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おでこでピッ!1秒で測れる赤ちゃん用体温計は、やっぱり必要?

      2017/03/07

子育ての現場では体温計が大活躍です。赤ちゃんの時には毎日の体調管理や予防接種、保育園に入園したら毎朝検温があります。小学校に入った後も、プールの時期には毎朝の検温が必要です。

おでこに1秒かざすだけで体温を測れる赤外線式体温計は、育児の時短とストレス軽減に役立ちそうですが、子どもの人数や年齢によって活躍の度合いも変わってくるでしょう。

もっとも一般的な、わきの下で測るデジタル式の体温計なども含め、現在出回っている体温計それぞれの特徴、メリットデメリットを整理してみましょう。そのうえで、わが家ならではの選択と使い分けをしてみてはいかがでしょうか。

そもそも体温って、どこで測るのが一番良いの?わき?おでこ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、体温の主な計測個所は4つあります。

腋下(わきの下)温 わきの下の検温による。日本の標準測定法。外気の影響を受けやすい。
舌下温 口内の検温による。わきの下よりは外気の影響がないため、微妙な婦人用基礎体温を計測するのに推奨される。
鼓膜温 耳からの検温による。直腸温の次に外気の影響が少なく、高温になりやすい。
直腸温 肛門からの検温による。もっとも外気の影響がなく、深部体温に近い測定法。肛門に体温計をさすので、衛生管理が必要。

直腸温が一番正確ですが、家庭で肛門に体温計をさすのは衛生的にも不安がありますし、周囲に人がいるところでは計測しにくいです。耳で測る場合は、鼓膜に計測部分を直角にあてて体温を測ります。あてる角度によって誤差が生じやすいです。また、耳垢が邪魔をしていると測れません。

なお、おでこで測る家庭向けの手ごろな体温計は、額の温度から舌下温を予測した「舌下補正値」を表示しています。額はもっとも外気の影響を受けやすくなります。額に密着させて測るタイプもありますが、少し離して使う非接触体温計は、約±0.1度~±0.3度の精確性とうたわれています。

また、わきの下で測る場合も、実は外気の影響を受けやすいのです。外気の影響や機械の精度にも違いはありますが、特にまだ口のきけない赤ちゃんの体調変化に気が付いてあげるためには、日頃から「同じ環境」で「定期的に」測る平熱をよく把握していることが大切になります。

面倒な検温はパパッと済ませたい!デジタル体温計の種類と、計測時間の比較

1500円程度で確実に測る、お手頃なサーミスタ式(電子式)体温計

画像出典元:http://www.omron.co.jp

サーミスタ式とは、もっとも一般的な、わきの下や口内で測るタイプの体温計です。サーミスタ式体温計には、2つの測定方式があります。

もうこれ以上あがらない温度まで測り続ける実測式の欠点「検温時間」を短縮するために開発された方法が、予測式です。人の体温上昇データを計算して、わきの下であれば10分後の平衡温がどのくらいになるのかを表示します。

画像出典元:http://www.terumo-taion.jp

この予測式を使えば、早いものでは、わきの下で15秒程度で計測を完了することができます。計測時間が15-20秒のものは、1500円前後の価格から購入できます。60秒程度かかる機種もありますが、価格も手ごろで身近なお店で入手できることから、家族でもっとも共用されているタイプです。

検温を嫌がらない赤ちゃんや、自分でわきをしめて待つことができるようになったお子さんであれば、こちらでも十分といえます

お高めだけれど、スピードなら赤外線式体温計が一番

体の表面から出ている赤外線を検知し体温を測定するのが赤外線式体温計です。耳と額で測るタイプが多く出回っていますが、特に額で測るタイプが、小さなお子さんを持つママたちの間で人気があります。どうしてかというと、皮膚から離して使用する非接触タイプが家庭向けにも開発され、周知されるようになってきたからです。

非接触式体温計は価格に幅がありますが、2万円以上の機種になると医療用としてアフターケアなどが手厚い特徴があります。また、わきの下・舌下・直腸温の3つを測定表示し、寒暖差による測定誤差を減らす機能もついていて、高機能。介護士などのプロ向け管理医療機器とされています。

一般家庭で使うのであれば、3000円~1万円程度の価格帯がポピュラーです。外気の影響を受けやすいというデメリットはありますが、普段の平熱や計測環境に気を付ければ通常使用には十分です。家庭向けの機種でも、1秒程度の計測時間です。もちろん、大人も使用できます。

【まとめ】それぞれの計測時間と価格について

選択の際に大切な「計測時間」と「価格」を一覧にしました。

体温計の種類 計測方法など 計測時間(単位:秒) 価格帯
サーミスタ(電子)式 予測式 10秒(舌下)、15秒(わき)~1分程度 (実測式と予測式を併用)1500円前後~2000円程度が主流
実測式 5分(舌下)~10分(わき) (実測式のみ)400円程度から
赤外線式 耳式 1秒 2000円~3500円程度が主流
おでこ式 0.5~1秒 3000円程度~4万円程度

