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3回食を始めたい9ヶ月の赤ちゃんのママへ。始める目安、時間、栄養、コツなどを紹介

      2016/12/13

赤ちゃんが9ヶ月になると、そろそろ3回食に進むべきかどうか悩みますよね。3回食に進むべきかどうかは、どのようにして決めれば良いのでしょうか。

また、3回食を始められるとわかったら、3回食の時間をいつにすれば良いかや栄養バランスは何に気を付ければ良いか、他にも進め方のコツなども押さえておきたいですよね。

そこで、この記事では3回食を始められるかどうかの判断となる3つの目安を紹介します。また、3回食を与える時間や、栄養バランスで気を付けること、9ヶ月の赤ちゃんがしがちな手づかみ食べやカミカミ期に関する進め方のコツも紹介しますね。

3回食に移る3つの目安

child-1720720_640厚生労働省は離乳の進行に関して、以下のように述べています。

生後9か月ころから、離乳食は1日3回にし、歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。

引用元:授乳・離乳の支援ガイド 離乳編より

しかし、実はこの「授乳・離乳の支援ガイド」は2007年に作られたものなのです。したがって、今の母子手帳には「子どもの発育・発達の状況にあわせて離乳食をすすめましょう。」と書かれています。

では、どのような段階になれば3回食を始めて良いのでしょうか。3回食を始める目安を調べたところ、3つの目安があることがわかりました。

1.モグモグして食べている

モグモグして食べるとは、豆腐程度の柔らかさの物を舌を使ってつぶして食べるということです。3回食に入るころには、カミカミ(歯ぐきを使って食べ物をつぶす)練習をしていくようすすめられています。したがって、カミカミの前段階のモグモグができている必要があります。

2.一定の量を食べられている

一定量の目安として「子ども茶碗の半分」がよく挙げられています。しかし、以下のような疑問が起きませんか?

子ども茶碗の半分という目安に対する疑問

  • 子ども茶碗の半分って具体的には何gなのか。
  • 1回の離乳食の全部を合わせて「子ども茶碗の半分」をクリアしていれば良いのか。

結論から述べますと、子ども茶碗の半分は50~80gとみなされています。また、50~80gは離乳食中期のお粥の目安量と同じですので、全部の離乳食の量ではなく、お粥(主食)が子ども茶碗の半分をクリアしていれば良いということになります。

しかし、食パンやうどん、じゃがいもなど食材によって主食の目安量は違います。さらに、赤ちゃんによって離乳食の適量も違います。また、気分が乗らない時や他のことに集中している時は、赤ちゃんは離乳食を食べない時があります。したがって、3回食に移る量の目安とは以下の状態を指します。

3回食に移る量の目安

  • 離乳食を食べる量がほぼ一定している。
  • 離乳食を食べない日より食べる日が多い
  • 1日2回の離乳食に慣れている

上記の点をクリアしていれば、一定量を食べているとみなして良いでしょう。

3.食事を楽しんでいる

離乳食の目的の中には、食べる楽しさを体験するという目的もあります。したがって、食事を楽しんでいるかどうかも目安に入ります。

しかし、赤ちゃんの反応は人それぞれですので、以下の様子を参考に判断しましょう。

離乳食の時を赤ちゃんが楽しんでいる状態とは

  • 離乳食を見るとニコニコする。
  • 離乳食の時間中、機嫌が良い。(ただし、機嫌が良いことと離乳食を食べることは必ずしも同じではない。)
  • 食べ物をじっと見つめる。
  • 食べ物やスプーンに手を伸ばそうとする。

赤ちゃんの気持ちはママが1番わかります。反応は違えどその子が楽しんでいるなとわかれば、食事を楽しんでいるとみなして構いません。3回食を始める目安が当てはまれば、3回目の離乳食をどの時間帯にあげれば良いのかが気になりますよね。次は、3回食を与える時間について確認しましょう。

3回食の場合、いつ離乳食をあげれば良い?

a0011_0002783回食を与えるようになると、赤ちゃんはだんだん大人と同じ生活リズムで生活できるようになります。しかし、赤ちゃんは十分に発達しきっているわけではありませんから、いくつか気を付けるポイントがあります。

3回食の時間のポイント

3回食を与える時間のポイントは以下になります。

3回食の時間のポイント

  • 夕方のなるべく決まった時間に与える。
  • 次の離乳食の時間は前の離乳食から3~4時間空ける。
  • 3回目の離乳食は遅くても20時までに食べ終わっている。

