【安産祈願】東京で参拝客がダントツで多い有名なお寺&神社5つ!
2018/02/23
「安産祈願のお参りにどこにいこうか?」「東京で有名なお寺&神社で安産祈願をしたい!」という方のために、安産祈願で有名な東京のお寺&神社を厳選しました。
是非こちらを参考にして、歴史のあるお寺&神社へ安産祈願に行ってみましょう。
戌の日の安産祈願 in東京 ~行く前に知っておきたいこと~
戌の日の安産祈願って何?
戌の日の安産祈願とは、妊娠5か月目に入った最初の戌の日に、お寺&神社で安産祈願のご祈祷してもらうことです。岩田帯(さらしのようなもの)をご祈祷してもらい、お腹に巻きます。
戌の日とは、旧暦の日にちの数え方で月に2回から3回あります。
妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に行くのが一般的とされていますが、戌の日に拘る必要はなく、都合の良い日や体調の良い日に行かれることをおすすめします。
安産祈願で何をするの?
安産祈願は、赤ちゃんが無事に産まれてくるように神仏に心から願うことです。
概ねの流れは、寺社で受付→ご祈祷料を納める→本殿・本堂でご祈祷を受ける→授与品(お守り・お札・腹帯など)を受け取り終了です。
寺社によって、ご祈祷方法や風習は違いますので、事前にHPや電話等で問い合わせてからお出掛け下さい。
腹帯も、腹帯持参可、寺社で腹帯購入、新品腹帯のみ持参可、祈祷料に腹帯が含まれる場合など様々ですので、安産祈願に行く寺社で事前に確認しましょう。
戌の日っていつなの?
戌の日カレンダーはこちらです。
中山寺HP: http://www.nakayamadera.or.jp/top.html
土日の戌の日は、混雑する場合が多いです。お早めにお出かけされることをおすすめします。
安産祈願の服装のマナーは?
神社仏閣は、格式の高い場所です。カジュアルな洋服はNGです。フォーマルなスーツを着用する必要はありませんが、過度に露出の高い服、派手な服、ジーパンやサンダルは避けましょう。
プレママ(妊婦さんのこと)は、ベーシックなマタニティワンピースがおすすめです。もし、購入を考えるなら、産後のことを考えて授乳口付きワンピースを購入しましょう。
プレパパは、いつものビジネススーツでもよいですが、いつものスタイルにジャケットを羽織るコーディネートでも可です。
履物は、サンダル・スニーカーなどは避けましょう。ベーシックな革靴、パンプスなどを履きましょう。
【安産祈願】有名なお寺&神社【東京】厳選5つ!
さっそく、東京で有名な安産祈願できるお寺&神社を紹介していきます。
1.水天宮〔東京都中央区〕
東京でもっとも有名な安産祈願の神社 水天宮
水天宮は、東京で最も有名な安産祈願の神社です。土日の戌の日は、駅から長い行列ができ非常に混雑するそうです。お参りされる場合は、お早めにお出かけ下さい。
戌の日は本殿に上がれる方の人数制限があり、妊婦さん本人のみ(代理の方1名)のみがご祈祷を受けられます。
戌の日以外でも混雑する日は、妊婦さん・妊婦さんの付き添いの方・子供1名が、本殿でご祈祷を受けることができます。このような制限があるくらい、人気のある神社なのです。
水天宮は、福岡県久留米市にある「全国総本宮 水天宮」の分社となります。全国各地に分社があり、なんとハワイにも水天宮の分社があります。
水天宮は、水と子を守護している神様が祀られていることから、安産祈願で有名な神社として知られるようになりました。
東京の水天宮の歴史は比較的浅く、江戸時代に久留米藩が江戸に分霊したことがはじまりです。それから、江戸・東京において安産祈願の神社として信仰されるようになりました。
引用元: http://jinja.tokyolovers.jp/tokyo/chuo/suitengu
基本情報
名称 | 水天宮(すいてんぐう) |
住所 | 東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1 |