1秒で測れる体温計が活躍する4つの場面

検温の頻度が高いほど重宝するのが赤外線式体温計です。子どもが1人よりは、2人、3人…と増えれば使用頻度も高まります。高額な医療用でない限りは、使用の際に外気の影響をとても受けやすい機種であることを念頭に置く必要はあります微熱時など、より正確に検温したい場合にはサーミスタ式との併用もよいでしょう

1.予防接種の受診時

例えばインフルエンザ予防接種を受けるとき、母子手帳の準備、問診票の記入…荷物を抱え、子どもを連れながらいろいろ支度をする中で、検温が秒速で済ませられれば大助かりです。子どもの数が多いほど、その便利さを実感できます。

2.毎朝の検温時

保育園に通わせているお子さんは、毎朝の検温がありますね。小学校に上がっても、プールの季節は毎朝の検温があります。あわただしい朝の時間ですから、1人はもちろん、2人、3人となると「おでこでピッ」のありがたみが増します。

朝の忙しい時間に、じっとできない子供にイライラしながら計測、というストレスから解放されます。

3.感染症対策に(直接肌に触れない「非接触式」のみ)

直接肌に触れないことから、衛生的。ウィルスなどの感染症対策にすぐれています。医療機関や企業学校など、多数が検温する場で有効ですが、家族間でも感染症の流行時、看護時には心強い味方となる特徴です。

4.0歳児期のお世話に

意外な使い方として、非接触式体温計は室温、ミルクや離乳食、お風呂の温度計測もできます。触れないで計測できることから洗う手間もなく、赤ちゃんのお世話で多用することも可能です。

ママたちに人気、赤ちゃん向けの体温計5選

1.Aimshine 赤外線放射温度計  ガンタイプ(2017年1月現在のAmazon価格:3,299円)

Amazonのベビー体温計のなかでベストセラー1位(2017年1月現在)。握りやすいガンタイプの非接触式で、プロープを正確に額にあてることができ、計測時間は0.5秒。

液晶画面はバックライト機能搭載なので、夜間の検温でも数字がよく見えて便利です。何も操作をせず約8秒間放置すれば自動で電源が切れ、電池の消耗を抑えます。-50℃〜260℃の幅広い計測範囲なので、レビューを見ると体温計測以外に調理などの業務用に利用している方もいます。

画像出典元:https://www.amazon.co.jp

2.ピジョン おでこで測る体温計 チビオンTouch(タッチ)(2017年1月現在のAmazon価格:7,557円)

定価13,500円の品で、計測時間も1秒。ただし、こちらはおでこに触れて測るタイプで、わきの下の温度の補正値を表示します。10歳未満の幼児向けに作られているので、使用期間は限られてきますが、おなじみの有名な国内メーカーの品で、安心感があります。

画像出典元:https://www.amazon.co.jp

3.ドリテック 赤外線体温計 TO-300(2017年1月現在の楽天価格:3,580円)

こちらの最大の特徴は、おでこと耳の両用であることです。キャップをつけたままなら額、外せば耳でも計測できます。外気温に左右されずに検温したいときには耳モードを選択することで、より正確な計測結果を期待できます。

計測時間は2秒程度。なお、非接触式ではなく肌にくっつけて測る体温計ですが、温度計モードを使えばミルクやお風呂の温度も測れます。赤ちゃんから大人まで使用できます。

画像出典元:http://item.rakuten.co.jp

4.A&D(エーアンドディ)非接触体温計 UT-701(2017年1月現在のAmazon価格:3,150円)

価格が手ごろで、計測時間も1秒。典型的な家庭向けの機種です。普段は温度計モードで室温が表示されていますが、ONボタンを押すと体温計モードに切り替わり、スタートボタンを押せば、1秒で計測結果が表示されます。

写真のようにおでこに向けて計測します。温度計モードでお風呂やミルクの温度を測ることももちろんできます。同価格帯の他機種同様、外気に左右されやすいデメリットがあるため、最初から室温が常に表示されているのは誤差を見極めるための参考になるでしょう。

画像出典元:https://www.amazon.co.jp

5.オムロン 電子体温計 けんおんくん わき専用 MC-682(2017年1月現在のAmazon価格:1,988円)

予測式で約15秒の計測が可能な、サーミスタ式体温計です。最大の特徴は、先端がやわらかく曲がること。これで、計測中に赤ちゃんが多少動いてもずれにくく安心です。検温終了のブザー音を消す機能もついていて、寝ている子どもを起こさないで測れるような配慮がされています。

このように、サーミスタ式でも赤ちゃん向けの工夫がされた商品もあります

画像出典元:https://www.amazon.co.jp

画像出典元:https://www.amazon.co.jp

まとめ

普段何気なく使っている体温計ですが、赤ちゃん向けに改良された便利な商品が出回っています。1秒で測れる体温計にもおでこ式と耳式があったり、非接触式のものがあったり、価格帯もピンからキリまで様々です。

ワキの下で測るものとの違い、それぞれの長所短所を知ったうえで、わが家に一番合いそうな使い方を選択できたらよいです。そして、購入後も最大限に役立てることができますように。

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