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4ヶ月の夜泣き、原因と困ったときの対応方法!いつまで続くの?授乳はしていいの?

      2018/04/16

生後四ヶ月の赤ちゃんは首すわりもほぼ完了し、欲しいものに手を伸ばす、感情表現が豊かになるなど、心も体も大きく発達する時期です。昼に起きて夜に寝るという体内時計も整い始め、やっと夜にまとめて寝るようになってくれますが、この時期に始まるのが「夜泣き」です。一晩中泣き通したり、ほんの10分程度だったりと泣き方は赤ちゃんによってそれぞれです。はっきりとした原因や解決策がなく、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか?今回は、夜泣きの原因や対策、いつまで続くのか、といった事をご紹介します。



4ヶ月の夜泣き 原因はなに?

赤ちゃんの体内時計が出来上がっていないため

子宮の中は昼夜の区別がないため、生まれたばかりの赤ちゃんに体内時計はありません。生後3ヶ月頃から、地球の自転に合わせた24時間周期の睡眠リズムを持ち始めますが、赤ちゃんが子宮の外の世界に適応する早さは、ひとりひとり異なります

生後4ヶ月になっても、体内時計が出来上がっていない赤ちゃんもいるのです。

赤ちゃんは細切れに睡眠をとるため

生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜関係なく、約3時間の間隔で目を覚まします。この細切れの睡眠のおかげで、授乳に一定のリズムができます。また、血圧や体温などを調整する自律神経が発達するのです

生後3ヶ月頃からまとまった時間を眠る赤ちゃんもいますが、生後4ヶ月頃はまだ、からだの調整の真っ最中で3時間おきに目を覚ます、という赤ちゃんもいます

なぜ、低月齢の赤ちゃんは細切れに目を覚ますの?

1.授乳との関係

はじめのうちは母乳の分泌が少なく、赤ちゃんもじょうずに吸えないので、わずかな量を飲んでは眠り、すぐにお腹をすかせて泣くきます。こうして赤ちゃんが欲しがるときに授乳することで、授乳間隔に一定のリズムが出てきます

2.「脳は起きていて、からだは寝ているレム睡眠」の時間が長い

ぐっすり熟睡するノンレム睡眠に対し、ときどき手足がぴくっと動く、まぶたの下で目玉がきょろきょろしているといった、「半分寝て半分起きている状態」がレム睡眠です。

総合の睡眠時間に対してレム睡眠の占める割合は、生後4ヶ月の頃は約40%ほども有り、3~5歳頃に大人と同じ20%前後になります。レム睡眠時に、起きているかのように泣きぐずる赤ちゃんもいるのですが、そうした場合、実は必要な睡眠はとれているのです。

月齢・年齢 レム睡眠(半分起きている)時間の占める割合
0ヶ月 60%
1~15日 50%
3~5ヶ月 40%
6~23ヶ月 30%
2~3歳 25%
3~5歳 20%
33~45歳 18.9%

レム睡眠の間に、外の世界に適応できるよう血圧や心拍、体温に関係する自律神経を忙しく整えているため、細切れの睡眠は低月齢の赤ちゃんにとって必要な睡眠リズムです。赤ちゃんは低月齢のときにレム睡眠を十分にとってから、骨や筋肉の成長を促す成長ホルモンが出るノンレム睡眠の時間を徐々に増やしていきます。

記憶力がついてきたので、レム睡眠の状態で何らかの不安を感じる

生後4ヶ月になると、赤ちゃんは記憶力がついてきて、レム睡眠時に何らかのきっかけで不安を感じ、泣いてしまうと言われています。

赤ちゃんがレム睡眠時に不安になる原因
  • いつもと違う布団で寝ているなど、いつもの状況と違うことに気が付いた
  • 昼間起きていたときに受けた刺激を覚えていて、それが夢に出てきた
  • 寝る前に興奮しすぎた

夜泣きに困ったら、どうしたらいいの?

