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子供が歯ぎしりをしている。原因はストレス?治した方が良い?成長に影響はあるの?

      2017/01/01

子供の寝顔を見に行ったとき、ギリギリギリ!キュッキュ!などと子供が歯ぎしりをしていて驚くことがあります。えっ!ストレスがたまってるの?どうやって治すの?どうしたらいいの?と考えてしまいますよね。

私も「ストレスがあるの?」と衝撃でした。夫がよく歯ぎしりをしていたので、そんなところが似なくてもと思ったりしました。睡眠中だと無意識にしていることなので、治す方法なんてあるの?と困ってしまいますよね。

ここでは、そんな子供の歯ぎしりの原因や治し方について考えてみたいと思います。

子供の歯ぎしりの理由は、多くは成長の一部なんです

子供の歯ぎしりの原因は多くの場合、かみ合わせによるものなのです。乳幼児期の歯ぎしりについて、時期別でご紹介します。また、かみ合わせが原因と言われても、やはりストレスについても気になるところですよね。ストレスについても考えてみましょう。

かみ合わせが原因

子供の歯ぎしりは、何らかの理由でズレたかみ合わせを自分で修復しようとして歯ぎしりが起こるのです。特に生え変わる時期の子供はこのことが原因で歯ぎしりをすることが多く、これは成長すると歯ぎしりもしなくなることが多いのです。つまり、成長の一部なのです

このかみ合わせで起こる歯ぎしりは、昼間にもすることがあるようですが、無意識で行っているようなのです

年齢別でみる歯ぎしりの原因

歯ぎしりはかみ合わせを調整する成長の一部という話をしましたが、それでは年齢別で考えると、歯はどういった生え方をするのでしょうか。そしてどのような調整をしているのでしょうか。

子供の歯ぎしりは2歳~6歳が多いと言われていますが、歯が生えはじめる0歳~1歳でも歯ぎしりをする子はいるのです。

乳歯が生えはじめる頃(0歳~1歳)

乳歯は6か月頃から、まずは下の前歯から生えはじめます。前歯の上下各2本が生え、次にその両横の2本が生えてきます。1歳を過ぎる頃には第一乳臼歯と言われる奥歯が生えてきます。

生まれてから、母乳やミルクを吸って成長してきた赤ちゃんが、いよいよ噛む事に移行するのです。この頃は生えた歯を歯ぎしりをすることであごの発達を助け、食べるという行動への練習を始めているのです

私の子供は、歯が生えるころ、違和感があったのかブーーーッと唇を震わせていました。生えてきてからは、まだ歯ぎしりをすることはありませんでしたが、この時期に歯ぎしりが始まる子もいるのです。

乳歯が生えそろう頃(2歳~3歳)

第二乳臼歯という奥歯が生える頃です。これが生えると乳歯の20本がすべて生えることになります。奥歯の違和感やかみ合わせが気になって歯ぎしりをします

永久歯へ生えかわる頃(4歳~6歳)

永久歯は乳歯の下で育って、出られる時を待っています。永久歯に生えかわるこの頃は、あごが大きくなって、歯と歯の間に隙間が出来てくるのです。隙間が出来てくることにより、かみ合わせも悪くなり、バランスを整えようとして歯ぎしりをします

ストレスが原因ということはないの?

生活する中で日々感じるストレスを発散できず、睡眠時に歯ぎしりとなって出てしまうのが、ストレスによる歯ぎしりです。大人の場合は、ストレスが主な原因と言われているわけですから、子供でもストレスが原因になることはありますよね。

子供が不安や悩みを感じてことも少なくありません。特に睡眠時の歯ぎしりが気になる場合は、生活環境やお友達との関係を観察してみましょう。幼稚園や保育園に通い始めたり、弟や妹が生まれて家庭の雰囲気が変わった場合でもストレスを感じます

私の子供の場合は、園の進級などで担任が変わったり部屋が変わってもストレスを感じて夜泣きをしていました。この頃ちょうど歯ぎしりもしていましたので、もしかしたら、歯ぎしりもストレスが原因だったのかもしれません。

なぜなら、この特定の時期に起こっていた夜泣きがなくなったのと同時期に、歯ぎしりもしなくなりました。

大人にとって小さなことでも、子供にとっては大きな不安となっているのかもしれません。もし心あたりがある場合は、就寝前に本を読んだり優しく話をするなどして、安心感を得られるように工夫してみてくださいね。

歯ぎしりで、成長に影響が出ることはない?

