情のままに自分の気持ちを表現してしまいます。

その結果大きな声を出してしまい、「うるさい」と感じることもあるのです。

子供が奇声をあげるのはなぜ?

ただ声が大きくてうるさいだけではなく、時々子供は奇声を上げることもあります。急に大きな声で「きゃーーー」と叫ぶと、周囲にも迷惑をかけてしまう上に親の私たちもビックリしてしまいますよね。子供が奇声をあげるのはどうしてなのでしょうか。

気持が高ぶって興奮している

気持が高ぶってテンションが上がっているときに奇声をあげることがあります。興奮している気持ちを抑えることができずに、奇声を上げてそれを表現しているのです。

周囲に迷惑が掛からないような場合はそのまま様子を見ても問題はないでしょうが、周りに人がたくさんいるときや電車・バスの中など、静かにさせた方が良い場所の場合は子供の気持ちをそらすようにしましょう。

子供の気持ちをそらすには

  • 抱っこをする
  • おもちゃを与える
  • お菓子を与える
  • 子供に話しかける

子供気持ちをそらす時は強引に押さえつけるのは逆効果です。子供の気持ちに同調して、うまく気持ちを別のところに向かせるようにしましょう。

自分の気持ちを訴えている

「お腹が空いた」「抱っこをしてほしい」「眠い」「遊びたい」など、奇声をあげることで自分の気持ちを表現していることもあります。

自分の気持ちを上手に言葉で伝えることができないと、じれったくなって奇声をあげて気持ちを伝えることがあります。

不安に思うことがある

子供の様子を見たとき、何かに不安を感じているようであれば、不安や恐怖心が原因で奇声をあげていることがあります。何に不安を感じているのか理解してあげることが大切です。

機嫌が悪い

子供にとって嫌な出来事があって機嫌が悪くなると奇声をあげることがあります。おむつが汚れていたり、お腹が空いているようなことはないか確認をしてみましょう。

病気や発達障害の可能性も

奇声をあげる原因が病気のこともあります。発達障害が隠れていることもありますので、様子をうかがってください。

発達障害や病気が疑われるときは

子供が3歳くらいになるまでは発達障害かどうかの判断をするのが難しいです。4歳や5歳になっても奇声をあげるようであれば、かかりつけの小児科に行ってお医者さんに相談をしてみましょう。

相談をしたうえで必要だということになれば、小児科のお医者さんに専門の医療機関を紹介してもらうことができます。

衝動性が強い、こだわり行動が強い、新しい環境になじめない、すぐにパニックになる、大泣きすると1時間でも泣いている、床に頭突きを繰り返す、奇声を上げる、などは発達上の問題があることがあります。

引用元:国際医療福祉大学病院

子供が大きな声や奇声をあげる時の対処法

子供が大きな声や奇声をあげるときはどんな対処を行えば良いのでしょうか。年齢別に確認してみましょう。

0歳~1歳の対処法

この頃はまだ物事を理解することが難しい年齢です。言葉で言っても理解してもら事が難しいため、身振り手振りを交えて大声を出してはいけないということを伝えましょう。

「シ~~しないといけないよ。」といいながら、指を立てて口の前に持って行き「シ~」のポーズを取りましょう。これを繰り返して教えることで子供も大声を出してはいけないんだなと理解できるようになります。

2歳の対処法

2歳の頃は大きな声を出しやすい時期です。この頃の子供は自我が発達して自分の意見を通そうとします。思うようにいかないと大きな声を出しやすくなりますが、わがままを通してしまうのはNGです。

たくさん体を動かして遊ぶと子供のイライラを発散させることができるので、なるべくたくさん体を動かして遊べるようにしましょう。

3歳の対処法

このくらいの年齢になると、子供も親の言うことを少しずつ理解できるようになります。大きな声を出したときは、子供と同じ目線にしゃがむなどして目を見ながら「大きな声を出すとみんながビックリするからやめようね」と説明をしてあげましょう。

4歳~5歳以降の対処法

子供の年齢が4歳以降になると大声を出すことも少なくなってきます。大声を出したときに「やめようね」と言っても何度も大声を出すときは発達障害の可能性も考えられます。

子供の発育には個人差があるため大声を出すことが治らなくても発達障害だと言い切ることはできません。ですが、可能性が疑われる場合はかかりつけの小児科で相談をしてみましょう。

