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これが気になる!離乳食後期に知っておきたいことと気を付けること 食事メニュー例も

      2017/02/18

そろそろ離乳食も後期に入るかな…という方も、いざ始めるとなると心配なことが出てきませんか?例えば、どのタイミングで始める?新しい食材は何を使っていい?そもそも後期ってどんな時期?…などなど。

そこで、離乳食後期の基本、メニュー例、注意することなど、離乳食後期の気になる事をまとめました。今後の離乳食を進めていく参考にしてくださいね。

離乳食 後期ってどんな時期?

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後期はこんな時期です

月齢がだいたい9か月ごろになると、離乳食は後期の段階に移行していきます。離乳食後期は別名「カミカミ期」月齢はだいたい9~11か月ごろに当たります。

これまではお豆腐位のかたさだった食事から、熟したバナナ程のかたさの物を食べられるようになります。赤ちゃんのお口は舌を左右に動かすことができ、食べ物を口の中で動かすことも上手になっていきます。

この動きから、歯茎に食べ物を運んでかみ潰す「カミカミ」が上達していくのです。また、これまでは1日2回の食事(2回食)から1日3回の食事(3回食)に増やす時期でもあります。

食べることに興味が出て、手づかみで自分から食べたがる子もいるでしょう。家族がそろって食事をすることで「ごはんは楽しい!」という体験をすることも大切になっていきますよ。

それから、母乳・ミルクと離乳食の栄養バランスは、半分半分~離乳食が多めになっていきます。

いつから始める?こんな様子は移行のサイン

  • お座りが安定している
  • 2回食で生活リズムが整ってきた
  • バナナの薄切り位のものを左右どちらかの歯茎ですりつぶす様子が見られる

先輩パパ・ママの離乳食後期に移行した体験談

前述した移行のサインはあくまで目安。離乳食の進み方は、その子によって個人差がとても大きいものです。3回食にするサインをすべてクリアしなくても、子どもを良く観察しているとそのタイミングがわかることもあるようですよ。

うちの場合は3回食は息子が教えてくれました。 ご飯80g+具材の離乳食を2回食べているのに、4時間持たないでお腹すいたとアピールして来るので。 なので、うちも丸呑みでしたが気にせず、3回食にしました。

引用元:Yahoo!知恵袋「離乳食2回食から3回食にするタイミング」より

3回食のリズムを整えましょう

3回食を始めたばかりの頃は、朝・昼・晩の食事の時間を3~4時間ほど空けるようにします。そして、3回目の食事は夜7時までに終わらせるようにしましょう。

最初は、お昼寝の時間帯が予定よりずれてしまったり、赤ちゃん自身が食べなかったりすることもあります。1日3回食べることができなかった…という日もあって当たり前ですから、安心してくださいね。

そういった日がだんだん無くなり、3回食に慣れてきたら大人と同じ時間帯の食事にすると良いでしょう。

【3回食の生活リズム】モデルケース

移行したばかりの頃

7時 母乳やミルク

10時 離乳食1回目+母乳やミルク

14時 離乳食2回目+母乳やミルク

18時 離乳食3回目+母乳やミルク

22時 母乳やミルク

2時 母乳やミルク

慣れてきたころ

7時 離乳食1回目+母乳やミルク

12時 離乳食2回目+母乳やミルク

18時 離乳食3回目+母乳やミルク

22時 母乳やミルク

2時 母乳やミルク

量・調理方法・メニュー例を知りたい!

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1食分の食材量のめやす

炭水化物

やわらかいおかゆ(5倍がゆ)90g~やわらかいごはん80g

野菜・果物

30~40g

タンパク質

魚や肉15g

(もしくは)豆腐45g

(もしくは)卵1/2

(もしくは)乳製品80g

※2種類使う場合は1/2の量にするなど、量を調整しましょう

必ずこれだけ食べないといけないわけでなく、あくまでも目安です。お子さんの様子をよく観察し、食欲・口の動かし方・身長体重などの成長によって量を調整してくださいね。

調理方法

これまでは「煮る・ゆでる」という方法でしたが、後期になると「焼く・炒める」ということができます。その時に少量の油やバターを使うことも可能です。

バターはなるべく塩の入っていないもの(無塩バター)にすると、赤ちゃんの体に余計な負担がかかりません。

調味料

離乳食後期からは油やバターの他にも、塩・しょうゆ・みそなどの調味料を使うことができます。使いすぎは赤ちゃんの腎臓に負担がかかってしまうので注意が必要です。

この時期はまだ塩としょうゆを併用はしません。また、ケチャップは塩分が多いため離乳食にはやや向いていない食材です。使用する場合は風味付け程度の量をを薄めて使うようにします。

