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豆乳でPMSが悪化する!?その原因と対処法教えます

      2016/12/02

PMSは月経前症候群とも呼ばれ、生理が始まる2週間で女性の体に起こる様々な不調のことを指します。これがあるから毎月どうしようもなくユウウツ…という方も多いですよね。

そこで「PMSには豆乳が効く!」という話を耳にしたことはありませんか?豆乳に含まれる大豆イソフラボンはPMSだけでなく、健康に良い効果をもたらすと言われています。

しかし実はPMSが豆乳で悪化した…という声もチラホラあるんです。豆乳は体にいいはずなのに、なぜPMSが悪化してしまうのでしょうか?その謎に迫ります。

そもそも豆乳とは?

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PMSとの関係をご説明する前に、そもそも豆乳とはどのようなものなのかをご紹介しましょう。

豆乳とは

皆さんご存知の通り、豆乳の原材料は大豆です。大豆をゆでてすりつぶし絞ると白い液体が出てきます。これが豆乳なのです。ちなみに、その時に出る搾りかすがおからです。絞った豆乳に、にがりを入れるとお豆腐ができます。

元々、豆乳はお豆腐作りの行程でできる副産物で「そのまま飲む」という概念はありませんでした。というのも、何の手も加えていない豆乳(無調整豆乳)は青臭く独特のにおいがあるからです。

近年は「調整豆乳」と言う飲みやすく加工された豆乳や、バナナ味などの味の付いたものも販売されています。

基本的に大豆はあまり消化が良くない食べ物ですが、豆乳になると消化吸収がとてもよくなります。そのため、離乳食や介護食、病中の食事にもおすすめの食材なのです。

健康食品として人気の豆乳

1980年代・2005年ごろと第一次・第二次豆乳ブームが訪れました。そしてここ数年は第三次豆乳ブームと呼ばれるほど、健康食品としての豆乳は注目を浴びています。

 豆乳の成分と効果

大豆イソフラボン 基礎代謝を高める、肥満を防止する

コレステロールの上昇を抑える

レシチン 肥満を防止する

血液をサラサラにして血行を良くする

オリゴ糖 腸内環境を整えて便秘を解消する

豆乳がPMSに良い・女性に良いと言われている理由

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豆乳の健康効果は注目を浴びていますが、特に聞かれるのが“PMSに良い””女性におすすめ”ということです。豆乳が女性の健康やPMSに効果があると言われる理由は、大豆イソフラボンと女性ホルモンにあります。

具体的にはどのように効果的なのでしょうか?それには女性の月経とPMSの関係を知る必要があります。

月経を起こす2つの女性ホルモン

生理がきちんとした周期で起こるために、女性の体の中では2つの女性ホルモンが働いています。一つは卵胞(らんぽう)ホルモン、別名エストロゲンと呼ばれます。これは子宮や子宮内膜を発達させて、女性の体を妊娠しやすい状態に導きます。

もう一つは黄体ホルモン、別名プロゲステロンと呼ばれます。これは基礎体温を上げ子宮内膜をキープして、妊娠した状態を安定させるような体作りをするホルモンです。

月経周期とPMS

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画像出典元:http://ayako-clinic.com/pms.html

 

生理の直後から排卵が起こるまでの約2週間、女性の体ではエストロゲンが増加し妊娠しやすい体を作ります。この時期はエストロゲンの作用から、体も心も調子がいいと感じる女性が多いです。

排卵をきっかけにエストロゲンは減少し、次の生理が始まるまでの2週間をかけプロゲステロンが増加します。プロゲステロンは体内に水分をキープして妊娠を継続しやすい体を作ります。

プロゲステロンの作用で、体がむくみ、疲れを感じる、イライラするなどPMSの症状が現れるのです。

ホルモンバランスと大豆イソフラボン

ここで、豆乳に含まれる大豆イソフラボンに注目してみましょう。大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをするということが分かっています。

大豆イソフラボンは、植物エストロゲンのひとつといわれ、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、エストロゲン受容体に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮するとされております。

なお、大豆イソフラボン配糖体はそのままではエストロゲン受容体に結合しませんが、体内で大豆イソフラボンアグリコンに変化して、上記のような生体作用を現します。

この生体作用により、骨粗しょう症の予防や更年期障害の軽減等に有用と言われております。

引用元:内閣府食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」より

エストロゲンが少なくホルモンバランスが悪い時、大豆イソフラボンはエストロゲンの代わりとして働きます。また、エストロゲンの分泌が多い場合、大豆イソフラボンはエストロゲンより先に体に働きかけます。

その結果、多すぎるエストロゲンの活動を抑えることになるのです。このように大豆イソフラボンが働くとホルモンバランスが安定し、PMS改善に期待できるというわけです。

PMS対策に豆乳がいいってホント?効果があった人もいるの?