大声や奇声をあげることで考えられる発達障害

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、自分をコントロールすることが苦手でそのことで日常生活に問題がおこります。この発達障害の場合は以下の3つの特徴があります。

ADHDの子どもは、同年代の児童にくらべて、注意力や集中力が持続しないのが第一の特徴です。特に興味のないものに対して、長く注意を向けたり集中したりするのが苦手です。また、人と話をしている最中や勉強をしているときでも、周囲でちょっとした動きや物音がすると、そちらに意識が向いてしまったりします。忘れ物やケアレスミスも多くみられます。

引用元:ADHD navi

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の特徴

  • 集中力が続かず、すぐに気が散って忘れっぽい
  • じっとしていることができない
  • 思いついたことを考える前に行動に移してしまう

これらの3つの特徴のに当てはまるからといって必ずADHDとは限りませんが、こうした特徴があることが原因で周囲に迷惑をかけている場合はADHDの可能性があります。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は知的障害を伴わない自閉症のことで、高機能自閉症と言うこともあります。言葉や身振り手振りでのコミュニケーションが苦手で、相手がどう思うかを考えることが苦手です。

アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれるひとつのタイプで、幼児期に言語発達の遅れがなく比較的わかりにくいですが、成長とともに対人関係の不器用さがはっきりすることが特徴です。

引用元:e-ヘルスネット

アスペルガー症候群の特徴

  • 一人で遊ぶことが好き
  • 相手の気持ちを声のトーンや表情から読み取ることがでない
  • 思っていることを考えずに口に出してしまう
  • 自分の関心がある話ばかりして相手の話を聞けない
  • 曖昧な表現を理解できない
  • 興味があることを詳しく調べたくさん知識を持っている
  • 難しい言葉の言い回しをする

自閉症

自閉症は先天的なもので脳の機能に生まれつき何らかの障害がある発達障害の一種です。子供の年齢が3歳を過ぎたころにはっきりとした診断がされことが多いです。

 脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。
なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。

引用元:世界自閉症啓発デー公式サイト

自閉症の特徴

  • コミュニケーションを取るのが苦手
  • 抽象的な表現を理解するのが苦手
  • こだわりが強い
  • 集団に馴染めない
  • 時間の見通しを立てられない
  • 突然パニックになる
  • 感覚過敏(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のいずれか又は複数が過敏になる)

 子供が外で元気に遊ぶ声を「うるさい」と思う人もいます

ここまでは子供側に原因がある声のお話をお伝えしてきましたが、最近は子供側に原因がない声に対するクレームも増えてきています。

例えば子供が外で遊んでいるとき、近所に住んでいる人から「子供の声がうるさい」というクレームが出ることもあります。また、公園の横に住んでいる人や幼稚園・保育園・学校の近くに住んでいる人からも、子供の声がうるさいと言われてしまうこともあります。

子供は元気いっぱいに体を動かして遊び、色々なことを経験して成長していきますが、最近の世の中は子供の声を「騒音」ととらえて管理者にクレームを入れたり、公園でボールを使うのを禁止する・大声を出すのを禁止するということもあります。

今大人になっている人たちも以前は子供でした。きっと昔はこのようなクレームが起きることはなかったでしょう。

ですが、今の世の中では公園や幼稚園・保育園・学校の近くに住んでいる人から「子供の声がうるさい」とクレームが出てしまうこともあるのです。

まとめ

子供は大人と違ってその時の状況を判断して声の音量を調節することができません。気持が高ぶってテンションが上がってしまったときや自分の気持ちを伝えたい時、不安に感じたときに大声をだしたり奇声をあげることがあるのです。

急に大きな声をだ出してしまうと周りの人に迷惑をかけてしまうこともあるので、年齢別の対処法をチェックして大声や奇声をあげたときに対応をしましょう。

年齢とともに治まってきますが、いつまで経っても奇声をあげる、注意しても理解してくれないというときは発達障害の可能性があります。小児科を受診して正しい診断を仰ぎましょう。

また、子供に直接の原因がない子供の声に対するクレームも増えてきています。昔はこのようなクレームが出ることはありませんでしたが、最近では子供の声を騒音ととらえて反応する大人もいます。

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