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妊娠後期にお腹が張る!お腹が張る原因は何?どうしたらいいの?

      2018/05/22

妊娠も後期に入ると、妊婦生活に慣れ、おなかもどんどん大きくなって、赤ちゃんに会うのがますます楽しみですよね。その一方で頻繁にお腹の張りを感じるようになったり、今までにない強い張りを感じたりと、不安になることもあるのではないでしょうか?

そもそもお腹が張るとはどういう状態なのか、どうしてお腹が張るのか、まずは妊娠中の体に起きていることを知りましょう。

そして静かに自分の体に向き合ってみて下さい。理由のわからない不安から、少しは解放されるかもしれませんよ。

危険なサインについてもまとめました。心当たりのある時は無理せずお医者さんに相談しましょう。



コレが「お腹の張り」?

妊娠中にお腹が張る、という話はよく耳にしますが、実際になってみないとどんな感じなのか分かりませんよね。お腹の張りを全く感じない人もいますし、実は張っているのに、それがお腹の張りとは気がつかない人もいます。その感覚には個人差がありますが、特徴的なお腹の張りとは以下のように表現さることが多いです。

  • 生理痛のような下腹部の痛み
  • 下腹部をギュッと締め付けられるような痛み
  • お腹が固くなってカチカチになる
  • お腹がいっぱいでこれ以上苦しくて食べられないような腹部の膨張感

ちなみに筆者の旦那は、張ってカチカチの私のお腹を触って、「すごいな、筋トレした筋肉でこの硬さやったらめっちゃスゴイで。」と申しておりました(笑)

お腹の張りの原因は?

お腹が張るのはよくあることと思っても、張りが強かったり痛みを伴ったりすると、どうしても心配になりますよね。そもそもお腹が張る原因は何なのでしょうか。

子宮収縮による張り

子宮は筋肉でできているので、収縮したり弛緩したりします。子宮の収縮が10分間隔に規則的になり、強くなると「陣痛」です。妊娠中期から後期にかけて、この子宮収縮が不規則的に起こるようになってきます。これは自然なことで、この子宮収縮によって、「お腹の張り」を感じるのです。子宮口が開いてこなければ問題になることはありません。

生理的な張り

生理的な張りには様々な要因があります。

子宮が大きくなっているから

子宮への血流が増えて筋肉が伸び、子宮を支える靭帯(円靭帯)や広間膜が引っ張られて張りを感じるようになります。この理由で妊娠初期からお腹の張りを感じる人もいますが、妊娠後期には子宮がスイカほどの大きさになるため、より頻繁に張りを感じるようになります。生理痛のような張りや痛み、足の付根のつれるような痛みを感じることがあります。

動きすぎや疲れ

歩いている時や仕事をしている時にお腹が張る人が多くいます。疲れたなとか、ちょっと無理したなと思った時にお腹が張るのはわかりやすいですよね。

一方でいつもどおり生活していて、このぐらい大丈夫と思っていたのにお腹が張った時は、自分が思っていたよりも体に負担がかかっている証拠です。ついつい妊娠前の感覚で動いてしまいがちですが、妊婦である体の動ける範囲、疲れの度合いに慣れていきましょう。

ストレスや緊張

動き過ぎや体の疲れだけでなく、心的なストレスや緊張も、妊娠後期には顕著にお腹の張りに現れることがあります。たとえ妊娠していなくても、ストレスによってお腹や頭が痛くなるなど、体に不調が出ることがありますよね。妊娠中は体の変化が大きく、心身ともに敏感な時期です。深呼吸してできるだけリラックスすることを心がけましょう。

体の冷え

特に足先やお腹・腰が冷えると、体がこわばって、お腹もガチガチに張ってしまうことがあります。冬に妊娠期を過ごしている人はもちろん、夏場も冷房による冷えに注意が必要です。普段から冷え性の人や、薄着で手首足首を出したファッションスタイルが多い人は、体が冷えていることに気が付かないこともあります。

お腹が張ったときだけでなく、普段からちょっとやりすぎかな?と思うくらいに体を温めるように気をつけましょう。アームウォーマー、レッグウォーマー、腹巻きがおすすめです。

