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授乳中の妊娠!授乳は流産と関係があった!?

      2016/11/26

お子さんは将来的に2人は欲しいなど、ご夫婦にはそれぞれの家族計画があるかと思います。

しかし、赤ちゃんは授かりものですので計画をしていてもできない場合もありますし、思わぬ時に妊娠が発覚したという場合もあるでしょう。

今回は、まだ授乳をしている期間に妊娠が発覚してしまった場合の赤ちゃんへの影響や、流産との関係などについて詳しくご紹介していきます。

産後は妊娠しやすいって本当!?

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出産後の性生活は、体調を見ながら産後1ヶ月ほどから行えます。

実は、出産後は一番妊娠しやすい時期と言われているのをご存じでしょうか。

その理由として考えられるのは、赤ちゃんを出産後に胎盤が体外へ娩出された後は子宮内が真っ新の状態で綺麗になりますので、フカフカの子宮に受精卵が着床しやすいという点からです。

ですので、産後の授乳期間に妊娠してしまうというのは珍しくありません。

まだ母乳をあげてるときに妊娠してしまった!母乳はどうしたらいいの?

では、母乳育児をしている時に次の子を妊娠してしまった場合には、そのまま授乳を続けていても問題ないのでしょうか。

出来れば授乳は続けたいけれど、お腹の赤ちゃんに影響がないのかどうか心配になりますよね。

実際のところ、授乳中の妊娠の場合にはどうするのが一番良い方法なのでしょうか。

妊娠中も母乳は与えていいの?流産と関係がある?控えた方がいい場合もある?

実は妊娠中の授乳には賛否両論あり、直ぐに断乳しなさいと言われる場合とそのまま授乳を続けても大丈夫と言われる場合があります。

これは、かかりつけの病院や医師によって考え方が違うからです。では、それぞれの考えられる理由を説明していきましょう。

妊娠中の授乳は良くないと考える場合

赤ちゃんがおっぱいを吸うと、乳頭が刺激されプロラクチンとオキシトシンというホルモンが多く分泌されます。

実は、この2つの内の「オキシトシン」というホルモンは出産する時にも多く分泌されます。

そして、このホルモンが子宮を収縮させ、分娩を促してくれるのです。

つまり、授乳をするとオキシトシンの影響により子宮が収縮を起こし、流産や早産の可能性が高まると考えられているので授乳を控える様に言われる場合があります。

参考資料:母乳の出る仕組み

妊娠中の授乳は大丈夫だと考える場合

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授乳をすると2種類のホルモンが分泌され、流産や早産の原因になってしまう可能性があると説明しましたが、妊娠中の授乳は大丈夫と考えている人たちの間では、妊娠初期の授乳にこれらはあまり関係ないと考えられています。

実際に、子宮の収縮が起こり赤ちゃんへの影響が危惧されるのであれば、望んでいない妊娠の場合に人工中絶手術を行わなくても、このホルモンを投与すれば良いという結果になっているはずだからです。

しかし、妊娠中期に当たる23週を過ぎた頃からお腹の張りを感じる方が多くなる様に、子宮の収縮も起こりやすくなります。

その為、授乳をしても大丈夫と言われた場合でもこの頃には授乳を控える様にと言われる場合もあるでしょう。

ただし、これには個人差がありますので、授乳を続けていても何の問題もなく出産まで至ったという方もいらっしゃいます。

妊娠中の授乳はOKと言われたけど。。。やっぱり流産が気になる!

病院の先生から妊娠していても授乳は大丈夫だよと言われたとしても、上記の様な流産や早産の可能性があると聞いた事があれば不安になりますよね。

でも、もし赤ちゃんが母乳を欲しそうにしていたり、無理に断乳を決行した事によって毎日泣いていたら、お母さんとしてはそんな我が子を見るのも辛いでしょう。

では、実際に母乳育児をしている時に妊娠をされた先輩ママたちはどの様に対処しているのでしょうか。

幾つか体験談をご紹介しますので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

妊娠中の授乳、みんなはどうしているの!?

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私が通う産婦人科では妊娠中の授乳に関しては産婦人科医の間でも賛否が分かれている子宮が収縮するからダメと言う医師もいれば大丈夫という医師もいる、判断はお母さんにお任せしますと言われました。

なので私は授乳を妊娠8か月くらいまで続けました。

引用元:妊娠中も授乳を続けていた方いらっしゃいますか?