それから、ソースは香辛料が入っているので離乳食には不向きです。離乳食が完了する1歳半以降に少しずつ始めた方が良いでしょう。

調味料 1食分の量のめやす

  • 塩 0.16~0.3g ※塩少々(親指と人さし指の指2本でつまむ位の量)の半分程度が目安です
  • しょうゆ 小さじ1/3
  • 砂糖 3g
  • オリーブオイルやバター 小さじ3/4
  • みそ 小さじ1/8

使えるようになる食材例

炭水化物 中華麺、バケット、クラッカー、春雨 など
タンパク質 焼き豆腐、スライスチーズ、牛ひき肉、豚挽き肉、あじ など
ビタミン・ミネラル ひじき、切り干し大根、もやし など

栄養バランス・献立の考え方

離乳食で栄養を摂る割合が増えていく時期なので、バランスを考えて離乳食を用意することが大切になってきます。炭水化物(主食)+メインのおかず(主菜)+サブのおかず(副菜①)+汁物(副菜②)の3~4品で考えます。

食材は、炭水化物、タンパク質、ビタミン・ミネラルの3つの栄養素を、最低でも1つずつは入れるようにします。主菜にはタンパク質、副菜に野菜や海藻類を使うようにしておくと、献立を立てやすくなりますよ。

また汁物を出すことで赤ちゃんにダシの味を教えることができ、味覚の幅が広がることにもつながります。

離乳食後期のメニュー例①

おかかご飯/ニンジンとカボチャのひき肉あんかけ/大根とオクラのスープ

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引用元:マミイの離乳食奮闘日記「離乳食後期(カミカミ期)」より

離乳食後期のメニュー例②

ニラ玉丼/ほうれん草と豆腐のゴマ和え/玉ねぎとニンジンの味噌汁

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引用元:マミイの離乳食奮闘日記「離乳食後期(カミカミ期)」より

離乳食後期のメニュー例③

しらすご飯/鶏ひき肉とカボチャの煮物/大根のとろみスープ

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引用元:マミイの離乳食奮闘日記「離乳食後期(カミカミ期)」より

離乳食後期で気を付ける3つのこと

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1.鉄分

生後9か月以降の赤ちゃんで気を付けないといけないことの一つに「貧血」があります。生まれてからこれまでは、お腹の中でママからもらった鉄分を使ってきた赤ちゃん。

ですが、その蓄えがなくなってしまうのがちょうどこの時期なのです。蓄えが無い分、母乳かミルクと離乳食で鉄分を補わないといけません。

この時期は、母乳・ミルクと離乳食の割合が逆転し、離乳食の量が増えていく時期でもあります。その為、離乳食でも鉄分を摂れるようにすることが大切です。

離乳食で鉄分を摂るポイント

  • ベビーフードのレバーを使う
  • 赤身の肉・魚・ひじき・青のり・パセリ・ほうれん草・海藻類・大豆を取り入れる
  • 肉・魚類の方が野菜類より吸収しやすい
  • 野菜類はビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップする 
  • 健診などで指摘された場合、フォローアップミルクを利用する

2.口移し・かみ砕いて与えるのはNG

パパママの親世代から上の年代になると、口移しやかみ砕いて離乳食を与えることは普通に行われていたそうです。しかし大人の口の中には様々な細菌がいます。そして生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には悪い菌はいません。

口移しやかみ砕いて与えることは、赤ちゃんをその細菌に感染させるのと同じことです。うつってしまう菌は、例えば虫歯の原因菌の一つである「ミュータンス菌」があります。

他にも胃潰瘍や胃がんの原因となる「ピロリ菌」も唾液を通じて感染することが報告されています。食事を口移しやかみ砕いて赤ちゃんに与えることはやめるようにしましょう。

3.味付け

離乳食後期になると、内容の幅も広がってだんだん大人の食事へ近づいていくのを実感しますね。つい大人と同じような食事をあげたいという気持ちになるかもしれませんが、それはストップしてください。

