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逆子がなかなか治らない!出産はもうすぐなのにどうしたらいいの?

      2017/02/16

妊娠中多くの妊婦さんが経験する逆子ですが、出産日が間近に迫っても逆子が治らないと不安を感じるものです。逆子のまま出産日をむかえたらどのようなことになるのでしょうか?

特に自然分娩をしたいと考えている妊婦さんは、逆子の場合100%帝王切開での出産になってしまうのかどうかも気になる所です。また帝王出産をするという決断はいつ下されるものなのでしょう。

今回は逆子での出産のことを詳しくみていきたいと思います。不安を少しでも解消し、赤ちゃんと一緒に出産を乗り切りましょう!

逆子のままの出産は危険?

通常赤ちゃんは大きな頭を下にして生まれてくるものです。通常体の中で最も大きな頭が先に生まれるために、その後はスルスルと体が出てきます。しかし逆子の場合、赤ちゃんは子宮の中で頭が上に向いている状態になっています。

逆子の出産のリスク

  • へその緒が圧迫される
  • 赤ちゃんが低酸素状態になる

へその緒が圧迫されるのは危険

逆子で脚が下にある状態だと最後に大きな頭が出にくくなり、栄養や酸素を運ぶへその緒が圧迫されてしまいます。酸素が十分に届かない状態では赤ちゃんは最悪の場合死産になってしまうのです。

赤ちゃんが低酸素状態になってしまう

分娩に時間がかかり過ぎて赤ちゃんが低酸素状態に落ちいると、仮死状態になったり、脳障害や意識障害を引き起こす可能性もあります。

逆子のまま出産日をむかえたらどうなるの?

もし逆子のまま出産当日を迎えてしまったらどうなるのでしょう?多くの産院では母体と赤ちゃんの安全を考慮して自然分娩にするか帝王切開にするか判断しています。しかし逆子=帝王切開というわけでもありません。

例え逆子の赤ちゃんでも、子宮内での逆子の姿勢によっては自然分娩を行えるケースがあります。その判断は医師によっても違ってきますが、ママの骨盤の形や赤ちゃんの大きさ、産道の柔軟さを見たうえでの決断となります。

不安が大きいなら病院側と納得のいくまで話し合い、出産の方法を決める必要があります。各病院にもよりますが、一般的には妊娠36週までに逆子がなおらない場合は帝王切開にするかどうか話し合いがもたれます。

途中で帝王切開になる場合もある

医師との話し合いで自然分娩にチャレンジしても、なかなか赤ちゃんが生まれてこなかったり、赤ちゃんが弱ってしまっている場合など途中で医師が危険と判断した場合は帝王切開に切り替えるケースもあります。

帝王切開とは

実は年間20万人ほどの妊婦さんが帝王切開を受けています。5人に1人という割合です。腹部と子宮を切って赤ちゃんを取り出す出産方法です。

自然分娩が可能な場合もある

逆子でもその姿勢によっては自然分娩が可能な場合もあります。それはお尻が下になっている2つのケースです。お尻が下の場合は体の中でも大きなお尻から出てくるため、その後に赤ちゃんの体がするりと出やすいのです。

単殿位(たんでんい)

実は逆子の中で一番多いケースとなっています。図のように子宮の中でお尻が下にあり両足を持ち上げているような状態です。出産の際は赤ちゃんのお尻から生まれてきます。そのため産道が十分に広がり自然分娩が可能になるのです。

逆子の分類 単殿位

画像出典元:http://www.cs-navi.com/smt/what/breech.html

複殿位(ふくでんい)

単殿位(たんでんい)の状態で、膝を曲げお尻と両足、または片方の足が下にある状態です。この場合も産道が広がりやすいので自然分娩になるケースがあります。

陣痛が起こる前に破水をしてしまったら要注意!

逆子の場合、気を付けておきたいことがあります。それは陣痛がおきる前に破水してしまうケースです。破水は通常の妊婦さんでも注意が必要ですが特に胎児が逆子の場合は注意が必要になってきます。

破水を起こすことで、へその緒が先に子宮から飛び出してしまい赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届かなくなってしまう場合があります。このため破水を感じたらすぐに病院へ連絡を入れ指示をあおぐようにしましょう。

逆子での帝王切開出産は怖くない

逆子のまま出産日が近づくと多くのママが、帝王切開への不安を感じます。帝王切開とは実際に怖いものなのでしょうか?確かに出産後の傷の痛みが長引き、少なからず傷跡は残ります。しかし帝王切開での出産にはメリットもあるのです。

帝王切開でのメリット

  1. 計画的に出産が出来る
  2. 赤ちゃんの頭の形がいい
  3. 出産時痛みが少ない
  4. 産後にのんびりできる

1.計画的に出産が出来る

帝王切開での出産の場合、いつ陣痛が始まるかという不安はありません。手術する日時が前もって決められているので計画が立てやすいのです。パパの仕事の休みも取りやすく、ママの世話をする家族にとっては予定が立てやすいのはありがたいものです。

ママにとっても、一人の時に陣痛がおきてしまったらどうしようという不安もなく、心の準備をすることが出来るので落ち着いて出産に臨めます。また出産後の計画も立てやすいといったメリットがあります。

2.赤ちゃんの頭の形がいい

帝王切開での出産の場合、産道を無理矢理通らずに済むために赤ちゃんの頭の形がいいのです。出産時になかなか生まれずに頭が歪んでしまったりするリスクもありません。

赤ちゃんは子宮にいるそのままの状態で、スッととりあげられるので赤ちゃんにとっての負担も少ないのが特徴です。一般的には手術開始から10分ほどで赤ちゃんは取り出されるものです。

3.出産時痛みが少ない

帝王切開はお腹を切ると聞くととても怖く感じますが、実際は出産時に痛みが少ないのが特徴です。自然分娩の場合、陣痛は想像を超えて痛いものですが帝王切開の場合は陣痛がおきる前に手術をしてしまうため痛みを感じません。

もちろん麻酔を使用するので手術の痛みもありません。麻酔をするときに少々痛みを感じる程度で出産自体はとても楽に感じるものです。約2時間の手術のあと、あっという間に産まれてたと感じるママが多いものです。

4.産後にのんびりできる

通常の出産の場合は分娩の日もいれて5日間の入院が相場です。産んだと思ったらすぐに退院という感覚です。家に帰れば、いくらのんびり過ごそうとしても何かしら体を動かす羽目になり、赤ちゃんの世話もどっと押し寄せてくるものです。

しかし帝王切開での出産の場合、入院は10日前後は一般的です。その間助産師さんが赤ちゃんの世話を手伝ってくれたり、食事の用意もしなくて済みママはしっかりと休むことができます。

術後の安静期間とも言えますが、産後にゆっくり過ごすことが出来るのは大きなメリットです。

まとめ

逆子がなおらないままだと確かに出産に不安を感じてしまうのも当然の事です。しかし自分がこれからどのような出産をするのかしっかりと決めることでその不安は半減するでしょう。出産はママだけが頑張るものではありません。

お腹の赤ちゃんも一生懸命に頑張り産まれてくるのです。一人ではなく赤ちゃんと一緒に頑張ろうという気持ちをもち可愛い我が子の姿を思い浮かべて出産に臨みましょう。

 - 出産, 妊娠後期