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保育園の見学は行った方がいいの?いつ頃行くの?どんなことを聞いておくべき?

   

妊娠して、産休・育休と復帰時期について上司と相談するとき、心配なことの一つが「保育園を探さなくては」ということですよね。世間では待機児童も問題になっていますし、不安がいっぱいです。

先輩ママからは「保育園の見学をした方がいいよ」とアドバイスされる人も多いのではないでしょうか。待機児童が多い地域では、せっかく見学をしても、希望の園には入れないかもしれません。見学なんて無駄なのでは?という疑問もわいてきます。

ですが、見学することによって、保育園という場所や雰囲気を知ることができます。ここでは、そんな保育園の見学についてお話してみようと思います。

このページの目次

待機児童が多くて、希望の園に入れないのに見学は必要なの?

待機児童が多い地域にお住いの方にとっては、入れる園に入れるしかないのに、見学なんて必要なの?と感じている人も多いのではないでしょうか。

確かに、方針や対応を見て選択するということはできないかもしれません。ですが、子供がこれから長い期間通う園ですので、どんな園なのか事前にチェックするためにもいくつかの園を見学するのは良いことではないでしょうか

衛生面や安全面だけでもチェックし、希望を出す際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

見学する保育園を選ぶ前に考えること3点

子供を預けるといっても、今は認定こども園という幼保一体化施設もありますし、園によって保育時間や方針も様々です。そして対応も様々です。まずは働き方やどんな方針の園に預けたいかを考えましょう

子供が1日の大半を過ごし、0歳児から入園すると約6年通う子もいるのです。乳幼児期は子供にとっても重要な時期ですので、よく考えてみましょう。

1.何か月から預けるのかを考える

待機児童の問題もあり、受け入れ可能な園があるのか、まずは市区町村の担当課に問い合わせしてみてください。その際に申込時期についても確認しておきましょう。

特に年度途中から入園を希望する場合には、空いていなければ入ることができません。確認とともにもし無かった場合の方法も相談してみましょう。

2.どのような園に預けたいかを考える

子育てをするにあたり大事にしたいことを家族で話し合ってみましょう。英語や国語、スイミングなどの授業を取り入れている園もあれば、そういったことは全くない園もあります。

させたいことがあるのであれば、入園してから「あると思っていたのに」とがっかりすることが無いようにしましょう

3.交通手段を確認しましょう

通勤手段との兼ね合いもありますが、子供に負担がかかりすぎないように考えましょう。いくら方針があう園でも、登園手段に無理があり子供が体調を崩してしまっては困りますよね。なるべく負担にならないようにしましょう。

以前、車でいくから少し遠くてもと車で15分の園に決めたけれど、実際は渋滞で30分以上かかり、毎日となると大変なので辞めてしまったという人もいました。毎日のことですので、無理のないように考えましょう。

見学をする時期はいつ頃がいい?

4月入園に対しての入園申込時期は地域によって異なりますが、10月~11月が一般的です。見学は入園申し込み開始前に済ませておきましょう。ギリギリではなく、少し余裕をもってまず保育園に電話して確認してみるといいですね。

4月入園でない場合は、申し込みをする2~4か月前にはするようにしましょう。定員の空き状況を市区町村の窓口に確認しておきましょう。空きがない場合もありますので、その場合はアドバイスももらいましょう。

妊娠中に行っても大丈夫なの?

お仕事への復帰時期にもよりますが、すぐに復帰する場合は妊娠中に見学しておいた方が良いでしょう。

生まれてすぐに復帰しない場合は、お子さんが生まれてからの方が良いでしょう。お子さんの性格と園の雰囲気があっているかどうか、親の状況と園の方針があっているかどうかを確認できます。

見学を避けた方が良い時期はある?

