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手づかみ食べはさせたほうがいいの?いつ頃はじめたらいいの?

   

生後6か月頃から離乳食がはじまります。少しずつスプーンで口に入れてあげることからはじめ、一般的には生後9か月頃から「手づかみ食べ」を始めます。

自分でしたいという気持ちがでてきたのかなと少しうれしく思う反面、机の上だけでなく床まで汚れたりすると困ってしまいます。

「手づかみ食べなんて必要なの?」「これはいつまで続くの?」「遊びで終わってしまっているんだけど」と疑問や不安がわいてきますよね。ここでは手づかみ食べの意味や、はじめる時期、はじめ方について考えたいと思います。

なぜ手づかみ食べをするの?

 

手づかみ食べというのは、離乳食段階の赤ちゃんが、ごはんやおかず、お菓子やくだものを手でつかんで食べることです。離乳食は生後6か月頃から始め、最初は大人がスプーンなどで食べさせていきます。

その中で赤ちゃんが「食べる意欲」を持ち、次第に自分で手をのばして食べようとし、手づかみ食べがはじまるのです

手づかみ食べは、自分で手をのばしてし始める子もいますし、最初からスプーンを持って食べようとする子もいます。なかなか手づかみ食べをしない子も、大人が持たせてみることによって始める子もいます。

テーブルや床や服が汚れますし、見た目も「汚いなあ」と感じてしまうこともあり、イライラしてしまいがちです。でも手づかみ食べは、自分でスプーンとフォークを持って食べるための最初の行動なのです

手づかみ食べは、成長の一部で、今から口に入れる食べものを手で確認したり手触りを感じたり、食べものを口に正確に運ぶ練習にもなります。

赤ちゃんが手づかみ食べを始めたら、やめさせようとするのではなく大人もストレスがない範囲でもよいので、工夫して手づかみ食べをさせてみましょう。

手づかみ食べのはじめかた

手づかみ食べは一般的に生後9か月頃からはじめますが、個人差は大きいので赤ちゃんの様子を見ながらすすめていきましょう

赤ちゃんが、テーブルに置いたものや食べさせようとしている食器に手を伸ばしたり、興味を示したら、手づかみ食べできる食事を用意してみましょう。

食事全部を手づかみ食べさせてしまうと、食べるのに時間がかかってしまい結局残してしまうので、食事の一部だけを手づかみさせてみましょう

そして、口に入れすぎて喉に詰まらせることが無いように、赤ちゃんから目を離さないでください

手づかみ食べを始める準備

  • 深めのお皿を用意して、食べものがこぼれにくいようにする
  • 赤ちゃんは椅子に座らせる
  • 手づかみ食べ用の食べものは、つかみやすいものにする

手づかみ食べしやすい食べものはなに?

  • やわらか過ぎないもの。柔らかいものは、パンなどにはさむと食べやすく、汚れにくくなる。
  • 簡単にかみちぎれるもの。かたいものは、すりおろして固めて焼くと食べやすい。
  • 赤ちゃんが握りやすいもの。おにぎりなら小さく丸める。豆腐も水気を切って小さく丸めると食べやすい。野菜はスティック状にしても食べやすい。
  • 赤ちゃんにも好みの味があるので、その味をたべさせると集中して食べてくれる。

ルールをきめましょう

だらだらと食事をさせても、集中力がきれて遊びになってきてしまいます。「食事は10分」など家庭でのルールを決め、10分すぎて遊び食べをはじめているようなら、大人が食べさせるようにしましょう。

食べさせようとして食べないのであれば、食事は下げてしまいましょう

手づかみ食べのきっかけづくり

手づかみ食べをしようとしない赤ちゃんでも、ちょっとしたことで自分から食べようとすることがあります。そんなきっかけを見落とさずに試していきましょう。

そして、きっかけは大人から作ってみることもできるのです

たくさん遊んで、お腹をすかせましょう

生活リズムの中で食事の時間を決めて、その時間に向けて散歩をしたり、たくさん遊んだりしてお腹がすくようにしましょう。お腹がすくと、自分から食べてみようと手を伸ばすかもしれません。

