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もうすぐ保育園デビューのママ。慣らし保育って必要なの?そのトラブルや対処法について

      2017/02/09

仕事復帰が近づいていたり、子どもがもうすぐ3歳の年を迎えるママ。そろそろ保育園デビューですね。

保育園が決まったはいいものの、不安がたくさんあると思います。子どもたちが楽しく保育園に通ってくれるようになれば、ママたちも安心ですよね。

そこで、いきなり丸一日保育園に預けるという形ではなく、"慣らし保育"を利用してはいかがでしょうか。今回は慣らし保育って聞いたことがあるけど、具体的にどういったものなのか、慣らし保育におけるトラブルや対処法などをご紹介します。

そもそも慣らし保育とは

名前でだいたい想像できると思いますが、慣らし保育とは、子どもがこれから通う保育園に慣れてもらう期間のことです。

いきなり一度も訪れた事のない空間に、知らない先生やお友達に囲まれ、ママのいない中で生活するのは大人が想像するだけでも大変ですよね。

そこで、最初は数時間の保育から少しずつ時間を伸ばしステップアップしていくことで慣らしやすくする。保育園は楽しい場所であると理解してもらってから、通園を開始するという制度です。

※保育園によっては慣らし保育を行っていない園もあるので要確認です。

慣らし保育の具体的なメリット

  • 少しずつステップアップしていくので、子どもが「ここは楽しい場所なんだ」と認識しやすい
  • 保育園の生活リズムにも馴染みやすい
  • 通常保育より少人数でみてもらえる為、先生の一人あたりの子どもへのケアが増える
  • 保護者にとっても、保育園の雰囲気や方針を理解する大切な期間になる
  • 子どもが少しでも安心して登園してくれれば親も安心

慣らし保育の期間はどのくらいとるの?始めるタイミングとは

慣らし保育の期間

3日で慣れる子もいれば2週間以上かかる子もいますが、一般的には1週間から10日程度です。

中には、初日は泣きもせず初めての場所に夢中だった子どもが、少し慣れてくるに連れ、ふとママが恋しくなり途中から泣いて登園拒否という子もいます。

基本的には、子どもの様子を見つつ、その日預ける時間を園の先生と決めて少しずつ伸ばしていきます。保育園の方針や親の復職の都合上可能であれば、たっぷり1ヶ月行う方もいます。

スケジュール例

  1. 1日目:2~3時間のみ
  2. 2-3日目:午前保育のみ
  3. 4日目:午前保育後、給食を保育園でとる
  4. 5日目:午後のお昼寝までを保育園で行う
  5. 2週目より通常保育

慣らし保育をするタイミング

たとえば、通常の登園が4月1日からの場合、3月の最後の一週間を慣らし保育期間に当てるのが理想的です。ママの職場復帰も保育園に登園に合わせて4月初めに調節しておけば、帰宅した子どもを通常通り見ることができますね。

また園によっては慣らし保育は入園後、つまり4月1日からの一週間、集団で慣らし保育をする園もあるようなので、園の方針をしっかり確認してスケジューリングしてください。

既に復職している場合

育児休業期間を過ぎてしまっていたり、転園だった場合、慣らし保育期間だけ有給を取ったり夫婦で半休を取るといった対応を取る方もいます。

近くにいるのであれば、祖父母に協力してもらったり、いない場合は地域のファミリーサポートセンターを利用する方もいます。この場合、外部サポートを利用する旨を保育園に伝えておく必要がありますね。

慣らし保育制度のない保育園だった場合

「慣らし保育制度」が見直されたのは最近のことですので、まだ慣らし保育が全くないという保育園もあります。

その場合、園の一時保育を何度か利用して慣らしておくママが多いです。また「新しい場所やお友達がたくさんいる空間に慣れさせる」という意味で、支援センターや子育てサロンに通う頻度を多くして乗り切ったママもいます。

年齢別!初めての保育園で、子どもたちの様子ってどんな感じなの?

