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知ってる?授乳中「食べてはいけないもの」と「避けたい食べもの」

   

妊娠中に引き続き、授乳中には気を付けたい食べものがあることを知っていますか。授乳中食べてはいけないもの、またできるだけ避けたい食べものの両方あるんです。

その食べものを食べることで、ママや赤ちゃんに影響が出ることも。ママや赤ちゃんにも個人差がありますので、必ず影響を及ぼすことはないかもしれませんが、何かあってからでは遅いですよね。

赤ちゃんとの楽しい授乳時間を過ごすために、気を付けたい食べものを一度チェックしてみましょう。

授乳中は食事内容に気を付けよう

授乳は赤ちゃんとのコミュニケーションの時間ですね。赤ちゃんの重みや温かさを感じる、幸せな時間でもあります。そんな時間をできるだけ楽しく過ごすために、次のことを知っておきましょう。

母乳は赤ちゃんの栄養源

母乳は赤ちゃんの大切な栄養源です。

母乳は赤ちゃんにとって必要な全ての栄養素を供えた「完全食品」と言われています。成長に必要な栄養素のみならず、様々な病気やアレルギーから赤ちゃんを守る免疫物質も含まれています。

引用元:ユニセフについて 赤ちゃんにやさしい病院

赤ちゃんの成長に必要な栄養素だけでなく、病気やアレルギーから守る免疫も、ママから母乳を通して赤ちゃんへあげることができます。また、まだ消化器官の未発達の赤ちゃんにとって、消化しやすく、お腹にもやさしい栄養です。

ママが食べたものは赤ちゃんに

そんな赤ちゃんを守る母乳の栄養は、ママが食べたものから作られます。昨日、今日食べたものがそのまま母乳に影響するのです。母乳はママの血液の中の栄養素が、乳房に張り巡らされている毛細血管から浸透してきて作られます。

そのため、赤ちゃんが健康にすくすく育つには、ママが健康でいなければいけませんし、食事内容には気を付けたいのです。神経質になる必要はありませんが、やはり赤ちゃんに何かが起きた時に後悔はしたくないですよね。

授乳中食べてはいけないものは?

授乳中、食べてはいけないものにはどんなものがあるでしょうか。こちらは妊娠中、食べるとよくないと言われるものと全く同じです。

アルコール類

まずはアルコール類。授乳中の飲酒は赤ちゃんへ悪影響を及ぼすことが分かっています。

アルコールが母乳へ移行する割合はとても高く、血液中のアルコール濃度と母乳中の濃度はほぼ同じになります。また、長期に渡る飲酒や飲酒量が多い方は、母乳の出る量が少なくなることもわかっています。

引用元:Asahi 妊娠中・授乳中の飲酒による影響

アルコールが母乳へ移行し、それを赤ちゃんが飲んでしまっても、まだ肝機能が未発達の赤ちゃんは、アルコールを分解することができません。そのため、アルコール中毒になる危険もあります。

お酒以外にもアルコールが含まれた洋菓子、アイスなどがありますね。そちらを食べても同じこと。授乳中は、それらの食事にも気を付けたいところです。

一口なら大丈夫?

また、お祝いの場など、お付き合いで少しだけお酒を・・・という場合もありますよね。「一口だけなら大丈夫かな?」と思うこともあるかもしれませんが、それは全て自己責任です。

赤ちゃんにアルコール中毒など、何か影響が出てからでは遅いです。あとで後悔しないためにも、「できる限りアルコールは口にはしない」と決めておいた方がいいでしょう。

飲酒後、時間を空ければ大丈夫?

よく「飲酒後、〇時間空ければ授乳してもOK」「搾乳すればOK」などと言う人もいますが、ママのアルコールの分解度には個人差があります。搾乳すれば絶対大丈夫だとは、個人差があり、はっきりとは言えません。

飲んだ量にもよりますし、人が大丈夫だったからと言って、自分も大丈夫だとは限りませんよね。そのため、こちらも全て自己責任となり、何かあった時に後悔しないかどうか、を念頭に決めましょう。

授乳中NGの薬

また、にも気を付けなければいけません。薬は食べものではありませんが、口に入れるものとして、ぜひ気を付けたいものです。妊娠中と同じく、全ての薬がいけないわけではありません。

授乳中に適さない薬

授乳中適さない薬は次のものです。

成分名 代表的な商品名 代表的な薬効分類
アミオダロン アンカロン 抗不整脈薬
コカイン コカイン 麻薬
ヨウ化ナトリウム(123I) ヨードカプセル-123 放射性ヨウ素
ヨウ化ナトリウム(131I) ヨウ化ナトリウムカプセル 放射性ヨウ素

表引用元:妊娠と薬情報センター

特に適さないと言われる薬は上記のとおりですが、病院などで薬をもらう場合は、必ず医師に「授乳中」であることを相談の上、処方してもらいましょう。また、その他の常備薬や市販の薬については、次のところで電話相談ができます。

妊娠と薬情報センター

必ず自己判断はせず、医師や薬局、電話相談等で相談してから服用をするか、中止するか決めるのがおすすめです。

できるだけ避けたい食べものは?

