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つわりの種類や対策は?終わりはいつ来るの?病院に相談した方がいい場合はどういうとき?

      2017/04/17

妊娠初期から中期にかけて、多くの方が経験するつわり。つわりは吐いてしまうイメージが強い方も多いと思いますが、実は吐くこと以外にも様々な症状があることを知っていましたか?

つわりの種類や程度は人によって様々ですから、時には人にわかってもらえず本当につらいときもありますよね。「このつらさ、いつまで続くの?」と心が折れそうになってしまうこともあるのではないでしょうか。

つわりで苦しんでいる皆さんが、少しでも元気になれるよう、つわりの症状やそれぞれの対策、いつまで続くのかなど詳しく紹介させていただきます。

つわりにはどんな種類がある?

妊娠すると体調や思考に様々な変化が現れます。中には、その変化についていけないままつわりが始まり、精神的につらい状態になってしまう人も少なくありません。

まずは、そもそもつわりにはどんな種類があるのかどうかを整理したいと思います。

この症状もつわりだったの?と思うこともあるかもしれませんが、参考にしてみてください。

1、吐きつわり

吐きつわりとは、本人の意思や食べたものに関わらず、吐いてしまうつわりのことです。吐きつわりの特徴としては、以下のような症状が当てはまります。

吐きつわりの特徴

  • 本人の意思にかかわらず、我慢できないほどの吐き気がこみあげてくる
  • ある特定の食べ物やにおいに反応して吐いてしまう
  • 何もしていなくても吐き気が止まらない
  • 何を食べても何を飲んでも吐いてしまう

2、食べつわり

食べつわりとは、常に何かを口にしてお腹の中を満たしていないと吐き気がしてしまうつわりです。吐きつわりとは逆の性質を持っているつわりで、以下のような症状が当てはまります。

食べつわりの特徴

  • 空腹時の感覚がとても不快でたまらない
  • 空腹を感じたとき、吐き気がする
  • 空腹になると吐いてしまう

3、においつわり

においつわりは、においに非常に敏感になったり、過剰な反応を起こしてしまう症状のつわりです

においつわりの特徴

  • 妊娠前は気にならなかったにおいを不快に感じる
  • 特定のにおいをかぐと気分が悪くなる
  • においによって吐き気をもよおす

4、よだれつわり

ホルモンバランスなどの関係で、唾液が異常に多くなる症状のことをよだれつわりといいます。

よだれつわりの特徴

  • よだれの量が異常に多くなる
  • よだれを飲み込むのがつらいまたは気持ち悪い
  • 飲み込みきれないほどのよだれがあふれてくる

5、眠りつわり

異様なほどの眠気が襲ってくるのが眠りつわりです。ただし、眠りつわりの場合は症状の特徴から、多くの妊婦さんが感じているにもかかわらず、つわりの一種だと自覚していない場合も少なくありません。

眠りつわりの特徴

  • 寝ても寝てもとにかく眠い
  • さっきまではっきり目が覚めていたのに急に我慢できないほどの眠気が襲ってくる
  • 外出先など構わず、突然眠りについてしまう

つわりの対処法はある?

一言でつわりと表現しても、様々な症状があります。そのため、つわりの対策についても症状ごとに様々ですし、人によって効果がある場合と逆効果になってしまうこともあるため注意が必要です。

これから紹介する対処法を参考に、自分なりの対処法を探ってみてください。

1、吐きつわりの場合の対処法

吐きつわりの場合は、何か特定のものを見たり食べたりすると吐くという人から、何をしていてもひたすら吐き続けるという症状の人まで幅広くいます。

そのため、症状に合った対処を取るようにしましょう。

食べられるものがある場合はそれを食べる

吐きつわりの中でも、「この食材なら食べられる」というものがある場合は、それを食べるようにしましょう。例えば、「これなら食べられた」というもので多いものの例としては以下のようなものが挙げられます。

つわり中でも食べやすいといわれている食べ物
  • 梅干しなどすっぱいもの
  • うどんや素麺など、のどを通りやすいもの
  • キュウリやトマトなど水分の多いもの
  • アイスクリームなど冷たくさっぱりしたもの

「妊娠中なのにもっと栄養を摂らなくていいのか?」と心配になってしまうかもしれませんが、一般的につわりがひどい妊娠初期~中期にかけては、まだ赤ちゃんは本来お母さんが持っている栄養で育っていきます

