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これって便秘?乳児のうんちがなかなか出ない時の対処法!

      2016/12/26

まだ腸が発達していない赤ちゃんは、うんちが必ず定期的に出るとは限りません。「あれ?そういえば今日、まだうんち出てないな」という状態が何日か続くと、もしかして便秘?と心配になってしまいますよね。

とはいえ、まだ大人と同じものを食べているわけではない赤ちゃんは、大人と同じようにうんちが出るわけではありません。では、どの程度出なければ「便秘」で、どう対処すればいいのでしょうか?

ママの心配のタネ、「乳児の便秘」について、原因や対策をまとめました。

赤ちゃんは一日にどれくらいうんちが出るの?

赤ちゃんは一日にだいたい何回くらいうんちをするのでしょうか?個人差はありますが、平均値を見てみましょう。

一日のうんちの回数 平均値

新生児期~2ヶ月 0~10回
3~4ヶ月 1~4回
5~8ヶ月 1~4回
9ヶ月~1歳以降 2~3回

新生児期~2ヶ月

新生児期~2ヶ月頃の赤ちゃんのうんちは水のようにゆるく、1回の量は少なめです。個人差はありますが、授乳のたびに腸が動いてうんちをする子や、1日に10回近くする子もいます。

少ない量をたくさんの回数でする子もいれば、1日1回の子、2~3日に1回まとめてたくさん出す子もいます

3~4カ月

3ヶ月頃になってくると、少し粘度が増した泥状のうんちになってきて、回数が減ってきます。目安は、だいたい1日に1~4回です。1日に何度もする子も、何回かまとめてする子も、その子のペースで排便しています。

出すときにいきみすぎて顔を赤くしていたり泣いたりとした苦しそうな様子がなく、スルッと出ていれば大丈夫です。

5~8ヶ月

この時期の赤ちゃんの排便回数の目安は、だいたい1日に1~4回です。離乳食を始めたばかりの頃や、初めて与える食材があるときに、下痢や便秘になる子もいます。

与えた食材がそのままの形でうんちに混じっていたりしてびっくりしますが、赤ちゃんも初めて消化するものなので未消化のまま出てくることもごく普通にあります。栄養は取れているので大丈夫です!

9ヶ月~1歳以降

離乳食に慣れてきたら、排便のリズムも定まってきます。個人差がありますが、回数はだいたい1日に2~3回です。食べ物を食べるので、匂いや色も大人と似たような感じになってきます。

これが当てはまったら便秘かも

赤ちゃんが便秘かどうかの判断は、「何日出ていない」などの基準ではなく、「うんちが出ていない以外」の赤ちゃんの様子を見て判断しましょう。

機嫌が悪い

便秘に限らず、何をしても機嫌が悪いのは赤ちゃんの体調が悪いことを知らせているサインかもしれません。うんちが何日も出ていなくて、赤ちゃんの機嫌が悪かったり苦しそうだったりするなら、それは便秘かもしれません。

あやしても、おなかがいっぱいになっても泣きやまない、そもそも食欲がないなど、ずっとぐずったり泣いたりしていたら要注意です。

肛門が切れている

便秘が続いて便が腸にとどまるほど、水分がなくなって便が固くなってしまいます。硬い便を出すときに肛門が切れてしまい、血が出てしまうことがあります。

いきむ→痛くなる→うんちは痛くて怖いもの!と赤ちゃんが認識してしまうと、心理的な面で便秘になる悪循環に陥ってしまいます。

おなかが張っている

便秘が続いていると、さわってわかるくらいに赤ちゃんのおなかが固く張ってきます。おなかが張るほど悪化してしまうと、食欲不振や嘔吐に繋がってしまいます。

あかちゃんのおなかは、普段はほっぺのように柔らかいです。泣いたりしておなかに力が入っていると風船のような弾力の固さになりますが、指で押してみても入らないくらい固ければ、おなかが張っているのかもしれません。