運動会や入園式、卒園式、生活発表会など大きな行事がある場合、保育士も大変忙しくされています。普段通りの様子を確認したいので、その時期は避けましょう。

また、インフルエンザなどが流行している時期も避けましょう。感染症が流行っている時期は保育園からも断られるかもしれません。

年度途中で入園したい場合の注意事項

職場復帰の時期が必ずしも4月とは限りませんよね。時期が決まっているのであれば、定員の空き状況を市区町村の担当窓口に確認しておきましょう

私も年度途中で保育園を探しましたが、市役所に相談すると、一時保育や無認可に預けた場合の助成など、詳しくアドバイスをもらいました。遠慮せずに確認しましょう。

空きがない場合は、園を探したり職場に相談したりとても忙しくなります。園が決まってからも慣らし保育に時間がかかることもありますので、余裕をもって確認していきましょう。

見学前の準備と注意点

行きたい園が決まったら、園に連絡してみましょう。園にも都合がありますので、自分の都合だけを押し付けることがないようにしましょう。

何時に電話して大丈夫?

保育園は9時台までは登園してくる子の対応や、朝の会などでバタバタしています。午前中に電話するなら、10時~11時に電話をしましょう。11時を過ぎると給食の準備が始まり忙しくなります。

午後なら2時~3時頃がおすすめです。お昼寝が始まり、2時頃には寝静まって静かな時間が流れているはずです。3時には起きておやつの準備が始まりますので、3時までに電話をしてみましょう。

園に電話した時に対応が良くないと不安を覚えますよね。それと同じで、保護者側も丁寧な対応をするように心がけましょう。

電話した時に話すポイント

  • 見学を希望していることを伝える
  • 見学に行く人数や名前を伝える
  • 子供の年齢を伝える
  • 希望日時を伝える
  • 見学前に確認しておきたいことがある場合は、あらかじめメモしておき、簡潔に聞く

見学にいく時間は何時頃が良い?

園側から都合のいい時間を指定してくることも多いと思います。その中で選択肢があるのであれば、午前中がおすすめです

見学に良い時間と不向きの時間

  • 10時~11時は、登園後少し時間がたち、落ち着いた様子が見られます。
  • 13時~15時は、お昼寝準備やお昼寝の時間ですので、部屋を観察することもできず、子供の表情も見られません。
  • 15時~17時は、おやつを食べると、そろそろお迎えの準備が始まり、園もバタバタします。

午前中から見学し、給食の雰囲気ものぞくことができると、子供の表情や保育士とのかかわり、給食の内容を見ることができますね。どれくらいの時間を確保していただけるかにもよりますが、相談してみましょう。

見学のキャンセルはしても大丈夫?

予約を入れても子供の体調不良などで行けなくなることはありますよね。キャンセルをしたからといって二度と受けてもらえないということはありません。

但し、必ず分かった時点で連絡してください遅刻しそうになった場合でも同じです。保育園側は時間を空けて待ってくれていますので、必ず連絡しましょう。

服装と持ちもの

スーツなどで行く必要はありませんが、派手な服装は控えましょう。

見学時に持って行くもの

  • 筆記用具
  • 室内履き
  • 用意した質問のメモ
  • パンフレットを貰った場合に入れる袋

保育園見学のポイント11点

見学して自分の希望とあう部分、あわない部分が出てきます。100%希望通りとはいかないので、希望にも優先順位を決めておきましょう。

1.立地と施設を確認しましょう

まずは、自宅から保育園までの距離ですね。自転車で行くのか車で行くのか、徒歩で行くのか、安全に通園できるかも確認しておきましょう。

何年も通うことになるのですから、距離や所要時間も重要になってくると思います。駐輪場はあるのか、駐車場はあるのか、ベビーカーで行くことができるのかも確認しておきましょう。

車はもちろん、自転車やベビーカーも保育園においておくことができないところも多くあります。その場合自宅に置きに帰る必要がでてきませんか?送って自宅に帰って出勤となると時間もかかりますので確認しておきましょう。

立地のチェック事項

  • 自宅から保育園までの交通手段と所要時間
  • 保育開始時間と保育園から職場への所要時間を計算し、就業時間に間に合うかを確認
  • 職場から保育園までの交通手段と所要時間
  • 自転車で登園する予定の場合、雨の日の登園手段について確認(電車、バス、自家用車が可能か)
  • 保育園周辺の交通状況

施設のチェック事項

壁面や掲示板の雰囲気から、園の考え方や、求めるものが見えてくるかもしれませんよ。0歳や1歳の小さな子供が、2歳以上の動き回る子と同じ部屋で保育すると、危険なこともありますので、見ておきましょう

