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何日も続く赤ちゃんの便秘が心配・・・原因・解消法・予防法まとめました!

   

「あれ?そういえば、最近ウンチが出てないかも・・・?」と赤ちゃんの便秘が心配になったことはありませんか?

赤ちゃんも大人と同じように便秘になることがありますが、排便のペースには個人差があるので、3~4日排便がなくても便秘とは限りません。

しかし、機嫌が悪くておっぱいを飲まない、排便の際に苦しそうにしている、お腹が硬く張っている、などの場合は便秘になっている可能性が高いです。

母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんが、なぜ便秘になるのでしょうか?

赤ちゃんの成長とともに便秘の原因も変わっていくので、月齢別に原因と対策を紹介します。

【月齢別】赤ちゃんの便秘の原因って一体なに?

画像出典元:https://192abc.com

便秘の原因【新生児~生後4か月】

生後間もない赤ちゃんの便秘の原因として、母乳不足があげられます。

体重があまり増えない、おしっこの回数が少ない場合は母乳が足りていないサインです。

母乳の量が少なくて水分不足になっているので、母乳の回数を増やすかミルクを足しましょう。

完全ミルクで育てている赤ちゃんの便秘は、赤ちゃんの体質と粉ミルクがあっていないことが原因の可能性もあります。

ミルクの種類を変えてみると便秘が解消すること場合があるので、試してみてください。

また、オムツかぶれのせいで排便を我慢したり、体が冷えたせいで腸の機能が低下し便秘のになる場合もあります。

お尻を清潔に保ち、かぶれが酷い場合は塗り薬を処方してもらいましょう。暑い時期でもお昼寝の時はお腹が冷えないようにタオルなどを活用して下さい。

赤ちゃんの腸は発達途中です。成長に伴って便の回数が減ったりしますが、2~4日に1回の排便でも機嫌よく生活できていれば問題はありません。

便秘の原因【生後5か月~8か月】

赤ちゃんは離乳食が始まると腸内環境が変化して、徐々に便を溜められるようになります。

そのため、新生児期にくらべて便の回数が少なくなるのは自然な事なので、あまり心配はいりません。

それまで、母乳やミルクだけで生活していた赤ちゃんですが、離乳食を食べるようになるとその分母乳やミルクを飲まなくなり、水分の摂取量が減ります。

水分が不足すると便秘になりやすくなるので、食事と一緒に母乳やミルク、白湯や麦茶などの飲み物を与えるようにしましょう。

便秘の原因【生後9か月~11か月】

離乳食完了期の赤ちゃんは、消化器官がだんだん発達してきて食べ物の消化吸収がよくなります。

そのせいで、便になる食べ物のカスが少なくなり、便の回数も減ってきます。

食べる量が少ない赤ちゃんは、便の量が少なくなり、便が腸に留まる期間が長くなると便秘になります。

また、離乳食の栄養が偏っていて食物繊維が足りないと便秘になったり、水分不足も便秘の原因になります。

赤ちゃんの食事の量や水分摂取に気を配りましょう。

赤ちゃんの便秘の症状って?

画像出典元:http://runningaroundnormal.com/

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まだ喋れない赤ちゃんの便秘は、どのように判断したら良いのでしょうか?

基本的に、赤ちゃんは何日排便が無ければ便秘という厳密な基準はありません。

また、大人のように便が固くならない場合もあるので、以下のような症状があれば便秘と判断してください。

赤ちゃんの便秘の症状

  • 母乳やミルクを飲まない、または離乳食を食べない
  • 母乳やミルク、離乳食を吐く
  • 苦しそうで機嫌が悪い、泣き続ける
  • 寝つきが悪い、眠れない
  • お腹が張っている、お腹が硬い
  • 排便の際に苦しそうにする
  • 便が少ししか出ない、便が硬い
  • 肛門が切れて、出血している

