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白斑が痛い2つの原因と3つの対処法 自分でつぶしてもいい?病院受診目安は?

      2017/02/18

なんだかおっぱいが痛いなぁ…と思った時、ふと乳首を見ると白いニキビのようなものができていることがあります。これが噂に聞く白斑なのかな?と思われるママも多いでしょう。始めて見る時は自分で判別できないですよね。

そもそも白斑って何なのでしょうか?忙しい毎日の中で「できることなら自分でケアしたい」とも思いますよね。ここでは白斑について原因や対処法をまとめました。ぜひ参考にしてください。

白斑ってなに?どんなもの?

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画像出典元:https://www.amoma.jp/column/baby/mastitis/27455.html

 

授乳をしていると、乳首の先に白いニキビのような水ぶくれができることがあります。この水ぶくれから細菌に感染し母乳が詰まって炎症を起こすことがありますが、これを白斑と言います。

乳口炎(にゅうこうえん)とも呼ばれるこの症状は、放っておくと乳首全体に症状が広がることもあります。また、一度治ったと思っても何度も繰り返すことがあり、そうなると非常にやっかいです。

そのままにしていると乳腺炎の原因になることもあるんですよ。

なにが原因でできるの?

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1.食生活が悪い

母乳はママの血液から出来ていますが、食生活が悪いとまず血液がドロドロになって流れが悪くなります。結果、おっぱいの流れが悪くなり詰まって白斑ができてしまいます。

母乳にとって良くない食事とは、脂っこい食べ物やお菓子をよく食べること、乳製品をたくさん摂ることなどです。

2.赤ちゃんの浅飲み

赤ちゃんがおっぱいを深くくわえられず、浅くくわえたまま母乳を飲むことがあり、これを浅飲みと言います。これも白斑ができる原因の一つ。赤ちゃんが浅飲みになってしまうのには、いくつかの原因があります。

浅飲みの原因

  • 授乳に慣れていない
  • 授乳姿勢が悪い
  • 赤ちゃんに向き癖がある
  • おっぱいが張り過ぎている
  • 赤ちゃんの遊び飲みでおっぱいに母乳が残っている

3.血行が悪い

体が冷えていたり風邪をひいていたりすると、血行不良で白斑ができやすくなります。育児中の悩みに多い肩凝りや疲労、ストレスも、血行を悪くする要因の一つです。

対処法は?

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白斑自体にはラップパックをすることが効果的です。まず馬油や口内炎の薬を白斑のある乳首に塗ります。そこを小さく切ったラップで覆ってパックすることで、保湿して治りを促すというものです。

赤ちゃんの口に入っても大丈夫なクリームを使用すれば、拭き取らずにそのまま授乳できますよ。ただし根本的な原因に対応しないと、白斑を繰り返してしまうこともあります。

また、白斑に痛みのない場合がありますが、自然には治らず繰り返すことがあるのでケアするようにしましょう。それでは前に挙げた原因別に対処法をご紹介しましょう。

1.食生活の改善

まず、日ごろの食生活がどのようなものになっているか見直してみましょう。糖分、油、お菓子は多くないですか?また、濃い味付けよりは薄味にし、塩分を控えましょう。

また、育児中だとなかなか難しい時がありますが、なるべく規則正しい時間に食事を摂るようにしましょう。けれど、どうしてもお菓子を食べたいときもありますよね。我慢してストレスになるのは母乳にもよくありません。

どうしても甘いものを食べたい時は、週に1日好きなものをひとつ食べる日を作ると無理なく続けられます。他にも、板チョコは一枚を一週間に分けて食べるといった工夫も有効です。

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画像出典元:http://www.kiyotaclinic.or.jp/bady/bonyuu.html

2.赤ちゃんの浅飲み 3つの対処法

1.授乳に慣れていない/授乳姿勢が悪い/赤ちゃんに向き癖がある

まず、いつも同じ抱き方ではなく、違う抱き方で授乳するようにしましょう。授乳時の抱き方は基本的に4つあります。

一番一般的な抱き方は、授乳する胸側に赤ちゃんの頭を、反対の胸側に赤ちゃんの足を横たえる横抱きです。

それから縦抱き。これは、まず赤ちゃんとママが向かい合わせになり、赤ちゃんをママの太ももにまたがらせます。そして、片手で赤ちゃんの首を、もう一方の手で赤ちゃんの体を補助して授乳するというものです。