「赤ちゃんのためだ」と無理して食べて吐くよりも、食べられるものを食べてしっかりとお腹を満たし、体力をつけるほうが大切です。

食べられるものがない場合は水分補給だけはしっかりと

食べられるものがない、何を食べても吐いてしまうという場合は、無理に食べることはありませんが水分補給だけは必ずしましょう

つわりの症状が重い人の場合は、飲み物を飲んでも気分が悪くなって吐いてしまうこともあります。

比較的吐きつわりで苦しむ妊婦さんにとって飲みやすい飲み物として、以下のようなものが挙げられます。

つわり中でも飲みやすいといわれている飲み物
  • レモンなどすっぱい飲み物
  • すっきりする炭酸系

2、食べつわりの対処法

食べつわりの場合は、お腹が空腹を感じると気分が悪くなるという症状を訴える方が多いため、以下のような対処法が有効的です。

食べつわりの具体的な対処法

  • 少量を数時間おきに食べる
  • 仕事中などでもすぐにつまめるものを持ち歩いておく
  • ひどくなりがちな朝一は、クラッカーやビスケットなどを枕元に置き、少し食べてから行動する

食べつわりの場合の対処法はどうしても「食べること」になってしまいます。そのため、食べつわりが重症な妊婦さんや長く続いた妊婦さんは体重の増加が激しくなってしまうことも少なくありません。

妊婦の時期の急激な体重増加は、難産のリスクを高める可能性がありますので、なるべくカロリーの低いものを選んだり食べるタイミングや量を工夫し、体重管理に気を付けましょう。

3、においつわりの対処法

においは、どこにいても何かしら存在しているものですから、完全にシャットアウトすることはほぼ不可能ですよね。そのため、対処法が難しいうえに逃げ場がないというつらさが伴います。

さらに、においつわりはにおいに反応して吐き気をもよおすといった、吐きつわりも併発する場合が多いため、できるだけの対処はしたいものです。

においつわりの具体的な対処法

  • 特定のにおいがだめなのであれば、徹底的にそのにおいを除去する
  • 全てのにおいがだめだと感じたら、「これなら大丈夫」というにおいを探し、そのにおいをマスクにつける
  • においつわり対策用のにおいを極力シャットアウトできるマスクを装着する

においつわりがひどい方の中でも、「病院などのアルコールのにおいは平気だった」という人が意外と多くいます。もちろん、人それぞれですが「これならOK」というにおいを見つけたら、そのにおいをマスクにつけて過ごすと効果的です。

ただし、アロマについては妊娠初期にはNGなものもありますからしっかりと使うものを選ぶ時に用法を確認したり、医師に相談することを忘れないようにしましょう。

また、においつわりに悩む妊婦さんのために、においをできる限りシャットアウトしてくれる専用のマスクも販売されています

もし「これなら大丈夫」というにおいが見つからない場合には、ちらを試してみてください。

においつわり対策におすすめのにおいをシャットアウトするマスクはこちら。

 

 

 

4、よだれつわりの対処法

よだれつわりは、自分では飲み込むことのできないほどのよだれが出てくることもありますから、外出などにもひどく影響を及ぼします。

よだれつわりの具体的な対処法

  • ガムまたは飴を食べる
  • お茶を飲むなどして、一緒に飲み込むようにする
  • 飲み込みきれないものはバケツなどに排出する
  • 外出時は、ペットボトルや中身の見えないボトル型のアルミ缶などを持ち歩く

よだれつわりは、飲み込めないほどの量になってくると本当につらいものがあります。急に話しかけられても、よだれがあふれてしまって返事できないなどといったケースも少なくありません。

また、通常のペットボトルだとよだれを吐いている姿を見られるのは女性としてとても恥ずかしいと思いますのでボトル型のアルミ缶を持ち歩き飲んでいるふりをして吐き出すのをおすすめします。

ただし、ボトル缶のにおいで気分が悪くならないように、何が入っていたボトル缶かどうかも気を付けましょう。

また、衛生面から考えて長時間よだれを吐き続けたボトル缶を使うのは好ましくありませんので、定期的に捨て、ボトル自体もしっかり洗うようにしておきましょう。

5、眠りつわりの対処法

突然、何の前触れもなく眠気がやってくる眠りつわりも、相当厄介なものです。特に仕事をしている方にとってはとてもつらいと思います。

眠りつわりの具体的な対処法

  • 可能であれば、とにかく寝ること
  • 医師や上司に相談して時間帯休暇を取得する、もしくは休憩を取得して眠る
  • 周りに協力を求める

通常の眠気と違って、無理に眠気を覚まそうとしてもしっかり覚めないのが眠りつわりの特徴です。

仕事をしている人は、周りからの理解がなければだらけていると思われないかと心配になるかもしれませんが、これは多くの妊婦さんが実感しているれっきとしたつわりです。

医師に相談し、必要であれば母性健康管理指導事項連絡カードなどで休暇や休憩を求めるようにしましょう。このつわりがひどく続いている間は、一人での外出や車の運転は避けるようにしてくださいね。

つわりのピークや終わりはいつ?