2回食と同様、3回食でも生活のリズムを作る為、なるべく決まった時間に与えましょう。3回食になると、赤ちゃんの栄養源の60%以上が離乳食になります。

したがって、お腹を空かせてきちんと離乳食を食べさせる為に、食事と食事の間は3~4時間空けてくださいね。また、アレルギー反応や喉につまるなどの異変が起きた時に備えて、小児科の開いている時間に離乳食を食べ終わらせておくと安心ですよ。

3回食のタイムスケジュール例

上記のポイントをもとに、3回食では以下のタイムスケジュールがすすめられています。

3回食のタイムスケジュール例1

  • 6~8時…離乳食1回目+授乳
  • 10~11時…離乳食2回目+授乳
  • 14~15時…授乳
  • 18~19時…離乳食3回目+授乳
  • 22時…授乳

3回目のタイムスケジュール例2

  • 6~8時…授乳
  • 10~11時…離乳食1回目+授乳
  • 14~15時…離乳食2回目+授乳
  • 18~19時…離乳食3回目+授乳
  • 22時…授乳

上記の例はあくまで「例」です。ママの生活や赤ちゃんのリズムに合わせたタイムスケジュールを組んでくださいね。今までの授乳タイムの中から離乳食の時間に変えると、赤ちゃんもママもあまりストレスにならずに生活のリズムを作りやすくなるのでおすすめです。

また、楽しい食事の体験をさせる為に、休みの日は大人も赤ちゃんの離乳食タイムに合わせて食事ができるよう工夫してみましょう。3回食は与える時間帯に加えて、2回食以上に栄養バランスなど食事内容を考える必要があります。次は、9ヶ月の赤ちゃんの食事内容について考えましょう。

3回食を進める時の食事内容

577832dc7468f458386ab3e2eefb8a59_s3回食の栄養バランスを考える場合、1回の食事の量や食材、ミルクとのバランス、気を付けて摂りたい栄養素などを知っておく必要があります。

1回の離乳食の目安量

9ヶ月または3回食に入るころの1回の目安量は以下の通りです。

1回の離乳食の目安量

  • 全粥(5倍粥)…90g(軟飯なら80g
  • 野菜・果物…30~40g
  • 魚・肉…15g(豆腐なら45g 卵なら全卵1/2個 乳製品なら80g

軟飯とは米1:水2~3の割合で炊いたご飯のことです。野菜や果物を複数の種類使う時は、合わせて30~40gにします。同様に、魚や肉、豆腐なども複数の種類を1回の離乳食で与える場合は、それぞれの目安量を減らします。例えば、魚と豆腐を与える場合は、魚7~8g、豆腐22~23gといった具合です。

上記の量はあくまで目安で、赤ちゃんによって適量は違います。赤ちゃんが食べたい量だけ与えて、後はミルクや母乳で補いましょう

1回の離乳食で気を付けることは、炭水化物(お粥など)、タンパク質(魚や肉など)、ミネラル・ビタミン(野菜・果物など)を目安量を参考にバランスよく摂ることです。

食べられない食材

離乳食後期に入ると食べられる食材もだいぶ増えます。しかし、まだ食べられない食材もあるので確認しましょう。

主食の食べられない食材

  • もち
  • 玄米
  • そば
  • 中華麺
  • 菓子パン
  • クロワッサン など

飲み込みにくい食材油分・糖分の多い食材はまだ食べられません。

魚介類で食べられない食材

  • めかじき
  • ぶり
  • さわら
  • いわし
  • 貝類
  • いか
  • えび
  • かに
  • かまぼこなど魚介加工品
  • ししゃも
  • 干物 など

