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下痢も陣痛が始まるサイン?!下痢と陣痛関係性教えます!

   

妊娠10か月(妊娠36週~)に入ると「臨月」と呼ばれます。いよいよ出産が近づいています。

その時期に入って「下痢をするようになった」というママは多くいます。

そして、「その後陣痛が来た」という場合も。下痢って陣痛の前触れなのでしょうか?

また、下痢まではいかないけれど、急に便秘が治ったとか、快便になったなどの声も。

臨月の下痢の原因は?陣痛のサインというのは本当か?など下痢と陣痛の関係についてまとめました。

また、注意すべき下痢についても、見分け方や対策についてまとめています。

下痢も陣痛が始まるサインって本当?

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下痢の直後に陣痛が始まった、という経験をしたママは多くいます。

例えば以下のような声です。

「夜中から下痢になり1時間おきくらいにトイレに行っていました。

朝方下痢が治ったので安心していたら昼頃からまた下痢になり2時に、これはもしや陣痛?とやっと気づき、3時に病院へ着き、4時には出産してました・・・」

「お腹の痛みが、陣痛なのか下痢のせいなのかわからなかった。

母親に「陣痛はそんな我慢できるような痛みじゃない」と言われ、下痢のせいかと思い、夜明けまで家にいたが、やっぱ陣痛のような気がして病院へ行ったら即入院、2時間後に生まれた。」

引用元:cookpadベビー「陣痛の痛みについての体験談」より

上記の体験談のように、下痢をしてその後しばらくして出産、というパターンもあれば、ここまですぐに出産とはならない場合もあります。

また、下痢まではいかず便の出が良くなった、という場合もあります。

「下痢は、週に3日くらいはあったと思います。

いつからかというのは、出産する1か月くらい前からはあったと思います。」

「私はたまに下痢する程度で気になりませんでした。

柔らかい便、程度です。

はっきりは覚えていませんが、臨月あたりは便の出が良かった気がします。」

引用元:子育て充実サイト「妊娠後期の下痢が辛い!軟便や下痢がちになるのはいつからいつまで?」より

いずれにせよ、出産が近づくと腸の状態が変化するというのは、珍しいことではありません。

それはなぜでしょうか。

出産のためのホルモンバランスの変化が下痢を招く

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出産が近づくと、女性ホルモンの分泌量は変化します。特に下痢と関連があると考えられるのはプロゲステロンで、これも大きく減少します。

プロゲステロンは、以下のような働きがあります。

プロゲステロンの主な働き

  • 排卵のころから分泌量が増え、子宮内膜を厚く柔らかくし着床しやすくする
  • 妊娠すると体温を高温に維持する
  • 乳腺を発達させる
  • 妊娠中は子宮収縮を抑える

妊娠中は、妊娠前よりも多く分泌し、妊娠を維持させていく大切な役割をもっています。

プロゲステロンは、妊娠に欠かせないホルモンですが、それが負の作用として現れる場合もあります。

その一つが、腸の蠕動運動の抑制です。これは、体内に水分や栄養をため込み、赤ちゃんの成長を助けようとする作用だといわれます。

そのことが、むくみや便秘につながってしまいます。妊娠中にむくみが起きたり便秘になったりしやすいのは、そのためです。

プロゲステロンが最も多く分泌されるのは、妊娠8~9か月のころです。その後徐々に減少していくことで子宮収縮しやすい状態になります。

そうなると、これまで抑えられていた腸の活動も活発になってきますそのため、便秘が治ったり、下痢が始まったりということにつながるのです

逆に、臨月になって便秘になった、という人もいます。これは、大きくなったお腹が腸を圧迫するためだとみられます。

このように、臨月になると必ずしも下痢になるわけではありません。しかし、下痢をしやすくなるのは確かです。

下痢になったらすぐに陣痛が始まるというわけではありませんが、お産が近づいているという目安と考えることはできるでしょう

下痢の腹痛と陣痛が似てるって本当?

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下痢でお腹が痛いのだと思ったら陣痛だった、というのは、実際にあることです。

下痢があった後そのまま陣痛になり出産した、という上記の始めにある二つの体験談からも、それはうかがえます。

上記の体験談は、実際に下痢をしているという内容ですが、以下のようなこともあります。

妻と2人ですき焼きを食べて満腹になりくつろいでいると、妻が腹痛を訴えました。

妻曰く、下痢の時のお腹の痛みだと。そして妻は何度もトイレに行きました。でも出ない。

出してスッキリしたいのに出ない。そんなことを何度も繰り返しているうちに、まさかこれが陣痛なのでは?という考えが頭をよぎりました。~中略~

実際に妻の症状を診察してもらったところ、もう本格的に陣痛が始まっているということが判明。

結局、下痢の腹痛だと思っていた痛みは陣痛だったわけです。

引用元:出産費用と出産の豆知識~子育ての理想と現実~「ついに陣痛・・・でもこれってホントに陣痛?」より

下痢だと思ってトイレに行ったが出ない。排便したら治るという感覚だったが収まらない。

陣痛をこのように感じてしばらく様子を見ていたが、痛みが強くなったり規則的になったりし、そこで初めて陣痛と気づく。

こうした体験談はよくあります。下痢の痛みと陣痛はとてもよく似ているといえるでしょう

下痢による腹痛と陣痛との違いは?