おやつも自分の手で持って食べられるので手づかみ食べの練習にはいいのですが、食べさせすぎには注意しましょう。また、お腹が空きすぎて不機嫌になり、食事を嫌がる子もいます。食事の時間とおやつの時間や量を調節しましょう

大人もおいしそうに手で食べてみましょう

赤ちゃんと一緒に食事をして、おいしそうに手で食べてみましょう。赤ちゃんも真似して手づかみしようとするかもしれません。

大人がぱくっと食べて「美味しいよ~食べてみる?」と差し出すなど、楽しい雰囲気の中で赤ちゃんの好奇心を刺激してみましょう

絵本やおままごとで食べものへの興味をわかせてみましょう

手づかみ食べというのは、「自分が今から食べるものが、どんなものかを知りたい」という興味のひとつですので、食べものへの関心が低いとなかなか自分で食べようとしません

絵本を読むときに、食べものに関するものを選んでみたり、おままごとで食べものを使って遊んでみたりしましょう

手づかみ食べをしようとしないんだけど、させたほうがいい?

手づかみ食べにも個性があります。「9か月くらいから手づかみ食べをすると聞いたのに、うちの子は全然しない」なんて気にする必要はありません

時期がずれているだけで、少し遅れてする場合もありますし、手づかみ食べをせずにスプーンを使って食べはじめる子もいます。

手づかみ食べにこだわらず「食べる意欲」があるなら、少しずつ手づかみ食べを促しながら見守ってあげてください

私の子どもは、保育園では周りがするからか、保育士が気を配ってくださったのか手づかみ食べをしていたようですが、家では全くしませんでした。

家では全く手づかみ食べをしませんでしたが、元気な食いしん坊に育っていますし、手先も器用で工作大好きな子どもです。保育園にいる時間が長かったこともあり、家では甘えて食べさせてほしかったのかもしれませんね。

手や指の動きも、日常生活や遊びから発達していくことができます。手づかみ食べをしなくて心配で焦ってしまうと、赤ちゃんも食事を楽しめなくなるかもしれませんよね

乳児で手づかみ食べをしなくても、幼児になったらおにぎりやサンドイッチなど手で食べるメニューが増えて自然とするのですから、心配しすぎないようにしましょう。

手づかみ食べをしない理由の例

  • 授乳が十分で、お腹がすいていない
  • まだ手づかみ食べをする時期ではない
  • 食べることより気になることがある(遊びたいなど)
  • 甘えたい、食べさせてほしい
  • 食べものを手で持つと、手が気持ち悪くていや

手づかみ食べさせるメリット

  • 手づかみ食べを始める頃の赤ちゃんは、掴んだりその掴んだものを口に運ぶことがまだまだ難しいのです。手づかみ食べをすることで、自然とトレーニングできるのです
  • 自分の手で触ることによって、今まで口や目、鼻で感じていた食べものの温度や手触りを感じることができ、食への興味が広がります
  • 今まで食べさせてもらってたのに、自分で食べることができると、赤ちゃんも「嬉しい!できた!」と達成感を感じます

手づかみ食べ時期の外食

手づかみ食べを始めた赤ちゃんを連れて外食に行くと、いつものように食べようとしますよね。それでよいのでしょうか。

考え方はいろいろあると思いますが、外食先にいる他人が全員理解を示すわけではありません。汚いと不快に感じる人もいるので、外食では食べさせる方法をとってもいいのではないでしょうか。

食べさせるのを嫌がる場合、手が届かないところに食事を置き、手元にはぐちゃぐちゃにならない食べものを置くなど工夫しましょう。

せっかくの外食ですので、家族もそして周りの人も楽しめる工夫が必要ではないでしょうか

こだわりすぎずに、楽しい食事を

手づかみ食べは成長の過程ですしメリットもありますが、食べものをぐちゃぐちゃにし始めたら、やめさせて食べさせることも必要です。

少しくらいぐちゃぐちゃにしてもいいと考える人、ぐちゃぐちゃにしないものだけを手で食べさせると考える人、それぞれの家庭で「手づかみ食べのルール」を決めてもいいのではないでしょうか。

大切なのは、食事に対する興味を持たせること、楽しく食事をすることです。赤ちゃんも楽しく、そばで見守る家族も楽しく食事ができる方法を探ってみてはいかがでしょうか。

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