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完全ミルク育児のメリットは?母乳育児とどんな違いがあるの?

      2017/03/22

完全ミルク育児といえば、世間ではどちらかというとマイナスのイメージを持たれがちですよね。

母乳の方が赤ちゃんにとって栄養が良いだとか、スキンシップが母乳に比べて取れない…なんて声をよく聞きます。しかし、完全ミルク育児が悪いと誰が決めたのでしょうか?

中には母乳で育てたかったお母さんだってたくさんいますし、どうしてもミルクで育てなければならなくなってしまったという人は多いのです。完全ミルク育児が良くないと噂される現代ですが、完全ミルク育児にだっていいところはたくさんあるんです!

完全ミルク育児について

ミルクのみを赤ちゃんに与える完全ミルク育児。母乳の方が赤ちゃんにとって栄養面も精神面も良いといった風潮があるなか、ミルク育児が赤ちゃんにとって悪いというわけではありません。

仕事が忙しいママにとっては母乳育児が難しいこともありますし、ママによっては母乳の出が悪いことも…。そのような中でどちらが良いか悪いかという枠組みで考えるのではなく、ママや赤ちゃんにとってストレスを溜めすぎないことが重要です。

母乳育児の方が良いという風潮にあまり左右されずに、自分たちにとって良いとされる判断を下すことが大事ですので、世間の意見を気にするあまり悩み過ぎるのは止めましょう。

完全母乳育児との違い

完全母乳育児と違い完全ミルク育児は、ママのさまざまな事情によって母乳育児が叶わなかった場合に選択することが多いです。

赤ちゃんにとって母乳が栄養面で一番良い食べ物だと現代では言われていますが、最近のミルクは母乳に近い作りに進化してきています

母乳ではママから免疫力をもらえますが、ミルクではママから免疫力をもらえるわけではないので身体が弱く育ってしまうと思われがちですが、必ずしもそうではありません。

母乳に近い作りに進化している現代のミルク

現代のミルクはより母乳に近づこうと各社が独自に開発を行っています。主にどの会社の粉ミルクでも葉酸やDHA、ラクトフェリンといった栄養素が含まれています。ではどれだけミルクが母乳の作りに近づいているのか比較してみることにしましょう。

  1. 母乳に含まれる栄養素
  2. ミルクに含まれる栄養素

1.母乳に含まれる栄養素

母乳に身体を作る元となるたんぱく質やエネルギーとなる脂肪、脳の発達に不可欠な栄養素DHAなどが含まれています。また各種ビタミンやミネラルなど赤ちゃんにとって必要とされる栄養素がたくさん含まれています。

また消化器官が未発達な赤ちゃんでも母乳は消化がしやすいのが特徴です。赤ちゃんはママから母乳を介して免疫力がもらえます。

この免疫力あたりがミルクより母乳の方が良いと言われてしまう所以でしょう。しかし母乳で育った赤ちゃんも病気になることはありますし、アトピーやアレルギーにかかる赤ちゃんだっていますのでそれほど神経質になる必要はありません

2.ミルクに含まれる栄養素

現代のミルクは母乳に近い作りに進化してきてはいるものの、全く同じとまでは至っていないのが現状です。しかし、たんぱく質はもちろんDHAや各種ビタミン、ミネラルを含んでいますので母乳とあまり変わらない成分です。

ですが、残念ながら母乳に含まれる栄養素「シアル酸」「ラクトアドヘリン」「アラキドン酸」を含んでいるミルクが少ないのが現状です。それ以外の鉄分や葉酸、脂質など赤ちゃんにとって必要とされる栄養素は含まれているため、ミルクが母乳に完全に劣っているわけではないのです。

完全ミルク育児のメリットとデメリット

完全ミルク育児には良い面も悪い面も両方あります。それを理解して育児に取り組むことでストレスを溜めることも少なくなりますし、また選択する判断材料にもなります。

では完全ミルク育児のメリットとデメリットとはなんでしょう?

完全ミルク育児について メリットとデメリットは?

  1. 完全ミルク育児のメリット
  2. 完全ミルク育児のデメリット

1.完全ミルク育児のメリット

  • 乳首が切れるなどのおっぱいトラブルが起こりにくい
  • ママのストレスが母乳育児に比べ軽減
  • どのくらい飲んだか量が分かる
  • どこでもミルクを与えることができる
  • パパやおじいちゃんおばあちゃん、誰でもミルクを与えることができる

赤ちゃんに吸われた乳首が切れてしまうといったおっぱいトラブルがなく、頻回授乳に比べミルクの方が回数が少ないため睡眠不足によるストレスが少ないことがメリットとしてあげられます。

おっぱいトラブルはおっぱいが張ってしまう人もいますが、乳頭裂傷といったトラブルはミルク育児には発生しません

またママ以外でもミルクを与えることができるので、用事があるときに授乳や搾乳の心配がないため母乳育児より人に預けることが簡単になりますし、出先でも授乳スペースを探す手間もありません。飲んでくれた量も一目でわかるで、母乳育児より飲んだ量の過不足がわかりやすいです。

