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妊娠中期の出血の原因と対処法!少量でも受診は必要?鮮血・茶色の場合は?

   

妊娠中は様々な身体の変化がみられ、妊婦さんにとっても心配な症状がたくさんあります。中でも出血がある場合は特にビックリしてしまいますよね。

妊娠中の出血には時期や原因によってそれぞれ違った対処法があります。

今回は妊娠中期での出血について、その原因や対処法などを詳しくまとめていきます。

妊娠中期の出血の原因5つ

血 ハート

妊娠中期の出血にはそれぞれ全く異なる原因からくるものがあります。ここでは一体それが何から起こるものなのかを大きく5つに分けてご紹介します。

中には放置しておくと危険な場合や、医師の診断がすぐに必要な場合もあるので注意してみましょう。

1.切迫流産・切迫早産

切迫流産や切迫早産とは、おなかの赤ちゃんは無事で現在は影響はないけれど、流産や早産の可能性がある状態の事をいいます。

これらの症状の一つに出血がありますので、その場合には絶対安静が必要となります。

切迫流産と症状

切迫流産は妊娠22週未満で流産の可能性が高い状態です。

  • 下腹部痛
  • 出血

切迫早産と症状

妊娠22週〜37週未満に赤ちゃんが産まれてしまう可能性のある状態です。

  • お腹の張り
  • 出血

2.前置胎盤・低置胎盤

通常は胎盤が子宮の上の方についているのに対して、前置胎盤、低置胎盤は子宮の下の方に胎盤ができる状態のことをいいます。

胎盤が低い位置にあると、子宮口を塞いでしまうことがありますが、この状態は妊娠後期になると自然と胎盤が上がる事も多いと言われています。

出血の量が多くみられるのも特徴の一つです。

3.子宮頸管ポリープ

子宮の入り口付近にできるポリープのことをいいます。通常、ガンなどの悪性のものになる可能性は低く、心配はいらない場合がほとんどです。

出血の原因は外部からの刺激によるもので、激しい運動性行為、また内診により出血する場合もあります。

4.子宮膣部びらん

名前に聞き覚えがなく、難しい病気かと不安になってしまいそうですが、これは病名ではありません。

女性ホルモン、エストロゲンの影響により、膣内が赤くただれた様にみえる状態の事をいい、体内で起こる生理現象的なものです。

出血は内診性行為などの刺激により起こるとされていますが、妊婦さんの半数近くが経験されています。

5.子宮頸管無力症

子宮頸管無料症とは子宮の出口にあたる産道の部分がゆるく、子宮口が早い時期に開いてしまう状態をいいます。

自覚症状が少なく、まれに妊娠中期の出血によって発覚する場合があります。

出血の量・色別の対処法

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ひとことに出血といっても、様々な種類の出血があります。出血の量や色、どのような状態での出血かなどにより対処法も違ってきます。