赤ちゃんの体内時計が出来るように手助けをする

赤ちゃんが夜にぐっすり眠るようになるためには、実は日中の過ごし方が大切です。生活リズムを整えて、赤ちゃんに24時間の周期を少しずつ伝えましょう。

赤ちゃんの生活リズムを整える方法
  • 起きる、散歩する、寝るなどの昼夜の行動を、ある程度、決まった時間に行う
  • 朝起きた時にベランダに出るなどして、朝の光を浴びさせる
  • 昼間は散歩などをして外気に触れさせる
  • 夜に寝る前は、1時間ほど前からテレビを消す、電気を暗く調節するなど静かな環境をつくる
  • 寝る直前は興奮させない

赤ちゃんを安心させる

赤ちゃんは泣くことでストレスを発散し、自分を安心させている事があります。ママやパパも、赤ちゃんが安心できるように手助けをしてあげましょう

夜泣きしている赤ちゃんを安心させる方法
  • 添い寝をする
  • 背中をトントンする
  • 穏やかに語り掛ける (例 「よしよし、お母さんはここにいますよ」「安心してね」「怖い夢を見ちゃったのかな?大丈夫だよ」等)
  • 子守歌を歌う
  • 抱っこする

赤ちゃんが快適な状況にする

赤ちゃんは生後6ヶ月頃まで、暑い(寒い)、空腹、オムツがぬれて嫌だといったことを訴えるための「生理的な泣き」があります。

「生理的な泣き」の対応方法
  • 衣類や毛布を調節する
  • オムツを替える
  • 授乳する

過度な世話をしない

夜泣きをしているとき、赤ちゃんは半分寝ているレム睡眠の状態であることが多いです。赤ちゃんが体内時計をつくる邪魔をしないために、まずは赤ちゃんがレム睡眠のままで対応して、どうしても泣き止まない、というときは、他の方法も試してみましょう。

赤ちゃんがレム睡眠のままで夜泣きに対応する方法
  1. まずは2~3分、赤ちゃんの様子を見る
  2. 穏やかな世話をする(例 添い寝、背中トントン、語り掛け、子守歌 など)
  3. 衣類や毛布の調節が必要か確認する
  4. オムツ替えが必要か確認する
  5. 抱っこする
  6. 授乳する
レム睡眠のままでは、どうしても泣き止まないときの対応方法
  • 一度電気をつけて、赤ちゃんの目を覚まさせ、しばらく相手をしてまた寝かせる
  • ベランダなどで外気に触れさせてから、また寝かせる

「そうか、泣きたいんだね」くらいの気持ちで

赤ちゃんは、泣きやませようとすればするほど、かえって火がついたように泣く場合があります。いろいろとお世話をしてあげても泣き止まないときは、「そうか、泣きたいんだね。よしよし、泣いていいんだよ」くらいの気持ちで見守りつつ、できるだけ赤ちゃんにお付き合いしましょう。

あらかじめ、家族や近所に話しておき理解を得られると、夜泣きに対応するママやパパの心はぐっと楽になります。夜泣きは育児の上手い下手によるものではありませんし、一時的なものですので、「どうしても泣き止ませなければ」と思いつめないようにしましょう。

夜泣きはいつまで続くの?

 

夜泣きのピークはいつ?

夜泣きのピークは、生後8~10ヶ月頃です。

夜泣きはいつまで続くの?

1歳を過ぎれば治まってくるものですが、それ以降も続く子もいます。しかし、2歳過ぎくらいには必ず治まると言われています。

2歳を過ぎても泣く場合は?夜泣き以外に、どんな泣きがあるの?