骨が多かったり、嚙み切りにくかったり、塩分の多い食材は控えましょう。

肉類で食べられない食材

  • 鶏もも肉
  • 豚肉(もも肉・ひれ肉・バラ肉)
  • 牛肉(もも肉・切り落とし)
  • 合いびき肉
  • ベーコン、ハムなどの加工品 など

脂肪や塩分の高い食材は、まだ食べられません。

豆類で食べられない食材

  • 枝豆
  • おから
  • 湯葉
  • 油揚げ
  • 大豆 など

ただし、油揚げや大豆は少量なら与えることができるとしている所もあります。

野菜・果物で食べられない食材

  • たけのこ
  • セロリ
  • マンゴー など

食物繊維が多い野菜や、アレルギーを引き起こす可能性がある果物は避けましょう。

その他の食材

  • はちみつ
  • ナッツ類
  • カレー粉
  • 刺身などの生もの など

はちみつはボツリヌス菌による中毒の心配がある為、1歳を過ぎてから与えます。また、ナッツ類はショック反応が出る可能性がある為、避けます。

他にも、消化に悪い物や刺激の強い物は、赤ちゃんにふさわしくありません。

離乳食とミルクのバランス

3回食時のミルクと離乳食のバランスは以下の様になっています。

3回食の頃のミルクと離乳食の食事バランス

  • ミルク・・・30~40%
  • 離乳食・・・60~70%

したがって、3回食が進むころには、1日のミルクの総量は500mlが目安となっています。また、母乳の場合は、欲しがるだけ与えるようすすめられています。

鉄分不足に注意

9ヶ月以降になると体内の貯蔵鉄が減少し、鉄分が不足する赤ちゃんが多くなります。したがって、以下の対策を取る必要があります。

鉄分不足にならない為に

  • 赤身の魚や肉、レバーを与える。
  • フォローアップミルクを与える。

カツオマグロなどの赤身の魚を与えましょう。は脂肪の所は避け、赤身の部分を与えると良いですね。レバーは鉄分が豊富でおすすめです。レバーを料理にあまり使わない方は、ベビーフードを活用してみてはいかがでしょうか。

フォローアップミルクを、補助的に使うこともできます。しかし、フォローアップミルクとは何でしょうか?普通の粉ミルクとは違うのでしょうか?次は、フォローアップミルクについて確認しましょう。

フォローアップミルクについて知っておきたいこと

daf4d199b1cfcccbcbe9120f13c076d7_s9ヶ月に入るまで、フォローアップミルクという言葉を耳にするママは少ないのではないでしょうか。フォローアップミルクとは何か、粉ミルクとの違いや本当に必要かどうかを知っておくと、自分の赤ちゃんに使うべきか判断しやすくなりますよ。

フォローアップミルクとは何か

フォローアップミルクとは、9ヶ月以降の赤ちゃんが不足しがちな鉄やタンパク質、カルシウム、ビタミンがバランス良く消化しやすい形で入っている粉ミルクのことです。

フォローアップミルクには、このような商品があります。

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商品名:和光堂フォローアップミルク ぐんぐん830g 対象月齢:満9ヶ月~

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フォローアップミルクは、離乳食の補助として捉えられています。したがって、離乳食が進まない、もしくは鉄分不足が心配される場合に使うようすすめられています。

フォローアップミルクと粉ミルクの違い

しかし、なぜフォローアップミルクを与えるのでしょうか。粉ミルクとは何が違うのでしょうか。

粉ミルクとの違いを以下にまとめました。

粉ミルクとの比較

  • タンパク質鉄分炭水化物が多い。
  • 脂肪分が少ない。
  • 亜鉛が入っていない。
  • カロリーが少し低い。
  • 値段が安い

このように、フォローアップミルクは離乳食後期に不足しがちな栄養素を補う観点から作られている為、母乳の代わりになる粉ミルクとは入っている栄養素のバランスが異なります。

したがって、粉ミルクと同じ感覚で使うと、銅や亜鉛がフォローアップミルクには入っていない為、銅欠乏亜鉛欠乏になる恐れがあります。

フォローアップミルクが必要かどうかの見極めはどうすればよい?

フォローアップミルクは必ずしも必要なものではありません。では、自分の子にフォローアップミルクが必要かどうかは、どのようにして判断すれば良いでしょうか?

判断の目安を以下にまとめました。

フォローアップミルクを使う場合の目安

  • 食べ物の好き嫌いが多く、栄養が偏っている。
  • 食べムラが多く、体重が増えない。
  • 風邪などの病気がなかなか治らない。
  • 鉄分不足だと診断された。
  • 母乳が余り出なくなった。

上記の点に当てはまる点があれば、フォローアップミルクを使ってみても良いでしょう。しかし、まずは離乳食から栄養を摂れるよういろいろ試してくださいね。

また、フォローアップミルクを使うかどうかは、かかりつけの小児科の先生や保健師さんに相談して決めると安心ですよ。3回食に移れば、食事作りや食べさせるのにママは大忙しになりますよね。次は、3回食の進め方のコツも確認しましょう。

3回食を進める上での3つのコツ

fc9128a8076a35f74f39a3b49610b2f1_s9ヶ月の赤ちゃんを持つママの多くは、「大人の料理と離乳食づくりの両立ができるか」「食べこぼし散らかし食べにどう対応すれば良いか」という悩みを持ちます。