上の2つと併せて、機嫌が悪くないか・おしりまわりに異常はないか・おなかは張っていないかなどを確認しましょう。

悪化する前に、おうちでできるだけのケアを

上記の症状が出るほど悪化していたらすぐに病院で診てもらうことをおススメしますが、やはりそうなる前にできるだけのケアをしてあげたいところですよね。

次の項目から、おうちでできる便秘のケアを紹介します。試してみると案外すんなり出てくれたりするので、一度やってみてください。

おなかをマッサージしてあげる

授乳後は避け、赤ちゃんがリラックスして機嫌のいいときに便秘マッサージを試してみて下さい。ママの優しいマッサージは、赤ちゃんのおなかにも心にも効果的ですよ。

おへその周りを「の」の字にマッサージ

  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる
  2. おへその下あたりに手のひらを置く
  3. そのままのの字を書くように、優しくさする

大腸の動きに沿って、あかちゃんのおなかの上から腸の動きを刺激するマッサージです。少し強く刺激したいときは、手のひらではなく人差し指・中指・薬指の指の腹でさすりましょう。

力の強さの目安は、赤ちゃんのおなかに横から見た指が3分の2程度沈み込むくらいです。赤ちゃんのおなかはとっても柔らかいので、抑えすぎないように注意しましょう。

もも上げマッサージ

  1. 赤ちゃんの足首を持つ
  2. 自転車をこぐように、左右のももを順番におなか側に上げる
  3. 右、左、右、左…と、リズミカルに続ける

あんよを動かすことで腸に刺激を与え、同時に足腰の筋力も鍛えます筋力がつくと、腹圧をかけやすくなり、いきむ力も強くなります。楽しく歌いながらマッサージしてあげると、赤ちゃんもご機嫌になってくれるかもしれませんね。

「の」の字とあわせて色んなマッサージ

のの字をかく以外にも、指の腹でおなかを横向きにさすっていったり、とんとんと叩いて刺激を与える方法もあります。

こちらの動画は、赤ちゃんのおなかをさするときのやり方がとても分かりやすいです。参考にしてみてください。

綿棒浣腸を試してみる

画像出典元:http://blog.goo.ne.jp/sa-n-yo/e/f97c57e00e70e8c2f41cdbfd2731d7ba

赤ちゃんの便秘に劇的な効果がある綿棒浣腸。初めて行うときは少し怖いかもしれませんが、即効性は抜群です。すぐに出してあげたいときに試してみましょう。

綿棒浣腸をするにあたっての事前知識

綿棒浣腸をする前に知っておきたいことを先にまとめます。

1.タイミングは授乳・食事から30分後

一番腸が活発に動いているときが効果的です。おなかいっぱいでご機嫌のときにチャレンジしましょう。

2.ベビー用ではなく、大人用の綿棒を使うこと

ベビー用の綿棒は細くて硬いため、うまく刺激を与えることができません。大人用の綿棒を清潔な手指で少しほぐしてから使用しましょう。

3.ベビーオイルを綿棒の先に含ませること

綿棒の先にベビーオイルをたっぷり含ませ、すべりをよくして下さい。オリーブオイルやワセリンでも代用できます。すべりやすくすると摩擦による痛みもなくなるので、赤ちゃんも負担が少なくなります。

4.飛び散り対策は万全に

綿棒浣腸によって久しぶりにうんちが出る場合、想像よりもずっとものすごい勢いでうんちが噴き出してくることがあります。新聞紙など汚れてもいいものを敷いて、飛び散り対策は万全にしておいてください。

綿棒浣腸のやり方

準備ができたら、いよいよ綿棒浣腸に挑戦してみましょう!

綿棒浣腸の手順

  1. 赤ちゃんをリラックスさせてあげた状態であおむけに寝かせる
  2. 赤ちゃんの足を開く
  3. オイルをたっぷりつけた綿棒を、やさしく円を描きながらお尻に挿入する
  4. 綿棒の頭が入ったくらいのところでとめる
  5. 直径1cmくらいの円を描くイメージでくるくる綿棒を動かす
  6. そっと綿棒を引き抜く

