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母乳は最強?母乳と粉ミルク どっちがおすすめ?

      2016/10/04

待望の赤ちゃんが産まれていざ育児に突入…となった時に「母乳で育てるのか」「粉ミルクも使うのか」の壁にぶつかるママも多いことと思います。

昔ながらの育児を推奨する人の意見を聞けば「赤ちゃんには母乳が一番!」という言葉が出てくることでしょう。

けれどママの体調や状況によっては、赤ちゃんに粉ミルクを飲ませることもあります。でもそれって、赤ちゃんの成長に影響があるの?

ママが知りたい、母乳と粉ミルクの違いをまとめました。

母乳と粉ミルクの違いについて知りたい!

 

母乳・粉ミルクそれぞれのメリット・デメリット

母乳・粉ミルクで育児をした場合に考えられる、それぞれの主なメリット・デメリットを比べてみました。もちろんこのほかにも個人が感じるメリット・デメリットがありますので、あくまで例として挙げています。

メリット デメリット
母乳 お金がかからない

赤ちゃんが欲しがったら、すぐに与えることができる

赤ちゃんとママのスキンシップになる

子宮収縮につながり、産後の回復が早い

頻回授乳になるため、ママの身体の負担が大きい

赤ちゃんを長時間他の人に預けることができない

外出先での授乳は場所を選ぶ

赤ちゃんが飲んでいる量が分かりにくい

ママの食べたものの影響を受ける

粉ミルク 腹持ちがよいので、赤ちゃんが夜もしっかり寝てくれる

ママ以外でも赤ちゃんに授乳ができる

授乳場所を選ばない

粉ミルク代・哺乳瓶代・消毒液代等がかかり、不経済

調乳の手間がかかるので、面倒である

母乳に含まれている免疫を赤ちゃんが受け取ることができない

外出時に荷物が多くなってしまう

母乳とミルクの成分の違いは?

母乳・粉ミルクのメリット・デメリットについてご紹介しました。それでは、実際に含まれる成分にはどんな違いがあるのでしょうか。

粉ミルクって何でできてるの?

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粉ミルクの成分とは

粉ミルクの主な原料は牛乳ですが、アレルギーに対応したものは大豆などを原料としています。最近では母乳の研究を進めて、母乳に近い成分で配合を試みているメーカーがほとんどです。

粉ミルクのパッケージを見ると、さまざまな成分表示がされています。でも、どの成分がどんな効能を目的として配合されているかを知っている人は少ないのではないのでしょうか。

粉ミルクに配合されている成分を知って、上手に利用していきましょう。

下記の表にある成分はすべて母乳にも含まれています。

成分名 赤ちゃんの身体への効能
葉酸  赤血球の合成・皮膚粘膜の強化・口腔粘膜の強化 など
DHA  抗アレルギー、抗炎症作用 など
β-カロテン  他の栄養素の働きを促進する・抗酸化作用 など
シスチン  皮膚や髪の毛を丈夫にする・傷の治癒を促進する など
ラクトフェリン  ウイルスへの感染防御作用・腸内細菌の増加作用 など
タウリン  消化作用の補助・肝機能を高める など
オリゴ糖  腸内善玉菌の増加作用・有害細菌の定着阻害作用 など
ヌクレオチド  消化管粘膜の増殖・免疫細胞の活性化 など
アラキドン酸  脳神経の発達を促す・免疫を調整する物質を作る など

母乳と粉ミルクの腹持ちの違いは?

粉ミルクにもたくさんの栄養分が配合されていることが分かったと思います。それでは、母乳と粉ミルクはどのくらいの時間、赤ちゃんのお腹を満たしてくれるのでしょうか。

一般的にいって、母乳は非常に消化が早いので、特に新生児期の赤ちゃんは1時間ごとにおっぱいをくわえさせる…なんていうことも珍しくありません。

母乳の分泌量が安定して赤ちゃんがおっぱいを飲む力が強くなってくると、約2時間ごとの授乳でも大丈夫になってきます。

粉ミルクの場合はどうでしょうか。赤ちゃんの状況にもよりますが、一度ミルクを飲ませてあげると、だいたい3時間~4時間程度はお腹がいっぱいになり、ぐっすり眠ってくれることが多いようですね。

粉ミルクのほうが断然腹持ちが良いことになります。

カロリーの違いは?母乳とミルクでは子どもの体格に差が出るの?

粉ミルクはなるべく母乳の成分に近い栄養素で構成されていますが、赤ちゃんが摂取できるカロリーはどうなっているのかも確認しておきましょう。

母乳100CCあたりのカロリー  65キロカロリー
粉ミルク100CCのカロリー  66キロカロリー

それぞれ、摂取できるカロリーには大きな差がないことが分かります。

ちなみになぜカロリーは同じくらいなのに粉ミルクのほうが腹持ちが良いのか?

