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これで完璧!産後の便秘をスッキリ解消する方法5つ!

   

妊娠中は便秘になりやすい、ということは良く聞きますが、実は産後も便秘に悩まされる人は少なくありません。

妊娠中は大きくなった子宮が他の臓器を圧迫したり、子宮収縮を防ぐホルモンの働きで内臓の動きが悪くなったりすることが原因で便秘になります。

では、これらのことが解消されたはずの産後はなぜ便秘になってしまうのでしょうか?

この記事では、産後の便秘の原因と解消法について解説します。

産後に便秘になりやすい原因4つ

産後に便秘になってしまうかどうかは、育児の状況や産後の身体ケアの仕方によって違ってきます。

1.母乳育児による水分不足

母乳育児中のママは、1日2リットルは水分を摂るように推奨されています。1日2リットルは、意識しないとなかなか飲めない量ですよね。

赤ちゃんの1日当たりの平均的な哺乳量は、体重1キロにつきだいたい150ミリリットルほどです。

生まれたばかりの赤ちゃんなら1日にペットボトル1本くらい、生後1ヶ月頃なら600ミリリットルほど飲んでいる計算になります。

その分、ママの水分も失われているので便秘になりやすくなってしまうのです。

2.夜間の頻回授乳による睡眠不足

夜間に度々授乳をすると睡眠不足になり、自律神経の働きが乱れます。

胃腸の動きは、自律神経によって大きく左右されるので、睡眠不足も胃腸の動きを悪くし、便秘を引き起こします。

3.会陰の痛み

会陰切開をした人もそうでない人も、産後は会陰~肛門にかけて痛みが出ます。

その痛みのせいで排便時にうまくいきめず、便秘になってしまうことがあります。便秘が続くとさらに排便がつらくなるので悪循環を招きます。

4.骨盤の開き

産後は骨盤が大きく開いた状態です。骨盤が開いていると、内臓が本来あるべき位置から垂れ下がってしまい、胃腸が正常に働かなくなってしまいます。

産後、何日くらい排便がないと心配?

「便秘」の定義は人によって異なります。

毎日出ていても、すっきりしないのであればそれは便秘です。2~3日に一度しか排便が無くても、残便感がなく排便時にもつらくないのであれば、便秘ではありません。

いつもは毎日排便している人であれば、産後のこの時期は1日でも出ない日があれば便秘薬などで対処することをおすすめします。

1日でも便が出ないと、便は水分を失い固くなってしまいます。会陰の痛みがあるママにとって、固い便を出すのは至難の業です。

便秘を放置していると起こるこわい症状

便秘が引き起こす怖い症状に、「腸閉塞」があります。腸閉塞は、その名のとおり腸が詰まって便やガスが通れなくなってしまう病気です。

腸閉塞になってしまうと、絶飲絶食で回復を待ち、場合によってはチューブを鼻から入れて腸のガスを取り除く処置をしなければいけません。

特に帝王切開をした人は、内臓が癒着しやすい状態になっており腸閉塞になりやすいので注意が必要です。

母乳にも安心な便秘薬

便秘薬の中には、成分が母乳に移行して赤ちゃんのうんちが緩くなってしまうものもあります。便秘薬を飲む際には、母乳に移行しない安全な成分のものを選びましょう。

母乳育児中でも安心な便秘薬

  • ピコスルファートナトリウム製剤:ラキソベロン・チャルドール・ヨーピスなどの処方薬です。大腸を刺激して排便を促すお薬です。
  • 酸化マグネシウム製剤:マグラックス・マグミットなどの処方薬と、スラーリア・ミルマグなどの市販薬があります。便に水分を含ませて排便しやすくするお薬です。
  • 漢方薬:大建中湯という胃腸の動きを良くするお薬があります。
  • 各種乳酸菌:便秘が軽い人なら乳酸菌を摂るだけでも改善します。しかも、母乳育児中の乳酸菌の摂取は、赤ちゃんのアレルギー発症率を抑えるのでおすすめです。

母乳に移行する可能性がある便秘薬

  • センノシド製剤:処方薬ではアローゼン・プルゼニド、市販薬ではコーラックハーブ・スルーラックSなど。多くのお腹すっきり茶にもセンノシドが含まれているので注意が必要です。
  • ビサコジル製剤:コーラック・ビューラックなどの市販薬があります。
  • 漢方薬:「大黄」という成分は母乳に移行し、赤ちゃんのうんちが緩くなることがあります。

産後の便秘解消法5つ

産後の便秘はとってもつらいので、便秘薬とじょうずに付き合いつつ、次の便秘解消法も試してみましょう。

1.水分をたくさんとる

母乳をたくさん出すためにも、便秘を解消するためにも一番大切なのは水分をしっかりとることです。便は水分がないとするっと出てくれません。

水分を摂る時には、たんぽぽコーヒーがおすすめです。母乳の出を良くすることで有名なたんぽぽコーヒーですが、便秘解消にも効果があります。

2.骨盤底筋を鍛える

骨盤を支える筋肉である骨盤底筋を鍛えて、開いた骨盤を閉めましょう。骨盤が閉まれば内臓が正しい位置に戻っていくので便秘も解消します。

骨盤底筋を鍛えるには、普段座っている時に肛門や膣をきゅっと締めるだけで効果があります。授乳中でも、いつでもできるので気が付いたらやってみましょう。

3.適度に運動をする

1ヶ月健診が終わり、身体に問題がなければ適度に運動もしましょう。赤ちゃんの外気浴も兼ねて、家の周りを15分程度、ベビーカーで歩くだけでも良い運動になります。

4.食物繊維を多く含む食べ物をとる

便はある程度のかさがないと出てきません。食物繊維は、とりすぎると逆に便秘を悪化させてしまいますが、適度にとれば便を押し出してくれます。

授乳中は何かとお腹がすきますが、甘いお菓子は母乳にあまりよくないので控えている方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが「干し芋」です。

適度に食物繊維が含まれて便秘解消に効果があり、疲れている時にホッとする自然な甘味があります。

5.それでもダメなら浣腸も使用可

妊娠中は流早産の可能性があったので使用を禁止されていた浣腸ですが、産後には使って構いません。

浣腸は直腸をダイレクトに刺激するものなので、母乳には影響がありません。

但し、使いすぎると身体が浣腸に慣れてしまい、効果が薄れるばかりか浣腸がないと便意を催さないようになってしまうので最後の手段として使いましょう。

まとめ

産後のママは睡眠不足や身体の痛みに耐えながら慣れない育児を頑張り、心身ともにヘトヘトですよね。

そんな時に便秘にまでなってしまうと、とても気分が憂鬱になってしまいます。

色々な便秘解消法をご紹介したので、是非試してみて少しでも気分を楽にしてくださいね。

 

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