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子供の叱り方のポイントは?1歳から5歳までの年齢別の叱り方と「叱る」・「怒る」の違い

      2018/03/07

子供を叱るとき、どんな風に叱るのが正解なのか悩んでいるママやパパもいますよね。自分の叱り方が合っているのか、子供にはちゃんと伝わっているのか考えることもあると思います。ママやパパの中には、感情的になって子供を叱ってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。

子供を育てる親にとって頭を悩ませることの一つが、子供の正しい叱り方です。子供を叱る時、どのような方法で叱ればきちんと伝わるのでしょうか。子供がしっかり理解できるように伝えるにはどんな叱り方をすれば良いの?

そこで今回は、子供を叱るのときに正しい叱り方は何なのか、叱るときにしてはいけないことはどのような事なのかなど、パパやママを悩ませる子供の叱り方についてお伝えします。



子供の叱り方は年齢によって違う

子供を叱る時は、子供の年齢によっても叱り方が違います。1歳の子供と5歳の子供を同じように叱っても、理解出来る言葉の数も圧倒的に違いますよね。

年齢によっては善悪の判断がまだできずに、好奇心でその行動を取っているだけのこともあります。子供を叱るときは、その年齢の子供が理解出来るような叱り方をして、お互いにストレスを感じないようにしましょう。

年齢に合った叱り方をすることで、子供がしっかりと理解できるように伝えることが出来ます。

1歳の子供の叱り方

1歳の子供は、まだ良いことと悪いことを判断することが出来ない年齢です。いけないことをして「ダメだよ!」と叱っても、きちんと理解できずに叱った人を怖いと感じて泣くことがあります。1歳の子供を叱るときのポイントは以下の通りです。

身振り・手振りを交えて言葉をはっきりと

1歳の子供を叱るときは、伝えるときに言葉だけでなく身振りや手ぶりを交えて叱るようにします。

子供にしっかりと「いけないことだ」ということを理解してもらうためには、子供の印象に残るようにしなければなりません。まだ言葉の意味を理解することが難しいので、1歳の子供に伝えるときは身振り・手ぶりをして子供の印象に残るようにしましょう。

また、叱るときは言葉をはっきりと出すことで子供の印象に残るように伝えることが出来ます。この時は聞き取りやすいように言葉を言いましょう。

 

泣かせないように叱る

叱るときには子供を泣かせないように、きちんと理解できるように叱りましょう。子供が泣くこともあると思いますが、叱るたびに泣くようなことがあると子供が怯えて臆病な性格になってしまいます

まだ1歳のうちは、なぜいけないのかをきちんと理解することは難しいですが、身振り・手ぶりを交えながら、子供が聞き取りやすいようにわかる言葉で繰り返し子供に伝えることで「これをしてはいけないんだ」と子供が少しずつ理解できるようになります。

年齢別・叱り方の例~1歳の場合

例えば子供が道路に飛び出しそうになったら「ダメだよ!」と大きな声で言って行動を制します。そのあとに「ブーブーにドンしたらイタイイタイよ(車にぶつかったら痛いよ)」というように、子供がわかる言葉を使ってはきはきと大きな声で言いましょう。

この時、手を胸の前でクロスさせて「バツ」を作り、目でも理解できるようにしてあげてください。

0歳後半ですでに、いくつかの単語を聞いて理解できるようになっています。
1歳になると、目前にない物に関する簡単な命令にも従うことができ、絵本に興味を持ち始めます。

http://kanazawa-houshiki.org/healthy.html

 

2歳の子供の叱り方

子供が2歳になると自我が芽生えてきます。自我が芽生えると、どうしても自分の意見を通さないと気が済まなくなってくるので、一生懸命自分の意見を通そうとして気持ちをアピールしてきます。

何に対しても「イヤイヤ」と言うようになりますが、親の言うことに対して自分なりの意見を持つようになった「成長の証」ですので、子供の気持ちを押さえつけないように叱ることがポイントになります。

本当にダメなことをしたときはしっかりと叱る

お友達に対して酷いことをしてしまったり傷つけてしまったときは、しっかりと叱るようにしてください。成長の証であったとしても、してはいけないことをきちんと教えてあげることが大切です。

叱ることが必要なとき

  • お友達同士で遊んでいる時に順番を守らずにおもちゃの取り合いをする
  • お友達に乱暴なことをしてしまう
  • 道路に飛び出すなど、危険なことをした
  • 悪いことをしたのに謝らない

子供を叱るときは、いけないことをしたときにすぐに叱るようにし、短い言葉で「どうしてそういうことをするの?」聞き、毅然とした態度で話すことが大切になります。

大声で怒鳴るようなことはせず、諭すように子供の目を見てどうしてダメなのかをかを伝えましょう。

また、自我が芽生えてきたころは自分の意見を通したいとき。子供に自分で決めさせるということも効果的ですから、子供が自分で選択することが出来るように叱るのも効果的です。

親は心に余裕を持って!