かみ合わせ調整のための歯ぎしりですが、このかみ合わせの悪さが原因で起こるトラブルもあります。気になる場合は歯科医に相談しましょう。

歯並びの悪さは、虫歯の原因になる

歯並びが悪いと、歯みがきのしにくさから虫歯になりやすくなります。子どもでも歯周病を起こしてしまうこともあるのです。乳歯だから虫歯になっても良いなんてことはありません。まして歯周病で抜けてしまうこともあるかもしれません。

乳歯は噛むだけでなく、永久歯の生える場所の確保やあごの成長にも大切な役割がありますので、大切にする必要があります。頑張って歯磨きをしましょう。

乳歯の虫歯によっておこること

  • 神経まで到達するほどの虫歯になった場合、生えてくる永久歯の色を変色させることがある
  • 乳歯の下に永久歯が生えてくる前に弱ってグラグラしたり、大きな穴が開いた場合、永久歯が生えてきた時に、かたむいたりしてしまうことがある
  • 虫歯で痛いのをさけてしまい、あごの成長を妨げてしまう。あごの成長を妨げると、永久歯があごに収まらず、ガタガタになってしまう

発音がうまくできない

かみ合わせが悪いのが原因で、滑舌が悪くなることがあります。ハキハキとしゃべれないのを指摘されて、子供が傷ついてしまうこともあります。

一般的に歯並びが悪いと発音しにくいのが、サ行・タ行・ナ行・ラ行と言われてます。発音は子供のころから身につけていくことなので、治そうとしてすぐに治せることではないのです。

発音が悪いと感じたら、歯並びや舌の使い方などを矯正歯科で相談してみると良いでしょう

病院に行った方がいいのはどんな時?

ここまで、子供の歯ぎしりはかみ合わせを調整するためで、問題はないという話をしてきました。では、問題がある場合はないのかというと、治療が必要になってくる場合もあります

治療は歯ぎしりを治すことではありませんが、もし歯やあごを痛がったり、歯並びが気になる場合、歯ぎしりが気になる場合は、早めに歯科医へ相談しましょう

歯ぐきがはれたり痛みがある

ひどい歯ぎしりを続けると、神経が圧力に耐えられず、神経の炎症が起こる場合があります。放置していると細菌感染につながり、歯茎がはれたり、痛みが出ることがあります。必ず治療しましょう。

あごに痛みを感じる

あごの周りの筋肉を緊張させて顎関節に過度の負担をかけることから、顎関節症を引き起こす場合があります。

歯がぐらぐらする

歯と歯をすり合わせることで、歯が摩耗してしまうことがあります。ひどい場合は歯をぐらぐらさせてしまうこともあります。そうなると自然に治ることはありませんので、歯科医に相談しましょう。

10歳を過ぎて永久歯が生えそろっている場合

永久歯が生えそろっていても歯ぎしりを続けている場合は注意が必要です。かみ合わせ調整が原因ではない場合もあります。顎関節症になったり歯がすり減ることもありますので、歯科医に相談してみましょう。

マウスピースを使う場合

歯ぎしりの治療に使用するマウスピースは、歯列矯正につかわれるものです。市販のものもありますが個々の歯並びや形状にあったものを作る方が違和感も少ないのです

保険適用品であれば、5,000円~6,000円程度で作ることができます。子どもが寝ている間に使用するものですので、歯科医に相談してみてください。

永久歯に生えかわっているのに歯ぎしりが治らない場合は、歯並びの悪さが原因と考えられます。その場合は歯並びを治すことで改善されることがあります。放置せずに歯科医に相談することをおすすめします。

家庭でできる歯ぎしり対策3つ

成長の一部とはいえ、影響を考えると家庭でできることがあるならしておきたいですよね。永久歯が生える年齢になると、食事の仕方を教えることができるはずですので、気を付けてみてください。

よく噛んで食べよう

よく噛んで食べる習慣がないと、あごの成長が阻害されてかみ合わせに影響が出てしまいます。「ひとくち100回噛む」などの具体的な目標をもって、よく噛んで食事をするようにしましょう。

食事は丼ものなどのかきこみがちなものは避け、一汁三菜を心掛けてみましょう。食事中はテレビを消して、ゆっくり食事を楽しんでみましょう。

姿勢は正しく

背中を丸める“猫背”の姿勢の場合、首の前の筋肉に力が入ります。首の前の筋肉は口を開ける時に使うので、そこに力が入ると顎関節の働きが悪くなることがあります。それが原因で歯ぎしりをしてしまうのです。

立っているときも座っているときも正しい姿勢を考えましょう。背もたれのある椅子に浅めに座ることを心掛けると良いですよ。

リラックスできる生活をしましょう

ストレスも歯ぎしりの原因になることがあります。子どもの社会でもストレスがあるのは仕方がないことです。家庭では大人も子供もリラックスできる環境を考えてみましょう。

家庭でも少しの努力をしながら、見守りましょう

成長の一部だから大丈夫とはいうものの、全く放置するのではなく、姿勢や食べ方に気を付けて、歯ぎしりが長期間にならないように気を付けることも大切ですね。

子育てというのは、成長を見守りながら、親が少しの力を貸してみることの繰り返しなのでしょうね。あまりに口を出しすぎると子供のストレスになってしまうこともあります。

歯ぎしりを直接治そうとする前に、その背景にある原因を探って、良い姿勢・リラックスした生活を送れる生活を家族で気を付けてみましょう。

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