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1歳の離乳食の進め方は?1回量の目安は?手づかみ食べにおすすめのレシピも

      2017/02/10

子どもが1歳になると、離乳食もパクパク期へとステップアップします。しかし、カミカミ期からパクパク期への移行はどのようにすればよいのか、よくわからないという人もいるのではないでしょうか。

また、作っても食べてくれなくて落ち込んでしまうこともあるでしょう。1歳は、離乳食として何をどのくらい食べさせるとよいのでしょう。

1歳の離乳食の進め方

離乳食の進め方では、およそ1歳~1歳半の間を離乳食完了期(パクパク期)と呼びます。生後5、6ヶ月から始めた離乳食も、いよいよ仕上げの時期です。1日3回、大人と同じように食事の時間を設け、生活リズムを整えていきましょう。

大人の料理からの取り分け上手に使って進めていくと楽です。ただし、完了期とは言ってもまだあまり固いものは食べられません。

奥歯(第一乳臼歯)が生えて、ある程度噛めるようになるまでは、離乳食後期の食事とあまり変わりません。ただ、歯ぐきですりつぶす力も大きくなってきているので、大人と同じ食物の再調理や、メニューの中から軟らかめの物を選んであげることも出来ます。

出典元:http://haraguchi-clinic.com/rinyuu/

完了期であるこの時期は、次第に歯が生えそろい、噛む力が強くなっていきます。また、栄養のほとんどを食事から摂るようになります。1歳半ごろになると奥歯が生えてくるため、食べものを噛んだり、すりつぶしたりすることができるようになります。

そうなることで、離乳食から幼児食へと移行できるようになるのです。

1歳の離乳食のポイント

回数 1日3回の食事と、1日1~2回のおやつが基本。食事は大人の食事時間と合わせて
おかゆ 軟飯(米:水=1:2~3で炊いたもの)
固さの目安 歯茎でつぶせる固さ(肉団子くらい
大きさの目安 野菜は7,8ミリ角、肉・魚は一口大に
味付け 大人の半分程度の薄味で。ケチャップ、マヨネーズ、カレー粉などで風味付けが可能
授乳回数 ミルクは1日2回、母乳は欲しがるだけ

この時期は、1日に食事を3回とおやつを1、2回与えます。おかゆは軟飯と呼ばれる柔らかめのごはんです。野菜などは7、8ミリ角に刻み、茹でるなどして肉団子くらいの柔らかさなるように調理します。

ケチャップやカレー粉などでの味付けができるようになりますが、大人の半分程度の薄味になるよう気を付けてください。食事やおやつの時間の飲み物は麦茶や牛乳などにして、ミルクを与えるのは1日2回にしましょう。母乳は、子どもが欲しがるだけあげて大丈夫です。

牛乳を飲み物として与える場合は、アレルギーがないことを確認し、初めのうちは人肌程度に温めてあげてください。100ccほど飲めるようになったら、次は常温で、それから冷たいままで、と段階的に与えていきます。

もし便が緩くなるようなことがあれば、飲ませるのを一度止めてかかりつけ医に相談してください。

離乳食完了期の進め方

  • 朝、昼、夜の三回、大人と同じ時間に食事をとるようにする
  • 食事と食事の間に、補食としてのおやつの時間を設ける
  • 自分で食べたい欲が強くなるので、手づかみ食べができるメニューを用意する
  • スプーンやフォークに興味があるようなら、子ども用の道具を用意して持たせる
  • 牛乳は1日400mlまで目安に与える

1歳から食べられる食材・食べられない食材

1歳を過ぎると、大抵のものは食べられるようになります。大人の食事からの取り分けをしやすくなるので、食事の支度も少し楽になりますね。ただ、塩分や糖分が多く含まれているものは少量にしたり、アレルギーの可能性があるものは様子を見ながら与えるなどの注意は引き続き必要です。

1歳からの離乳食に使える食材

食材 備考
糖質 パスタ・マカロニ

中華麺

フランスパン

市販の蒸しパン

クラッカー

里芋

山芋

 

 

 

砂糖が多いので少量に

 

 

アレルギーの心配有

タンパク質 カツオ、マグロ

貝類

ハム、ソーセージ

厚揚げ、油揚げ

チーズ

新鮮なものを十分加熱して

 

塩分が多いので少量に

油抜きをしっかりする

カマンベールチーズ以外

ビタミン・ミネラル レンコン

ゴボウ

きのこ類(しいたけ、えのきだけ、しめじ、まいたけ)

しょうが

にんにく

アボカド

調味料 ケチャップ

ソース

カレー粉

はちみつ

牛乳

 

 

 

 

アレルギーの心配有

山芋と牛乳は、アレルギーが出ることもある食材です。初めは少量から与えましょう。チーズは、ほとんどの種類を食べることができるようになりますが、塩分や脂肪分を含んでもいるので、食べさせすぎには注意が必要です。

特にカマンベールチーズは脂肪分が多いため離乳食には向きません。2歳を過ぎてから与えるようにしましょう。また貝類は、噛み切りにくく、消化も悪いので、1歳では食べるのが難しい子もいるかもしれません。

ただし、ミネラルを豊富に含んでいるので、取り入れたい食材でもあります。噛むことがしっかりできるようになっていれば、小さく刻んで与えましょう。その場合には、アサリやシジミ、ホタテなどの柔らかいものがベターです。

下に挙げたような様子が見られる場合には、噛み切れないで飲み込んでしまう危険性があります。

噛むことが苦手な子の特徴

  • 形のある野菜などを食べずに口から出す
  • 肉や魚など、パサパサしたものを嫌がる
  • 口の中にいつまでも食べ物をためている
  • モグモグせずに食べ物を丸飲みしてしまう

