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りんごはいつから離乳食で食べさせていい?注意点、オススメレシピなど

      2017/02/18

年中通して比較的手に入れやすい果物のひとつに、りんごがあります。りんごは栄養が豊富で、大人でも風邪の時に食べたりダイエットで取り入れたりすることがありますよね。

りんごは甘くて赤ちゃんも大好き。積極的に離乳食に取り入れていきたい食材でもあります。そこで、りんごを離乳食に取り入れる時期や量、注意点などをまとめました。

ぜひ離乳食作りの参考にして、赤ちゃんと楽しいごはんの時間を過ごしてください。

いつからりんごを食べさせていいの?

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いつからりんごを食べさせられる?

りんごは生後5-6か月の離乳食初期から赤ちゃんに食べさせることができます。ただし、6ヵ月未満の赤ちゃんは消化機能がまだ不充分です。

果汁をあげると胃腸に負担がかかり、おなかが壊しやすくなる可能性があります。その為、果物を与える場合は生後6か月以降が望ましいでしょう。

りんごに含まれる体にいい成分

イギリスのことわざで「1日1個のりんごで医者いらず」というものがあります。古くからそう言われるほど、りんごには体に良い成分が豊富なのです。

ミネラルの一つであるカリウムや、ペクチン・セルロースなどの食物繊維が豊富に含まれています。赤ちゃんの便秘解消にもりんごが一役買ってくれますよ。

りんごに含まれる成分の主な役割

カリウム 腎臓の働きを助けて老廃物を出す・心臓の筋肉の働きを正常に保つ
ペクチン 便秘や下痢を解消し腸内環境を整える整腸作用がある
セルロース 有害な物質を吸着して体外へ排出する

1日に食べさせてよい上限量の目安

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離乳食初期【ゴックン期/生後5、6か月ごろ】

離乳食で初めての食材を与える時は、一日に小さじ1杯から始めます。アレルギー反応や下痢などの異常が見られなかったら、翌日も同じ量を与えてみます。

同じ食材を続けて与えるとアレルギーを誘発する可能性がありますから、2日続けたら3日目はお休みします。こうやって少しずつ食べられる量を増やしていきます。

離乳食を始めて1か月後に食べられる量は、野菜と果物を合わせて1食あたり15グラム程度。離乳食初期が終わる頃の目安は、1食あたり20グラム程度(小さじ4)です。

1食のりんごの量は、この目安量を超えないようにしましょう。この時期は赤ちゃんにとって、いろいろな食材に触れて味覚の幅を広げることが大事な時期です。

その為、2回食になってもりんごを取り入れるのは1日1食にし、もう1食はりんごを使わない別のメニューにしましょう。

離乳食中期【モグモグ期/生後7、8か月ごろ】

1日2回の食事のリズムを作っていくのが離乳食中期、別名:モグモグ期です。この時期に食べられる目安量は、野菜と果物合わせて1食あたり20~30グラムです。

この頃から少しずつ栄養バランスを意識した離乳食にしていきます。その為、一食に使うりんごの量を小さじ3~4程度にすると、他の野菜を取り入れやすくなります。

また、赤ちゃんが離乳食に飽き始める時期でもあるので、りんごを取り入れるのは1日1食が良いでしょう。

離乳食後期【カミカミ期/生後9~11か月ごろ】

離乳食後期は、食事のリズムを大切にし、1日3回の食事にしていく時期です。この時期に食べられる目安量は、野菜と果物合わせて1食あたり30~40グラムです。

栄養の半分以上を離乳食から摂るようになるので、バランスを考えたメニューがより大切になっていきます。1日のりんごの量は1/16~1/8個分(15~35グラム程度)にして、野菜も与えるようにしましょう。

離乳食完了期【パクパク期/1歳~1歳6か月ごろ】

3回の食事では足りない栄養をおやつで補う時期です。おやつタイムにはお菓子類よりも果物を取り入れると良いでしょう。与える量は1日あたりりんご四分の一程度(50g程度)が望ましいです。

りんごを離乳食として食べさせるときに気をつけるべき3つのこと

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1.りんごアレルギーに注意

りんごでもアレルギーが起こることがあります。りんごを食べて発症する可能性があるのは「口腔(こうくう)アレルギー症候群」という症状です。

唇・口の中・のど・耳の奥などに、かゆみ痛み・腫れなどが起こります。まれに呼吸困難やアナフィラキシーショックを起こす場合があります。

アナフィラキシーショックは蜂に刺された時などで起こるので有名です。ごく短時間で全身にアレルギー症状が出る反応のことを言います。

このアナフィラキシーが原因で起こる「アナフィラキシーショック」とは、次のような状態のことです。

血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。この生命に危険な状態をアナフィラキシーショックといいます。

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引用元:アナフィラキシーってなあに.jp「アナフィラキシーってなあに?」より