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確かに下痢の腹痛と陣痛の痛みは似ているといえますが、痛みは感覚的なものであり、感じ方は個人差があります。

陣痛は、赤ちゃんを出そうと子宮が収縮するために起こります。子宮の収縮のために起こる痛みという意味では、生理痛と同じです。

そのため「生理痛の何倍もの強い痛み」と表現されることが多くあります

下痢による腹痛も陣痛も、ともに痛む場所は下腹部。そのため、感じ方が似るのです

陣痛による痛みとはどんなものか、その特徴を以下にまとめました。下痢による痛みと見分ける目安となるでしょう。

陣痛の特徴

  • 痛む間隔が規則的
  • 間隔が不規則でも痛んだり治まったりを繰り返す
  • 痛む間隔が短くなる
  • 痛みが次第にお腹全体に広がる

通常、陣痛と判断して病院へ連絡入れる目安は、痛みの来る間隔が10分~15分になったときです

このように規則的に痛みが来る場合は、陣痛と考えられます

また、間隔は不規則だが繰り返し痛むとき、間隔がだんだん短くなっているときも、次第に一定の間隔で痛むようになり陣痛が始まります

下痢は、腸からの痛みなので下腹部が主に痛みますが陣痛は徐々にお腹全体が痛むようになってくるという特徴もあります。

腰痛を感じたという人も多く、お腹周り全体が痛むこともあります

腹痛の原因が、下痢なのか陣痛なのか迷った場合、まずは痛みが来る間隔に注目しましょう。

そして、痛みが広がっていないかにも注意を払いましょう。

何日も続く下痢・・・これって大丈夫?ほかに考えられる病気ってある?病院受診の目安は?

出産が近づいていることから起こる下痢であっても、5日続いている、週に3日下痢がある、など下痢を繰り返すということはあります。

しかし、下痢の症状が現れる何らかの疾患にかかっている、という可能性もあります。

臨月に入って下痢の症状が現れたから出産が近いんだ、とすぐに判断しては危険を見逃すことになりかねません

まずは、病気を疑って便の状態、そして便以外の症状がないかをよく観察しましょう

危険と判断すべき下痢の症状

  • 赤、黒、白といった普段と違う色をしている
  • 下痢とともに熱、吐き気、嘔吐がある
  • 酸っぱい臭いがする

まずは、便の色を見てみましょう。赤や黒は血液の色です。消化器系のどこかで出血している可能性があります

出血量によって、全体的に変わっていたり、混じっているという程度であったりします。

赤い便は、腸からの出血の場合が多く、大腸炎などの可能性があります。また、子宮からの出血が便に混じって見えることもあります

大腸がんの場合も赤い便の色になり、下痢と便秘を繰り返すといった症状になることがあります。

黒い便の場合は、消化器上部からの出血の可能性が高く、胃潰瘍十二指腸潰瘍が疑われます。

これらは下痢が代表的な症状ではありませんが、注意をしておいた方がよいでしょう。

白い色の場合は、ウイルス感染が疑われますノロウイルスやロタウイルスなどの感染で起こることがあります

これらは、感染性胃腸炎やウイルス性胃腸炎といわれます。

ウイルス感染による場合は、その多くで発熱や吐き気、嘔吐が起こります。また、便が酸っぱい臭いになる場合もあります

ウイルス感染による下痢の場合、下痢の症状は長くても1週間で治まります。また、発熱や嘔吐などほかの症状も現れることが多いため判断しやすいでしょう。

病院を受診して確定診断をしてもらうことは必要ですが、特効薬があるわけではありません。

基本は、下痢や嘔吐による脱水を避けるために水分補給をしっかりすることです。

注意が必要なのは、便の色の異常のみの時です。重大な病気が隠れている可能性があります。特に赤や黒の場合です。

たとえ下痢が続いていなくても、見つけたらすぐに受診するようにしましょう

下痢にならないため、症状を和らげるための対策

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お産が近づくと下痢をしやすくなる。だからといって放っておいてよいわけではありません。

下痢はなかなか辛いもの。できれば避けたいものです。

そこで、次のような対策をとりましょう。

下痢になりにくくする、症状を和らげる方法

  • お腹を温める
  • 消化の良いものを食べる
  • 水分補給
  • ストレスをためない

お腹を冷やすと下痢をする、という経験は誰もがしていることでしょう。冷えによる血行不良で、内臓の働きが乱されるためです。

そのため、意識して温めるようにしましょう暖かい飲み物を飲むことで、下痢による脱水予防にもなります。

消化の良い食べ物を摂ることは基本です。うどんや柔らかく煮た野菜スープなどは、体を温めることにもなり、良いでしょう。

下痢を起こしているときは、水分補給を忘れずにしましょう。下痢で最も怖いのは脱水です。

ストレスから下痢をすることも多くあります。ストレスによる自律神経の乱れが、内臓の動きに影響を与えるためです。

まもなく始まるであろう出産への不安、その後の生活の心配など、ストレスを抱え気味な時期です。

そのことを自覚し、最後の妊娠生活を楽しむ気持ちで、ゆったりした大きな心持ちで、努めてリラックスできるようにしましょう

まとめ

臨月に入ると下痢を起こしやすくなります。そして、下痢による腹痛は陣痛とよく似ています。

しかし、何らかの病気による可能性も否定できません。まずは便の色に注意するようにしましょう。

また、下痢を和らげるための工夫もし、快適に過ごせるようにしましょう。

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