仕事場でのマタニティ服っていつから?メリットは?服装別!用意する際のポイントも!
2017/12/16
マタニティ服の存在を知りながらもいつから着ればいいのか。いつまで普段着を着ていていいのか。意外と分かり難いですよね。特に仕事しているママは、職場によって服装が異なります。
先輩ママがいれば相談することもできますが、先輩ママよりも早い段階でマタニティー服に切り替えたいな。もしくは遅い段階で切り替えたいな。と思われることもありますよね。そんな時、先輩ママがいるからこそ周りの目が気になってどの段階でマタニティー服に切り替えたらよいのか口に出せず悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事は、タイミングが難しいマタニティ服に関する悩みを解決する糸口になれればと思います!ぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
マタニティ服はいつから?
お腹のふくらみが目立ち始める4~5ヶ月
マタニティ服を着用し始めるのに適した時期を妊娠月数で示すと、お腹のふくらみが目立ち始める妊娠4~5ヶ月がおすすめです。ですが、ママさんによって普段着ている服キツイと感じられる時期が異なってきます。
その場合「今の妊娠月数では、まだ早いかな?遅いかな?」と、4~5ヶ月がおすすめ!と言われつつも明確な切り替え時が分からず悩まれている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたい「マタニティ服に切り替える見極め方」を下記でご紹介します。
参考になる!マタニティ服に切り替える見極め方3つ
- ウエスト部分に指が2本入る余裕があるか
- お腹がすっぽりと隠れる丈の長さがあるか
- つわり時しめつけによって不快感があるか
1.ウエスト部分に指が2本入る余裕があるか
まず、チェックしたいのが普段来ている洋服の中でも、1番気になるウエスト部分です。妊娠中は下腹部からお腹が膨らみはじめるため、二の腕や太ももといった分部よりも先にウエスト部分が気になってきます。立った状態でウエスト部分に指2本分が入る余裕はありますでしょうか?
この指2本分というのは、電車や休憩時間といった座っている状態でも苦にならないサイズとして参考になります。もし、指が2本分入らないという場合は、マタニティ服に切り替える良いタイミングになります。
2.お腹がすっぽり隠れる丈の長さがあるか
お腹がふくらみ始めると、今まで着ていた通常のサイズの服では、普段通りの何気ない動きでもお腹がしっかりと覆えず下から見えてしまうことがあります。「見えてしまって恥ずかしい」という思いもありますが、それ以上に注意したいのがお腹の冷えです。
もともと普段の生活でもお腹の冷えは健康に良くありません。ですが、妊娠中は今まで以上に注意したい点になります。詳しい内容は、下記の「3.締め付けや冷えによって起こる影響を防ぐ」でご紹介しますので、参加にしてみてくださいね!
3.つわり時にしめつけによって不快感があるか
先ほど、ウエスト部分に指2本分の余裕があるかどうか。とご紹介しました。ですが、つわり時に洋服の締め付けによって不快感がある場合は体調を優先しママが楽になるマタニティ服または、ゆとりのある服に切り替えることをお勧めします。
無理に締め付けが気になる洋服を着ていては、仕事に支障をきたすだけではなくママの体調面でも良い影響をもたらしません。
そもそもマタニティ服ってどんなメリットがあるの?
マタニティ服と聞くと、妊娠中とその後の短い期間しか着ないから用意するお金がもったいない!と思われている方も多いのではないでしょうか。では、そもそもマタニティ服とはどんなメリットがるのでしょうか。
出産ギリギリまで働くからこそ、活躍してくれるマタニティ服のメリットを下記でご紹介します。
ママと赤ちゃんを守るメリット
- ママの負担を和らげて動きやすくする
- 外見をきれいに魅せる
- 締め付けや冷えによって起こる影響を防ぐ
1.ママの負担を和らげて動きやすくする
マタニティ服では、ママの普段の動きに支障がでないようお腹のふくらみに対応できる動きやすい形に作られています。妊娠中は、お腹が膨らんでいくにつれて体のバランスが取りずらくなります。
その為、今までならすんなりと避けられた段差でも、ふとつまずき転倒してしまうリスクもあります。そんな、いつ起こるか分からない日常的な危険から自分自身の体。赤ちゃんを守るのに動きやすい洋服は妊娠中の生活にとって大切なアイテムになります。
2.外見をきれいに魅せる
マタニティ服には、見た目のシルエットを美しく魅せてくれるメリットがあります。お腹のふくらみが気になり始めた時、ただゆったりとしたサイズを着れば良い。そう思っていませんか?洋服の種類によっては、ゆったりサイズを着るのも有りだと思います。
ですが、妊娠中の体は全体的にふっくらとしてきますが太った状態の体とは異なるため、選ぶ洋服によってはだらしなく見えてしまうケースがあります。
その一方で、マタニティ服は目立ったサイズ変化がない「腕」や「脚」などの分部は普段と変わらないサイズ。ふくらみはじめるお腹分部は伸縮性やゆとりのあるサイズ。とメリハリのある設計になっています。その為、ダボっとだらしない印象ではなく気品のあるおしゃれな見た目にすることができます!