りんごでもこの可能性が十分あるので、初めて与える時や生のりんごにチャレンジするときは気を付けましょう。一度に大量を与えすぎず、最初は1さじから始めることが大切です。

また、すぐに病院にかかれるように、平日の午前中に始めるようにしましょう。アレルギーの症状が出たら、症状が軽く見えても必ず病院にかかるようにしてください。

目に見えないところにも症状が出ている可能性があります。

次の症状の時は救急車で病院へ

  • ぐったりして意識がもうろうとしている
  • 唇やつめが青白い(※チアノーゼと言います)
  • 呼吸を苦しそうにしている
  • 強い咳や犬が吠えるような乾いた咳をする
  • 急に激しく泣く
  • 何度も下痢やおう吐をする

2.最初は火を通しましょう

りんごは火を入れると果物特有の酸っぱさが減り甘さが増えます。赤ちゃんにとっては、生の状態よりも食べやすくなります。加熱する方法は電子レンジが一番お手軽ですよ。

500wで少量であれば30秒りんご半分くらいであれば1分1個丸々であれば1分半くらいで様子をみます。加熱が足りないようであれば10秒ずつ追加で温めて、火が通っているか確かめて下さい。

またりんごは火を通すと柔らかくなりますし、温めたものを与えることで胃腸にかかる負担が減ることになります。それから、しっかりと加熱することで、アレルギーの原因になる成分を弱めることができます。

最初の1~2ヶ月は加熱したものを与えて様子を見て、それから生のりんごにトライしてみると良いでしょう。

3.新鮮なものを与えるようにしましょう

鮮度が落ちているりんごを赤ちゃんに与えると、アレルギーではないのに症状が出る可能性があります。これを「仮性アレルギー」と言います。

通常の食物アレルギーは、私たちの体が食物の成分を”敵”と見なして過剰に反応することで起こります。これに対して、仮性アレルギーとは次のようなことです。

食品中に含まれているヒスタミンなどの化学伝達物質が組織に直接作用して,あたかもアレルギー反応が起こったかのような症状を引き起こすものを「仮性アレルゲン」と呼びます.

身近な例として,トマトの汁が口のまわりについただけで皮膚が赤くただれたり,やまいもを食べると口のまわりがかゆくなったりすることがありますが,この場合のトマトややまいもが「仮性アレルゲン」です

引用元:はしもと小児科「仮性アレルゲン」より

食材が古くなっていると、仮性アレルギーを発症させる化学物質が食材の中で増えていきます。その為、アレルギー反応が出る可能性が高まってしまうのです。

りんごは時間が経つと、表面が茶色くなったり皺が出てきたりします。大人であれば傷んだ部分を切り落として食べられますが、赤ちゃんに与えるのは避けましょう。

新鮮なりんごの選び方とおすすめの品種

  • お尻の色が青とか緑よりも、黄色とか橙色、飴色のものを選ぶ
  • 同じ大きさなら重い方を選ぶ
  • ツルが太くてしっかりしているものを選ぶ
  • 皮がツルツルしているものよりザラザラ、デコボコしている方を選ぶ
  • 全体が鮮やかな赤い色をしているものを選ぶ

引用元:あづみの彩果園「美味しいりんごの見分け方」より

「指ではじいた時にはずんだ音がするのは新鮮。鈍い音がするのは鮮度が落ちている」という方法もあります。そして、りんごの品種で離乳食に向いている品種は「つがる」です。

甘味が強く果肉が柔らかいのが特徴の品種で、酸味が軽いので赤ちゃんがとても食べやすい品種なんです。

忙しいママでも短時間で作れるりんごを使った赤ちゃん離乳食レシピ

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離乳食初期【ゴックン期】のおすすめレシピ

離乳食では、すりおろして煮たりんごをフリージングしておくととても便利です。すりおろして電子レンジにかけるだけですぐに作ることができますよ。

ちなみに、すりおろしから薄切りや角切りにしてレンジアップすることで、中期以降も与えることができます。

離乳食初期 すりおろしりんご レシピ・作り方

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材 料(1人分)

りんご 1/8個

作り方

1.りんごは皮をむき、おろし器でおろし、レンジ(500W)で20秒加熱します。出来上がりです。

2.たくさん作って冷凍する事も出来ます。その場合は、製氷器を使えば便利です。

解凍する時にレンジで加熱するので、すりおろした時の加熱は必要ないです。

引用元:楽天レシピ「離乳食初期 すりおろしりんご レシピ・作り方」より

離乳食中期【モグモグ期】のおすすめレシピ

パンが食べられるようになったら、調理時間約10分のこんなレシピもおすすめです。

離乳食☆りんごきなこ入りミルクパン粥 レシピ・作り方

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材 料(1人分)

食パン(8枚切)1/2枚

りんご 10g

きなこ 小さじ1~2

ミルク(調乳する) 50cc

作り方

1.食パンは耳を切り、耳以外の部分を1cm角に切ります。りんごは皮をむいて5mm角に切り、レンジ500Wで1分チンします。

2.材料を全て混ぜ合わせ、ミルクが食パンにしみこんだら完成!