赤ちゃんは胃の形状がまっすぐなため、体を動かしたり姿勢を変えるだけで胃の中のものがすぐに外に出て嘔吐してしまいます。

便秘が原因で吐く場合は、かなりひどい便秘になっているので食欲不振や機嫌が悪い、おなかの張りなど他の症状も一緒に現れます。

もし、赤ちゃんが吐いても、その後は機嫌が良く食欲もある場合は心配する必要はありません。

赤ちゃんが便秘の時は、常に機嫌が悪く、おっぱいの飲みも悪く、眠そうなのに寝てくれない、という状態が続きます。

初めてそんな状態を目の当たりにしたお母さんは、何が原因なのか分からずにイライラしてしまうかもしれません。

便秘にすぐに気付いてあげられるように、赤ちゃんの様子をよく観察するようにしてください。

便秘が赤ちゃんに与える影響って?なにかの病気なの?

画像出典元:http://benpitoninpu.com

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赤ちゃんが便秘になったからと言って、すぐに体調面に悪い影響が出るわけではありません。

しかし、便秘が続くと食欲不振になり体重が増えなくなったり、栄養不足になる可能性もあります。

また、便秘は風邪などの症状の一つとして現れる場合があるので、熱がないかなど体調をチェックしましょう。

血便が出た場合、便に血が少し混じっている程度なら、切れ痔なので心配はいりません。

まれですが、腸の形や機能に異常があって便秘になる赤ちゃんもいます。

もし、便が真っ黒、又は真っ赤な場合は、大腸などの病気の可能性があるので、必ず病院を受診してください。

頑固な便秘を繰り返す場合は、腸重積症ヒルシュスプルング病といった病気が隠れている事もあります。

病院を受診する際は、便がついたオムツを持参して医師に見せると、病気の診断に役立ちます。

赤ちゃんの便秘を解消する7つの方法!

画像出典元:http://moomii.jp

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赤ちゃんが便秘になっても、すぐに病院に連れていく必要はありません。

まずは、ご家庭ですぐにできる便秘解消法を試してみましょう。

1.マッサージ・体操

すぐにできる簡単なマッサージや体操で、赤ちゃんの腸の動きを促してみましょう。

「の」の字マッサージ自転車体操が便秘に効果があると言われています。

自転車体操

生後すぐからできる体操で、便秘の予防・改善に効果があります。

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両膝を持ち、自転車のペダルをこぐように優しく股関節を動かす動作をします。

「の」の字マッサージ

画像出典元:http://moomii.jp

 

赤ちゃんのお腹を「の」の字を書くように時計回りにゆっくりとマッサージします。

マッサージオイル(ホホバオイル、オリーブオイルなど)を使うと滑りが良くなってやりやすいです。

お風呂で体を洗う時に、泡をつけながらお腹をマッサージするのもいいでしょう。

スキンシップも兼ねて、お母さんも赤ちゃんもリラックスしながら優しくゆっくり行いましょう。

マッサージや体操は、おむつ替えやお風呂上りの時などに行う習慣をつければ、便秘の予防にもなります。

2.水分補給(白湯・麦茶・果汁)

赤ちゃんに与える水分は、生後1か月を過ぎた赤ちゃんなら白湯麦茶、離乳食が始る生後5~6か月頃の赤ちゃんなら果汁を与えてみましょう。

果汁は、濃縮還元ジュースより果糖入りの生ジュースがおすすめです。

生ジュースに含まれる果糖が水分を引き寄せて便を柔らかくしてくれます。

3.オリゴ糖

オリゴ糖は母乳にも含まれている成分の一つで、腸内の善玉菌を増やす働きをします。

オリゴ糖を選ぶときは、ショ糖などの添加物が無いものを選びましょう。また、シロップ状は添加物が多いので粉末のオリゴ糖がおすすめです。

飲ませ方は、3~4gのオリゴ糖をミルクや白湯に溶いて、哺乳瓶で飲ませます。

生後1か月を過ぎれば与えても大丈夫です。

飲ませすぎると下痢を起こす場合があるので注意してください。

4.ツボを刺激する

画像出典元:http://sukiriponpon.com

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便秘に効果のあるツボは複数ありますが、赤ちゃんの小さい手や足のツボを押すのは難しいので、お腹にあるツボを刺激するのが簡単で効果的です。

