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ラマーズ法?ソフロロジー?リラックスして出産を乗り越える呼吸法をマスターしよう♪

      2017/01/12

出産が近付くと初めての妊娠出産の方には未知の体験です。お産を乗り越えれるか不安のママも多いと思います。

出産を乗り越える方法の1つに、出産の雑誌や本などでよく「呼吸法」という言葉を目にするのではないでしょうか。

そこでどんな種類の呼吸法があるのか、出産を乗り越えるための呼吸法のやり方をまとめてみました。

よく聞くけど・・・呼吸法ってなに?なぜ必要なの?

人間は痛いものや怖いものという先入観があると緊張します。それは出産でも同じ事が言えます。「お産は痛くて怖い」というママだと、どうしても緊張で呼吸が早くなってしまいがちです。

呼吸が早いままの場合、赤ちゃんが出てくる直前に過呼吸になる事もありママも赤ちゃんも危険です。そしてママの体が緊張すると産道が固くなり、赤ちゃんが思うように出てこれなくなります。

結果的に痛みを強く感じて、お産も時間がかかってしまいます。呼吸法を使って緊張を和らげることで、きれいな空気がお腹の赤ちゃんにも届きお産がスムーズに進みます。

呼吸法にはリラックス効果があります。全身の緊張をとることで、産道も柔らかくなって赤ちゃんが出やすいようになります。

呼吸法の練習なんて必要なの?

呼吸法にはリラックス効果があります。ゆっくりとした音楽を聴きながら呼吸法の練習をすれば、ママと赤ちゃんの気分転換になります。

呼吸法の練習は、妊娠後期8~9ヶ月頃から始めるといいようです。産院や地域で開催されている母親学級では、出産時の呼吸法の講座が設けられていますので、受講してみるといいでしょう。

お産の時に呼吸法と言われても、なかなか出来るものではありませんので、普段から練習をしておく必要はあります。

練習と難しく考えず、お腹の赤ちゃんにきれいな空気を送るイメージでやってみましょう。

ソフロロジーとラマーズ法の違いはなに?

ソフロロジーとラマーズ法の一番の違いは呼吸法です。ソフロロジーは、前向きなイメージと音楽を聴きながらの呼吸で痛みを軽減するのに対して、ラマーズ法は、お産の経過を呼吸法によって痛みをコントロールします。

ソフロロジー

ソフロロジーは、スペインの精神科医アルフォンソ・カイセドが基礎を作ったと言われています。1987年に日本で導入され、精神的なリラックスによって陣痛や出産の痛みを軽減するというものです。

ヨガや禅が基本にありますので、あぐらの姿勢でリラックスするのが特徴です。音楽を聞きながら、頭の中で前向きな赤ちゃんのイメージをしながら行う呼吸法です。

メリット

「元気に産まれた赤ちゃんの事」や、「赤ちゃんを抱きしめる幸せ」などのプラスのイメージをしながら出産をするため、痛みに弱い人に向いています。痛みを逃す呼吸法なので、ストレスを感じないようお産をすることができます。

デメリット

いざ出産になった時に、痛みで恐怖心やストレスが大きくなってしまい、呼吸が浅くなってしまう事があります。ポジティブなイメージをしながらお産をするので、イメージトレーニングが苦手な人は不向きです。

ラマーズ法

フランスの産婦人科医師フェルナン・ラマーズにより広まった出産法です。出産する人だけでなく、周りの人が一緒に呼吸法を行うことで、ママも呼吸法をきちんとできるようになります。

日本でも全国的に知られている呼吸法です。「ヒッヒッフー」という呼吸法が有名ですね。

ラマーズ法は陣痛がきた直後から出産直前までの間、子宮口の開きや痛みに合わせて呼吸を変えます。

決まった呼吸法なので集中して行う必要がある為、呼吸が乱れがちなママでも赤ちゃんに十分な酸素を送り、陣痛などの痛みを軽減する効果があります。

メリット

陣痛の進みによる痛みを呼吸法を使ってコントロールします。そのため冷静に出産に対応することができます。呼吸に集中して痛みを軽減させることで、出産時に赤ちゃんが酸欠になる心配がなくなります。

デメリット

実際に出産の場面になると、痛みでパニックになり上手く呼吸できないという事があります。

【分娩の進み方別】呼吸法をマスターしよう!

ラマーズ法

ラマーズ法はその呼吸法で痛みが辛くなってきたら次の段階に変えて行います。

陣痛開始

ゆっくりと胸で3秒かけて息を吐くのに集中します。息を吐ききってしまうと、自然と息を吸いますので吸う事に集中せず、吐く事だけに集中しましょう。

子宮口が開き始める

子宮口が開くと子宮収縮が強くなってきます。上記の呼吸でも痛みが少し出てきたら、「ヒー(吸う)」を短め「フー(吐く)」を長めの呼吸をしましょう。陣痛開始の呼吸法で辛くなった時は「フー」を長めに伸ばします。

陣痛が強くなる

上記の呼吸で痛みが辛くなった場合は、「ヒッ(吸う)」「ヒッ(吸う)」「フー(吐く)」という呼吸になります。吸う時は短く、吐く時は長くを意識して呼吸します。大きな痛みの波がきた場合は、フーフーと息を大きく吐ききりましょう。

子宮口が全開になって、先生から「いきんでいい」と言われるまではこの呼吸で乗り切ります。

いきみの指示がでたら

息を「フー(吐く)」と長く吐いて「ウン(吐く)」と鼻から短く吐きます。この呼吸は、いきみを逃す場合といきむ時の2つ使い方があります。

いきみを逃す場合は、「ウン」の時におへそのあたりのをゆるめるようにして前に向かって逃します。いきむ時は「ウン」の時に肛門の方に1~2秒くらい力を入れます。

赤ちゃんの頭が出てきたら

ゆっくり全身の力を抜くように息を「フー(吐く)」「フー(吐く)」と吐きます。この呼吸法で赤ちゃんが締めつけらず出これるので、深くゆっくり呼吸しましょう。

ソフロロジー

基本的な呼吸法

あぐらの姿勢と腹式呼吸(吸う時は鼻から、吐く時は口から)が基本です。音楽を聴いて全身の力を抜いてリラックスします。お腹に手を当てて鼻からゆっくり息を吸います。

肺の中の空気が空っぽになるイメージで、口から一本の糸を出すように息をゆっくり吐ききります。お腹の赤ちゃんに酸素を届けるイメージで、ゆっくり鼻から息を吸いましょう。

陣痛が始まったら

楽な姿勢をとり全身の力を抜いてリラックスします。鼻からゆっくり息を吸い、ゆっくりを細く吐ききります。これを繰り返して、赤ちゃんが生まれてくるのをイメージしながら過ごします。

痛みが強くなってきたら

子宮口が全開になると痛みが強くなってきます。痛みに合わせてゆっくりと息を吐きながら、少しいきみを加えます。このとき息を止めないようにしましょう。

赤ちゃんが見えてきたら

いきむのをやめます。息を少しずつ吐きながら子宮収縮に合わせてお腹に力を入れると、赤ちゃんが下りてきます。

まとめ

出産時にパニックになる人、過呼吸になる人もすくなくありません。そうならない為にも、普段から呼吸法の練習は大切なものと言えます。呼吸法はそれぞれ違いますが、結果的には陣痛をどう乗り越えるかの方法には変わりありません。

赤ちゃんが無事に産まれてくるように、どちらかやりやすい呼吸方法をマスターして出産を乗り越えましょう。

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