妊娠の陽性反応が出て喜んだのもつかの間、様々な症状に苦しむ日々が来ると先が見えず本当につらいですよね。でも、個人差はありますが、つわりにはピークと終わりが必ずあります。それを信じて乗り越えていきましょう。

1、つわりのピークはどれくらい?

個人差はありますが、つわりが始まるのは大体妊娠6週目~8週目あたりの方が多くなっています。その後、徐々に症状がひどくなったり、つわりの種類が変わったりして11週目ごろにピークを迎える人が多いです。

そして、妊娠16週くらいから徐々に落ち着いてくる妊婦さんが多くなっています。ただし、これは個人差がありますからもっと早くに終わった、長引いた、ある日突然すっきりとしてつわりがなくなったという方も少なくありません。

2、長引くつわりの特徴は?

傾向として、つわりの中でも以下のつわりについては安定期に入っても落ち着かず、長引いたという妊婦さんが多くなっています。

長引きやすいつわりの種類

  • 吐きつわり
  • よだれつわり

安定期に入り体調が安定してくる時期を過ぎると今度は後期になるにつれて大きくなる子宮に胃や内臓が圧迫されていきます。このころにすでに吐きつわりが終わっていたという方でも、継続して吐き気や嘔吐がぶり返すこともあります。

また、よだれつわりは全く経験しない人もいますが、経験した人は妊娠後期まで続いたという方も少なくありません。ほかのつわりが治まったのに、よだれつわりだけはいつまでも治まらない…と悩む方が多くなっています。

後期つわりってなに?

後期つわりとは、妊娠後期に見られるつわりの症状のことです。妊娠後期になると、大きくなった子宮の影響で内臓が圧迫され、身体の様々なところで不快や不調を感じます。

後期つわりの主な症状

  • 吐き気、嘔吐
  • 胸やけ
  • げっぷが異常に多くなる
  • 食後の胃腸の不快感

症状の重さは違えど、後期になると少なからず内臓が圧迫されることで苦しさは出てきます。ただし妊娠初期と違い、妊娠後期はお母さんの食べるものが赤ちゃんの成長の源となります。

あまりにも上記のような症状がひどすぎて食事をとることができなくなってしまっては、赤ちゃんに十分な栄養素を届けてあげられない場合もあります。

後期つわりの症状が重くなり、食事や水分補給に影響が出てくるほどになれば、速やかに医師に相談しましょう。

こんな場合は病院に相談を

妊婦

「つわりは誰しもが経験するもの」「時期が来たら治まるはず」と思って、無理をしすぎてしまう妊婦さんも少なくありません。以下のような症状が出てきたら、速やかに医師に相談するようにしてください。

医師に相談するべき症状

  • 食べ物はおろか、飲み物も飲めなくなってきた
  • 尿の回数が減った
  • 急激な体重の減少
  • 一般的なつわりの終わりの時期ではないのに、急につわりが無くなった

妊娠中は無事に出産するまで何が起こるかわかりませんから、些細なことでも医師に相談することを心がけましょう

特に、上記のことが当てはまる場合重度妊娠悪阻流産の可能性も考えられますので、我慢せず速やかに医師に相談してくださいね。

つわりは周りに協力を求めて乗り切ろう

つわりは本当につらいものです。また、つわりは本当にそれぞれで症状から重さまで全く違います。第一子でつわりがなかったからといって、第二子の時にどうなるかはわかりません。

本人にしか分からないつらさがあるからこそ、ご主人やご家族、職場の方にしっかりと自分の症状を伝え、周りの協力を得るようにしましょう。

一人で乗り切ろうと頑張らなくて大丈夫です。つわりはみんなで乗り越えていくものだということと、いつかは必ず終わるということを信じて頑張って乗り越えていきましょう。

 

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