0歳(3ヶ月~6ヶ月)児の様子

この時期はまだまだ人見知りもせず、寝ている時間が多いので、スムーズに慣れてしまう子がほとんどです。

哺乳瓶とミルクに慣れているとよりスムーズです。離乳食開始時期の場合、アレルギーに注意が必要ですが、保育園の生活にはあっさり慣れてしまうようです。

0歳(7ヶ月~12ヶ月)児の様子

この時期は人見知り、場所見知りをしてしまう子どもがほとんどです。言葉の理解もまだ出来ないので、赤ちゃんに保育園の説明をしてみたところでハッキリと理解は出来ません。

必然と預ける際は「ママどこにいっちゃうの!?」と今までに見たことがないほどギャン泣きするパターンがほとんどです。とにかく泣く、泣く、泣く。

しかし日が経つに連れ、最初は食べてくれなかったお昼ご飯を少しずつ食べるようになってくれたり、お気に入りの玩具を見つけて少しずつ遊べるようになったり、赤ちゃんなりに順応してくれます。

お気に入りのタオルやぬいぐるみなど、何か赤ちゃんの安心グッズを一緒に持たせておくと良いですね。

1歳~2歳児の様子

「この場所に来たら置いてかれる」がわかるようになる時期。その反面、「保育園は安全で、楽しい場所なんだよ」っというママの言葉が理解できてくる年齢です。子どもにきちんと説明をして、前向きな声かけをしてあげてください。

またこの時期からは、いままで一人遊びがほとんどだったのが、集団でお遊戯をしたり、他の子の玩具が気になったり、集団生活ならではの楽しみが増え、保育園を楽しむきっかけを掴みやすくなってきます。

3歳児の様子

とくに新しい場所や、初めて会うお友達と遊ぶことに既に慣れている子であれば、登園時はギャン泣きしているものの、数分後にはケロッとして玩具やお友達と楽しそうに遊んでいるということが多いようです。

ですので、低月齢の子より初日から少し長めに預けたり、慣らし保育自体、短期間で無地完了する場合がほとんどです。

※上記に書いた様子はあくまで例です。その子によって慣れるスピードや、"泣く、泣かない"は十人十色です。大体こんな感じかな、という目安にしてください。

慣らし保育期間中のトラブルや、親としての心構え

いざ!慣らし保育開始!でも不安がいっぱい。初めての登園をした親子が実際にかかえた、慣らし保育中のトラブル例です。

慣らし保育中のトラブル例

  • 夜泣きをするようになる
  • 帰宅後、甘えっこになる
  • 暴れるようになる
  • 今まで出来ていたトイレが出来なくなる
  • 喋らなくなる
  • 登園拒否
  • ストレスによる発熱
  • 身体が慣れていないため保育園での病気感染(風邪、下痢、嘔吐、発疹など)

こうして並べてみると、子どもにとって新しい生活を始めることがいかにハードルが高いことなのか、よくわかりますね。一切のトラブルもなく慣らし保育を終えてしまう子のほうが圧倒的に少ないです。

慣らし保育を始めるに当たっての心構え

  • ”慣らし保育にギャン泣きはつきもの”と覚悟しておく
  • きちんと説明をしてあげて、沢山前向きな言葉をかけてあげる
  • 子供の前では笑顔で!親が不安な顔で見送ってしまうと、子どもはもっと不安になります。
  • スキンシップを今まで以上に大切に
  • 園を信頼すること
  • 子どもが病気になってしまった時、誰がお迎えをして、どこの病院に連れて行くか、事前に夫婦で話し合いをしておく
  • 子どもとの時間をより増やせるように、家事をできるだけ楽にする工夫を考えておく

まとめ

大人でも例えば、新しい土地での生活や新しい職場は緊張もするし慣れるまでが辛いものです。そう考えると子どもたちが保育園に慣れるまでに、大人たちが想像する以上に高い高いハードルであるのはあたり前のことですね。

ですので、いきなり丸一日の通常保育で預けるよりは、可能な限り慣らし保育を利用して、ステップを踏んで保育園に馴染ませてあげたほうが親としても気持ちが楽ですね。

中には、慣らし保育中「ここまで子どもを泣かせて預ける意味なんてあるの?」「まだ保育園は早すぎたかもしれない」と、不安や後悔で胸がいっぱいになるママもいるでしょう。

しかし、止まない雨はありません。ママ自身も子どもの頃、最初は不安で仕方がなかった保育園生活も、段々と楽しくなり、卒園頃には先生や園とのお別れが寂しくて泣いてしまった記憶もあるのではないでしょうか。

あっという間に3日程度で慣らし保育を完了してしまう子もいれば、半年以上かかってやっと慣れる子もいるほど、子どもの年齢や性格によって様々です。

「いつかは笑って園に通う日が来る。」そう信じることが大切です。”慣らし保育は子どもと親が一緒に乗り越える壁”であることを忘れずに、子どもたちのケアを沢山してあげてください。

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