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離乳食を食べない!症状パターン別に原因と対処法まとめました

      2016/12/02

一生懸命時間をかけて準備した離乳食。子どもが食べてくれない時は本当に悲しいですよね。子どもが離乳食を食べないのには、いくつかのパターンと様々な原因があります。

ここではパターン別に子どもが離乳食を食べない時の対応方法をまとめました。いろいろなパターンを知っておけば、ママもきっと気持ちに余裕を持てますよ。

お子さんとのお食事タイムを楽しめるように、ぜひ参考にしてください。

【パターン①】離乳食を口から出す・食べたが嘔吐する

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【原因1】体の準備が整っていない

離乳食を始めたばかりの時、食事を与えると赤ちゃんが「べぇ」と舌で押し返してくることがあります。これは赤ちゃんに母乳やミルクを飲む力が生まれた時から備わっている証拠なのです。

この力の名前が「哺乳反射(ほにゅうはんしゃ)。これは生後5、6か月ごろから無くなっていきます。哺乳反射が残っている間は、赤ちゃんの口に物を入れると舌で押し返してしまいます。

体の準備が整っていない場合の対処法

  • 離乳食を2~3日お休みしてみましょう

【原因2】量が多い・食材が硬い

たくさんの離乳食を赤ちゃんに与えると、当然ながら赤ちゃんの胃は容量オーバーで戻してしまいます。また、離乳食をステップアップしたときに嘔吐してしまうことがありますが、その時は嘔吐物を見てください。

食材の粒がそのまま出てきているようであれば、消化不良で吐いてしまった可能性が高いです。口からべぇっと出す場合も、1さじの量が多すぎたり食材が赤ちゃんにとって硬かったりする場合があります。

量が多い・食材が硬い場合の対処法

  • 月齢ごとの離乳食の目安と、与えている内容がかけ離れていないかどうか確認しましょう
  • 離乳食が進んでいる場合、一旦前の段階に戻してみましょう
  • 品数が2~3品ある場合は1品から次の段階に進めるのも効果的です

【原因3】味が合わない

赤ちゃんに濃い味付けの食べ物をいきなり与えると、びっくりして口から出してしまう事があります。他にも日々同じ味付けだと赤ちゃんが飽きてしまい、吐く以外でも泣いて嫌がる原因になります。

また、魚やレバーなどにおいが強いものを嫌がって口から出すこともあります。

味が合わない場合の対処法

  • 薄味を心掛けるようにしましょう(※だし以外の調味料を使えるのは離乳食中期以降です)
  • だしをきかせた味付けにしましょう
  • ベビーフードに頼っている場合は、手作りの物を増やしてみましょう
  • 手作りばかりでマンネリ化している場合、たまにベビーフードを取り入れるのも良いでしょう
  • 臭いが独特な食材は月齢が上がってから再チャレンジしてみましょう 
離乳食に使えるだしの取り方

母の味・覚えてネ❀昆布だし汁(2種)

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材料

【煮出し】

昆布 20g

水 1リットル

【水出し】

昆布 20g

水 1リットル

作り方

1.【煮出し】昆布の表面に付いた汚れを、ふきんでさっとふきます。

※せっかくのうま味が落とされてしまいます。サッと。

2.分量の水に昆布を30分浸けます。

3.鍋を火にかけます。火の強さは中火です。

4.途中あくが出たら取り除き、沸騰直前に昆布を取り出します。

5.【水出し】手順1は同じです。分量の水に昆布を7~8時間浸けます。

昆布を取出します。

これで昆布だしの出来上がりです。

6.※昆布のうま味はゆっくり水に溶け出す性質があるので、水だしがお薦めです。

引用元:クックパッド「母の味・覚えてネ❀昆布だし汁(2種)」より

【原因4】食物アレルギーである

食物アレルギーの症状の一つに嘔吐があります。嘔吐に加えて、口の周りや肌にかゆみや赤み、じんましんなどがでていたら食物アレルギーの可能性が高いです。

食物アレルギーは食べてすぐに症状が出る場合と、半日~1日経って症状が出る場合があります。嘔吐だけで食物アレルギーだと特定はできませんので、食後の子どもの様子を観察しましょう。

食物アレルギーの場合の対処法

  • アレルギーの症状だと思われる場合、すぐに小児科を受診するようにしてください
  • その後の食材の進め方は、小児科の先生と相談して進めていくようにしましょう
こんな症状は救急車を呼びましょう
  • 何度も下痢やおう吐をする
  • ぐったりして意識がもうろうとしている
  • 唇やつめが青白い(※チアノーゼと言います)
  • 呼吸を苦しそうにしている
  • 強い咳や犬が吠えるような乾いた咳をする
  • 急に激しく泣く

【パターン②】離乳食を食べるとむせる・えづく

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【原因】食材の硬さや大きさが合っていない

食材が硬かったり大きすぎたりすると、赤ちゃんには飲み込みにくい場合があります。そうなると、赤ちゃんがむせる・「ウェッ」とえづいて食べないという原因になります。

パサついたり歯ごたえがあったりする食材も、そのままだと飲み込みにくいのでむせる原因に。肉や魚、もやしやキノコ類などの調理には注意が必要です。

量・硬さが合っていない場合の対処法

  • 食材の大きさをより細かくしましょう
  • もしくは、一旦ペースト状に戻してみましょう
  • 繊維質の多い野菜(キャベツ、ほうれん草など)は繊維を切って細かくしましょう
  • パサパサする食感のものや歯ごたえのあるものは、細かくして片栗粉などでとろみをつけると良いです

【パターン③】離乳食の時に泣いて嫌がる

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【原因①】食器が合わない

赤ちゃんには口に入る物の感触はとても重要。スプーンの素材によっては拒否して食べない場合があります。また月齢が上がってくると、いつも同じ食器に飽きてしまい食べないという場合もあります。

