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これって乳腺炎?乳腺炎の症状まとめました

   

出産し授乳を始めると、母乳育児が軌道に乗るまでは様々なおっぱいトラブルに見舞われるママさんが多いです。

その中でもツラいのが乳腺炎。出産するまでは母乳が出るのかな?と心配しますが、出産後は母乳が作られすぎてしまいおっぱいが詰まってしまったり、赤ちゃんがうまく吸ってくれずに乳腺炎になってしまうことも。

乳腺炎とはどんな症状なのでしょうか。

乳腺炎の症状とは

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乳腺炎とは乳腺や乳管がが何らかの原因で詰まったり細菌感染などで、おっぱいに炎症が起こっている状態のことを言います。

乳腺炎は産後の授乳期に多く、産褥婦の1〜2%におこります。主な症状は、発赤・腫脹・疼痛・発熱などです。
原因は乳汁のうっ滞や細菌感染で、治療には搾乳やクーリング、抗生物質の投与、化膿性乳腺炎には切開排膿が必要な場合もあります。

出典:http://www.clinica.jp/?post_type=medical&p=237

 

用語解説

*クーリング・・・冷やすこと

*化膿性乳腺炎・・・細菌に感染することにより起こる乳腺炎

*切開排膿・・・患部を切って中の膿を出すこと

 

乳腺炎には二種類ある

授乳中に起こる乳腺炎には

  • 急性うっ滞性乳腺炎
  • 化膿性乳腺炎

と原因が異なる二種類があります。

急性うっ滞性乳腺炎

急性うっ滞性乳腺炎とは乳管に母乳が詰まってしまう事で起こる乳腺炎で、産後すぐに起こることが多いです。

赤ちゃんの吸う力が弱く飲み残しの古い母乳が溜まってしまったり、産後の乱れた食生活などが原因で症状が現れます。

また赤ちゃんのお世話でママが疲れてしまい、肩こりなどで血流が悪くなることも原因の1つとされています。

化膿性乳腺炎

化膿性乳腺炎は乳腺内に様々な細菌が入り込み、細菌感染によって起こる乳腺炎です。

こちらは産後いつなど関係なく起こる可能性があり、急性うっ滞性乳腺炎よりも激しい症状が現れる事が多く、なってしまうとかなりつらい思いをしてしまいます。

 

急性・化膿性乳腺炎の症状の具体例

  • おっぱいの痛み、しこり  
  • おっぱいが熱を持つ
  • 乳首に白斑ができる 
  • 発熱、関節痛
  • 膿が出る(化膿性乳腺炎のみ)

など数々の辛い症状が現れます。

おっぱいの痛み、しこり

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乳腺炎になるとおっぱいがガチガチに固くなり、胸の痛みを感じる人が多いです。

乳腺が詰まって炎症が起きている部分がしこりのように固くなったり、ひどい時は胸全体が岩のように固くなってしまうこともあります 

痛みも触っただけで激痛を感じたり、横になるだけでも痛いこともあり赤ちゃんを抱っこすることさえ辛いことも。

対処法

  • 濡れタオルや冷えピタなどで痛い部分を冷やす
  • 授乳時にしこりを手で押しながら授乳する
  • こまめに赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう
  • 搾乳する

などが自分でも出来る対処法です。

あくまで応急処置的な方法ですので、痛みやしこりなどの症状が現れたら悪化させてしまう前に早めに受診をしましょう。

おっぱいが熱を持つ

炎症を起こしているためおっぱいが熱を持ってしまいます。

服の上から触っただけでも熱いのが分かるくらい熱を持つこともあり、冷やさないと痛くてたまらないという人も。

対処法

  • 濡れタオルや冷えピタなどでおっぱいを冷やす

熱を持っている時は冷やすのがいいですが、この時注意して欲しいのが気持ちいいからといってアイスノンなどで直接冷やし過ぎないことです。

冷やし過ぎると母乳が作られづらくなってしまったり、冷えた母乳は美味しくないので赤ちゃんが吸ってくれずまた古い母乳が溜まって乳腺炎が悪化してしまうなど悪循環になることもあります。

あくまで応急処置として冷やしましょう。

乳首に白斑ができる

授乳中に乳首が痛い!と感じ初めて白斑に気付くママさんも多いのではないでしょうか?

白斑は乳腺が詰まったことにより、母乳の出口が無くなってしまい出来てしまいます。

白斑から母乳の分泌が少しでもあればまだいいですが、全く分泌がなく閉塞してしまっているとこの白斑からしこりに、そしておっぱいが固くなり痛みが出て乳腺炎が悪化してしまうことも。

発熱・関節痛

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乳腺炎が悪化すると最終的に発熱や関節痛を引き起こします。

発熱は37度代の微熱が出る場合や、酷くなると40度近い高熱が出ることも!こうなってしまうと体もだるく、赤ちゃんのお世話をするのも一苦労です。

乳腺炎について知らないと風邪をひいたのかな?と思ってしまうかもしれませんが、風邪のような関節痛やおっぱいに痛みやしこりなど何らかの症状がある場合は乳腺炎を疑った方がいいと思います。

出来れば発熱する前に何とかしたいところですが、発熱してしまったらかかりつけの病院や出産した産院などに速やかに受診することをオススメします。

膿が出る

乳頭の傷などからばい菌が入ってしまうと化膿性乳腺炎となり、膿が出てくることがあります。

膿が出るようになってしまうと最終的には切開して膿を出さなければいけない場合もあり、こうなってしまう前に受診するなど対処が必要です。

膿の色は黄色っぽい色や緑色などで、血が混ざることもあります。

化膿性乳腺炎の方が症状が強く現れると言われており、激痛を伴ったり乳房が赤く腫れ上がりカチカチになったりします。

まとめ

乳腺炎は症状も様々ですが、どれも授乳中には辛い症状ばかりです。

しかし毎日授乳しながらおっぱいの状態を確認をすることで、乳腺炎の症状に早めに気づき予防することが出来ます。

悪化させてしまうと高熱が出たり最終的には切開が必要になったりしてしまいますので、異変を感じたら早めに出産した産院や乳腺外科のある病院に受診するなど対処しましょう。

 - 病気, 育児