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吐き気が出産の兆候?!吐き気の原因と対処法4つ!

      2016/11/16

出産の兆候は人それぞれで様々な症状があります。

便秘が解消されたり食欲が出てきたり腰痛や下痢、いくら寝ても眠気が取れないなど沢山の症状を耳にしたことがあるでしょう。

その中でも多くの妊婦さんが経験されているのが「吐き気」です。

しかし、一言で吐き気と言っても出産前には気をつけなければならない吐き気もありますので注意が必要です。

今回は、この出産前の「吐き気」について原因や危険な場合の見分け方等をご紹介します。

出産の兆候のひとつに吐き気があるって本当??

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出産の兆候の一つと言われている「吐き気」ですが、避けることは出来ないのでしょうか。

妊娠していなくても吐き気があると気分的にも滅入りますし辛いですよね。

症状の出方としては、陣痛が始まる前から吐き気があったという方や、陣痛中も吐き気が酷く辛かったという妊婦さんも実は多いのです。

まずは出産の前にどうして吐き気が起こるのが、その原因について詳しく見ていきましょう。

出産前の吐き気の原因3つ

1.ホルモンの変化

女性の体は、妊娠するとホルモンバランスに変化が現れると言う事はご存知の方も多いのではないでしょうか。

妊娠中に増える女性ホルモンは黄体ホルモンである「プロゲステロン」と、卵胞ホルモンである「エストロゲン」の2種類です。

プロゲステロンは、妊娠初期に赤ちゃんの発育を助ける為に沢山分泌されるのですが、妊娠8ヶ月頃がピークとなりその後減少し始めます。

一方のエストロゲンは妊娠初期から分泌され続け、出産の準備が始まる臨月から出産間際まで増え続けます。

このエストロゲンが増えることにより全身の筋肉が緩み、出産時に産道が開くのを助けてくれます。

しかし、その影響で胃の筋肉も緩くなってしまい胃酸が逆流しやすくなり、吐き気を感じてしまうのです。

2.子宮による胃の圧迫

妊娠中は赤ちゃんがどんどん大きくなっていきますが、それに伴い子宮も勿論大きくなっていきます。

その為、赤ちゃんが2000gを超える臨月の頃になると子宮の真上にある胃が圧迫されてしまうのです。

赤ちゃんは出産直前まで成長していますので胃はどんどん圧迫されてしまい、吐き気をもよおしてしまいます。

しかし、臨月に入ると赤ちゃんがお産に向けて骨盤内に入り込む様にして下がってきますので、中には少し胃の部分に余裕ができ吐き気がなくなったという方もいらっしゃる様です。

3.子宮の収縮

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子宮と隣り合わせになっている胃には、子宮の振動やホルモンの影響なども伝わりやすくなっています。

その為、陣痛が起こり子宮が収縮するとその原因であるオキシトシンというホルモンが胃にも作用し、胃痛や吐き気を引き起こしてしまうのです。

出産前の危険な吐き気の見分け方

吐き気が続くのは辛いですが、出産の兆候だとすればもう少しで可愛い我が子に会えますので、何とか乗り切れそうな気がしますよね。

しかし、同じ吐き気でも出産の兆候ではなく危険な場合があるので注意が必要です。

危険な吐き気をずっと我慢していると、取り返しのつかない事になりかねませんので早めの対処が必要となります。

中々違いを見極めるのは難しいかもしれませんが、以下に紹介する様な吐き気であれば母子共に危険な状態に陥ってしまう可能性がありますので、早めに病院を受診する様にしましょう。

こんな吐き気には要注意!!

1.激しい頭痛を伴う吐き気

これまで感じた事のない様な激しい頭痛を伴う場合には「脳出血」が起こっている可能性があります。

脳出血とは、名前の通り脳内の血管が裂けたり破れる事で出血してしまう症状なのですが、実は妊婦さんの中には脳出血になってしまう方が多くいらっしゃるのです。

妊娠中は血液の量が多い事で高血圧になりやすい状態になっており、脳内の血管にも負担がかかりやすいのです。

脳出血は死亡率が高く、もし助かったとしても重い後遺症が残ってしまう場合が多いです。

しかし、少しでも発見が早い方がその後の後遺症は軽くなりますので、万が一、激しい頭痛が起こった場合には直ぐに病院を受診する様にしましょう。

参考記事:妊婦の脳卒中について

2.手足に浮腫みを伴う吐き気

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妊娠中は浮腫みが起きやすくなっています。これは、妊娠すると体内に流れる血液の水分量が妊娠前の約1.5倍近くになるからです。

体内に蓄積している水分が多くなりすぎ、腎臓の機能が追いつかなくなってしまい手足に浮腫みが起こりやすいのです。

しかし、毎日の食生活で塩分を控えたり、血行を良くする為に下半身を温めたりすると浮腫みは緩和されます。

それでも、浮腫みが一向に良くならず更に吐き気を伴う場合には「妊娠高血圧症候群」が疑われます。

妊娠高血圧症候群は早い段階で気づくことが出来れば治療をしながら無事に自然分娩で出産することができますが、発見が遅れると母子共に命の危険にさらされる事になり、緊急帝王切開になる場合があります。

普段から血圧が高めの方は食生活や生活習慣を見直し、浮腫みを伴う吐き気や頭痛などには注意しておかなければなりません。

妊娠高血圧症候群は日頃の心がけで予防できますので、少しでも危険因子を取り除ける様に気をつけておくと良いですね。

妊娠高血圧症候群とは!?