2.完全ミルク育児のデメリット

  • 子宮の回復が遅れてしまう
  • 出かけるときに荷物が多くなる
  • お金がかかる
  • 免疫力がママからもらえない
  • きちんとおっぱいのケアをしないと乳腺炎になる可能性がある

メリットとしておっぱいトラブルをあげましたが、おっぱいをあげなくなっても母乳は作られているためおっぱいは張ってきてしまいます。適度に搾乳するかマッサージをしないと乳腺炎などのおっぱいトラブルが発生してしまうのでこちらだけ注意が必要です。

また完全ミルク育児の場合は母乳・混合育児に比べてミルク代にお金がかかりますし、お出かけの際の荷物が多くなることがデメリットです。どこでもあげられるというメリットはあるものの、それを準備する手間や荷物により母乳育児より疲れてしまうことも。

個人差はありますが産後2日~1週間以内に分泌される母乳「初乳(しょにゅう)」には栄養素の高い成分が多く含まれ免疫力を高める効果を持っているので、完全ミルク育児にする前に初乳は飲ませたいものですね。

完全母乳育児や混合育児から完全ミルク育児への移行方法

母乳育児や混合育児からミルク育児への移行を考えている人もいるはずです。では母乳・混合育児からの移行方法はどう行えばよいのでしょうか?

母乳育児と混合育児からミルク育児に移行したい場合

  1. 母乳育児からミルク育児へ
  2. 混合育児からミルク育児へ

1.母乳育児からミルク育児へ

完全母乳育児からミルク育児への移行を考えている場合はいきなりミルクだけに移行するのではなく、ミルクをベースに母乳も与え、徐々に母乳をあげる回数を減らしていきましょう。そうすることで母乳の分泌も自然に減っていきます。

ただしおっぱいが好きな赤ちゃんですとほ乳瓶の乳首のタイプによっては嫌がることがあるので、赤ちゃんにあった乳首を用意する必要があります。

いままであげていた母乳がおっぱいの中に残ってしまうことになるので、乳腺炎やおっぱいトラブルを招かないようにも搾乳やマッサージは適度に行いましょう

2.混合育児からミルク育児へ

混合育児の場合は赤ちゃんがミルクの味に慣れているため母乳育児よりも完全ミルク育児へ完全移行するのは早いでしょう。母乳中心にミルクを与えていた場合は割合をミルク中心にして、母乳を与える回数を減らしていきましょう。

こちらもあげていた母乳がおっぱいに残ってしまうことになるので搾乳やマッサージが必要です。

完全ミルク育児だと親子のコミュニケーションが取りにくいのでは?

完全ミルク育児だと母乳育児に比べてママと赤ちゃんのコミュニケーションが取れないのでは?と心配になる人もいるかと思いますが、完全ミルク育児でも家族のコミュニケーションを取ることができます。

ミルク育児ではパパも赤ちゃんにミルクを与えることができますし、授乳だけが家族のコミュニケーション時間ではありません。母乳育児よりママと赤ちゃんの肌と肌が触れ合う時間があまりないのは事実ですが違う場面で家族の時間を補うようにしましょう

また母乳育児ではママしか赤ちゃんに母乳を与えられませんが、ミルクはパパも参加できることがメリットですのでママだけでなくパパとの時間も増やすようにして家族の時間を大切にしましょう。

完全ミルク育児について 私の体験談

実は私も完全ミルク育児をしているうちの一人でございます。それも娘が生後2週間に入ったあたりから完全にミルク育児へと移行しました。時期としては早いのでは?と批判されるかもしれませんが私は別にミルク育児について後ろめたいことは何もありません

私が完全ミルク育児にした理由

  • 娘の吸う力が弱くてなかなか吸わずにイライラが溜まった
  • わたしの乳首との相性が悪い
  • おっぱいを咥えさせるだけで時間がかかる

私の娘は低体重で産まれたこともあってか吸う力が弱く、また私の乳首との相性も悪かったため授乳を嫌がりました。でもほ乳瓶の乳首なら吸うから不思議。おっぱいを吸ってくれないことから苛立ちを覚えたこともありましたし、ついその気持ちをポロッと口に出してしまうことも。

小さい我が子になんでこんなにイライラしてしまうのかと悩んだ結果、もういいやと半ば諦めとめんどくささから完全ミルク育児へと移行しました。

母乳育児を頑張っているママたちからしたら努力が足りない!なんて言われてしまいますが、自分のストレスを溜めて子供に当たるくらいなら無理しなくていいと私は思います。

なので完全ミルク育児に後ろめたさや悩みを持つママたちへ一言。ストレスを溜めて自分が辛くなるくらいなら気持ちが楽な道を選んでください。負の連鎖に囚われるくらいなら私のように開き直ることも大切ですよ。

まとめ

完全母乳育児の方が赤ちゃんにとって良いとされる現代で完全ミルク育児をするというのは少々風当たりが強く感じることもあるかもしれませんが、一番大事なのは自分たち家族にとって最良の選択をすることです。

ママと赤ちゃんがストレスを溜めないことが大事なのであまり周りに振り回されないようにしましょうね。

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