アクセス | ●都営地下鉄新宿線:浜町駅(A2出口)より徒歩1分 ●東京メトロ半蔵門線:水天宮前駅(5番出口)より徒歩7分 ●東京メトロ日比谷線:人形町駅(A1出口)より徒歩7分 ●都営地下鉄浅草線:人形町駅(A3出口)より徒歩10分 |
受付時間 | 午前8時~午後3時 ※祈祷開始は午前9時から |
電話番号 | 03-3666-7195 |
メールアドレス | なし |
予約の有無 | 受付の早い方から参拝 ※受付開始時間は午前8時から |
初穂料について | 5,000円から ※お守りや腹帯を含めた御子守帯(みすゞおび)セットは別途4,000円 ※帯など持参の場合は別途3,000円 |
公式HP | http://www.suitengu.or.jp/ |
その他 | ※戌の日・大安吉日は大変混み合う為、戌の日は昇殿制限あり。※駐車場なし。 |
●戌の日の土日は、時間帯によって大変混雑することがあり、1時間以上並ぶこともあるそうです。お早めにお出かけ下さい。
●代理祈祷もOKです。
2.子安神社(こやすじんじゃ)〔東京都八王子市〕
1200年の歴史 八王子でもっとも古い神社 子安神社
八王子にある神社の中で、最も歴史のある神社です。古くから、安産・子育てに関するご利益があるといわれ、安産祈願・お宮参り・七五三の参拝者が多い神社です。
奈良時代に、当時の淳仁天皇が皇后の安産を願って建造されたといわれています。
【境内案内板より】
安産と句碑(くひ)
子授け安産の社は別名水の社といわれています。
この地も古くから清らかな湧水の地でした。古来こんこんと湧き出る神池の真清水を「底抜け柄杓」で汲めば
必ず安産出切るという神徳(しんとく)を称えた山口誉子の句碑です
この「底抜け柄杓(ひしゃく)」は、こちらの子安神社の名物となっています。
底抜け柄杓が母体を表しており、底が抜けた柄杓から水がすり抜けるようにスルッと赤ちゃんが産まれるように験を担いで奉納するものです。
祈祷の種類が1等級から7等級まで分かれており、5等級祈祷(12,000円)から柄杓が付いてきます。
引用元: http://e032ff9ee7.up.n.seesaa.net/e032ff9ee7/image/E5AD90E5AE89E7A59EE7A4BE20004.jpg?d=a0
基本情報
名称 | 子安神社(こやすじんじゃ) |
住所 | 東京都八王子市明神町4-10-3 |
アクセス | JR八王子駅北口より徒歩5分 京王八王子駅西口より徒歩1分 |
受付時間 | 午前9時~午後3時30分 |
電話番号 | 04‐2642‐2551 |
メールアドレス | なし |
予約の有無 | 随時受付 |
祈祷料について | 1級式 30,000円(特別神楽) 2級式 25,000円 3級式 20,000円 4級式 15,000円 普通式 12,000円 5級式 10,000円 6級式 8,000円 7級式 6,000円 |
公式HP | http://homepage3.nifty.com/koyasu/ |
駐車場 | 駐車場なし ※車の場合は、近隣の有料駐車場を利用する。 |
●祈祷内容は1級以外同じです。授与品:腹帯、お守りやお札など(ご祈祷料含む) ※普通式から岩田帯が付きます。
●結婚式や祭りなどで、祈祷ができない場合があるので、HP行事予定でご確認下さい。http://homepage3.nifty.com/koyasu/pg242.html
●7月23日・24日・25日は夏季大祭のため、この日の参拝は避けた方が良いでしょう。
3.法明寺(ほうみょうじ)雑司ヶ谷鬼子母神堂(ぞうしがやきしもじんどう)〔東京都豊島区〕
子だくさん鬼子母神のご利益で安産を願う 雑司ヶ谷鬼子母神堂
鬼子母神(きしもじん)は、子授け・安産の神として全国的に広く信仰されています。鬼子母神はインドの神の娘で、自身は多くの子に恵まれていました。なんと100人の子がいたそうです。
ですが、鬼子母神は残虐な性質で、近隣の子を食らうので人々から恐れられていました。
ある日、お釈迦様が鬼子母神の末子をお隠しになり、鬼子母神の改心と救済を与えました。