妊娠高血圧症候群とは、妊娠20週から産後12週までの間に高血圧を発症した場合を指します。

高血圧と診断される基準は最高血圧が140以上、最低血圧が90以上の場合です。

また、元々妊娠前から血圧が高い方は妊娠中も血圧が高くなりやすくなります。

しかし、妊娠前から高血圧である方は妊娠高血圧症候群とは呼ばず、高血圧合併妊娠と呼びます。

また、高血圧と共に尿タンパクが出ている場合にも、妊娠高血圧症候群と呼びます。

これらの症状と一緒に浮腫みが出る場合が多く、診断基準となります。

早い段階で気づき、生活習慣を見直したり管理入院をする事で症状が悪化するのを止める事ができます。

しかし、発見が遅れると母子共に死亡する場合もある怖い病状なのです。

参考資料:妊娠高血圧学会

3.激しい下痢を伴う吐き気

妊娠中はホルモンバランスの変化により、免疫力が落ち感染症にかかりやすくなっています。

「嘔吐下痢症」と呼ばれ、吐き気と下痢を繰り返す場合には感染症が疑われます。

代表的なウイルスは「ノロウイルス」と呼ばれ、特に冬の時期に流行します。

直接赤ちゃんへの影響はありませんが、母体が栄養不足や脱水症状に陥ると赤ちゃんへの栄養供給が十分に行き渡らなくなりますので注意が必要です。

ノロウイルスとは!?

ノロウイルスは2枚貝に多く存在しており、生や未加熱で食べた時に感染します。

潜伏期間は24時間〜48時間と短く、すぐに症状が出る様です。しかし、健康な人であれば直ぐに症状は良くなるでしょう。

ノロウイルス感染症にかかった場合の症状

  • 吐き気
  • 下痢
  • 腹痛
  • 37度〜38度の発熱

出産迄に吐き気は治るの!?

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出産に対して心配や不安を抱えていらっしゃる妊婦さんは多いと思いますが、更に吐き気が治まらなかったと考えると不安は増すばかりですよね。

しかし、もし何か吐き気を軽減できる様な方法があれば試してみたいと思いませんか。

そこで、そんな方にオススメの吐き気を乗り切る方法をご紹介します。

出産前の吐き気を乗り切るポイント4つ!

1.消化に良い物を食べる

子宮により胃が圧迫されていますので、胃の消化機能が衰えてしまっています。

刺激の強い物や脂っこい物、糖分の高い物や冷たい物など胃の負担になる様な物は避け、なるべく消化に良い物を食べたり飲んだりする様にしましょう。

オススメの食べ物(飲み物)!
  • お粥
  • お雑炊
  • 煮麺
  • 具沢山スープ
  • パン粥
  • ホットミルク

2.こまめに食事を摂る

上記でも説明しましたが消化機能が衰えていますので、たとえ消化に良い物だとしても一度に沢山食べると胃の負担になってしまいます。

少しずつ食べる事で消化もスムーズに行われますので、1日の食事を3回から5回に増やすなどしてこまめに食べる様にすると良いでしょう。

3.食後は直ぐに横にならない

食後直ぐに横になってしまうと胃の内容物が食道の方へ逆流してしまい、吐き気や胸焼けの原因となります。

特に、臨月にはホルモンバランスの変化で胃の筋肉も緩くなっていますので、逆流しやすくなっています。

食後はソファなどに座ってゆっくり過ごすと良いでしょう。

4.無理をせずにゆっくり過ごす

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妊娠中は一人の体ではありませんので色々と気をつかうでしょうし、大きなお腹では中々夜も寝付けなくなるので疲れが溜まりやすくなります。

また、ホルモンバランスが大きく変わりますので、精神面でも不安やイライラが募ってしまうでしょう。

そういったストレスが積み重なると消化不良を起こし、吐き気につながりますのでなるべく無理をせずにゆっくり過ごすと良いでしょう。

もし、ご家族の方が協力してくれるのであれば、たまには家事をお願いして息抜きをするなど、自分なりにストレス発散法を工夫できると良いですね。

私の出産体験談!

実は、出産時の兆候として吐き気を経験したと言う妊婦さんは多くいらっしゃいます。

中には、お産の最中まで吐き気が止まらなかったと言う方もいらっしゃる様です。

幾つか体験談を紹介しますので、予定日近くの症状として参考にしてみて下さい。

出産の前日、死ぬほど気持ち悪くて寝れなかったよ!

初産だったし、まだ37週入ったばっかりだったからまさか陣痛来るなんて思ってなくて、なんか悪いもの食べたかと思ってた。

二人目も全く同じだったから、あーそろそろ来るなぁって思ってたよ。

引用元:出産前で気持ち悪くなった方いますか?

便が柔らかくなって1週間くらいで生まれましたよ。

あとはおしるしが3日前に少し、前日にいっぱい出て、それからはダラダラおしるしが出て「気持ち悪い~」と思っていたら翌日陣痛が来て出産でした。

引用元:出産の兆候を教えてください!

私の場合は出産前日にいままでにないぐらいの吐き気が襲ってきてひたすら吐きまくりました^_^;

おかげで一睡もできなく、タイミングよく翌日の朝おしるしがあり産院に連絡しおしるしがあった事、吐きまくりで一睡もしてないことを告げるとすぐ来てくれと言われこのままでは出産の体力がなくなるので促進剤使いましょうとなり出産に至りました。

引用元:39週の妊婦です。

まとめ

お産が始まる兆候は人それぞれで、後からもしかするとあれが兆候だったのかもと気づく方も多いでしょう。

その内の一つに吐き気があるのですが、勿論これには歴とした原因があります。

ホルモンバランスの変化や、大きくなった子宮によって胃が圧迫された事により吐き気をもよおすのですが、それ以外にも危険な吐き気が潜んでいる場合もあります。

危険な吐き気の場合に伴う症状を紹介しましたが、自分では中々判断が難しい場合には一度担当の先生に相談してみるのも良いかもしれませんね。

 

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