妊娠8ヶ月となるとお腹も大分大きくなり、早産の心配などもあるかと思いますが、この方の様に問題なく出産を迎えられた妊婦さんもいらっしゃいます。

勿論お腹が張りやすい等の個人差はあるかと思いますが、あまり神経質にならなくても良さそうですね。

昨年末に第2子を出産しました。妊娠中期には既に分泌は完全にストップ。でも息子はお構い無しで、おしゃぶり感覚だったのでしょう。

これで息子が安心してくれるなら容易いもんですな(笑)

息子がしっかり吸っていてくれたお陰で乳首の状態も良く、助産師さんにも褒めてもらいました☆

今は念願だったタンデム授乳を楽しんでいます♪

引用元:妊娠中の授乳を途中で止める子止めない子の違い。

実は、妊娠中に授乳をずっと続けたいと思っていても自然に母乳が止まってしまう場合もあるのです。

これはホルモンバランスに関係するのですが、本能として赤ちゃんを育てる為に体が変化しているのかもしれませんね。

また、こちらの方が楽しんている「タンデム授乳」と言って、上の子と生まれた子で両方のおっぱいをそれぞれ飲ませるという方法を取り入れている方もいらっしゃる様です。

参考資料:タンデム授乳 岩手県花巻市 工藤医院

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授乳、真っ最中ですよ!!!妊娠初期に、切迫流産の診察を受けたんですがそれでも授乳は続けました。

『授乳が原因で流産』というのは間違いだそうなので。

それから、いつまで授乳を続けるか・・・ですが、下の子が生まれても継続する予定です。

引用元:妊娠中に授乳されていた方はいらっしゃいますか?

なんと、この方は切迫流産の診断をされていたにも関わらず授乳は続けられたそうです。

この方もおっしゃっている様に『授乳が原因で流産』という考え方が徐々に減ってきているのかもしれませんね。

いきなり断乳は無理!ではどうすれば良い??

授乳と流産は関係ないと言われたとしても、万が一赤ちゃんに何らかの異常が起こってしまった時に、もしかするとやっぱり授乳のせいだったのではと自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、いきなり妊娠が判った日に授乳を止めるというのは中々難しいでしょう。

赤ちゃんは、おっぱいを吸っている時がこの世で一番好きで落ち着く時間でしょうから、それを急に取り上げてしまうと赤ちゃんもパニックになってしまうかもしれません。

授乳は出来るだけしたくないけど、そんな悲しんでいる赤ちゃんを見るのもお母さんとしては辛いですよね。

そんな方は、出来ればいきなり断乳という形を取るよりも、卒乳という方法で母乳を止めた方がお互いにストレスなく行えるかもしれません。

徐々に母乳をやめたいときはどのようにしたらいいの?

では、実際に徐々に母乳を止めるにはどの様にすれば良いのでしょうか。

少しずつ時間をかけて授乳の量や回数を減らし、卒乳出来る様に赤ちゃんを導いてあげる方法をご紹介します。

1.昼間の授乳回数を徐々に減らす

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昼間に授乳している回数を少しずつ減らしていきます。

例えば、1日に8回の授乳をしている場合には、その回数を7回、6回、5回という風に徐々に減らしていきます。

そして、授乳する時間も一回に20分程あげているのであれば、その時間を15分、10分、5分徐々に短くしていきます。

こうする事で赤ちゃんも急におっぱいから離れる事はありませんので、自然におっぱいから卒業できる様になるでしょう。

また、お母さんも急に断乳をするとおっぱいが張ってしまい乳腺炎になる可能性がありますが、その問題も回避できるでしょう。

しかし、月齢の低い生後6ヶ月までの赤ちゃんは離乳食がまだ始まっておらず、母乳から栄養を吸収しています。

その為、母乳の回数を減らしただけでは赤ちゃんの成長に支障が出ますので、哺乳瓶で人工乳を飲ませる練習も必要となります。

乳腺炎を予防するには!?