6ヶ月くらいまでは、空腹や眠いなどの生理的な理由でよく泣きますが、その後はあと追いやかんしゃくでの泣きなど、原因の見当がつく「泣き」へと変わっていきます。「泣き」のなかでも最難関のひとつである夜泣きは、6ヶ月頃から始まる事が多いですが、早い赤ちゃんは4ヶ月頃から始まります。

2歳を過ぎて激しく泣いたり夜に歩き回ったりする場合は、夜泣きというより、幼児期に見られる睡眠障害かもしれません。これらも、成長に従い自然に収まっていきます。

月齢 「泣き」の種類
0~3ヶ月頃 運動泣き
0~6ヶ月頃 空腹、オムツがぬれた
3ヶ月頃 黄昏泣き
6ヶ月~2歳頃 夜泣き
6ヶ月~1歳頃 人見知り泣き
7ヶ月~1歳頃 あと追い泣き
8ヶ月~1歳半頃 かんしゃく泣き
2歳頃 夜驚症、夢間遊行症といった睡眠障害
黄昏泣きとは

夕方になるとお腹が痛いかのように足を折り曲げて、長い時間をかけて苦しそうな声で泣くことを、黄昏泣きと言います。3ヶ月コリックとも呼ばれており、赤ちゃんが泣く原因は分かっていません。日本ではこの黄昏泣きに悩んでいる親は少ないのですが、欧米では3人に1人の赤ちゃんが経験すると言われています。

4ヶ月の夜泣き、授乳していいの?

授乳して眠るようなら、あげても良い

まずは添い寝や背中をトントンして様子を見て、それでも泣きやまず、授乳することで眠るなら、あげても良いでしょう。また、授乳すれば泣き止むのであれば、寝る前の授乳量が足りなくなってきているのかもしれません。ママがどうしても夜泣きの対応がつらいときは、ミルクを足して様子を見ても良いでしょう。

体重が心配なら、白湯を

体重が増えすぎて心配な場合は、白湯や低月齢のうちから飲める、赤ちゃん用のお茶を飲ませましょう。

こんな時は、少し授乳を控えて様子を見て
  • 授乳しても泣き止まない
  • 目を覚ます間隔が短くなってきて、夜泣きが増えてきた

4ヶ月の夜泣きは、やめさせた方がいいの?

夜の様子ではなく、日中の様子で判断して

夜泣きをすると、赤ちゃんの睡眠時間が足りていないのではないかと心配になりますが、夜の8時頃に寝かしつけて朝になるまでに2~3回、目を覚まして泣くのは、この時期の赤ちゃんには普通のことです。

日中の様子から判断して、心配しなくて良い場合は「赤ちゃんはこんなものかな」と考え、昼夜のリズムを整えてあげて、徐々に夜泣きが治まってくるように見守りましょう。

夜泣きしていても、それほど心配しなくて良い場合
  • 日中、手足をよく動かすなど機嫌よく過ごしていて、食欲もある

夜泣きに対応するママやパパが、どうしてもつらい時は

夜泣きをするのが赤ちゃんというものだと分かっていても、どうしてもママやパパの体力が付いていかない、という時もあります。そんな時は思いつめたり頑張りすぎたりし過ぎず、家事負担を減らす、周囲に協力を求めるといった対策をとりましょう。

夜泣きに対応するママやパパがつらいときの対応方法
  • 赤ちゃんと一緒に昼寝をする
  • 家事代行などを利用して、家事負担を減らす
  • 夜泣きの対応をママとパパの交代で行う、または、おじいちゃんやおばあちゃんなど他の家族に代わってもらう

まとめ

生後4ヶ月の赤ちゃんは細切れに目を覚ましたり、レム睡眠時に何らかの不安を覚えたりすることで、夜泣きをします。赤ちゃんの日中の生活リズムを整え、夜泣きしたときは、穏やかな世話で安心させてあげて、なるべくレム睡眠のまま再びぐっすりと寝るように誘導しましょう。赤ちゃんが眠るようなら授乳しても構いませんが、夜泣きが増えるようなら、控えてください。夜泣きは生後8~10ヶ月頃がピークで、1歳を過ぎれば治まってくる一時的なものですので、思いつめないようにしましょう。

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