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豆乳に含まれる大豆イソフラボンはPMSに効果期待できることがわかりましたね。実際に「豆乳のおかげでPMSが良くなった」という声も聞かれます。

ピルが合わなく、服用をあきらめたので、薬以外で何かないかと探し、成分無調整の豆乳を毎日飲むようにしてみたら、かなり楽になりました。

合う合わないがあるかもしれませんが…。イソフラボンが女性ホルモンの調整にいいのだと思います。

引用元:ガールズちゃんねる「PMS(月経前症候群)が改善した方!方法を教えてください」より

女性ホルモンを安定させるのに豆乳が良いと見て。

毎日、無調整豆乳(無調整がよいみたい、牛乳じゃなく豆乳です。)を飲むようになって、2ヶ月くらい過ぎたころから、生理前の苦痛ほとんど出なくなったんです。

私も頭が割れそうに痛くなったり、痛み止めはいつも飲んでたのが、生理痛も弱くなって、最近ほとんど薬飲まずに、いられます。豆乳健康にも良いですから、1度試してみて下さい。

ちなみに、たまに豆乳飲み忘れると、生理前頭痛出たりしはじめるので、ホルモンバランスとってくれるんですね。

引用元:Yahoo!知恵袋「PMSが重くて困っています。」より

豆乳を飲むことで「ホルモンバランスを整えてくれる」ということを実感していることがわかりますね。

なぜ豆乳で悪化してしまうのか、原因・対処法

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豆乳でPMSが悪化した!という声も

豆乳でPMSが良くなったという体験談もありますが「悪化した」「ひどくなった」という声もあるのです。

私も久しぶりにここ1週間くらい毎朝カップ1杯の豆乳を飲んでました。「成分無調整」と書かれたかなり豆の味の濃いものでした。そしたらいつもぴったりくる生理が7日も遅れました。来るまでのPMS状態がきつかったです。

こないのに腹痛だけきりきりあったりで。で、7日遅れてきた生理、量は普通でした。私も30代で量が減ってきているのですが、今回も1日目だけちょっと今回多いかも!?と思ったのですが、あとはいつもどおり。

なのでトピ主さんとはちょっと違いますが、遅れたり、それまでのきそうでこない状態の腹痛が辛かったので、私はちょっとやめてみます。

引用元:YOMIURI ONLINE「発言小町 豆乳を飲んだら生理が…」より

「生理が来るのが遅れた」「痛みがひどくなった」という体験の他に、次のような声が上がっています。

豆乳でPMSがこんな風に悪化しました

  • 生理の周期が安定しなくなった
  • 胸がひどく張る
  • 肌荒れがひどくなった
  • イライラが増えた

なぜPMSが悪化するの?

豆乳を摂取することでPMSが悪化してしまうのは、主に2つの原因が考えられます。

1.プロゲステロンの働きが強くなる

エストロゲンとプロゲステロンを同時に増加させるとプロゲステロンの働きが強くなるという説があります。結果的にむくみ・眠気・疲れやすい・意欲がわかないといったPMSの諸症状を悪化させることになります。

豆乳はエストロゲンと同じような働きをする、とお話ししましたね。排卵から生理までプロゲステロンが多く分泌される時期に、豆乳を大量に摂取するとどうなるでしょうか?

プロゲステロンとエストロゲンを同時に増やす状態で、プロゲステロンを強く作用させることになるのです。

2.エストロゲンが多すぎる

エストロゲンが多い時期は調子がいいという話が出ましたが、多すぎる場合はかえってPMSを悪化させます。エストロゲンの量が正常なのに豆乳を摂取すると、体内はエストロゲンが過剰な状態になるのです。

エストロゲンが過剰になると、胸が張る・イライラするといったPMSの症状が悪化します。

予想外の悪化…対処法はないの?

PMS対策で豆乳を飲むはずなのに、PMSが悪化しては元も子もないですよね。PMSの悪化を避けるために大切なのは、女性ホルモンをバランスよくすることです。

豆乳の大量摂取は、女性ホルモンのバランスを崩して症状を悪化させることに繋がりかねません。そこで1日の摂取量を守り豆乳を飲みましょう。イソフラボンの1日の摂取上限量は70~75㎎です。

豆乳に含まれる大豆イソフラボンの量は100mlあたり40~55㎎程度。そのため、豆乳を飲む量は1日あたり200ml未満にしましょう。

日常の食生活も見直して

ここで述べた摂取上限量は、普段の食事で大豆イソフラボンをまったく摂らなかった場合の数値です。もともと、日本人は味噌、豆腐など大豆イソフラボンを多く含む食品を摂りやすい食文化を持っています。

なので、その時々の食事に合わせて豆乳の量を調整することが重要です。また、PMSを悪化させないためには、大豆イソフラボンだけで体調を良くしようとしないことです。

豆乳を含めてバランスの良い食生活にすることが大切です。

大豆イソフラボンを多く含む食品

納豆1パック(50g)
約36.8㎎
豆腐1丁(300g) 約60.9㎎
油揚げ1枚(30g) 約11.7㎎
豆乳200ml(210g) 約52.1㎎
味噌大さじ1杯(18g) 約8.9㎎

引用元:新生活普及協会「トピックス」より

まとめ

PMSに良いと聞いていても、過剰すぎる豆乳の摂取はPMSを悪化させてしまうことになりかねません。悪化させないようにするには一つの食品に頼るのではなく、バランスの良い食生活も大切です。

PMSの悪化を避けるために、一日の上限量を守って豆乳を飲むようにしましょう。

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