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水中出産ってどんなもの?メリット・デメリットは?

   

分娩方法の一つに「水中出産」というものがあるのをご存知でしょうか。

出産のイメージというと分娩台の上でいきむことによって赤ちゃんが生まれるというものだと思いますが、欧州では水中出産も一般的な出産方法となってきている様です。

そして日本でもまだ水中出産を取り扱っている病院が少ないものの、少しずつ普及してきている様です。

特に芸能人の方で水中出産を経験したという方が増えており、一般の方々の興味も引かれています。

水中出産ってなに?どんな出産方法なの?

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水中出産とは羊水と同じ濃度になる様に自然塩をとかした37度前後の人肌と同じ位のぬるま湯の中で出産を行うことです。

一人用のバスタブやジャクジーで行う所から旦那さんと二人で一緒に入れる少し大きめのバスタブ、またはプールの様な広い場所で行う場合もあるそうです。

そして分娩の最初から最後まで水中で過ごすのではなく、水に浸かっている時間は一度に1時間と決められているそうです。

この水中出産は水に浸かって出産をするという事以外は普通分娩と何も変わりはありません。

ではどうしてわざわざ水中で出産を行うのでしょうか。実はそこには多くのメリットがあるからなのです。

しかし勿論メリットだけではなくデメリットもあります。まずはそれらについてご紹介していきます。

水中出産のメリット4つ!

1.ママがリラックスできる

人肌位の温度のぬるま湯に浸かった状態ですので、心も体もリラックスできます。

その為痛みに対しての不安やストレスなども溜まりにくく、お産がスムーズに進むと言われています。

また二人用のバスタブで旦那さんと一緒に入れる場合もありますので、一人ではないという安心感も生まれるでしょう。

2.痛みを感じにくい

陣痛が起こると痛みで体の筋肉が強張ってしまったり、緊張から変に力が入ってしまいがちです。

しかしぬるま湯の中ですと血行が良くなり筋肉もほぐれやすくなりますし、リラックス出来ることによって産道が広がりやすくなるそうです。

その為お産も順調に進み痛みも感じにくいと言われています。

3.楽な体勢で出産できる

水中に入ると人の体は浮くということはご存知だと思いますが、その浮力によって体を自由に動かすことができ楽な姿勢も見つけやすいそうです。

仰向けは勿論、横向きや四つん這いなどの姿勢も取りやすいので、一番自分に合った体勢を見つける事ができるでしょう。

4.分娩時間が短くなる

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上記の3つのメリットにより分娩時間が短くなると言われています。

やはりお産をスムーズにするには母子ともにリラックスする事が大切です。

痛みを軽減できたり楽な姿勢でお産に臨むことによってリラックスでき、筋肉もほぐれやすくなりますので赤ちゃんも産道を通りやすくなると言われています。

また分娩時間が短くなることでママにも赤ちゃんにも負担が少なくなるでしょう。

水中出産のデメリット4つ!

1.赤ちゃんが感染症にかかってしまう可能性がある

赤ちゃんは水中に産み落とされることになりますので、浸かっている水が綺麗な状態でないといけません。

万が一水がきちんと管理されていない場合ですと、赤ちゃんだけでなく母体も感染症にかかってしまう可能性があります。

また人肌である37度前後の温度帯が最も雑菌の繁殖しやすい温度でもありますので、徹底した衛生管理が必要です。

2.出血多量になる可能性がある

温水に浸かることや水中で全身を動かすことによって血行が良くなります。

その為分娩時の出血が多くなってしまうそうです。また水中にいますのですぐに止血をする事が出来ないという点にも注意が必要です。

3.水圧により体力が消耗されてしまう

水中での浮力によって楽な姿勢は取りやすいのですが、周りからの水圧によって体力を自然と消耗してしまいます。

その為陣痛が弱まってしまう場合もあるのです。

勿論お産でも体力をかなり使いますので、それに耐えられるだけの体力が必要となります。

4.万が一問題が起こった時にすぐに対処できない

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水中にいますので万が一母体や胎児に異変が起こっても直ぐに対処する事が出来ません。

まずは水中から出なくてはなりませんので、そうしている内に対処が遅れてしまう場合もあるそうです。

やっぱり高い?水中出産の費用はどのくらいなの?

総合病院なのか個人病院なのか、普通分娩なのか帝王切開なのか等によって分娩費用はかなり違ってきますが、水中出産の場合の費用はどのくらいかかるのでしょうか。

まだ日本ではあまり普及していませんので、水中出産を取り扱っている病院も少なく一般的な値段というものが設定されていないのが現状です。

あまり費用がかからない病院ですと普通分娩に2〜3万円程度追加となり、また高い病院ですと10万円近くかかる場合もあるそうです。

以下に水中出産を取り扱っている病院とかかる費用を紹介しますので、参考にしてみてください。

水中出産を取り扱っている病院は?