お釈迦さまは、鬼子母神に「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん。(あなたの千人もの子供のうち、たった一人失うだけで嘆き悲しむことなのです。
ならば、たった一人の子供を食べられた父と母の嘆きや悲しみが分かるでしょう?)」と説きました。
そして鬼子母神は過ちに気付き、お釈迦様に帰依し、安産子育ての神となることを誓いました。これが、鬼子母神信仰のはじまりといわれています。
100人の子を産んだ鬼子母神ですから、子授け・安産のご利益はありそうです。
平安時代から、鬼子母神信仰は一般的な信仰としてありました。法明寺に鎮座する鬼子母神は、1561年に清土(現在の文京区)から掘り出され、法明寺に祀られたのがはじまりです。
法明寺の鬼子母神の「鬼」という字は、角のない「鬼」を採用しています。お寺にお参りされた際は、是非「鬼」の字をよく見てみて下さい。
引用元: http://guide.travel.co.jp/article/5074/
基本情報
名称 | 威光山法明寺(ほうみょうじ)雑司ヶ谷鬼子母神堂(ぞうしがやきしもじんどう) |
住所 | 東京都豊島区南池袋3-18-18 |
アクセス | JR池袋駅東口より徒歩約15分 JR目白駅より徒歩15分 都電荒川線「鬼子母神前」下車 |
受付時間 | 午前8時~午後4時 |
電話番号 | 03-3982-8347 |
メールアドレス | なし |
予約の有無 | 戌の日は予約した方がよい。※HPに記載がないので、電話にて確認する。 |
祈祷料について | 3,000円から(腹帯持参可)※HPに記載がないため、直接問い合わせる。 |
公式HP | http://www.kishimojin.jp/ |
駐車場 | なし |
●戌の日以外は、予約は必要ないようです。
●腹帯は種類を問わず、持ち込み可能です。(持ち込み料は必要ないそうです。)
●境内にある樹齢700年の「子授け銀杏」といわれるご神木があります。
●境内で販売されている「おせん団子」は、鬼子母神が100人の子がいたことにあやかって、子宝に恵まれますようにという由来があるそうです。
4.大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)〔東京都府中市〕
東京五社!由緒ある格式高い神社 大國魂神社
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)の歴史は古く、神話の時代に建造されたといわれています。
明治神宮・東京大神宮・日枝神社・靖国神社と並び、大國魂神社は特に格式の高い神社、東京五社のひとつとして人々の信仰を広く集めています。
安産の神様は、大鳥居の左側にある芸能・安産の女神「アメノウズメ命」を祀る「宮乃咩神社(あやのめじんじゃ)という祠(ほこら)」です。
アメノウズメ命といえば、天岩戸伝説にも登場する有名な女神です。
安産祈願に訪れたなら、宮乃咩神社に手を合わせましょう。この神社は、源頼朝が北条政子の安産を願って使者を遣わしたことで有名です。
毎年7月12日は、安産の神様「宮乃咩神社」の例祭日(れいさいび)です。安産特別祈願祭が行われますので、この日に参拝されるのもよいでしょう。
引用元: http://www.jinja.sa-ka-ki.jp/tokyo/ookunitama.html
基本情報
名称 | 大國魂神社(おおくにたまじんじゃ) |
住所 | 東京都府中市宮町3-1 |
アクセス | ■京王線 府中駅から徒歩5分 ■JR・南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分 |
受付時間 | 午前9時~午後4時 |
電話番号 | 042-362-2130 |
メールアドレス | 問い合わせフォーム: https://www.ookunitamajinja.or.jp/inquiry/ |
予約の有無 | 随時受付 ※比較的空いている時間を、電話で問い合わせできる。 |
祈祷料について | 5,000円か1万円※授与品:お守り・お札・お神酒など※腹帯(さらしタイプ)2,000円 |