自我が芽生えた2歳頃の子供は、ごはんを食べるときでも、歯を磨く時でも、お風呂に入る時でも自分の意見を通そうとします。

それにずっと付き合っていると、親もストレスが溜まって心に余裕がなくなってくることもあります。でも、この時期はそういう時期なのだと割り切って、心に余裕をもって子育てをするようにしましょう。

2歳頃のイヤイヤは自我が芽生えた証拠。子供の成長の証なのだと割り切って、イヤイヤをそのまま受け止めずに「仕方がないことなんだ」と思って諦めることも大切です。

年齢別・叱り方の例~2歳の場合

2歳の子供を叱るときは長い時間をかけてダラダラと叱らないようにします。これは、子供の集中力が無くなって親の話を聞くことが出来なってしまうからになります。叱るときは穏やかな表情ではなく、真剣な表情で声のトーンを低くしてゆっくりと話をしましょう。

「どうして○○をしたの?」と聞き、子供が自分の意見を言ったら「それで良かったの?」と尋ね、子供が自分で答えを出せるようにしましょう。

3歳の子供の叱り方

3歳になると、知っている言葉の数も増えて親が伝えたいことを理解できるようになってきます。そういったことを踏まえて子供を叱るようにしましょう。

理由を説明する

何がダメだったのか、どんなところがいけないことだったのかの理由をきちんと説明して叱るようにしましょう。ただ単に「ダメだよ!」というのではなく「○○をするのはいけないことなのだよ」と、ダメな理由を説明して理解させてあげることが大切です。何がダメなのかが理解できていないと、そのことを何度も繰り返してしまうようになりますので、叱られたのはどんなことがダメだったのかがわかるように、理由を説明して叱るようにしましょう。

矛盾した叱り方をしない

3歳の子供は大人が考えているよりも記憶力があります。「前は叱られたのに今は何も言われなかった」というように、同じことをしたはずなのにその時によって叱られる時と叱られない時があると、子供も何が正しいのかわからなくなってしまいます。

子供にどんなことをしてほしくないのか、何をしたときが叱るポイントなのかの基準を統一して、矛盾が起きないように叱ることを心がけましょう。

年齢別・叱り方の例~3歳の場合

例えばたくさん人がいる場所で子供が走り回った時、「やめなさい」と言って走り回ることをやめさせます。そのあとに子供と同じ目線にしゃがむなどして、子供の目を見て「ここで走り回るのは人がたくさんいて危ないからいけないことだよ。」と伝えましょう。子供が理解できるように理由を伝えて、なぜダメなのかということをわかってもらうように叱りましょう。

同じような場面に出くわしたときは、前回と同じように子供にしてはいけない理由を繰り返して説明することも大切です。

4歳の子供の叱り方

子供が4歳になって好奇心が旺盛になってくると、3歳の頃よりも理解できる言葉が増えてきます。「どうしてなのだろう」という疑問も持つようになってくるので、自分で考えることが出来るように叱るのがポイントです。

善悪の判断が出来るように促す

4歳頃の子供を叱るときは、「何がいけなかったのか」や「良いことか悪いことか」を自分で考えることが出来るように叱るのがポイントです。

叱られた原因は何だったのかや、自分が取った行動が良いものだったのかを考え、自分で判断できるように促して叱るようにしましょう。そうすることで、どうしてやってはいけないのかを自分で考えることが出来るようになり、自分で判断することが出来る、考える力も身についていきます。

「我慢」を覚える時期

4歳頃になると、自分以外の周りの子供のことも考えることが出来るようになります。お友達の気持ちを考えたり、自分より小さな子のことを気遣うことが出来るようにもなっていきます。