  • 保育室の子供が動き回るのに十分な広さか。特に0歳児はハイハイをし始めると広めにとる必要がある(広さ基準:乳児室 1.65㎡/人 ほふく室 3.3㎡/人 保育室1.98㎡/人)
  • 乳児と幼児の部屋はわかれているか
  • 保育室が過ごしやすい雰囲気か
  • トイレが汚れたままになっていないか、小さなゴミが落ちたまま放置されていないか
  • 吐しゃ物を清掃・消毒する道具は常備されているか
  • 保育室の壁や掲示板が子供たちが楽しめる雰囲気を意識しているか
  • 園全体が整理整頓され、上から物が落ちる危険はないか
  • 園庭に対して遊具は適切で、安全に気を配られているか
  • 園庭は身体を動かせる広さを確保されているか
  • 園庭が無い、もしくは狭い場合、水あそびや外遊びをどこでするか確認する

2.保育園の年間スケジュール

運動会や発表会のほか、保護者が参加する必要がある行事がどのくらいあるのか、保護者会などかあり役員をする必要があるのか、仕事を休まなければいけない日がどのくらいあるのか確認しておきましょう。

保護者会が全くなく、保護者は行事参加のみという園もあれば、保護者会があり、行事ごとに保護者が準備をしなければならない園もあります。

親向けのイベントが多くあり、参加しなければならなかったり、準備に何度も集まる必要があったりすると大変ですよね。子どものスケジュールだけでなく「保護者が参加すること」として確認しておきましょう。

また、個人面談などを通じて担任と話をする機会があるのかも確認しておきましょう。個人面談は園での様子を聞いたり子育てを相談してみるいい時間です。

3.保育園にいる子供の様子をみましょう

楽しそうに先生と話しているか、子供の泣き声が目立たないか気を付けてみましょう。保育園で過ごしている子供たちの楽しそうな笑顔やキラキラして表情を見ることができますか

叱られている子がいるかもしれません。保育士の叱り方も注意してみてみましょう。子どもたちの表情は正直です。きっと園の雰囲気を伝えてくれることでしょう。

子供達の表情は見学日以外の日にも見ることができるかもしれません。別の日に散歩がてら保育園の近くに行ってみましょう。

4.保育士や職員の様子もみてみましょう

子供達と接する保育士や職員の表情も大切です。余裕がなくイライラしていないか、子供との話し方が自分の考えとあっているかにも、気を付けてみてみましょう。

保育士と園児の関係性は大切です。ひとり一人と良いかかわりを持とうとしているか見ておきましょう。

質問した時の話し方にも注意しておきましょう。これから、保育士や職員に質問したり、園でも子供の様子を確認する機会が出てきます。その時に的確に答えてくれないと、不信感が生まれることがあります。

5.1日の保育園の流れを聞いてみましょう

1日の中でビデオを見せる時間が決まっている園もあると思います。どんなビデオを見せるのか、長時間になっていないかは確認しておきたいですね。

保育士に余裕がなく、おもちゃに子守をさせていたり、ビデオに子守をさせていたりしませんか?ビデオの時間でも、保育士が子供に気をかけているかも大切です。

6.給食の内容も確認しましょう

味や量、内容も園によって様々です。お子さんが毎日食べる食事ですので、栄養のバランスがとれているか、楽しく食べられる工夫があるかなど確認しておきましょう。また、お弁当持参の日があるところもあります。確認しておきましょう。

おやつについては、手作りで様々な工夫がされている園もあれば、市販のお菓子を出す園もあります。確認してみましょう。

アレルギー対応についても確認しておきましょう。アレルギー食がなく、お弁当持参を言われる園もあるので注意が必要です。

7.毎日の持ち物を確認しましょう

おむつ、お昼寝布団などは、園によって様々です。布おむつを持参する園もあれば、紙おむつで過ごすところもあります。紙おむつは自宅から持参することが多いですが、布おむつの場合、自宅で洗濯する場合と業者が対応する場合があります。

お昼寝布団も自宅で用意し、週末には持って帰り、次の登園時に持参する方法と、保育園で用意するお昼寝布団をレンタルする場合があります。園によって対応はいろいろですので、確認しておきましょう。