3.締め付けや冷えによって起こる影響を防ぐ
洋服による締め付けや冷えによっては「血行不良」を起こす恐れがあります。妊娠中の血行不良は、ママだけではなくお腹の中にいる赤ちゃんにまで影響が出てきます。そんな影響を防ぐためにも、締め付けが緩くお腹全体を覆ってくれるマタニティ服は活躍してくれます!
下記の具体的な影響を理解した上で、マタニティ服の大切さを実感していただければと思います。だだ、冷えに関してはマタニティ服を着ただけでは解決できないことがある為、靴下を履いたり腹巻を身に付けたりと寒さ対策を取り入れることをおすすめします。
血行不良によって起こる【ママ】への影響
- むくみ
- お腹の張り
- 足がつる
- 便秘
- つわりが酷くなる
血流が悪くなることによって、腸機能が低下していき便秘を招いてしまいます。さらに、毒素が排泄されず体に蓄積され続けるとむくみに加えて足がつりやすくなり、つわりが酷くなる傾向もあります。
また、お腹が冷えて血流が悪くなるとお腹が張りやすくなるので注意しましょう!
血行不良によって起こる【赤ちゃん】への影響
- 逆子
- 早産・流産
- 低体重児
血流が悪くなる。というとこは赤ちゃんに必要な栄養素が運ばれにくい状態になっています。十分な栄養が赤ちゃんまで届かないと赤ちゃんの成長に支障をきたし、体重が軽い低体重児として生まれたり早産や流産のリスクを招いてしまう恐れがあります。
また、お腹の冷えは赤ちゃんにまで伝わるため、暖かい位置を求めてお腹の中をぐるぐると動き逆子になってしまうこともあります。
冷えで逆子の可能性が高まり、帝王切開になることもあります。
身体が冷えると『子宮内』も冷えて、胎児があたたかい場所を求めて『動き回る』ことで、逆子に繋がるケースがあります。『妊娠30週』を過ぎても逆子の場合は、帝王切開での分娩となります。
帝王切開は、出産予定日を決定できたり出産時の痛みも少ないですが、『費用がかかる』『入院日数が延びる』『傷跡が残る』などのデメリットもあります。
【制服の場合】マタニティ服をどう用意する?
画像出典元:https://shop-list.com/women/e-zakkamania/29560-1500177/
会社でマタニティ用の制服が完備されていない場合。仕事場で制服を着用しているママさんはどのようにマタニティ服を用意すれば良いのでしょうか。いくつかのポイントに分けてみましたので、参考にしてみてください!
【制服】マタニティ服を用意する時のポイント
- 制服のサイズにあげてもらう
- アジャスターを活用してウエスト部分を調整できるようにする
- 制服と同じ色味の洋服をチョイスする
1.制服のサイズにあげてもらう
お腹周りにゆとりがもてるサイズに変更してもらいましょう。ただ、職場によってはサイズ展開がない場所もあるため、お腹周りがきつくなる前に上司に確認しておくのがおすすめです。
2.アジャスターを活用してウエスト部分を調整できるようにする
アジャスターと呼ばれるアイテムを使うことで、今まで着ていた制服をそのまま活用できます!大きいサイズの制服を着るにはブカブカ過ぎる。と言う方におすすめです。
【アジャスターとは?】
画像出典元:http://plaza.rakuten.co.jp/pinonpinon/diary/201303270000/
アジャスターとは、今まで履いていたボトムスのボタンを全開にしたまま履けるアイテムです。アジャスター自体にボタン穴がついており、その穴に今まで履いていたボトムスのボタンを入れるだけと装着が簡単です!