それから、フットボール抱きというものもあります。赤ちゃんの頭をラグビーボールのように見立てて小脇に抱え、抱えた側のおっぱいを授乳します。

もう一つ、横になったまま授乳する添い乳という方法があります。これは、乳腺が曲がって詰まりやすくなってしまうため、白斑がある方にはおすすめできない授乳方法です。

抱き方を工夫して授乳をする時は、赤ちゃんが乳首を深くくわえられているかどうかをチェックすると良いでしょう。

赤ちゃんの吸い方 チェック項目
  • アヒル口になっている
  • チュパチュパといった音が鳴っていない
  • 唇を巻き込んでいない
  • 乳輪まで均等に吸っている

2.おっぱいが張り過ぎている

母乳の分泌が多かったり、月齢が上がって授乳の時間が空いたりすると、おっぱいが張ってしまいますね。パンパンに張ったおっぱいでの授乳は、赤ちゃんにとって壁に吸い付くようなもので、深く吸えません。

というのも、張ったおっぱいは乳首が硬くなっていて、とても飲みにくい状態だからです。浅飲みを防ぐ為には、授乳前に乳首をマッサージして、少し母乳を出しておくことが効果的です。

乳首のマッサージ
  1. 親指、人さし指、中指で乳首をおさえる。
  2. 上と下から圧迫する。
  3. 軽くつまんで、クルクルマッサージする。
  4. 引っぱるようにマッサージ。

引用元:大蔵病院ホームページ「12.おっぱいのあげかた」より

お乳が張るときは授乳前に搾乳を
赤ちゃんがお乳を吸いやすくするために、事前に絞って乳房をやわらげます。乳首が傷ついて痛むときもしぼってあげるといいでしょう。
搾乳のしかた
  1. 下から乳房をおさえる。
  2. 乳房をもちあげ、親指、人さし指、中指の腹でしぼる。
  3. しぼるときは指は内側へむける。
搾乳のしかた-両手しぼり(乳房の大きいお乳のよくでる人むきです)
  1. 上と下から乳房をおさえる。
  2. 上の手で乳房を押し、もう一方の手でしぼる。

引用元:大蔵病院ホームページ「12.おっぱいのあげかた」より

3.遊び飲みには搾乳と言い聞かせを

赤ちゃんの遊び飲みとは、次のようなもののことです。

2ヵ月を過ぎた頃から、遊び飲みといって、赤ちゃんが授乳に集中しなくなることがあります。これは赤ちゃんが成長して、自分の周囲にも関心がでてくるためですから心配ありません。20~30分も誘ってみて飲まなかったら無理をせず、次の授乳を少し早めにしてあげるのも良いでしょう。

引用元:岡山中央病院ウイミンズメディカルセンター「母乳育児」より

遊び飲みが多く母乳がおっぱいに残る場合は、搾乳して古い母乳を出すようにしましょう。遊び飲み自体の対処法ですが、まずは授乳の時に静かな環境を作るようにしましょう。

また、母乳の質が悪くなると味が落ちて赤ちゃんが飲まなくなることがあります。質の良い母乳の為には低カロリーで規則正しい食生活と、なるべくストレスをためない生活が大切です。

そして、赤ちゃん自身には「ちゃんとおっぱい飲もうね」と優しく言い聞かせることもポイントです。

3.血行改善にはストレッチやマッサージ

冷えや肩凝り、ストレスのある方には、ストレッチやマッサージがおすすめです。本格的なものでなくても良いんです。まずは空いた時間にちょっと肩や首を回すよう意識してみませんか。

少しの時間でも意識して続けることで、体の血行改善に繋がります。

つぶした方が早く治る?自分でやってみてもいい?

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白斑は水ぶくれのようになっているので、つぶしたら治るかな?という気持ちにもなってしまいますよね。しかし、自分で白斑をつぶすのは絶対にやめてください。

白斑をつぶすとつぶれたところは傷になり、細菌に感染する確率が高まります。細菌に感染して炎症がひどくなると、乳腺炎になる可能性もあります。

痛すぎて我慢できない!病院受診の目安、治療法は?

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白斑がなかなか治らず1週間以上続く、何度も繰り返すといった場合は病院を受診しましょう。また、痛みがひどい場合授乳がつらくなるまで我慢する必要はありません。

病院は母乳外来を受診し、助産師さんの母乳マッサージを受けましょう。助産師さんが開業している助産院や母乳育児相談室でもおっぱいマッサージを受けることができます。

まとめ

白斑にはラップパックで対処しましょう。同時に食生活、授乳時の抱き方、体の血行を見直すことが大切です。続く白斑、繰り返す白斑には我慢しないで、プロのおっぱいマッサージを受けましょう。

おっぱいトラブルでも適切に対処して、赤ちゃんとの幸せな授乳時間を満喫しましょう。

 - 出産, 病気, 育児