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おむつはずしにちょうどいい時期っていつ?始める時期にあった方法は?

      2017/02/10

子どもにとって、おむつを卒業してトイレで排泄できるようになることは、大きな成長です。ママから見ても、子どものおむつが必要なくなれば、経済的にも楽だしゴミも減ってエコですよね。

では、おむつをはずすのに適した時期っていつなの?と気になる人は多いのではないでしょうか。ここでは、おむつはずしに適した時期や季節はあるのかということから、時期ごとのおむつはずしを進めるポイントまでをまとめました。

「おむつはずし」って何?

画像出典元:http://21downs.info/2015/10/post-735.html

「おむつはずし」の定義

「おむつはずし」とは、子どもがおむつにではなく、トイレで排泄できるようになることを言います。生まれてからずっと使ってきたおむつの卒業です。よく似た言葉に、「おむつはずれ」や「トイレトレーニング」などもあります。

子どもとおむつに関する言葉

おむつはずし 親の働きかけによって、子どもがおむつを卒業すること
おむつはずれ 子どもが主体的におむつを卒業すること
トイレトレーニング 子どもが一人でトイレで排泄できるようになること
おむつなし育児 おむつを使わず、トイレやおまるで自然に排泄させることを目指す育児

おむつは親がはずすのではなく、時期が来れば自然にはずれるもの、という考え方が「おむつはずれ」。おむつはずしやおむつはずれのためのトレーニングが「トイレトレーニング」です。

ちなみに、「おむつなし育児」はこれらとは異なり、低月齢のころからできるだけおむつに頼らず赤ちゃんに排泄させることを目指した育児方法です。この記事では、親の働きかけによっておむつがはずれるように促していく、「おむつはずし」と呼ぶことにします。

おむつはずし完了とは

おむつはずしには、いくつかのステップがあります。今までおむつで排泄してきた子どもは、簡単にはトイレで排泄できるようにはなりません。

小さなステップを一つ一つクリアしていくことによって、おむつからトイレへと排泄の場が変わっていくのです。

おむつはずしのステップ

  1. 自分で「おしっこ・うんちが出た」ことが伝えられる
  2. 出る前に、「おしっこ・うんちがしたい」ことが伝えられる
  3. 起きている間、トイレで排泄ができる
  4. 昼寝や夜間も、パンツを濡らさずに寝ていられる

これらのどの段階をクリアしたら「おむつはずしが完了した」と言えるのでしょうか。さすがに、1や2と答えられる方はいらっしゃらないでしょう。大人の感覚だと、4の一日中おむつが必要なくなることが「完了」と考えたくなりますが、実は昼間のおむつはずしと夜のおむつはずしは別物です。

起きている間に尿意を告げること、トイレに行くことはトレーニングでできるようになります。しかし夜のおしっこ、いわゆるおねしょは、抗利尿ホルモンというホルモンの分泌が影響しているのです。

※1 抗利尿ホルモンとはどんなホルモン?どのように影響しているの?

もちろん、昼間のおむつがはずれるのと前後して夜のおむつも必要なくなる子もいますが、そうではない子も多いということを覚えておいてください。そのため、おむつはずし完了は、トレーニングによってできる3の時点と考えましょう。

おむつはずしに適した時期っていつ

画像出典元:http://ママのぎもん.com/archives/1286.html

おむつはずしは、子どもがある程度成長してから行うことで完了までの時間が短くなります。以前は1歳半ごろにはずすことがほとんどでしたが、最近では3歳前後に行う家庭が多いようです。

おむつはずしを始めるのに適した時期は、子ども一人ひとり違います。あまり年齢にこだわらず、次のような様子が見られるようになったらおむつはずしを考えましょう。

おむつはずしを始める目安

  • 一人歩きがしっかりしている
  • おしっこやうんちをした後、おむつを気にするそぶりを見せる
  • 「おしっこ」や「うんち」を言葉で伝えられる(チッチ、などの幼児語でもOK)
  • おしっこが2~3時間おきになる

1つ目の一人歩きができることに加えて他の条件もクリアするようになったら、おむつはずしにチャレンジしてみましょう。年齢には幅がありますが、だいたいどの子も1歳半~4歳手前くらいにこれらの条件を満たすようになります。年齢によって、適したおむつはずしの方法も異なります。

おむつはずしにいい季節はあるの?