価格もリボンタイプの800円商品から下着が見えないよう布がプラスされた2,000円の商品まで幅広く販売されています。ただ、見栄えが良くないので、長めのトップスをプラスするのがおすすめです。
【アジャスターは手作りできる?】
画像出典元:https://mamari.jp/14772
アジャスターは購入しなくても手作りすることができます!下記に作り方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
〈材料〉
- 平ゴム(自分のお腹下の長さに合わせる)
- ボタン 1個
〈作り方〉
- 平ゴムの端に既存のズボンボタンが入る穴を作ります。
- (1)の逆端にボタンを縫い付けます。
- (1)を既存のズボンボタンに取り付けます。
- (2)を既存のズボンボタン穴に入れたら完成です。
3.制服と同じ色味の洋服をチョイスする
職場によっては、妊婦さんは制服ではなく私服の着用を許される場合があります。ただ、自分好みの洋服を選んでしまうと、1人だけ浮いてしまう恐れがあるため、普段着ていた制服に似ている色や形でチョイスするのがおすすめです。
【スーツの場合】マタニティ服をどう用意する?
画像出典元:http://bizlady.jp/archives/121736
身なりが厳しい職場の場合、男性だけではなく女性もスーツの着用を求められることがありますよね。そんな職場でも対応できるポイントをご紹介します。
【スーツ】マタニティ服を用意する時のポイント
- 妊婦さん向けに作られたマタニティスーツを活用する
- お腹にゆとりがあるワンピースと今まで使用していたジャケットを組み合わせる
1.妊婦さん向けに作られたマタニティスーツを活用する
実は、スーツにもマタニティ用が販売されています。9000円台からとお値段は高めなのですが、冠婚葬祭から七五三まで妊娠中に起こり得る行事に対応することができます。1枚持っておくと便利ですよ!
2.お腹にゆとりがあるワンピースと今まで使用していたジャケットを組み合わせる
スーツを買うのはもったいない!というママには「ワンピース」を多用するのがおすすめです!ワンピースはお腹周りがゆったりとした形が豊富にあり、丈の長い服をチョイスすればお腹のふくらみに対応することができます。
また、普段使用しているジャケットを組み合わせれば引き締まった印象になり、仕事に支障がでない気品のあるコーディネートが維持できるのではないでしょうか。
【私服の場合】マタニティ服をどう用意する?
制服やスーツと比べると私服は自由が利きやすくなってます!ただ、自由が利くからこそのコーディネートに関する悩みも多いのではないでしょうか?以下のポイントをぜひ、参考にしてみてください。
【私服】マタニティ服を用意する時のポイント
- パンツ・スカート・ワンピース・トップスをそれぞれ1着以上は用意しておく
- お腹周りにゆとりがある普段着を活用する
1.パンツ・スカート・ワンピース・トップスをそれぞれ1着以上は用意しておく
マタニティ服には、パンツからワンピースまで種類豊富なデザインが販売されています。その中から、用意できるのであれば1着ずつバンツ・スカート・ワンピース・トップスと持っておくと着回しの種類が広がって扱いやすくなります。
2.お腹周りにゆとりがある普段着を活用する
普段来ていた洋服の中で、ふくらみ始めたばかりのお腹ならまだ対応できるチュニックやワンピースがある!と言う方は、ぜひ活用してみて下しさい。安定期を迎える前の段階でマタニティ服が必要だなと感じた時、すべてを揃えるのは難しいですよね。
対応できるアイテムをフルで活用していけば、気分が優れている日に少しずつ揃えていくことができます!
まとめ
いかがでしたか?マタニティ服を着るタイミングは人によってさまざまです。「早いかな?」「遅いかな?」と悩まれることもあると思いますが、一番は自分自身の体調と赤ちゃんです!妊娠中に起きるリスクを回避できる服装であれば、無理にマタニティ服を着用する必要もありません。
また、マタニティ服に関して思い詰め過ぎてしまうと、ママの心にも良い影響をもたらしてくれません。ぜひ、今お腹の中ににいる赤ちゃんと過ごす大切な時間を楽しんでくださいね!