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断乳でおっぱいケアしなかったけど悪影響!?3つのウワサ徹底解説

   

断乳・卒乳されたママの皆さん、今までの授乳生活、本当にお疲れ様でした!一歩成長した我が子との生活は、今までと違う楽しさがありますよね。

しかし毎日の家事・育児に忙しく、自分のことまで手が回らないこともしばしば…。そんな中、断乳・卒乳後のおっぱいケアをしなかったというママもいらっしゃいます。

おっぱいケアをしなかった場合、将来何か悪影響があるのでしょうか?今回は断乳・卒乳後、おっぱいケアをしなかった場合について調査しました!

おっぱいケアをしなかった場合の危険性とは?

おっぱいのケアをしなかった場合、どのような影響があると言われているのでしょうか?

ネットで語られる3つの悪影響

  1. 乳腺炎になる/しこりが残る
  2. 次の出産で母乳の出が悪くなる
  3. 乳がんになる

断乳や卒乳のケアを検索すると、よく語られている悪影響がこの3つです。果たして、本当にこのようになってしまうのでしょうか?1つずつ確認していきましょう。

1.乳腺炎になる/しこりが残る

 

断乳・卒乳で乳腺炎に?

乳腺炎とは、おっぱいの中で母乳が詰まって炎症を起こしてしまうことです。炎症が起こると胸は腫れて痛みが出ます。そのままにしていると痛みはだんだん強くなり、頭痛や高熱が出てしまいます。

断乳・卒乳でどうして乳腺炎になってしまうのでしょうか。断乳・卒乳しても、しばらくはママの体で母乳が作られています。しかし、飲んでくれる赤ちゃんがいないので、母乳は胸にたまり続けますよね?

このとき、おっぱいの中は母乳の流れが悪くなって詰まりやすい状態です。そのため、断乳や卒乳で何もケアしなかった場合に乳腺炎になる可能性があるんです。

しこりが残る場合

特におっぱいケアをしなかった場合、胸に古い母乳が残っていてしこりになる場合もあります。これは、乳腺炎になる前の段階だったり、たまたま乳腺炎にならなかったという場合であったりします。

しこりがある場合は母乳外来へ

乳腺炎やしこりを放置すると、ひどいときは注射器や胸を切開して膿を取り出さないといけません。出産でも相当痛かったのに、また痛い思いをするなんて、できることなら避けたいですよね。

しこりは古い母乳だけでなく、良性/悪性の腫瘍の可能性もあります。いずれにせよ、専門家の判断を仰ぐ必要があります。胸にしこりが残っている場合は放置せず、母乳外来で相談してくださいね。

2.次の出産で母乳の出が悪くなる

普通、一度母乳育児を経験していると次の出産では母乳が出やすいと言われます。しかし断乳・卒乳を迎えたときにおっぱいのケアをしていないと、次の出産後、母乳が出にくくなる可能性があります。

古い母乳が残っていると、母乳の出入り口(乳管)や母乳が作られる所(乳腺)が詰まってしまう場合があります。そうなると、次の出産後、乳管が開通して母乳が出るまでに時間がかかってしまうんです。