おむつはずしは、春や夏に始めるのが良いとよく言われます。理由はいくつかありますが、気候が良いためにおしっこの間隔があきやすいことや、失敗しても洗濯物がすぐに乾くことが挙げられるでしょう。

しかし、秋や冬だからといっておむつはずしができない、失敗しやすいなどということはありません。ママと子どもの気持ちがおむつはずしに向かっているとき始めるのが一番です。

おむつはずしの方法3つ

画像出典元:http://akachan.omni7.jp/top

ここからは、具体的なおむつはずしの方法について説明していきます。おむつはずしには、おむつの使い方で3つの方法に分けられます。おむつはずしを始める時期や、ママの負担の多さ、子どもの性格などを考えて、一番合っているものを選びましょう。

1.トイレで上手にできるようになるまでおむつを使う

この方法では、基本的におむつをしたまま進めます。そのため、失敗してもおむつが濡れるだけで、床を拭いたり洗濯物が増えたりすることがありません。

しかし、おむつが濡れることを不快に思わない子どもの場合、トレーニングが長引くことも考えられます。1歳代でおむつはずしをする場合はまずこの方法を試すとよいでしょう。

2.トレーニングパンツを使う

トレーニングパンツとは、おしっこで濡れた感覚が子どもに分かりやすいように作られている、おむつはずし時期用のパンツです。

略してトレパンとも呼び、布製のものと紙製のものがあります。布製は、股部分が6層、4層、3層と種類があり、層が厚いほど吸収率が良くなりますが、おむつとは違っておしっこが漏れてしまうことも。

また、洗濯しても乾きにくいという欠点もあります。しかし、見た目も布パンツに近いので、お姉さん・お兄さんに憧れる子どもは喜んで履きたがることもあります。

紙製のものは、紙おむつ同様に漏れることはありませんが、おむつよりも高価なため費用がかかります。また、紙おむつが汚れていても嫌がらない子だと、トレーニングパンツにしてもおしっこで濡れていることに気づかないこともあります。

3.いきなり布パンツにする

トレーニングを開始したら、おむつをやめて普通の布パンツにするという方法もあります。この方法では、おもらしをすることは避けられませんので、しばらくは掃除と洗濯が大変になる覚悟が必要です。

しかし、おしっこが出たことが子どもにもはっきり分かるため、不快感からトイレに行きたいという気持ちを引き出しやすくなります。短期間でおむつはずしが完了する方法であるとして、早くはずしたいママに人気です。

子どもがある程度大きくなってからのほうがやりやすいです。

3つの方法のメリット・デメリットまとめ

メリット デメリット
おむつ方式
  • 失敗しても掃除・洗濯の必要がない
  • おしっこが出たことを子どもが自覚しにくい
  • 長期化することがある
トレパン方式(布製)
  • 子どもの好きなキャラクターなどで、子どものやる気を出せる
  • 布パンツまで、段階的に移行できる
  • 洗濯しても乾きにくい
  • 漏れる可能性もある
トレパン方式(紙製)
  • 失敗しても服や床を汚すことがない
  • 費用がかさむ
  • 濡れた感覚が分からない子も
布パンツ方式
  • 完了までが短い
  • キャラクターなどで子どものやる気を引き出せる
  • 失敗したときの掃除・洗濯が大変
  • 漏らすことを極度に嫌がる子には精神的負担に

1歳半からのおむつはずし

画像出典元:http://desireephoto.blogspot.jp/2011/08/one-year-old-baby-gianna.html

1歳半ごろになると、だいたいの子が一人歩きができるようになります。おしっこが出た後におむつをさわったり、お尻をムズムズさせたりする様子が見られるならば、1歳半でもおむつはずしを考えてみましょう。