何をしたら危険か、自分がどんなことをするのがいけないかを考え、周りの人のことを思って我慢することが出来るようになる時期でもあります。

年齢別・叱り方の例~4歳の場合

例えばお友達に酷いことを言ってしまったときなど、どうしてそういうことを言ったのかを聞いてそれは良いことだったのかを考えさせます。

「どうして○○と言ったの?」と聞き「その言葉でお友達はどう思うかな?」と尋ねて子供が自分で考えることが出来るように促します。そのうえでどうするのが良かったかを子供に考えさせ、これからどうするのが正しいのかがわかるようにしましょう。

5歳の子供の叱り方

5歳になると口答えをしたり無視をするようなことも出てきます。「中間反抗期」といって、言葉遣いが乱暴になったり、屁理屈を言う、反抗的な態度を取るような子供も出てくる時期です。

またこの時期は、男の子と女の子で叱り方を変える必要もあります。これは、男の子と女の子の脳が違うからで、男の子の脳は論理的に物事を理解するのに対し、女の子の脳は言葉で物事を理解するようになるからです。

「男脳」は、外で獲物をとらえるために進化してきたとされるので、獲物と自分との位置関係をはかったり、動くものを認知する能力、方向感覚などに優れています。また、獲物をどのように捕まえるか計画を立ててきたため、物事を論理的・合理的に考える傾向が。ただし、コミュニケーション能力は「女脳」よりも低めです。

一方、子育てをしながら木の実などを採って家を守ってきた女性にとって、重要だったのはコミュニケーション。そのため、「女脳」は言語能力にすぐれています。

https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=2243

 5歳の男の子の叱り方

男の子の場合は周りのお友達に影響されることが多いです。また、兄弟がいる場合は兄弟に影響されることもありますし、テレビ番組のシーンや言葉のフレーズに影響されて、わざと悪い言葉を使うことやそっけない態度を取る事もあります。親の話を素直に聞かずに、自分が注意されたことでプライドが傷ついて怒ることもあるのが5歳頃の男の子です。

淡々と話をする

男の子を叱るときは、あまり腹を立てずに何がいけなかったのかを淡々と説明するようにしましょう。子供の意見を聞くことも大切です。子供がどう思っているのかを聞いて、あまりしつこく怒らないようにすることがポイントで、低い声で目を見て真剣に話をしましょう。態度で示すことが大切です。

むやみに叱らない

「絶対にダメなこと」を子供と約束しておき、その約束を破らないうちは子供を叱らないようにします。いつも子供の行動を注意していると、親の言葉が耳に入らなくなってしまいますので、「これをしたらダメだよ」という約束を作って、親も叱り過ぎないようにしましょう。

年齢別・叱り方の例~5歳の男の子の場合

男の子の脳の特徴を考えて叱るようにするのが効果的です。叱るときは感情的にならずに「こうした結果、こうなった」「こうなっているからこうしてほしい」というように物事を伝えましょう。

「お店の中で走り回らないという約束を守らなかったから、もうお店には行けない」とか、「おもちゃが散らかっているからお片づけをしてください」というように、淡々と簡潔に叱るのが効果的です。長い時間かけて叱るよりも、短時間で論理的に伝えるほうが男の子には伝わります。

5歳の女の子の叱り方

5歳くらいの女の子は、口が達者になって立派な口答えをするようになってきます。親の注意を素直に聞かずに、無視をすることも出てきます。親が困るような屁理屈を言うようになるのでイライラすることもあるでしょうが、それをすべて真に受けずに受け流すことも大切です。

親の気持ちを素直に伝える

叱るときは、親がどんなふうに感じたかを伝えてください。素直に聞き入れなくても、子供の心に伝わるように話をすることで、子供も表面には出さなくてもしっかりと理解してくれるようになります。優しい口調で話をすることが大切です。

感情的にならない

感情的になってお互いにぶつかってしまうと、子供の心には何も届きません。叱るときは深呼吸をして子供に伝わるように気持ちを話しましょう。女の子の場合は、静かな場所で落ち着いた状態で話をすることがポイントです。

年齢別・叱り方の例~5歳の女の子の場合

女の子は言葉でコミュニケーションを取る事が得意ですので、優しい口調で叱ることに効果があります。強い口調で叱ると、反抗的な態度で口答えをしてきますので、親も腹が立って感情的になってしまうこともあります。叱るときはお互いに腹が立たないような叱り方をしましょう。

「お店の中で走り回るのは危ないからやめようね」とか、「お部屋が散らかってきたからお片づけしてほしいな」というように、優しい言葉や言い方で叱るのが効果的です。

また、「お店の中で走らないという約束を守ってもらえなくてママは悲しかったよ」と、親の気持ちを伝えることも効果があります。

「叱る」ことと「怒る」ことは違う?