赤ちゃんの内臓はまだまだ未熟です。濃い味付けは腎臓や肝臓に大きな負担を与えてしまいます。また、発展途上の味覚にも悪影響があります。

濃い味を覚えると、食べ物の好みが偏り、糖尿病・高血圧・肥満などの生活習慣病になる危険が高まってしまいます。この時期にしっかり味付けをすることは控えるようにしましょう。

離乳食後期の知りたい5つのこと

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1.嫌がって食べない・遊んで食べない・食べるのが遅い場合

原因の一つに、赤ちゃん自身がもともと食が細いという場合があります。食事の適切な量はその子によって全く違いますから、その子に合った食事の量を見つけていくことが大切です。

また、赤ちゃんの好みでドロドロしたものが嫌いという場合もあります。この場合は、離乳食の段階を進めることである日突然食べるようになったということが多いです。

自我が発達してくる時期なので「自分で食べたい!」という気持ちから食べるのを嫌がる子もいるかもしれません。その場合は、手づかみで食べられるメニューを1品用意すると良いですね。

遊んで食べない場合はまず「もう片付けるよ」と予告します。それでも食べないようなら「ごちそうさまでした」と言って食事を下げましょう。

この時、怒ったりする必要はありませんので、やさしく声掛けしましょう。体重が増えず成長曲線から外れていく場合は、小児科のお医者さんに相談して離乳食に取り組んでいきましょう。

2.歯が生えそろっていない場合

乳歯が生え始める平均は8か月を過ぎてからですが、9か月になっても歯が一本も生えていない赤ちゃんもいます。赤ちゃんは歯茎や顎を使って食べる練習をしています。

その為、歯が生えていなくても食べたそうにしている様子が見られたら3回食に進めても大丈夫です。食べ物の硬さが気になると思いますが、これも進めていくことができるので安心してください。

ただし、いきなり硬い食べ物を与えると噛まずに丸のみする癖がついてしまいます。歯茎で噛めているかどうかを確認して進めることは大切です。

3.お弁当はどうしたらいい?

保育園に通わせていると、お弁当の日やイベントなどでお弁当をもっていかないといけない日がありますね。離乳食でお弁当を作ることもできますが、慣れていなかったり夏場だったりすると衛生面が心配です。

そんな時はお弁当仕様のベビーフードを利用してはいかがでしょうか。カップタイプでスプーンが付いているものがあり、温めずそのままでも食べることができるのでとても便利です。

アレルギーの心配がありますので、与えたことのない食材が入っているものは選ばない方が良いでしょう。

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4.風邪の場合

いったん離乳食を中期の内容に戻すことが基本です。胃腸に余分な負担がかからないように、脂の多い肉や魚は避けるようにしましょう。

病院にかかっている場合は、必ずお医者さんに相談してくださいね。

5.食後の母乳・ミルクが減らない場合

母乳が減らないという場合は赤ちゃんの観点からは問題はありません。離乳食を与えた後は飲みたがるだけあげるようにします。おっぱいは水分・栄養補給の他にも、赤ちゃんが心の安定を求めてほしがることが多くあります。

ミルクの場合、体重が順調に増えているのであれば、段階的にミルクを減らすことを考えてはいかがでしょうか。例えば200ml与えていたのを180mlにし、次は160mlに…と少しずつ減らしていく方法です。

また、母乳・ミルク両方に共通して離乳食の量が足りていないという可能性があります。その場合は、一度食事量を見直して少し増やしてみると、母乳の回数やミルクの量が減ることがありますよ。

まとめ

離乳食後期になると、回数は3回になり食材が増えるので、離乳食の幅も広がっていきます。その分メニューを考えるのが大変になっていきますが、主食+主菜+副菜をベースに考えてみましょう。

離乳期は何よりも楽しい食事の体験をさせることが大切。ママもパパも笑顔で離乳食後期を楽しんでくださいね。

 - 育児, 離乳食