決して早すぎることはありません。ただし、1歳半からのおむつはずしでは、トレーニング期間が長引くことも多々あります。早く外そうと焦らず、トイレやおまるに慣れることを目標にしましょう。

また、まだ膀胱におしっこをたくさんためることができないため、1時間とあかずにおしっこをすることがあります。布製のトレーニングパンツや布パンツでは、失敗が続くと辛くなります。

おむつや紙製のトレーニングパンツを使ってのおむつはずしがおすすめです

1歳半からのおむつはずしのポイント

  • 子どもがおむつが汚れることを気にしたり、嫌がったりするようになったら始める
  • 最初は、おむつが汚れたらすぐに新しいものに取り換えること心がける
  • 「おむつが濡れて気持ち悪いね」「サラサラのおむつが気持ちいいね」などと声をかける
  • 汚れたら替える、が定着してきたら、おむつを替える前におまるやトイレに座らせてみる

この時期は、まだ言葉でのコミュニケーションも取りづらく、おしっこのタイミングを見ることも難しいでしょう。とにかく常にきれいなおむつがあたっている状態を保つようにしてください。

そして、その状態が良いことであると、言葉でしっかり伝えることも大切です。繰り返すことで、子どももおむつが濡れていることが不快だということを覚えていきます。

子どもがトイレを怖がる場合には、リビングの隅におまるを置いて、いつでも座れるようにしておくといいですよ。

2歳代でのおむつはずし

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2歳を過ぎると、発語が爆発的に増える子どもがほとんどです。それによって、言葉でのやり取りも容易になり、「トイレでおしっこやうんちをすること」を子どもに教えやすくなります。

しかし、膀胱の発達はまだ未熟で、おしっこが2時間おきになる子どもはすくないでしょう。特におむつはずしを始めてすぐは、おしっこの回数が増えることもよくあります。子どもが「チッチ出た」などと教えてくれるようになったら、おむつはずしの始め時です。

2歳代でのおむつはずしのポイント

  • 子どもが「チッチ出た」と教えてくれるようになったら始める
  • 出た、という事後報告ができたことを褒め、おむつを替える
  • 事後報告がいつでもできるようになって来たら、「今度は出る前に教えてね」と伝える
  • 起きてすぐやお風呂の前など、おしっこが出そうなタイミングでトイレに誘ってみる

事前報告ができてから事後報告ができるまでは、子どもによってかかる時間が異なります。布パンツにしたらあっさりできるようになった、という子もいますので、ママが大変でなければ布パンツ方式を試してみるのもよいでしょう。

しかし、事後報告ができるようになるまではおむつやトレーニングパンツを用いたほうが楽なこともあります。

3歳以降のおむつはずし

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3歳を過ぎると、体も大きくなり、言葉で自分の気持ちを伝えることも上手になります。おしっこを膀胱にためることができるようにもなるので、夏場などはおしっこが3時間あく子もてきます。

また、自分がお姉さん・お兄さんになったという自覚が芽生え、おむつを恥ずかしいと感じる子どももいるようです。布パンツを「お姉さん・お兄さんパンツ」などと呼び、おむつ卒業への意識を高めてあげると良いでしょう。

3,4歳のおむつはずしのポイント

  • おしっこの間隔があいてきたり、朝までおむつが濡れていないことがあったら始める
  • おしっこ・うんちはトイレですることを伝える
  • 事後報告→事前報告ができるように言葉かけをする

この歳になると、いきなり布パンツで過ごさせることですぐにトイレに行くことを覚える子も多くなります。事後報告だった子が2,3日で事前報告ができるようになることもありますので、なかなか進まない場合は一度試してみるのも一つの手です。

まとめ

おむつはずしは育児の中でも難易度の高いものだと思われがちですが、それはママが焦りすぎているからかもしれません。おむつはずしの適齢期は、子どもによって違います。

子どもの体や気持ちとあっていれば、あっさりとおむつを卒業できることも多いのです。幼稚園入園を控えているなど、早くはずしたい気持ちもあるかもしれませんが、おむつはずしの時期は子どもが知っているということを覚えておいてください。

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