食器が合わない場合の対処法

  • 金属製のスプーンは熱が直に伝わってしまうので使わないようにしましょう
  • プラスチックのスプーンを使っている場合、大きさを変えたり木のスプーンに変えたりしてみましょう
  • 赤ちゃんのお皿を違うデザインのものに変えてみましょう

【原因②】自分で食べたいという意欲が強い

自分から食べる意欲が増してきている子の場合、食べさせてもらうことを強く拒否して食べない場合があります。これは大体、離乳食後期(生後9か月以降)から見られるようです。

食べることに対して自主性が出てくるのはとても良い事です。自分から手を伸ばすようであれば、食への意欲を育むチャンスととらえましょう。

自分で食べたいという意欲が強い場合の対処法

  • 手づかみ食べができるメニューを1品用意しましょう
  • 自分で食べられたら「上手に食べれたね」とほめてあげると、食への意欲が増します
  • お食事エプロンをつける、床に新聞紙をひくなど、汚れても良い環境を作りましょう
  • 手づかみ食べが上手になってきたらスプーンを持たせてあげることも良いでしょう

【原因③】生活リズムが整っていない

子どもでもお腹がすいていなければごはんを食べられないのは大人と同じです。そんな時に離乳食を与えようとしても、子どもは泣いて嫌がってしまいます。

食事の時間を含む生活のリズムが整っていないと、なかなか同じ時間にお腹が空きません。また、授乳の回数が多くてもお腹が空きにくくなってしまう可能性があります。

生活リズムが整っていない場合の対処法

  • 毎日できるだけ同じ時間に離乳食を与えましょう
  • 夕方の離乳食は19時までに済ませましょう
  • 離乳食の時間になる前に、たくさん遊ばせてお腹を空かせるようにしましょう
  • 授乳の間隔を3~4時間くらいあけるようにしましょう

【原因④】食事よりも遊びたい気持ちが強い

食事をする気持ちになっていない子に離乳食を与えようとしても、泣いて拒否してしまいます。食事の途中で椅子から立ちたがる子どもは、ご飯を食べるよりも遊びたい気持ちの方が強い状態です。

また月齢が進むと、離乳食自体で遊びたがって食べない赤ちゃんもいます。

食事よりも遊びたい気持ちが強い場合の対処法
  • おもちゃを片付けるテレビやラジオを消すなど、食事の環境を整えましょう
  • 食事の時間は30分を限度にします
  • 30分かけても食べない場合は「食べないなら片付けるね」と予告して食事を下げましょう

【原因⑤】ママのイライラが伝わっている

赤ちゃんの感性は私たちが考えるよりもずっと敏感です。特にママの気持ちの変化には鋭く、ママがイライラしたまま抱っこしているだけで泣き出してしまうことも。

離乳食の時間にイライラしていると赤ちゃんに伝わり、「食事=嫌な時間」となっているかもしれません。

ママのイライラが伝わっている場合の対処法

  • できる限りゆったりとした気持ちで離乳食の時間を過ごすことが大切です
  • 「何をやっても食べない時期」がある子どももいます
  • 「いつかは食べる」「お腹がすいたら食べる」と考えてみましょう
  • 時にはベビーフードに頼ってみましょう
  • どうしてもイライラする、つらいという場合は、離乳食をお休みしても良いのです

突然食べるようになった!体験談

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離乳食を食べない子供が一体何をきっかけで食べるようになるのか、とても気になりますよね。けれど、食べない理由もわからないし、食べるようになったきっかけもわからない、という場合もあるのです。

次にご紹介する体験談は、何をしても食べない子が突然食べるようになった、というお話です。

2歳過ぎあたりから今までまったく食べられずに口に近付けるだけで泣いていた果物が食べられるようになりました。

何がきっかけだったかはわかりません。

私が食べていた時に隣にいたのであげてみたところ突然食べ始めました。

そしてどんどん手を伸ばして食べました。

果物が気に入ったようですが、その他にご飯やお茶なども積極的にとるようになりました。

と同時に母乳を欲しがる回数もぐっと減りました。

何があったのかと思いましたが、いつも通り、自宅で私と二人きりでしたし何も変わったことはありませんでした。

ご飯を順調に食べていると思い始めてから1カ月、あっさり授乳も終わりました。

引用元:Yahoo!知恵袋「離乳食を食べない、食べなかったお子様が食べるようになった方法」より

周りから「いつかは食べるようになる」と言われても、不安や焦りを感じてしまうのが親心です。けれど、「食」には子どもそれぞれのタイミングがあります。この回答者の方は続けてこうおっしゃっています。

私も「>誰に相談してもいつかは食べるようになるよと言われます」という質問者様と同じことを言われていました。

でもそれには何か工夫とかしないといけないのだとか何もしないと本当に食べなくなってしまうと思っていました。

実際は周りの言う通り、いつか、というのが子どものタイミングだったのだと思っています。

大人になっても母乳だけで生きている人はいません。

引用元:Yahoo!知恵袋「離乳食を食べない、食べなかったお子様が食べるようになった方法」より

離乳食は食事の練習だけのものではありません。健やかな親子関係を作り上げていくこと・食べる楽しさを体験することも大切な目的なのです。そのためには子どもの食べる量を気にしすぎることなく、大らかな気持ちで取り組むことが大切です。

まとめ

子どもが離乳食を食べないパターン別に対処法をご紹介しました。こういったパターンがあることを知っていれば、気持ちに余裕ができるのではないでしょうか。

離乳食の目的には、「食べる楽しさを体験すること」も含まれます。月齢の目安にとらわれ過ぎず、大らかな気持ちで子どもの成長を見守ってあげましょう。

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