公式HP | https://www.ookunitamajinja.or.jp/ |
駐車場 | 有料駐車場あり 200台 |
●腹帯のご祈祷は、新品のみの受付可能です。
●こちらの神社にも子安神社同様、安産の神様が祀られる宮乃咩神社に「底抜け柄杓」を奉納する風習があります。柄杓は1,500円で購入できます。
2.大宮八幡宮(おおみやはちまんぐう)〔東京都杉並区〕
弥生時代から神聖な場所!東京の「へそ」 大宮八幡宮
大宮八幡宮(おおみやはちまんぐう)があった場所は、旧境内から遺跡が発掘されており、弥生時代から神聖な場所として存在していたことが証明されています。
日本書紀、古事記に登場する応神天皇(おうじんてんのう)が大宮八幡宮の主祭神です。
応神天皇は、母である神功皇后(じんぐうこうごう)の胎内にいたころから神力を発揮したという伝説があります。功皇后は、応神天皇を妊娠中に三韓征伐に出征しました。
目的を達して無事にご帰還されてから、神功皇后は応神天皇を無事に出産されました。そのことから、応神天皇は安産の神様と奉られるようになったとされています。
大宮八幡宮は、安産祈願の授与品が多く、大宮八幡息長帯(おきながおび)は縁起ものとして有名です。
最近、大宮八幡宮は東京の重心にあるため「東京のへそ」と呼ばれ、パワースポットとしても有名になっています。
基本情報
名称 | 大宮八幡宮(おおみやはちまんぐう) |
住所 | 東京都杉並区大宮2−3−1 |
アクセス | 京王・井の頭線「西永福駅」下車 徒歩7分 |
受付時間 | 午前9時寺30分~午後4時30分 |
電話番号 | 03-3311-0105 ※電話受付時間(午前10時~午後5時) |
メールアドレス | info@ohmiya-hachimangu.or.jp |
予約の有無 | 随時受付 |
祈祷料について | 8,000円・1万円(お守り・腹帯・マタニティマーク入りの母子緒守・安産祈願絵馬特別撤下品として授与。) |
公式HP | http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/ |
駐車場 | なし |
●腹帯は、着用でも持参でもOKです。
●毎月1日・15日、祭日等は、祭典終了まで待つ場合もあります。事前に問い合わせをしてから行くようにしましょう。
●安産祈願終了後に、お茶とお菓子を頂けるそうです。
【安産祈願された方の口コミ】
終わったら榊の返却ともにおさがりの品をいただき、次はお茶をいただきに屋内へと案内していただきました。
緑茶と簡単なお菓子をいただきながら本日の話などで盛り上がり、ゆっくりしてから帰路につきました。
無事に出産を終えたら、お礼参りに行きましょう
新しい家族を無事に迎えることができたら、安産祈願をした寺社へ「お礼参り」に行きましょう。「お礼参り」は、神仏に願い事をして叶った時、神仏に感謝し息災を報告するお参りです。
安産祈願で授与されたお下がり品(腹帯、お守り、お札など)を、寺社でお焚き上げしてもらいます。
安産ではなく難産だったとしても、願い事を完結させる区切りとして、赤ちゃんが無事に産まれてきたことに感謝し、神仏に報告するためにお参りだけでもしたいものです。
お礼参りと一緒にご祈祷してもらう場合は、寺社に確認してからお出かけ下さい。
お参りの目安は産後1カ月と言われていますが、体調や都合などもありますので、産後1年までを目処にお参りしましょう。
また、お宮参りと一緒に「お礼参り」を済ます方もいるようです。
まとめ
こちらで紹介した安産祈願で有名な寺社には、長い歴史があるお寺&神社ばかりです。
安産祈願は、「母子ともに健康で、安全に出産を」という昔から変わらない願いです。長い時間をかけて多くの想いが集約されて、今の信仰に繋がってきたのでしょう。
それにあやかって、厳かな気持ちで安産を祈ってください。ご祈祷は神聖な気持ちを呼び起こしてくれます。それは、きっとお腹の赤ちゃんにも伝わります。
どうか、母子ともに健康で、無事に出産を迎えることができますように。