引用元:楽天レシピ「離乳食☆りんごきなこ入りミルクパン粥 レシピ・作り方」より

離乳食後期【カミカミ期】のおすすめレシピ

市販のホットケーキミックスを使うと、簡単に手づかみメニューを作ることができます。牛乳にアレルギーがなければ牛乳を使うのもおすすめです。

離乳食☆りんご入りホットケーキ レシピ・作り方

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材料(1人分)

りんご 20g

ホットケーキミックス 50g

ミルク(調乳する) 50cc

作り方

1.りんごは皮をむいて5mm角に切り、レンジ500Wで1分チンします。

2.ボウルに材料を全て入れて混ぜ合わせ、熱したフライパンに食べやすい大きさずつ生地を流して両面焼いたら完成!

引用元:楽天レシピ「離乳食☆りんご入りホットケーキ レシピ・作り方」より

離乳食完了期【パクパク期】のおすすめレシピ

りんごを焼くだけでもこんなにおいしいメニューができます。ココナッツオイルが無ければバターで代用できますよ。

焼きりんご(ココナッツオイル)

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材料 (りんご1/2個) 

りんご 1/2個

ココナッツオイル  小さじ1

シナモンシュガー 適量

作り方

1.りんごの半分を8等分に切ります。

2.フライパンにココナッツオイルを入れて火をつけます。

3.りんごを入れて焼き色がつくまで焼きます。

4.両面焼けたらお皿に盛ります。

5.シナモンシュガーをかけたら出来上がり。

6.食パンにふりかけるハウスのシナモンシュガーを使用しました。

引用元:クックパッド「焼きりんご(ココナッツオイル)」より

りんごを長期保存しておくための方法

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りんごの保存環境と品種

りんごを保存する環境は、温度0℃・湿度85~90%が最も適しています。品種では、早生種・中生種というものは長期保存には向いていません。早生種・中生種には「つがる」「秋映(あきばえ)」などの種類があります。

晩生種というものは比較的長期の保存に向いています。例えば、「シナノゴールド」「サンふじ」といった種類があります。

そのままで保存する場合

りんごを丸ごと保存する場合は1つ1つ新聞紙で包み、その上からビニール袋に包みます。その密封した状態で冷蔵庫の野菜室で保存するようにします。

寒い時期であれば常温で保存することもできます。この場合、りんごを新聞紙に包みダンボールなどに入れて、風通しの良い冷暗所で保存するようにします。この状態で2週間~1か月程度保存することができます。

冷凍する場合

りんごをすりおろして変色防止にレモン汁を加えたものを、製氷皿で冷凍することもできます。完全に凍ったら製氷皿からフリーザーバッグに移し、空気をしっかりと抜いて冷凍保存すると良いでしょう。

冷凍したりんごの賞味期限は、1か月程度です。ちなみに、切ったりんごの賞味期限は1~2日程度なので、長期保存には向いていません。

りんごを食べない!嫌がる!そんな時でも進んで食べるようになるレシピ

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りんごは栄養面だけでなく調理の面でも便利が良いので、できれば赤ちゃんに食べてもらいたいですよね。りんごだけでは嫌がって食べない赤ちゃんも、他の野菜と混ぜることでパクパク食べることがあります。

シンプルなレシピですが、サツマイモをかぼちゃにするなどの応用もできます。またレシピは後期以降向けのものですが、同じ材料でペースト状にすれば初期でも食べさせることができます。

赤ちゃんに合わせて、ぜひいろいろなアレンジもお試しください。

離乳食♪りんごとサツマイモのコンポート 

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材料(5~6食分)

りんご 1個

サツマイモ 1本

水 3/4カップ

片栗粉 大1

作り方

1.りんごの皮をむいて芯をとる。半分をすりおろし、もう半分を角切りにし、水とともに鍋に入れて火にかける。

2.サツマイモの皮をむき、りんごと同じ程度の角切りにする。分量外の少量の水と一緒に器にいれ、ラップをしてレンジで5分くらい。

3.サツマイモを鍋に加える。煮立ってきたところへ分量外の水で溶いた片栗粉を入れてトロみとつけて出来上がり♪babyの状態によって、すりつぶしたりしてあげてください。

4.りんごとサツマイモのコンポートのカッテージチーズ添え♪そのままでもいいですが、カッテージチーズ、ヨーグルト、黄な粉も合います。

引用元:クックパッド「離乳食♪りんごとサツマイモのコンポート」より

まとめ

りんごは離乳食初期から食べられますから、扱いやすく便利な食材です。調理しても冷凍できますし、そのままでも比較的長く保存ができるので、1つは買っておくといいですね。

時間をかけずにさっと用意できるレシピもご紹介しました。ぜひ赤ちゃんに食べさせてあげてくださいね。

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