噛む力は、普段の食事で少しずつつけていくことができます。食べ物の大きさや固さが子どもにあったものになっているか、今一度チェックしてみましょう。

他にも、下記のことにも気を付けて食事を見直してみるといいですよ。

「食べ物自体の硬さ」よりも、「飲み込むまでに噛む回数」を重視した方が良いです。

・あまり噛まなくても飲み込めてしまう食品を減らす
・調理の際に食材を一回り大きめに切る
・お茶や汁物などで食べ物を流し込まない

出典元:http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00062673.html

1歳では与えないほうが良い食材

食材 備考
糖質

玄米

もち米

そば

3歳以降が望ましい

 

 

アレルギーの心配有

タンパク質 エビ・カニ

タコ・イカ

イクラ

生魚全般

生卵

アレルギーの心配有

 

塩分が多すぎる

 

 

ビタミン・ミネラル パパイヤ

マンゴー

ナッツ類

アレルギーの心配有

アレルギーの心配有

アレルギーの心配有

備考欄にアレルギーと記してある食材は、アナフィラキシーショックを引き起こすこともあります

アナフィラキシーショックとは、アレルギーの原因となる何らかの食物を食べたり薬を飲んだりした後におこる、重症のアレルギーの症状です。

最も多くみられる症状として皮ふの変化があります。特に顔が腫れてくることが多く、まぶたや唇が著明に腫れてくる傾向があります。

出典元:http://www.tanpopokodomo-clinic.com/cgi-bin/case/siteup.cgi?category=2&page=0

これらの食材は、離乳食期には適していません。幼児食に移行した後でも、慎重に食べさせる必要があります。

1歳ってどのくらいの量を食べるの?

画像出典元:https://www.dreamstime.com/stock-image-lady-question-mark-standing-thinking-over-head-image31847041

1歳では、だいたい下記の表にある量を食べるようになります。

一回の食事量の目安

穀類 軟飯 80~90g

食パン 8枚切り1枚

うどん 1/2玉

野菜類 野菜・果物 40~50g
タンパク質 肉・魚 15~20g

豆腐 50~55g

卵 全卵1/2個

乳製品 100g

しかし、これはあくまでも目安です。1歳ごろは遊び食べをしたり、食べムラの多い時期でもあります。今まで順調に食べていても、急に食べなくなる子もいます。穀類・野菜類・タンパク源を合わせて子ども茶碗1杯がおおよその量ですが、個人差もあります。

たくさん食べる子は大人茶碗に2杯、あまり食べない子は子ども茶碗半分以下のことも。子どもが元気で、体重の増え方にも問題がないようなら食べる量は子どもに任せても大丈夫です。

よく動く時期でもあるので、体重横ばいになることもありますが、減り続けなければまずは問題ありません。心配な場合はかかりつけ医に相談しましょう。

離乳食完了期におけるおやつの重要性

1歳を過ぎた子どもには、1日3回の食事に加え、おやつも重要な栄養源です。食事の時間によりますが、午前10時ごろと午後3時ごろにおやつの時間を設けましょう。

おやつは甘いお菓子ではなく、おにぎりやふかし芋などの補食を与えます。食事量の少ない子は午後のみでもいいですよ。ただ、食事は食べなくてもおやつの時間になら食べる、という子もいますので、食が細いからといっておやつは必要ないと考えないでください。

もちろん、食事に響くほど与えるのは禁物!子どもがもっと欲しがっても、1回で100kcal、量としては小さなおにぎり1個程度に留めましょう。手づかみで食べやすいものを用意してあげると、子どもも喜んで食べてくれるかもしれません。

おやつにもおすすめ!手づかみ食べレシピ2つ

画像出典元:http://blog.goo.ne.jp/tukamotochigusa/e/21ccd5e96c5f1e7a70dc1b0889f8babd

ここでは、簡単に作れる手づかみ食べにぴったりのレシピを紹介します。

1.野菜入り蒸しパン

材料

  • 小麦粉(ホットケーキミックスでも) 大さじ3
  • ベーキングパウダー 小さじ半分
  • 牛乳(粉ミルクでも) 大さじ1~2
  • 人参、ほうれん草、かぼちゃ、サツマイモなどの野菜
  • ゴマ、きな粉など

作り方

  1. 野菜は、人参ならすりおろし、ほうれん草はさっと茹でてみじん切りに、かぼちゃやサツマイモの場合はレンジでチンしてつぶしておきます。
  2. あとはすべての材料を混ぜ、耐熱性の容器に入れて500wのレンジで1分加熱すれば完成。

砂糖を入れなくても、ゴマやきな粉の風味でおいしく食べられます。

2.納豆おやき

材料

  • 軟飯 子ども茶碗半分
  • 納豆 半パック
  • 海苔 少量
  • サラダ油 少量

作り方

  1. 納豆は混ぜ、海苔は細かく刻むかちぎっておきます。
  2. 軟飯と納豆、海苔を混ぜ、薄く油を引いたフライパンで両面をこんがりするまで焼いたら完成。

手づかみで食べても納豆がべたべたしないので、片付けも簡単です。醤油やチーズを少量混ぜてもおいしいですよ。

まとめ

生後5、6ヶ月から開始した離乳食も、いよいよ終わりが見えてきました。奥歯の生える1歳半ごろまでに、しっかりと噛んで食べる習慣をつけるようにしましょう。1歳からの離乳食完了期は、この後の幼児食への移行期としても大切な時期です。

この頃は、栄養の8割は食事から摂るようになってきますので、食べる量よりも、バランスのよい食事を与えることを心がけてください。大きくなってもよく食べる子、小食の子がいます。

子どもが食べなくてもイライラせず、大人からの取り分けをうまく使って適度に手を抜くと気分も楽になりますよ。

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