それは消化の早さが違うから。腹持ちが良いというと、聞こえがいいですが実は「消化吸収が悪い」ということでもあります。

なぜ粉ミルクだと消化が悪くなるのか?それは成分である牛乳が原因です。牛乳が胃液と混ざると赤ちゃんのお腹に固形物質が作られます。

母乳は固形になったりしないので消化が早くて消化不良を起こすこともないのですが、粉ミルクだとその固形のせいで消化に時間がかかるというわけなのです。

さて、カロリーに差はない両者ですが、次は赤ちゃんの成長への影響について、よく言われている項目を検証してみることにします。

粉ミルクで育てると、赤ちゃんの体重や身長はどうなる?

母乳育児であっても粉ミルク育児であっても、赤ちゃんの成長度合いに大きな差はないとされています。

ただし新生児の時期には粉ミルクを多く与えすぎると「二重あごになる」等、肥満気味になるという意見もあります。

はじめての育児で加減が分からない場合は、助産師さんや、出産した産科医さんに相談してみてくださいね。

粉ミルクで育てた子どもは病気をしやすいの?

これもよく聞くことですが、ママの母乳からの免疫を受け取れなかったために「粉ミルク育児の赤ちゃんは病気になりやすい」といわれています。

けれど果たして本当にそうなのでしょうか?

たしかに赤ちゃんは、生後6ケ月頃くらいまではママから受け取った免疫に守られています。

けれど、いくら免疫を受け取っていても病気をしやすい環境で育てていれば病気になります。

特に、赤ちゃんにお姉ちゃんやお兄ちゃんがいる場合は、免疫があってもすぐに風邪をひいてしまうものです。

母乳にはママの食べたものがダイレクトに出てしまうため栄養素もママの食事に左右されますが、粉ミルクは安定した栄養を赤ちゃんに与えることができますので、むしろしっかりと栄養を摂取させることができることが分かりますね。

粉ミルクで育てた先輩ママの話

ママ以外の人からの抱っこの時間が増える ごめ

第一子は母乳を上手く飲むことが出来なかったのでミルクのみで育ちました。粉ミルクだけだと月齢が低い頃は夜中のミルクタイムが大変でした。

第二子は母乳だったので泣くとそのまま母乳をあげれましたが、寒い時に夜ミルクを作る作業は苦痛でした。

しかしパパも作ってくれたので助かりました。日中もパパが作ることがあったので抱っこの時間が増えました。ママ以外の人にもミルクを飲ませて貰えるので私はミルク派です。

完全ミルクで良かった かなこ

母乳があまり出なかったのと、子がミルク好きだったので、初乳以降は完全にミルクでした。最初に母乳をあげていた頃は胸が張って痛くて、休憩もままなからなかったので、ミルクに移行できて助かりました。

お金はかかってしまいますが、親や夫に預けたりする時にもミルクだと問題がないのでよかったです。子どもの発育もとても順調です。

粉ミルクで育てました! ママン

産む前は母乳で育てようと思いました。でも、慣れない育児であまり母乳が出なくなり、粉ミルクに…母乳育児の子供は太りにくく、粉ミルクの子供は太りやふいと聞きました。

確かに粉ミルクはカロリーが高いせいかむちむちしてきました。でも、わたしは粉ミルクで良かったと思います。準備は大変だけど、準備さえしておけば誰でも授乳してもらえたので。

経済的な事を考えたら母乳、それを考えなくていいならやっぱ粉ミルクかな?

粉ミルクのメリットとデメリット かえで

母乳とミルク両方を経験しました。ミルクのメリットは腹持ちが良いのと、人工的に作られているため栄養面でバランスは良く安心だと思います。

しかしミルクは作るのに計量したり湯冷まししたりと手間がかかります。ですから両方の良い部分を生かし、昼間は母乳 夜は腹持ちの良いミルクにするのが理想的。

ただ、朝まで寝てくれる子なら良いのですが、夜中にミルクを作る手間を考えると母乳が一番親としては楽だと思います。

飲んだ量が正確にわかって目安になって良かった! まるごろう

子供に飲ませなければいけない薬が母乳と混ざると固まってしまう成分だったので粉ミルクで育てました。

毎回飲んだ量をノートに書きとめておくことにより、一日に飲むミルクの量が正確に把握でき、目安にできて良かったです。

毎回哺乳瓶を洗い、夜中でもミルクを作らないといけない状況でしたが、可愛い我が子のためなら、全く苦痛だとは思いませんでした。

 

まとめ

いかがでしたか?ここまで読んできて母乳と粉ミルクの違いがハッキリ理解できたことと思います。

個人的な意見を言わせてもらうと、赤ちゃんの体のことを考えると母乳が良いと思います。母乳だと授乳回数が多くなりますが、それは赤ちゃんが母乳の栄養を欲している証拠。

どうしても難しい場合は粉ミルクも併用するなどしてうまく乗り切っていきましょう。

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