ここでは出血のパターンと対処法をみていきます。

出血が多量・少量・おりものに混ざる+出血が続く場合

通常、出血の少ない場合やおりものに混じった血などは大事には至らないとみられていますが、妊娠中期の出血は色々な可能性が考えられます。

もしも出血が多量にある場合や、少量、おりものに混ざる出血でも出血が続いているのであれば直ちに医師の診断を受けましょう。

血が塊となって出る場合

塊となって出血するのは子宮の内膜や粘膜が血と混じり合って出るものです。

妊娠初期によくみられる症状ですが、妊娠中期にこの症状がある場合にも十分な注意が必要です。

腹痛を伴うなど、場合によっては流産の前兆の可能性もあるので、たとえ少量の血の塊でも早めに受診しましょう。

 出血したがすぐにおさまった場合

妊娠初期から中期にかけては出血はよくみられる事で、特に胎盤が完成されるまでの期間に起こりやすいといわれています。

2〜3日様子をみるのも良いかもしれませんが、何らかのサインの場合も考えられるので自己判断は禁物です。

色別の出血

一般的には出血の色により危険な場合とそうでない場合が判断される事があります。

ではそれそれの色別にどのような注意が必要なのでしょうか。

鮮血

鮮血=新しい血と考えられる為、何らかの変化やトラブルが進行形で起きている可能性があります。

直ちに病院へ連絡をし、医師の指示を仰ぎましょう。

ピンク

ピンク色の出血、またはおりものがピンク色に染まる様な場合は、さほど心配はないといわれています。

ただし、これが継続するようであれば前置胎盤の可能性もでてくるので、必ず医師に報告はしましょう。

褐色・茶色

茶褐色の出血は一般的には”古い血”と考えられ、子宮内で古くなった老廃物と血が混じり排出される時に多くみられます。

特に量が少ない場合は心配のない事がほとんどです。

もしも出血がダラダラと長く続く場合は、切迫流産の可能性も考えられますので、出血の期間に注意を払うようにしましょう。

こんな時には迷わず病院へ

さまざまな出血のパターンをご紹介しましたが、以下の様な出血がある場合は危険なサインです。直ちに病院へ連絡が必要です。

医師の受診がすぐに必要な出血

  • 鮮やかな赤い血
  • 大量の出血
  • お腹の張りや痛みを伴う出血

妊娠中期の出血で病院受診をする際の注意すべきポイント3つ

ドクター

妊娠中期の出血は赤ちゃんや母体からの大切なサインでもあります。ささいな変化でも見逃さずにきちんとした対処が重要となります。

病院を受診する際にもいくつか気を付けておきたいポイントをご紹介します。

1.慌てずに冷静に

突然の出血に戸惑い慌ててしまう妊婦さんが多いと思いますが、まずは落ち着いて状況を判断してみましょう。

出血の量や種類などにより原因は異なりますが、まずは絶対安静にする事が大切です。

特にシャワーや入浴などは感染等の危険もあるので控えましょう。

2.自己判断は禁物!医師に連絡を取る

お腹の痛みや張りが伴う場合を除き、出血があった場合には、まず出血の状態を病院に連絡、報告して医師の指示を仰ぎましょう。

自己判断や、周りの人達(出産経験者)の意見だけに耳を傾けるのは非常にキケンです。

3.受診前に出血の様子をチェックする

病院を受診する前に、出血した際の詳しい状況を確認しておきましょう。

どのような色、頻度、さらには他の症状を伴うかどうかなど詳しく医師に伝えられる様に、メモを取っておくなどの準備が大切です。

動きすぎ?ストレス?妊娠中期の出血の予防法3つ

Stressed woman visiting male doctor in clinic

これまでさまざまな妊娠中期における出血の原因や対処法をご紹介してきましたが、出血を予防する方法はあるのでしょうか?!

妊娠中期は初期にあったつわりもおさまり、母体も安定してくる時期だといわれています。ですが、少しの不注意により出血を招いてしまう事もあるので十分に気を付けたいところです。

では、具体的にどの様な点に注意をしていけば良いのかをまとめてみました。

1.身体を労わり、規則正しい生活を心がける

妊娠中は妊婦さんの免疫力が低下する時期でもあります。その為、すぐに風邪を引いてしまったりなど体調を崩してしまう事が多くみられます。

妊娠中期の不正出血は色々な原因から起こりますが、まずは基礎体力を保ち、日頃からの生活のバランスを整える事が予防にもつながります。

規則正しい生活に必要な習慣

  • 決まった時間帯に就寝、起床を心がける
  • バランスの良い食事(塩分糖分を摂りすぎない)
  • 適度な運動

2.定期検診を必ず受ける

妊娠中の定期検診は欠かさずに受診しましょう。妊婦さんの身体の変化や赤ちゃんからのSOSのサインを見逃さない為には必要不可欠です。

またトラブルの早期発見にもつながります。

3.無理をしない

ココロもカラダも不安定になる妊娠中は、なるべく無理をしすぎず、頑張りすぎない事が大切です。

適度な運動は必要ですが、あまりに激しい運動無理なダイエット働きすぎなどによりストレスをためない様に注意しましょう。

まとめ

妊娠中期の出血はさまざまな原因から起こり、それぞれ対処法が異なります。自己判断をせずに、病院への連絡を怠らない事が大切です。

また、普段から体調の変化をチェックしておく事や、出血のさまざまな原因に関する知識を勉強しておく事も、万が一の時に冷静に対応する為に重要なポイントとなります。

残り少ないマタニティライフを快適に過ごす為にも、日頃からの心構えをしておきましょう。

 - 妊娠中期