また、9ヶ月ごろになるとカミカミ期に入る赤ちゃんが多くなります。したがって、カミカミ期にふさわしい食べさせ方も意識する必要があります。

9ヶ月の離乳食を進める為のいろんなコツがありますが、ここでは「大人の食事づくりとの両立」「食べこぼしの対策」「カミカミ期の食べさせ方」に絞ったコツをお伝えしますね。

1.大人のメニューから取り分ける

大人の料理と離乳食を両立させるためによくなされる方法がこの「大人のメニューから取り分ける」です。具体的にどのようにできるか、まとめました。

肉じゃが・カレー・味噌汁を作った時の取り分け方

  1. 味付けをする前までの手順は、大人の料理用に作る。
  2. 味付けをする段階で、材料の一部を取り分ける。
  3. 取り分けた材料を、赤ちゃんが食べやすい大きさに刻む。

肉じゃがやカレー、味噌汁に限らず最後に味付けをする料理は、上記の方法で取り分けることができますよ。

焼き魚などを作った時の取り分け方

  1. グリルやオーブンなど、油を使わない方法で魚を焼く。
  2. 魚に十分火が通ったら、一部を取り分ける。
  3. 焦げた部分は取り除く。
  4. お湯にくぐらせて、余分な塩分や油分を取る
  5. 赤ちゃんが食べやすい大きさに刻む。
  6. 赤ちゃんが食べやすいように水溶き片栗粉でとろみをつける。

9ヶ月になると食べられるお肉も増えますから、上記の方法を取れば焼いたお肉をあげることもできますね。

2.手づかみ食べに備える

赤ちゃんが自分で食べられるようになる為に、手づかみ食べの練習は必要です。ただ、そうは言っても食べこぼしや食べ散らかしをされると、辛いですよね。食べこぼしや食べ散らかしの片付け・掃除の負担を減らす為に、以下のことができます。

手づかみ食べ対策

  • 手や顔などが汚れた時に備えて、お手拭きを用意しておく。
  • お手拭きでは取りにくい場合は、フィンガーボウルを準備しておく。
  • ひざまでの大きさのエプロン、またはスモッグを着せる。(汁物をこぼしたときに備えて防水タイプのものだと尚良い。)
  • 床やテーブルに食べ物を落とした時に備えて、新聞紙ビニールシートを敷いておく。
  • お焼きやスティック状のゆで野菜など、手づかみ用のメニューを用意しておく。
  • ママも触られて汚れる可能性があるので、エプロンなど汚れてもいい服装で離乳食を与える。

最初から上手に食べられる赤ちゃんはいません。したがって、食べこぼしや食べ散らかしをしても怒ったりせずに、事前に対策を立てて、赤ちゃんにたくさん手づかみの練習をさせましょう。

3.カミカミの練習をさせる

カミカミ期の離乳食の大きさや固さの目安は以下の通りです。

カミカミ期の離乳食の大きさ・固さ

  • 大きさ…5~7mm
  • 固さ…歯ぐきでつぶせる固さ(スプーンの背でつぶせる固さ)

噛みつぶしにくい魚や肉、葉野菜などは、モグモグ期の3~5mmの大きさを目安にしましょう。また、大きさや固さは赤ちゃんの発達状況に合わせて変えてください。赤ちゃんがカミカミできているかどうかは、以下の点を確認するとわかります。

カミカミしている時の様子

  • 口がもぐもぐ動いている。
  • 唇や頬がねじれるように動く。

赤ちゃんは舌と上くちびるでつぶせないことがわかると、頬の筋肉や舌を動かして奥の歯ぐきですりつぶそうとします。そのため、口がもぐもぐ動いたり、唇や頬がねじれるような動きになったりします。

カミカミしている様子が見られない場合は、豆腐くらいの固さや3~5mmの大きさで様子を見ましょう。

まとめ

3回食に移る目安には、モグモグできているか、一定量食べているか、食事を楽しんでいるかと言う目安がありました。3回食に移れそうなら、食事と食事の間は3~4時間空け、20時までには離乳食が終わるように調整してくださいね。

3回食になると、赤ちゃんの栄養の60%以上が離乳食になります。炭水化物・タンパク質・ミネラル・ビタミン・鉄分の栄養がそろった食事を心がけましょう。

また、9ヶ月は手づかみ食べやカミカミの練習をさせる時期でもあります。事前に対策を立て、赤ちゃんの様子を見て離乳食を進めてくださいね。

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