妊娠後期、頻繁にお腹が張る理由

お腹の張りの症状は妊娠初期から現れることがあります。後期になるとより頻繁に症状が感じられるため、心配になるかもしれません。

しかし、妊娠後期には子宮がどんどん大きくなっているので、頻繁にお腹が張るのは、あっても当たり前のことです。風船を想像して下さい。まだ空気があまり入っていない状態と、パンパンに空気が入った状態では、少しの刺激でも反応の仕方には大きな差がありますよね。

また、妊娠後期には赤ちゃんの胎動もより感じられるので、赤ちゃんの胎動によってもお腹の張りが引き起こされやすいという理由もあります。

お腹が張ったときの対処法

それでは実際に、お腹が張った時はどうすれば良いのでしょうか。

無理せず安静に

まずは安静第一。先にも書きましたが、このくらい大丈夫と思っていても、妊娠中の体には実は負担が大きかったのかもしれません。お腹が張ったときには無理せず休むようにしましょう。

歩いているときなら座れるところを探し、少し休憩。家事をしている時なら少し横になるといいでしょう。横になる時はシムス位がおすすめです。左を下にして横になり、左足は伸ばして右足を曲げます。左手は背中の方に伸ばすか、曲げてもいいでしょう。抱きまくらがあるとより良いです。この姿勢だと大きくなったお腹を圧迫することがなく、仰向けで寝るより血液の循環を良くします。

どうしても休むことが無理なら、深呼吸です。ストレスが体に不調をきたすことがあれば、体の良い“ゆるみ”が、心のリラックスにも繋がります。

深呼吸をして体の緊張をほぐし、リラックスすることを心がけましょう。

正しい姿勢を保つ

妊娠中に起こりやすい、便秘、腰痛、肩こりなどの症状にはもちろん、正しい姿勢を保つことでお腹の張りも緩和しましょう。

良い姿勢を保つことは、それだけで腹筋・背筋を鍛え、骨盤の位置を整えることにつながります。大きくなったお腹を支えるために必要以上に腰を反ってしまったり、座っていると猫背になっていたりしませんか?体の歪みが負担になってお腹の張りを引き起こしているかも知れません。

まずは自分の立ち姿を鏡でチェックしてみて下さい。大きくなってきたお腹にばかり目が行きがちですが、横から見ると、背骨はまっすぐに伸びていますか?背筋を伸ばし、下腹部に力を入れるだけでぐっと視線が高くなり、姿勢が良くなるのではないでしょうか。

あれ、こんなに姿勢が悪かったんだ、と、すっと伸びた背中から腰にかけて気持ち良いと感じる一方、その状態を保つのは意外に大変かもしれません。お腹が大きく、重たくなっている分、それをしっかりと支えるには筋力が必要だからです。

逆に言えば、良い姿勢を心がけるだけで、骨盤底筋などの筋肉が鍛えられるチャンスです。

良いお産を迎えるためにも大切なことですので、正しい姿勢を意識してみましょう。

お腹の張りをとめる薬

病院では、お腹の張りをとめる、つまり子宮の収縮を抑える薬を処方してもらえます。

ただし、副作用や赤ちゃんへ影響が出ることもあるので、しっかりお医者さんと相談の上で服用して下さい。

また、安易に薬を飲んでお腹の張りをとめると、結局無理をして体に負担をかけてしまうから、という理由で、あまりオススメしないお医者さんもいます。

休めば軽くなるような張りで、無理せず休める環境なら、薬に頼らずに済むといいですね。

こんな時は病院に!

妊娠後期にはお腹が張りやすくなるというのは何度も書いてきました。お腹が張るのは異常なことではありません。しかし、お腹が張るのは何かのサイン。注意は必要です。

  • 出血や激しい痛みを伴う場合
  • 30分以上休んでいても治まらず、持続的に張っている場合
  • 張りがいつもより強くて痛い場合

これらの場合、切迫早産や常位胎盤早期剥離の可能性があります。自己判断せず、お医者さんに相談しましょう

まとめ

妊娠後期にお腹が張った時は、無理せず、ゆったりした気持ちで休むことが肝心です。

いつもと違うと感じたときには、自己判断せず、病院に連絡して相談しましょう。

早く赤ちゃんに会いたいと期待はつのりますが、その時が来るまでは、お腹の中でしっかり成長してほしいですよね。

お腹が大きくなってだんだん日常生活でも大変になることが多くなるかもしれませんが、赤ちゃんもがんばっているんだと思って、休みながらリラックスして、残りの妊婦生活を安全に楽しく過ごして下さい。

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