子供を「叱る」ことと「怒る」ことは、同じように思えても違うことになります。二つの違いをしっかりとわかっていないと、子供も自分が親から言われていることの意味を理解できなくなります。

「怒る」こととは

「怒る」という行動は、自分の感情に任せて相手にとってしまう行動を言います。怒りに任せて子供を怒鳴りつけたり、子供が親の思い通りに動かない場合、そのことに腹を立てて気持ちを爆発させてしまう行為が「怒る」ということです。

子供のことを考えてとる行動ではなく、自分の気持ちを発散させるために行う行動です。

「叱る」こととは

「叱る」とは、子供のためにどうしたら良いかを諭してあげることを言います。どうしていけなかったのか、子供がやったことの何が悪かったのかを教えてあげて、この先どんな風にするのが良いことなのかを諭してあげることです。

子供のことを考えて行う行動が「叱る」ということになります。

子供の「しつけ」と叱る事について

電車の中で子供が大きな声で騒ぎだしたら、親は子供対して「騒いではいけない」と叱りますよね。でも、この「叱る」という行動は、同時に「しつけ」にもなります。子供が取った行動で周囲に迷惑がかかる場合や、どんなふうに育ってほしいのかを考えて親が子供を叱ることは、しつけをしているということになるのです。

しつけとは、その子にどう育ってほしいのか、何を身に付けてほしいのか、家族や社会が期待していることを、その子が自主的、自発的に動けるよう教えていくこと。期待する行動が習慣になって、考えなくても自然とできるようになることがしつけといえるでしょう。

https://www.mindsun.net/kyokai/shituke/shituke1.htm

褒めることも大切

子供がダメなことをしたときや出来なかったとき、しつけを考えて叱る親も多いです。ダメなことを注意したり、出来なかったことを叱ることも必要ですが、きちんとできたときにしっかりと褒めてあげることで、子供は自信を持つようになります。

叱るだけではなく、褒めることをして子供が自主的に行動できるようにし、子供に自信をつけてあげましょう

子供を上手に褒める方法

子供のことを「年齢別・叱り方の例」のように叱った後、「もうしない」と約束することが出来たり、今までは我慢が出来なかったことが我慢できるようになった場合などはしっかりと褒めてあげましょう。

褒めるときは「おもちゃを出したらお片づけするっていう約束を守ることが出来て偉いね」「本当は○○がしたかったのに我慢が出来るなんてすごい!」と、子供が努力出来たことを具体的に褒めてあげましょう。

また、「約束を守ってくれてありがとう」というように、子供に感謝の気持ちを伝えることも良い方法になります。

愛情と信頼が大切です

子供のことを想ってしつけをしなくてはと思い、叱ることもあるでしょう。ですが、子供を叱るときは愛情を持って叱るようにしましょう。親に対して信頼の気持ちを持てなくなると、いけないことだと子供を叱っても不信感を持って素直に聞き入れられないこともあります。

親子の信頼関係を築くには愛情を持って叱ることが大切です。感情に任せて怒鳴るのではなく、子供のことを想って伝えるようにしましょう。子供を叱るということは、愛情を持って子供を良い方向に導くためにすることです。

まとめ

子供を叱る時は、きちんと子供が理解できるように伝えることが大切です。年齢によっては理解出来ることと出来ないことがありますし、善悪の判断がまだできないこともあります。

子供の自我が発達してくる頃は、自分の意見を通さないと気が済まなくなるため、何に対しても「イヤ」と言うようになります。でもこれは子供の「成長の証」です。親もゆったりとした気持ちで受け止めてあげましょう。

言葉が理解できるようになってきたら、何がいけなかったかの理由を説明して子供が理解出来るようにしてあげてください。年齢や成長に合わせて子供を叱るようにすれば、子供自身も悪いことやいけないことをきちんと考えられるようになります。

怒る事と叱ることは違います。感情に任せて怒鳴ることは怒る事。子供のことを想って諭してあげることは叱る事です。親の感情で子供を怒っても、子供には何が悪いのかが伝わらずに恐怖心だけを与えてしまいます。子供を叱るときは、愛情を持って叱るようにしましょう。

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