そして自分はどうしたいかも考えてみましょう

8.登園時、お迎え時の流れ

登園、お迎えともに門のところで保育士に引き渡す園もあれば、保育室まで連れて行き、持ち物をロッカーに入れて整理したり、お迎えの時に保護者がシーツ交換をする園もあります。

登園時やお迎え時は、保護者もバタバタする時間帯です。余裕をもって計画するためにも、登園やお迎え時の親の滞在時間も確認しておきましょう

9.休日保育や残業時の延長保育についても確認しておきましょう

土日出勤もあり得る職場の場合、その対応がなければ復帰してから困ることになります。残業がある職場の場合、延長保育についての確認は必要になります。

延長保育の依頼は、いつまでに連絡すればいいのか、時間によっては夕食をつけることができる場合もあります。

例えば就業時間が9時~17時だから、それプラス通勤時間で、少しでも遅れると叱られる園もあります。残業がわかった時点で連絡をしても注意をうけてしまう園もあります。

そうなると、職場と園との板挟みで、保護者はつらくなってしまいますので、30分でも残業になることがあるのであれば、その場合の対応も確認しておきましょう

10.熱などによる呼び出しの基準は?

熱がでていますよ、ケガをしましたよと保育園から電話がはいり、お迎えになってしまうことがあります。預けてすぐの時は特に多いお子さんもいます。

うちは、入園後半年は、ほぼ毎週呼び出されていました。うちの園ではかなり様子を見た上での呼び出しでしたが、それでも本当に心が折れそうになりました。

友達と話していたら、呼び出し基準がとても厳しいところもあるようです。また、保育園で風邪薬を飲ませてくれる場合もあれば、対応しない場合もありますので、基準とともに確認しておきましょう

11.周囲の環境や近くの公園をチェック

周囲がとてもうるさい、トラックがよく通るなどの場合、園外の公園に散歩に行く際や、通園時の安全性が気になりますね。見学の際や見学以外の時でも散歩するなどして観察するのもいいですね

また、園外の公園に散歩に行くことがあるのであれば、その公園もチェックしてみましょう。そこで、子供達の表情を見ることができるかもしれませんよ。

その散歩へでかける様子をみることができれば、保育士が安全に気を配っているか、危険を予測して行動しているかを見ることができますね。

私の近くの保育園で、遠足に出かける際、子供達がバラバラ歩いて車が進めず渋滞を引き起こしている園があります。保育士は保護者や他の保育士と話していて誰も園児に気をつけていませんでした。それはとても怖いですよね。

見学の際に質問することをまとめておきましょう

見学のポイントでお話した内容もふまえて、質問事項リストを作成してみましょう。ホームページやパンフレットをあらかじめチェックし、そこでわからなかったことをメモしましょう。

園の見学をしながらメモしていき、見学をしてわからなかったことだけ質問しましょう。入園の受付開始は市が取りまとめていることもありますので、市のホームページも確認しましょう

見学当日の質問例

  • 給食のアレルギー対応はしてもらえるのか
  • 給食やおやつは手作りか、市販のものを出しているか
  • 保護者との面談はあるのか、1年に何度あるのか
  • 年間のイベント予定はどのようなものがあるのか
  • 慣らし保育はどのくらいの期間なのか
  • 延長保育はできるか
  • 縦割り保育はあるのか、時期はいつごろか
  • 通常のクラス分けは年齢別か
  • インフルエンザや水疱瘡などの感染症が流行ったときはどのように対応しているか
  • 持参した薬を飲ませてもらえるか
  • お昼寝布団は持込か、園のものの場合は、どういった手入れになっているか

子供にとって楽しい毎日となるように、準備をしましょう

子供がお世話になるかもしれない園ですので、お互いが嫌な気持にならないように気を付けましょう。100%納得する園はなかったとしても、これだけは譲れないという事項を考えておくと決めやすいです。

待機児童が多い地域もあり、希望の園に入ることが難しいのが現実かもしれません。でも子どもが多くの時間を過ごす園ですので、入園を決める前に見学をするなどして、納得して申し込みをしたいですね。

子供だけでなく、保護者にとっても安心でき、忙しい毎日を支えてくれる園が見つかるといいなと思っています。

 

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