便秘に効くツボ「天枢(てんすう)」は、おへその両側にあり、おへそから指2本分(3cm)くらいの場所にあります。

あまり強く刺激せずに、指の腹や手の平を使って優しくマッサージするように刺激します。

5.綿棒で刺激する

綿棒で赤ちゃんの肛門を刺激し、排便を促すのが綿棒浣腸と言われる方法です。

綿棒は赤ちゃん用の細い物ではなく、普通サイズの綿棒を使います。

まず、滑りを良くするために綿棒の先をベビーオイル(オリーブオイル、ワセリン、馬油でも可)に浸します。

大量に便が出て汚れる場合があるので、新聞紙などを敷いた上に赤ちゃんを仰向けに寝かせます。

赤ちゃんの足をM字に広げ、傷つけないように注意しながらゆっくり綿棒を肛門に挿入してください。

綿棒の綿の部分が全部入るくらいが目安です。そのまま、綿棒で円を描くようにクルクル回す動作を数十秒間続けてみてください。

赤ちゃんの足をM字にしたまま下腹部を少し押すと便が出る場合もあります。

もし綿棒浣腸をしている最中に便が出なくても、オムツをしてしばらくすると排便される場合もあります。

6.赤ちゃんの便秘薬・マルツエキス

画像出典元:http://taiyonoekubo.ti-da.net

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マルツエキスはサツマイモを原料とする麦芽糖が主成分の乳幼児用便秘薬で、ドラックストアで購入できます。

麦芽糖は小腸では吸収されずに大腸まで届き、善玉菌の栄養素となります。

善玉菌が栄養素を発酵分解することで、腸の活動が活性化されて便秘が改善します。

マルツエキスは薄茶色のトロリとした水あめ状のお薬で、少量の小包装タイプと容量の多い缶入りタイプがあります。

飲ませ方は、母乳またはミルクを飲んでいる赤ちゃんならお湯に溶かして哺乳瓶で与えます。

離乳食が始まっている赤ちゃんであれば、離乳食のお粥などにいれて与えても良いでしょう。

副作用はほとんど無いと言われていますが、様子を見ながら与え、もし下痢や腹痛などがある場合は使用を中止してください。

7.浣腸

画像出典元:http://allabout.co.jp

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上記の方法をすべて試しても便が出ない場合は、浣腸をしましょう。

1歳未満の赤ちゃんでも使用できる浣腸がドラックストアでも手に入ります。

赤ちゃん用の浣腸の主成分はグリセリンで、生後3か月を過ぎて乳児検診で異常のない赤ちゃんであれば使って大丈夫です。

使用する前に、浣腸をお湯に入れて40℃くらいまで温めておきます。

浣腸のノズルの先にベビーオイル(オリーブオイル、ワセリンなども可)を塗って、滑りを良くします。

1歳未満の乳児なら仰向けに寝かせ、おむつ替えの姿勢で浣腸を挿入し、中の液が半分残るまでゆっくり注入します。(残った液は廃棄します)

浣腸を抜いたら、ティッシュなどで肛門を抑え、注入した液がすぐに出てこないようにしてください。

しばらく待つと、赤ちゃんがいきみたくなって液と一緒に排便します。

「浣腸は使うとクセになるのでは?」と心配するお母さんが多いですが医学的な根拠は無く、小児科医が「浣腸はクセにならない」と説明しています。

病院で浣腸をしてもらう事もできますが、風邪などを移される心配もあるので、是非ご自宅で試してみてください。

最初は恐る恐るだったお母さんも、実際に使ってみたらアッという間に便が出て、もっと早く使えば良かった、という声が多いです。

便秘が何日続いたら心配・・・?小児科受診の目安って?