産前に乳管開通マッサージを

もし断乳・卒乳のケアをしておらず次の授乳に不安がある場合は、産前に乳管開通のマッサージを行いましょう。妊娠37週を過ぎて行う、乳頭マッサージがおすすめです。

ただし、医師の指導がある場合はそちらに従ってくださいね。

乳管開通マッサージの方法

1.乳頭(乳首の先)を囲うようにして、乳輪に親指・人差し指・中指を添えます。

2.そのまま乳頭をつまみ上げ、時計回りにひねります。

3.次に、反対方向にひねります。

4.3本の指を添える場所を時計回りに少しずらして、2・3にようにつまんでひねります。

5.反対のおっぱいも1~4のようにマッサージしましょう。

3.乳がんになる

芸能人のカミングアウトでよく耳にするようになった乳がん。胸のケアが悪いと自分もなってしまうのでは?と不安になりますよね。

母乳残りで乳がんの可能性は低い

結論から言うと、実は残った母乳のせいで乳がんになる可能性は限りなく低いんです。

ケアについて

投稿者 匿名 投稿日2016/04/18(月) 20:33 カテゴリー 母乳・新生児

自然と母乳が出なくなり授乳も自然と終わりました。

ただ、何もケアをしないままやめました。

ある記事を見つけケアしないと乳ガンになると書いてあり恐くなりました。

実際そうなのでしょうか。

Re:ケアについて

投稿者 助産師 石野 投稿日 2016/04/19(火) 12:14 カテゴリー 母乳・新生児

可能性は低いです。母乳が残ってしこりになりガンになる可能性は低いと思われます。

引用元:佐川クリニック「助産師掲示板」より

それでは、どうして『母乳が残っていると乳がんになる』というウワサが出てきたのでしょうか?それには、乳腺の石灰化という症状が関係あるかもしれません。

「乳腺の石灰化=乳がん」ではありません

胸のしこりが気になって乳がん検診を受けると、石灰化という症状を診断される場合があります。石灰化とはカルシウムが溜まって固まってしまうこと。体のいろいろな場所で起こり得る症状です。

乳腺の石灰化は、必ずしもすべてが乳がんではありません。また良性の石灰化が、時間の経過とともにがんになる、ということもありません。

石灰化はカルシウムの沈着であり、いろいろな原因で起こります。

(中略)

石灰化はただのカルシウムですから、石灰化が癌になることはありません。

ただ乳腺の場合には癌の比較的初期の段階で石灰化を伴うケースがあるのです。

代表的なものは【壊死型石灰化】といって、乳管内に癌が増殖して栄養補給ができなくなった中心部の癌細胞が壊死変性したものに起こる石灰化です。

引用元:乳がんプラザ「石灰化って? 3部作始めました。」より

ただし、乳がんの初期段階で石灰化という症状が現れる場合があります。そのため石灰化が見つかったら、良性なのか悪性なのかを調べる必要があります。

乳がんが心配な場合は、乳腺外来のある病院で相談しましょう。

ただし、断乳・卒乳してすぐだと、母乳が乳腺に残っていて検査がしにくい場合があります。(※検査ができないわけではありません)「特に心配はないけど乳がん健診を受けたい」という方は、断乳・卒乳の3ヶ月以降の検査がおすすめです。

【体験談】ケアしなかったママもたくさん

人によっては全くケアしなくても大丈夫だった!というママもたくさんいます。むやみに心配し過ぎず、特に気になる症状がなければ毎日の育児を楽しんで過ごしましょう!

ケアしなかった体験談をご紹介

  • 助産師さんに聞いた時は、人によってやはり体質はそれぞれらしく、私は何もしなくても大丈夫だったみたいだねと言われました
  • 2人めは2歳近くで断乳?卒乳?し、そのままほったらかしでした。とくに張ることもなかったので。およそ1年後の3人目にも支障ありませんでした。
  • 二人目の産後すぐに助産師さんの母乳マッサージを受けたのですが、ちょっぴりバターみたいな分泌物がでました「これは一人目の飲み残しが固まったのね~。でも大丈夫よ^^」と言っていました。いまのところ授乳トラブルはないです。
  • 三人目の卒乳後(今回で子供は最後にするので、ほんとに最後の卒乳のケア)はどうすれば良いのか、私もしこりになって、癌の元になるとかの噂を聞いたので、聞いてみたところ、張ったり乳腺炎になったりしなければ、そのままで大丈夫とのことでした。
  • 乳癌については、卒乳関係なく二年に一度とか、検査をしていくことが大切と言われました。

引用元:ピジョンインフォ「自然卒乳のケアはどうしたらいいですか?」より

まとめ

おっぱいケアをしなかった場合、3つの悪影響が心配されます。乳腺炎になったりしこりが残る場合は、一度母乳外来を受診しましょう。

次の産後の授乳に悪影響がある可能性も否定はできません。心配なときは、妊娠37週を過ぎたら乳管開通マッサージを行ってくださいね。母乳が残って乳がんになる可能性はかなり低いです。

断乳・卒乳のケアをしなくても大丈夫だったというママもたくさんいます。気になる症状がなければ、断乳・卒乳後の育児ライフを思う存分楽しみましょう!

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