おっぱいのトラブルで一番多いのが「乳腺炎」で、なんと妊婦さんの4人に1人が経験しているのです。

乳腺炎は主に2種類分かれ、原因もそれぞれ異なります。

乳腺炎には主に「急性うっ滞性乳腺炎」と「急性化膿性乳腺炎」があり、いずれも、乳房が腫れ、痛みが出るといった症状があります。

急性うっ滞性乳腺炎は、授乳期だけに見られる症状ですが、急性化膿性乳腺炎は、乳首を不衛生にしていればいつでも起こり得る病気です

引用元:乳腺炎

断乳や卒乳をする場合になりやすい乳腺炎は、1つ目の「急性うっ滞性乳腺炎」となります。

こちらの乳腺炎の場合には母乳の詰まりが原因となりますので、赤ちゃんに沢山おっぱいを吸ってもらう事が一番の予防法となります。

しかし、母乳の分泌量が多い方ですと、赤ちゃんに吸ってもらっても間に合わない場合がありますので、授乳の合間に自分で搾乳して絞り出す必要があるでしょう。

2.母乳以外の水分を摂れる様にコップやストローの練習をする

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生後6ヶ月以上の赤ちゃんですと離乳食が始まり、栄養補給源が徐々に母乳から離乳食へと移行します。

特に、生後10ヶ月になる頃には離乳食から全体の70%の栄養を吸収する様になりますので、授乳回数も減ってくるでしょう。

そうなると、これまで母乳から栄養補給と水分補給を行っていた赤ちゃんは、母乳以外の物で水分補給をしなければならなくなります。

しかし、おっぱいを飲んでいた赤ちゃんは哺乳瓶やコップ、ストローといった物で直ぐに飲めるわけではありませんので、少しずつ練習をしていく必要があります。

授乳回数を減らすのと同じ頃に、こう言った他の方法で水分を飲める様に練習を始める事をお勧めします。

コップでの飲ませ方

1.持ち手の付いた小さめのコップに、湯冷しか麦茶を用意します。

この時にコップの2/3程入れるのがポイントです。少なすぎると中々口元へ水分が到達しませんので、赤ちゃんもタイミングが掴めません。

2.お母さんが片方の持ち手を持ち、赤ちゃんの口元へ持って行きます。

3.少しずつコップを傾けて、飲ませてあげます。

この時に赤ちゃんの喉元を見て、呑み込めているかを確認しましょう。

ストローでの飲ませ方

1.赤ちゃん用の紙パックに入っている麦茶を用意します。

2.赤ちゃんがストローを咥えたら、少しだけ紙パックを押して飲み物を出してあげます。

※強く押してしまうと勢いよく口の中に麦茶が入ってしまい、むせる原因となりますので気を付けましょう。

3.2を繰り返し、まずは赤ちゃんにストローを慣れさせます。

4.2を繰り返している時に、赤ちゃんが少しでも吸っているタイミングを見つけて飲み物を押し出す事で、吸うと飲めるという事を覚えさせます。

3.夜の授乳を徐々に減らす

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赤ちゃんにとってのおっぱいは、栄養補給や水分補給の役割だけではなく、心を落ち着かせる為の安心材料の一つでもあります。

特に夜間の授乳は、お腹が空いているというよりも寂しさや不安からおっぱいを欲しがる赤ちゃんも多い様です。

そこで、夜間の授乳回数を減らす代わりに何か赤ちゃんの安心する物を用意してあげると、おっぱいへの執着心もなくなり徐々に授乳を減らすことが出来るでしょう。

例えば、赤ちゃんが気に入っている人形やタオルを寝る時に持たせてあげたり、背中をトントンしてあげる事が安心へと繋がり、眠る時の習慣となる赤ちゃんもいらっしゃる様です。

夜間の授乳を減らす事が出来ると、夜もぐっすり眠ってくれる様になり赤ちゃんの生活リズムも整い、規則正しい生活ができる様になります。

妊娠中はお母さんも体力を消耗しがちですので、夜の睡眠不足を解消できる一石二鳥の方法ではないでしょうか。

まとめ

妊娠が分かると、この上なく嬉しい気持ちになりますよね。

しかし、出産後まだ授乳期間中に妊娠が分かると流産の心配などから、母乳を止めるべきなのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ところが、実際には妊娠初期の授乳と流産の関係は明確には分かっていないのです。

その為、先生によっては母乳を直ぐにでも止める様に指示される場合もあれば、授乳を続けても大丈夫だと言われる場合もあるでしょう。

続けるのか止めるのかはお母さん次第ですが、いきなり母乳を止めてしまうと赤ちゃんにもお母さんにも負担が大きくなってしまいますので、ご紹介した様な徐々に授乳を減らす方法を試してみると良いかもしれませんね。

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