画像出典元:https://4yuuu.com

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赤ちゃんの便秘には、何日便が出なければ便秘という厳密な基準はありません。

栄養の吸収力が高い赤ちゃんは便の回数が少なくなる傾向があり、とくに母乳はミルクより消化吸収されやすいので、母乳だけの赤ちゃんは排便の回数が少なくなります。

もし赤ちゃんが1週間便が出なくても、機嫌良く過ごせていれば問題ありません。

便秘で小児科を受診する目安として、便が出ない日数よりも機嫌の良し悪し、母乳やミルクの飲み、そしてお腹の張りをチェックすることが重要です。

赤ちゃんを仰向けに寝かせたときに、お腹が胸より出ている場合は便秘でガスや便が溜まっている状態です。

小児科を受診する際は、以下の情報をきちんと医師に伝えてください。

小児科医に伝える情報

  • 何日排便がないか
  • おしっこはでているか
  • 機嫌の良し悪し
  • 母乳やミルクは飲めているか

赤ちゃんの機嫌が良くても、1週間以上便が出ない場合は病院を受診すると安心です。

やっぱり予防が1番!赤ちゃんの便秘の予防法3つ!

画像出典元:http://www.alpina-water.co.jp

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赤ちゃんが便秘になってから解消法を試すよりも、できれば便秘になる前に予防したいですよね。

日常生活の中で、どんなことに気を付ければ赤ちゃんの便秘を予防できるのでしょうか?

1.こまめな水分補給

赤ちゃんは大人の2倍以上の汗をかくと言われるので、出来るだけこまめに水分を摂取させてあげるようにしてください。

離乳食開始前であれば白湯や麦茶、離乳食が始まったら果汁などもOKです。

水分を与えるタイミングは、授乳や食事の前だとお腹が一杯になってしまうので避けてください。

2.食事のバランス

離乳食が始まったら、食事のバランスに気を付けましょう。

なるべく食物繊維の多い食品をメニューに加えるようにしてください。

便秘の改善に役立つ食品

  • 海藻類(わかめ、ひじき)
  • きのこ類
  • 根菜類(サツマイモ、にんじん)
  • かぼちゃ
  • プルーン
  • バナナ

離乳食の初期はサツマイモやカボチャなどをペースト状にして、離乳食に慣れてきたらワカメやヒジキをすりつぶして与えてみましょう。

離乳食完了期には繊維の多いきのこ類もみじん切りにすれば食べられます。

正しい食生活が身につけば、腸内環境が整って便秘になりにくい体質になります。

3.適度な運動

画像出典元:http://baby-chiiku.com

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体を動かし筋肉を使うことで、腸の活動を促し便秘の予防・改善に役立ちます。

積極的に、赤ちゃんの成長・発達にあわせた運動を行いましょう。

新生児期は寝てばかりの赤ちゃんですが、だんだん筋肉がついてくると手足を活発に動かすようになります。

生後2~3か月の赤ちゃんの場合は、手や足を優しくつかんで曲げ伸ばしをしたり、様子を見ながらうつぶせにしたりすると運動になります。

腰がすわってきたら、お母さんの膝の上に赤ちゃんを乗せてゆらゆら揺らす運動がおすすめです。

ハイハイができるようになったら、赤ちゃんが安全に遊べるスペースを確保して、ハイハイやつかまり立ちの練習を沢山させましょう。

まとめ

この時期の便秘はたいてい一過性のもので、赤ちゃんの体の発達とともに解消することがほとんどです。

あまり深刻に受け止めずに、様子を見ながら紹介した便秘解消法を試してみてください。

また、一つの便秘解消法だけでなく適度な運動、バランスの取れた食事、規則正しい生活習慣などトータルで取り組むことが重要です。

それでも、便秘が続いて不安な場合は、かかりつけの小児科に相談しましょう。

 

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