次に、絶対NGの食べものではありませんが、授乳中はできるだけ避けたい食べものをご紹介します。

カフェイン

授乳中、カフェインが入っているものはできるだけ避けた方がよいでしょう。コーヒーや紅茶、栄養ドリンク、コーラ、チョコレートなどに含まれていることが多いです。

カフェインが入っているものを飲んだり、食べたりすると、そのうちの1%前後が母乳に入り込みます

飲むとどうなる?

  • 赤ちゃんの寝つきが悪くなる
  • 赤ちゃんの情緒が不安定に
  • よく泣くようになる

カフェインが含まれた母乳を飲んだ赤ちゃんには、このような症状が見られることがあります。カフェインが入ったものは眠気覚ましにも飲まれることが多いですよね。そのため、赤ちゃんにも同じような影響があります。

しかし、アルコール類や薬とは違い、重大な影響を与えるということはありません。先ほど述べたように、ママがコーヒーを飲んでも、1%のカフェインしか赤ちゃんに移行しないからです。

どれくらいの量なら大丈夫?

それならば具体的にどれくらいの量なら、飲んでも大丈夫でしょうか。目安として、コーヒーや紅茶は1日1~2杯程度。栄養ドリンクは1杯程度にしておきましょう。

そして、できれば授乳直後に飲むのがいいでしょう。5時間程度で、飲んだカフェインのうち半分は分解されます。次の授乳まで時間があるときに飲むのがおすすめです。

コーヒーや紅茶は大好きな方も多いですよね。ストレスが溜まらない程度に、楽しむのもいいでしょう。また、これを機会にカフェインレス、デカフェのものを飲んでみるのはいかがでしょうか。

乳腺炎の原因になる食べもの

母乳トラブルのひとつ、乳腺炎。乳腺炎になると授乳するのも激痛で辛く、高熱が出て寝込んでしまうことも。食べすぎることで、乳腺炎の原因になる食べものはできるだけ避けるようにしましょう。

食べすぎると乳腺炎になりやすい食べもの

  • 高カロリーのものや脂っこいもの
  • 高脂肪のもの
  • 刺激物
  • 甘いもの

これらの食べすぎは、乳腺炎の原因になります。母乳の出がよすぎる人や乳腺が詰まりやすい人は食べないように極力控えましょう。

高カロリーのものや脂っこいもの

高カロリーのファーストフードや、脂っこい揚げ物は食べると血液をどろどろにし、乳腺が詰まりやすくなります。母乳トラブルがあるときは食べないようにするのがおすすめです。

トラブルがないときも、毎日食べるのは健康にも良くありません。最低でも週に1,2回程度がいいでしょう。

高脂肪のもの

牛乳やチーズなどの乳製品は高脂肪のものが多く、母乳の分泌量が多くなります。しかし、母乳トラブルがない時や、しっかりと母乳が出ていて問題がないときは、牛乳コップ1杯、ヨーグルトカップ1個程度は問題はありません。

刺激物

カレーやキムチなどの刺激物は母乳をまずくすると言われています。唐辛子やスパイスが多く含まれている食材には気を付けましょう。赤ちゃんが飲むのを嫌がると、母乳の出が悪くなったり、乳腺が詰まる原因になりますよ。

甘いもの

チョコなどのお菓子類も、高カロリーですし、脂肪分が多いです。こちらもできるだけ避けた方がいいですが、ストレスがたまるほどの我慢はいけません。毎日食べるのではなければ大丈夫です。

私が出産した助産院では、どうしても甘いものが食べたくなったら、2~3日に1回ほど食べるのならOK。また、洋菓子よりも和菓子がおすすめだと言われました。

体を冷やす食べもの

生野菜や冷たい飲みものなど、体を冷やす食べものはできるだけ避けた方がいいでしょう。

体を冷やすと母乳の出が悪くなる

体が冷えると、母乳の出が悪くなります。栄養を考えたり、便秘がちだったりするママは、生野菜のサラダやスムージーなどを取るママも多いかもしれませんね。

野菜や夏野菜より冬の野菜、生野菜より温野菜を取るようにするといいでしょう。

赤ちゃんに多いアレルギー食品

また、赤ちゃんのアレルギーが心配な方は、赤ちゃんに多いアレルギー食品である、卵、牛乳、大豆、小麦、そば、えびやピーナッツなどを食べるのを避けた方がいいでしょう。

これらの食品を食べた後に、湿疹が多くなった、機嫌が悪い、いつもと様子が違うなど、赤ちゃんの様子に変わったことがあれば、かかりつけの病院でアレルギー検査をすることをおすすめします。

その際に、授乳中であることを伝え、ママもそれらの食品を避けた方がよいのかどうか、相談してください。

まとめ

授乳中は自分の食べたものが、赤ちゃんの成長のために必要な栄養と直結すると考えながら食べましょう。自分一人の栄養ではないことを考えれば、妊娠中と同じですね。

栄養バランスを考え、その上で食べてはいけないもの、避けたい食べものを避けるようにしましょう。とはいえ、ストレスになるほど神経質になるのもNG。ストレスも母乳の出に影響します。

赤ちゃんへの影響や、母乳トラブルには気を付けて、楽しく母乳育児ができるといいですね。

 

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