綿棒浣腸の刺激により、赤ちゃんがうんちを出そうといきんでくれます。うまくいけば、綿棒を引き抜いた瞬間にうんちが出てくれるかも。

綿棒を動かす時は、くるくる円を描きながら肛門を広げるようなイメージで動かしてください。遠慮がちに動かしてもあまり効果はないので、1cmくらいの円を描くようにしっかり回しましょう。

赤ちゃんがかわいそう…と思ってしまうかもしれませんが、しっかり滑るようにオイルをつければ痛みなどの負担はありませんし、うんちが出たほうが赤ちゃんもスッキリします。かなり効果と即効性があるので、怖がらずに試してみてくださいね。

オリゴ糖を飲ませてみる

昔はよく「赤ちゃんの便秘には砂糖水がいい」と言われており、今でもその方法でうんちを出しているママもいます。砂糖水は便を軟らかくするため、確かに便秘には効果がありますね!ですが、甘い砂糖を溶かした水を赤ちゃんに本当に飲ませていいのか、少し不安ですよね。

そこでおススメなのがオリゴ糖です。オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やす作用があり、それによって腸内環境が整って排便しやすくなります。

オリゴのおかげ ダブルサポート

オリゴ糖は砂糖に比べてカロリーが低く、体にも優しいです。さらに、オリゴ糖は乳酸菌を増やすので、摂取すれば自然と腸内環境が整います。

オリゴ糖水の与え方

  • 水20ccにオリゴ糖1gを加える
  • 授乳・食事の間にのませる

ミルクやヨーグルトに混ぜて与えるのもいいと思います。ですが与えすぎると逆に下痢になってしまうこともあるので、1日に小さじ半分くらいまでの量を目安にしてください。

乳酸菌が取れる食品を食べさせる

画像出典元:http://www.danone.co.jp/products/kids_series/baby/

先ほどオリゴ糖について説明したときに少し触れましたが、乳酸菌は腸内環境を整える大切な要素です。食事に取り入れて、普段からよい腸内環境を作りましょう。

母乳の赤ちゃん

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、母乳の中に含まれているオリゴ糖によって乳酸菌が増えやすい傾向にあります。また、ママが乳酸菌をしっかり取って出した母乳は、赤ちゃんのアレルギーの発症率が減少するという効果もあります。

赤ちゃんのために、ママもしっかり乳酸菌を取っておきたいですね!

ミルクの赤ちゃん

ミルクの赤ちゃんは母乳に比べて善玉菌が少ない傾向にあるため、成分に「ラクトフェリン」を配合しているミルクを選びましょう。ラクトフェリンは善玉菌のビフィズス菌を増やす効果があるため、腸内環境が整います。

それでも便秘がちな赤ちゃんには、オリゴ糖や乳酸菌が含まれた栄養補助食品などをミルクに加えて、腸内の善玉菌を増やしてあげてください。

ラクトフェリンが多く含有されているおススメのミルクは、明治の「ほほえみ」和光堂の「はいはい」です。

明治 ほほえみ 800g

和光堂 レーベンスミルク はいはい 850g

離乳食を始めている赤ちゃん

牛乳アレルギーのない赤ちゃんなら、ヨーグルトをあたえることで乳酸菌を摂取できます。また、乳酸菌飲料乳酸菌が含まれたせんべいなどのおやつなども販売されているので、表示をチェックしてみてください。

7か月ごろからの赤ちゃんのおやつとしてよく見かける「ハイハイン」にも、乳酸菌が含まれています。舐め溶かして食べられるほど溶けやすいので、まだ歯がはえていない赤ちゃんでも食べられます。

また、発酵食品である納豆も乳酸菌を摂取できます。離乳食に積極的に取り入れていきましょう。

亀田製菓 ハイハイン 53g×12袋

まとめ

赤ちゃんが何日もうんちが出ないと、ママとしては本当に心配になってしまいますよね。ですが、苦しそうだったり具合が悪かったりしなければ、数日に一度がお子様のペースだったりもします。

気になるときは食事や授乳から腸内環境を整えることを考えてみたり、上で紹介したマッサージや綿棒浣腸を試してみてください。全部試してもまだ出なかったり、赤ちゃんの具合が悪そうなときは小児科を受診しましょう。

 - 育児, 赤ちゃん