水中出産を取り扱っている病院はまだ少ないですが、全国に幾つかあるそうです。

施設内容や追加でかかる金額なども病院によって様々ですので、しっかりとどの様な病院なのかを調べてから検討すると良いでしょう。

1.アクア・バースハウス

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世田谷区の桜が丘にある助産院です。

一戸建ての家庭的で落ち着く雰囲気の助産院で、これまで約3,000人の赤ちゃんがこちらで誕生したそうです。

近くには関東中央病院という総合病院があり、万が一問題が起こった場合には直ぐにこちらに搬送していただける様になっています。

こちらでの水中出産の費用は普通分娩の費用にプラス40,000円がかかります。

出産が主体的かつ安全安楽に、正常に経過することを目標とし、妊婦さんは自由に動き回り、四つん這いやスクワット、立ったり座ったり横向きになったり、「自然で自由な姿勢」でお産ができます。

そのときにあなたがしたいと思った姿勢をあなたが決めてください。水中出産も自宅出産も可能です。

引用元:アクア・バースハウス

2.日本赤十字社医療センター

渋谷区の広尾にある総合病院です。

こちらの病院では妊婦さんが一人で入るサイズの浴槽と旦那さんと一緒に二人で入れる少し大きめのサイズの浴槽もあります。

初めての水中出産で一人では不安という方は旦那さんと一緒に入ってみるのも良いかもしれませんね。

またNICUも併設されており、万が一の場合にも直ぐに対処してくれるので安心してお産に臨めるでしょう。

こちらの病院での水中出産は普通分娩に追加で25,000円がかかります。

水中出産は、約37度の温水の中で出産する方法です。温水には、体と心の緊張をほぐし、陣痛を和らげる効果があります。浮力が働くため姿勢を変えるのも簡単です。

引用元:日本赤十字社医療センター

3.育良クリニック

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中目黒駅から徒歩2分の場所にある診療所です。

こちらのクリニックでは様々な分娩室が用意されており、なるべくリラックスしてお産が行える様になっています。

陣痛が起こった時点からアクティブバース室と呼ばれるプールが設置された部屋で過す事が出来ますので、分娩直前になってから部屋を移動するという事がありません。

また水中出産が不安な方にはDVDの貸し出しも行ってくれるそうですので、健診時に確認してみると良いでしょう。

こちらでは普通分娩にプラス30,000円で水中出産が行えるそうです。

アクティブバース室の専用プールの中でお産をします。陣痛の間はアクティブバース室内を自由に使用することができます。
リラックスできた、前回のお産より楽だった…と体験者には好評です。

引用元:育良クリニック

4.松が丘助産院

こちらは中野区にある一軒家のアットホームな助産院です。

見た目からは普通の民家にしか見えませんが、屋内は完全個室となっており母子同室、家族での宿泊も可能です。

実際に自分自身もお産を経験しその素晴らしさに魅了され、助産師を志したそうです。

こちらの助産院は日本赤十字社医療センターや国立国際医療研究センターと提携しており、緊急時にはどちらかへ直ぐに搬送します。

また料金は普通分娩の費用にプラス50,000円かかります。

多くの人は、お産は苦しい・辛い、子育ては大変と思っています。

けれどもそうではなくて、妊娠出産は素晴らしい経験であり、確かに陣痛は痛いけれど、とにかくそれを乗り越えて赤ちゃんを産むことは素晴らしい感動なんです。だから、お産が楽しいと感じて欲しいし、子育ては楽しく素晴らしいことだと伝えたいです。

引用元:松が丘助産院

実はこの人も?!水中出産をした芸能人

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まだ日本では水中出産が身近な分娩方法として確立されていませんが、少しずつ広まっている背景には芸能人の方達が水中出産を行っているからではないでしょうか。

日本ではあまり水中出産を行っている病院や助産院がありませんので、海外で経験した芸能人の方もいらっしゃる様です。

水中出産を経験した長谷川潤さんや道端カレンさんのインタビューがありましたので、分娩方法を迷っている方はぜひこうした方達の体験談などを参考にしてみてください。

水中出産を経験した方達

まとめ

少しずつ日本でも普及し始めている「水中出産」ですが、お母さんにとっても赤ちゃんにとってもメリットは沢山ありそうですね。

出産には色々と不安や心配がつきものですが、なるべくお母さんがリラックスした状態で分娩に臨める事が赤ちゃんにとっても良い効果があります。

暖かい水中でリラックスし自分らしいお産をしてみるのも良さそうですね。

ただし水中出産にはデメリットもありますので、興味がある方はまず行っている産院にて話しを聞いてみると良いでしょう。

 

 

 

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